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DATE : 2024/11/24 (Sun)
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DATE : 2007/07/17 (Tue)

前回のエントリーに続き、第二回公判検察側証人のメールの件になりますが、

以前から言われていた時間と駅が一致しない件もやっぱり変だと思います。

検察側証人は、横浜駅に差し掛かったあたりで『今電車内で痴漢騒ぎが起こった』とのメールを送ったと行っていますが22時39分送信のメールです。
『はっきりと横浜あたりだとは覚えていませんが、大体そのあたりだった気がします。』と答える証人に
検察官が『その程度の記憶ですか。』とわざわざフォローしてあげている。

22時39分は横浜駅に差しかかっているあたりでは決してないですし・・・。
22時08分品川発の電車は横浜駅には30分着ですから。

差し掛かるところか通り過ぎて9分も経ったところかは
毎日乗っている通勤電車でわからないわけがないのではないかな。

横浜の次の駅は上大岡ですが、40分に着きます。
メールを送ってすぐ上大岡についているのに、横浜駅に差し掛かるあたりなどというのは・・・。

毎日通勤で使う電車、しかも自分が降りる駅の一つ手前。
勘違いとか記憶が薄いとかないだろうなぁ・・・と思います。

弁護士さんが指摘したような、

痴漢騒ぎが『起こった』

と書かれている目撃者では無いようなメール。
目撃者がこんな書き方をするだろうか。

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DATE : 2007/07/15 (Sun)
mojoさんのエントリーを読んで、第二回検察側証人が話した被害者と検察側証人の距離77センチや、女性が中央付近に立っていたという事は、絶対に辻褄が合わない事だということがよくわかりました。

ところで、第二回検察側証人が車内に居たという証明は、あの携帯メールだけで充分なんでしょうか?
携帯メールの記録の保存はdocomoでは93日間だとの事です。
警察などの捜査機関の依頼であればそれに限らず履歴の照会には極力応じるように努力するということですが、検察側は携帯メールの写真撮影はしていますが、本当に、間違いなくその時間に送られたものだという客観的な証明はあるのでしょうか。
ちゃんと携帯会社のメール送信時間の履歴も提出しているのだろうか。

履歴があるとしても、
車内から事件を見て、その時携帯メールを友人に送りました。
それだけでその人は車内に居た証拠になるのだろうか。
その時間に痴漢騒ぎのメールを送ったことは確かでも、車内に居た証明にはならないのではないのかな。

mojoさんのところに書かれているように、車内で証人と被害者が77センチ離れてなおかつ二人は車内の中央付近に居たなどというのは無理な話だ。
検察側証人には証言に多くの矛盾がある。
それを考えると、この目撃証人が車内に居たこともメールでしか説明できておらず、
その証言の信憑性が問われるのは当然なのではないだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日もライブドアPJニュースに植草氏の記事が出ていました。

是非ご覧ください。

「植草一秀教授は無実だ」、検察が矛盾とわたしは見る


一部引用・・・・・・

植草氏といえば、米国の要求に従った小泉構造改革を一貫して批判してきた。2004年の手鏡事件は長銀をリップルウッドホールディングス社が落札した不当性を指摘した直後。今回の事件は、りそな銀行救済時に大規模なインサイダー取引が行われたと指摘した直後であり、前回事件の警察捜査の不当性を告発する本を出版予定だったと言われている。

賢明な国民は、こうした背景からこの事件を疑っているはずである。記事を書くマスコミがこれらのことを念頭に取材しない方がどうかしている。

植草氏の事件については、すでに本が出され、インターネットブログで公判内容が詳しく紹介されている。これらの情報に接すれば、マスコミ報道で培われた印象が偏見だと分かるだろう。いかなる判決が出ようと、植草氏が犯行にかかわっていないことを確信した。

※こちらにも書かれている検察官による質問の件については
 下記エントリーを参照願います。
 夜勤明けに関する指摘

DATE : 2007/07/13 (Fri)
傍聴した方から連絡があり、一部ネット上で言われている公判内容が違うようだとのご指摘がありましたのでこちらに書かせていただきます。

『夜勤明け』に関して。

弁護側目撃証人の方は9月13日は夜勤明けだとは言ってらっしゃらないと思います。との事です。

一部ネット上に、『夜勤明けの夜に川崎に出かけたのが変だ』との指摘があったようですが、
傍聴した方によれば、
『夜勤明けの夜とはおっしゃってなかったような気がします。
この日は非番だったと言われていたのではないかと思います。』という事でした。

※非番という事をおっしゃったようですね。

『夜勤明け』という言葉はなかったようですが、
夜勤明けに出かけるのが変かどうかなどは人それぞれ違いますので、そういうことは変だ変だとどれだけ言っても全く無意味だと思います。
しかし間違った情報を基に議論することはもっと意味のないことですのでお伝えしておきます。


もう一点。こちらは訂正です。

2007/07/06 (Fri)エントリーに書いた
品川、蒲田を3分割して、どこで事件があったのかと思うかとの質問と回答に関して。

質問と回答の内容に関して誤りはありません。

この3分割の話を『検察官が』質問したという表現は誤りのようです。
このような内容を検察官がしつこくしつこく聞き、膠着状態に陥ったので、『裁判長が』質問を引き取って、3分割の話をして証人が答えた。
というような経緯だったと思うとの事でした。

訂正いたします。

DATE : 2007/07/12 (Thu)
mojoさんが作ってくださった京急車両の寸法図を参考にして読んでいただきたいのですが、
被害者と言われる女性は車両の真ん中あたりに立っていたと公判で出ています。
第二回公判で証言した検察側目撃証人がそのように証言しています。

検察側目撃証人自身は進行方向に垂直のつり革3つの内の、乗り込んだドアに一番近いつり革を持っていたと証言しており、被害者と言われる女性はほぼ自分の前に立っており、その距離は77センチ(公判中に計測)だったとも証言しています。

それは物理的にありえないのです。

3つのつり革の内の乗り込んだドアに一番近いつり革は車両中央から30センチのところにあるそうです。
検察側目撃証人が車両中央から30センチの位置に立っていて、女性も車両の真ん中あたりに居て
その距離77センチ。それは京急車両の寸法からしてありえないのです。

目撃者の立ち位置を固定すると、女性はもっともっと車両の端っこでなければおかしい。
女性が中央付近に居たことを前提にすると、検察側目撃証人の立ち位置はもっとドア側になり、見える角度も変わってくるかもしれません。
いずれにしても犯行を目撃したという証言の信憑性が問われることになるのです。

第九回の弁護側目撃証人によって、犯行時間とされている間に、植草氏が『痴漢をしていないのを見ていた』という事が証言されました。
これと検察側目撃者の証言の食い違いは、目撃者が別の人と植草氏を見間違えたと解釈することができます。
(検察側目撃者は植草氏であることを知らなかったようですし、犯人がめがねをかけていた記憶もない事に対し、弁護側目撃者は12chに出ていた人・植草一秀氏であるとの認識もあり、どちらが人違いをせず見れていたかという点については弁護側目撃証人の信用性が高いと判断できると思います。)

しかし、この距離や立ち位置の辻褄が合わない事の理由はなんでしょうか。
理由は第三者にはわからず、推測でしかないので特に書きませんが、自己矛盾のある証言を信用できるとするには無理があるように思います。

裁判は、『訴える側』が、合理的疑いを超える証明を出来なければいけないとの事。
弁護側証人により犯行時間とされている間の植草氏の様子が証言され、検察側証人だけでも大いに疑問が残っていると思います。

mojoさん、図の作成、いつもありがとうございます。

DATE : 2007/07/10 (Tue)
検察側の主張は今まで当ブログのコメント欄やmojoさんブログのコメント欄で再三指摘されているようにたびたび変遷している。(参考:mojoコメント備忘録各エントリーコメント欄)

今日コメント欄で教えていただいた阿曽山さんの傍聴記事。
私個人はこの記事は中立の立場で書いている傍聴記では決してないという印象を感じたのです。
阿曽山さんの今回の記事は証言の受け取り方や解釈においても、痴漢事件というものの捕らえ方も、的外れのように感じた。阿曽山さんのこの記事は傍聴マニアが書く中立記事とはかけ離れた印象があり、とても残念に思います。

起訴状によると、事件は10:08~10:10の間に起きたとされている。
これは阿曽山さんも書かれている。

この時間帯はおそらく事件当日の被害者の供述や逮捕者の供述から時間を確定したものだろう。
間違いの無い様、確認に確認を重ね、起訴状の中に組み込まれた犯行時間帯であると思う。

繰り返し書きますが、第九回公判に出廷した目撃証人は、この起訴状の犯行時間まさにその時、
植草氏が誰とも密着もしておらず、酔っ払ってつり革に掴まって立っているのを目撃しているのです。
(※参考:目撃者による重要証言
第二回公判の証人が犯行を見たとされる時と同じ時、植草氏は全く違う状態で立っていたとする証言は非常に重いと思う。第二回公判証人の目撃は人違いであった可能性が示されたのです。

阿曽山さんの書かれている
『被害者が時計見ながら触られてたなら話は別だけど、検察官が時間を特定できるのが謎』

第九回の目撃証人の起訴状を否定する証言を受け、この論法で、犯行時刻を変更するまたは時間の余裕を持たせるなどの起訴状の変更がなされた場合、検察はこの裁判に注目している多くの国民の批判を免れないであろうと思う。

左手をスカートの中に入れたとした事が、第二回公判の目撃証人に合わせ左手はスカートの上にあったと変更されるなど、事件は最初の段階から随分変わっているように思う。

全て検察が最初に話したストーリーを検察が自ら変えている。
変遷のある主張は真実性が低いとみなされることは言うに及ばないのではないだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
mojoコメント備忘録のmojoさんが目撃証人の矛盾Part5を出してくださいました。

目撃証人の矛盾 
 Part1(概要)
 Part2(京急車両の寸法)
 Part3(登場人物の配置) 

と、証言の矛盾を図解してくださっています。

続きになっていますので、Part1~3も是非訪問してみてください。

ひらりんさんの意見はこちら→一秀くんの同級生のブログ日刊スポーツ「阿曽山大噴火氏」のコラムを検証する

追記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

阿曽山さんの記事の中にある制服を着た女性はいなかったという発言は本当ですかとのメールをいただいたのですがそのお返事です。
疑問を持たれた方もいらっしゃると思いますのでお読みください。

証人は制服を着た女子高校生のような人を見なかったと証言しました。
しかし、証人の言っていた制服とはセーラー服やブレザーなどの制服を意味していて、
証人が見た女性は上がセーターで下がスカートだったと証言しました。

弁護人が補充質問をした際に、最近の制服にはセーラー服やブレザー以外の普通の服装もあることを証人に説明しました。
そのうえで、被害者女性の写真を証人に見せて確認していたそうです。

(多分正面からの写真を見せていたのだと思いますが)
証人は『自分が見たのは後ろ姿なので、リボンなどは分からない。』
『自分が見た女性は上がセーターで下がスカートだった』と証言しました。

弁護人が示した被害者の服装が証人が証言した若い女性の服装と矛盾しないことを確認していました。
事件当時、女性は上にセーター、下に紺色スカートの服装だったとのことで、
証人の証言は証人が目撃した若い女性が被害者の女性であることをちゃんと示していると思われます。

阿曽山さんの記事の疲れていたのか制服姿の人はいなかったと答えた
という表現は、公判をちゃんと聞いていればどういう意味なのか、わかることだったと思いますが。
その証言の前後には今書いたような証言があります。
なぜこのように書かれたのでしょうか。私が阿曽山さんの記事を残念と思う理由のひとつです。


DATE : 2007/07/10 (Tue)

mojoコメント備忘録のmojoさんが目撃証人の矛盾Part5を出してくださいました。

目撃証人の矛盾 
 Part1(概要)
 Part2(京急車両の寸法)
 Part3(登場人物の配置) 

と、証言の矛盾を図解してくださっています。

続きになっていますので、Part1~3も是非訪問してみてください。
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スリーネーションズリサーチ(株)

植草一秀氏のコラムが更新されていました。

この特報が再開されるのに10ヶ月。
植草氏の会社が元の軌道に戻るまでには一体どのくらいの時間がかかるでしょう。 

事件に巻き込まれてしまうことはどれだけ注意していようと避けられないときは避けられないものかもしれません。
しかし、それによって会社運営や会社勤務にここまでの影響を与えてしまうことは、
無実のものが虚偽の自白をしてしまう大きな原因になります。長期勾留も同様だと思う。
被害者の人権を考えると同時に、容疑をかけられてしまった人の人権も充分に考えなければならないと思う。
このように生活が奪われることはあってはならないのだ。
このような事件に巻き込まれてもなお、再度立ち上がる気力をふりしぼって発言を続ける植草氏を尊敬します。

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7月4日公判:目撃証言はこちら
■平成19年7月4日■
新たな目撃証人が植草氏の無実を立証する極めて重大な証言を行いました。
是非お読みください。
 
 7月4日公判での目撃者証言
 ↑こちら  
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■植草一秀氏の事件は冤罪です
◆リンク◆

植草一秀氏:スリーネーションズリサーチ(株)

■植草一秀氏のコラムは  こちらから。

直言:uekusaレポートPlus

直言:特別鼎談:植草一秀氏・平野貞夫氏・宮崎学氏

講談社:直言


☆植草一秀氏の事件は冤罪です:HP

JR品川駅高輪口写真

2004年示談とは完全に否認している事を理解してもらった上での示談なのです。

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植草事件の真実
は数名が個々の考えを書いたものを一冊にまとめたものです。
私は全体を通してのチェックはしておりません。 他の方がどのような内容を書かれているかも一切関知しておりません。
私は2004年に起きた事件の事を書いており、今回の事件に関しては言及していません。
※なお、この本の出版・内容・主張は植草一秀氏も関知しておらず、一切関係ないことをお断りしておきます。

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尚、ブログ内での私の発言は植草氏とは関係なく全ての責任は私にあります。
今後は植草氏、植草氏を支援する方々と連携し、様々な情報が寄せられるサイトにしてゆきたいと 思っております。
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