DATE : 2007/04/22 (Sun)
植草氏が19日名誉毀損で捏造記事を書いた週刊誌4誌(4社)を提訴した件。
弁護士さんの会見を見ましたが、会見していた弁護士さんは報道被害に詳しい弁護士さんのようですね。
報道被害ネットワークというのが弁護士さんの間で結成されているようで、報道被害の本も何冊も出版されていらっしゃるようです。
報道の自由という言葉がありますが、その名の下に人権や名誉を傷つけることは許されないことだと思います。
植草氏の記事の場合はもちろん真実ではないし、全くの捏造記事のようです。
真相の追求とも違う。
充分に調べてそれでも間違ってしまった記事でもない。悪質な意図的に植草氏を貶めようという記事なのです。
義務を果たしてこそ、ルールを守ってこその権利なんじゃないかなと思う。
報道の自由という権利は、書かれる側の人権に配慮するという義務や、真実のみを書くという当たり前のルールを守る人のみに与えられる権利じゃないのかな。
報道ってすごい影響力です。それで嘘をばら撒かれてはたまらないと思いますよ。
DATE : 2007/04/20 (Fri)
昨日、植草一秀氏が名誉毀損の提訴をして、弁護士さんが会見していました。
やっぱり毎回思うことだけれど、報道機関は酷い。
散々嘘八百の記事を元にあたかもそれが事実であるかのように報道していたのにも関わらず、それに関する植草氏の反論・反撃はなるべく伝えないという姿勢をとるつもりだろうか。
提訴された嘘を書きなぐった週刊誌の罪は重いと思う。
しかしそれだけではなく、三流週刊誌のでっちあげ記事を元に『見出しチェック』などのコーナーでその虚偽の内容を広める役割を果たしたTVの責任も大きいはずだ。
例え三流週刊誌の内容紹介であっても、自社で放送した内容に対して虚偽だと訴えが出たならばその事実も視聴者に伝える義務があるのではないだろうか。
植草氏が全くの事実無根と提訴した記事の内容に関して、さも事情通のようにありもしない嘘を自分は知っているなどと話した宮崎哲哉。自分の発言の責任を感じたことはあるのだろうか。
提訴された各社の対応は、訴状がまだ届いていないのでコメントしかねるという2社と、充分な取材に基づいており・・などといつもでっちあげ記事の際の弁解と同じことを言っている2社に分かれているようだ。
朝のワイドショーでこの提訴の話を取り上げた番組は川崎などの事件の速報などの影響もあり少なかったが、若干コメントが慎重だったように思う。
報道被害を受けた植草氏が提訴という反撃に出たから慎重に発言をするのでしょうか。
今からでも慎重に発言してくれるにこしたことはないけれど、それは違うでしょう?
傷つけられた名誉を取り戻すのは並大抵の事ではない。
訴訟に勝ったからといって取り戻せるものではないのです。
報道に携わる人にはわかってもらいたいと思う。
DATE : 2007/04/19 (Thu)
報道によると、4社とは毎日新聞社:サンデー毎日、講談社:フライデー、小学館:女性セブン、徳間書店:アサヒ芸能との事。
弁護士さんも記者会見をされたようですね。(ネットでの記事)
詳しい内容はまだどこも伝えていないのでわかりません。わかり次第こちらにも書かせていただきます。
週刊誌の事は、事実無根の記事を書き、そのままで済まされるとは思わない。
週刊誌などの嘘の書き放題には名誉を傷つけられ提訴している著名人も多いが、もっと、厳しい処罰が必要なのではないだろうか。
植草氏に過去示談が7回あるなどというのは全くの嘘で、その記事によってとてつもない被害を受けている。
植草氏の場合は誤報でも行き過ぎの報道でもなく、わざわざ作られた悪意ある嘘の記事なのです。
TVでは不二家の捏造報道でTBSは謝罪したと言っている。でも、不二家側は、どの事実に間違いがあったのか訂正が明確ではなく、不二家の名誉が回復されたとは言い難いと言っている。
不二家の場合は不二家が全く悪い部分がなかったとは言えないが、やってないことまで尾ひれをつけて言っていいわけは無いのだ。
名誉を傷つけた謝罪は中途半端なものでは絶対に名誉回復はできないと思う。
いつも、誤報や事実でない報道がわかっても、伝えた側の訂正や謝罪が申し訳程度で、とても名誉回復には程遠い。
ましてや最初から嘘と知って書いている記事などは謝罪すらせず、いつまでも被害を与え続ける。
今回提訴したというニュースが入ってきてとても良かったと思っています。
少しでもあの報道が嘘だったことがわかってくれる人がいると嬉しいなと思う。
DATE : 2007/04/17 (Tue)
第二回公判で出廷した目撃証人は、逮捕者の容姿などには言及していない。
『私服の』と言っていただけです。
28日の裁判で証人として出廷した逮捕者ですが、173センチー60キロ
当時は黒のTシャツの上にシャツを羽織っており、グレーの色あせたジーンズを
はいていたとの事を逮捕者本人が証言している。
(霞っ子さんの傍聴記では紺のYシャツを羽織ってたとなっている。Yシャツだから違うかもですが、繊維はこの人の服の可能性は無いのだろうか・・・!?)
どんな服装だったか、体格は?というのも当時の目撃証人への質問で(当時は旧弁護団)は特に触れなかった。
目撃証人が見たという逮捕者と今回裁判に出廷した逮捕者が本当に同じかどうかは、
すでに第三者が確認できなくなってしまったと思う。
公判の中で少し話が出ていたのですが、
逮捕者への質問で、
あなたは同僚に私人逮捕の話をしたか・それを同僚がインターネットの日記に書き込んだのを知っていますか?
という事だったのですが
これはどういう事かと言うと、当時も小野寺さんがメルマガで紹介されて話題になっていた
ミクシィの書き込みでしょう。
内容は以下のもの。
(今はもう見れなくなっていますが、以前に私に送ってくださった方ありがとうございます。)
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植草教授痴漢で捕まりましたね。
何を隠そう私 逮捕した勇ましい一般人の方知ってます。
だって今同じ職場にいる人なんだもの!
「あれ、僕が捕まえたんですよ」「えー!」
色々細かく聞いちゃいました。その時は「植草」って名前を見ても
気づかなかったんですって。
それにしてもかっこいい!!警察に代わって現行犯の逮捕者ですよ。
(常人逮捕って言うんだってー)
やっぱりね、イザ電車内で痴漢騒ぎ
(触られたコが「やめてください」って)起こっても、
咄嗟のことではなかなか周囲の人は動かない。
とりあえず教授捕まえて次の駅で駅員に突き出そうとして、
ネクタイぐいっと掴んで引っ張って行ったらしいですが、
「駅員さん呼んで下さい」と言ってもなかなか周りは協力しなかったって。
ちなみに「乗客の男性2人が植草容疑者を取り押さえ」と記事には
ありますが、実際はメインで活躍したのはうちの職場の男性みたいです。
でね、警察から金一封もらったんですって。
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こまかく聞いたそうで、今回明らかになってきた事を実際よく知っている感じを受けます。
①その時は「植草」って名前を見ても気づかなかった
②咄嗟のことではなかなか周囲の人は動かない。ネクタイぐいっと掴んで引っ張って行った。
③「駅員さん呼んで下さい」と言ってもなかなか周りは協力しなかった。
メインで活躍した男性・・・。この逮捕者でしょう。
①の、その時は『植草』って名前を見ても気がつかなかったというのは法廷でも、
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逮捕者:
上着の内側に『UEKUSA』と刺繍があるのを見た。
そういう名前の人かと思ったがその時は植草一秀氏だとは思わず、
翌日会社でネットのニュースを見たときに植草氏だとわかった
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と証言している。
②の、咄嗟のことではなかなか周囲の人は動かない。
というのも
・・・・・・・・・・・・・・・・
逮捕者:
近くにいた人が、声をかける様子がなかったから、人をかき分けて、
自分が女子高生の前に移動した。
・・・・・・・・・・・・・・・・
と言っている。
③「駅員さん呼んで下さい」と言ってもなかなか周りは協力しなかった
となっているが、ここの部分だけが釈然としない。
弁護士さんは確か質問しています。
駅員を呼んで欲しいと言ったのに周りがなかなか協力しなかったということは?と。
そんなことはなかった。
と逮捕者は答えています。
ここだけちょこっと話が違うんですよね。
私はこの逮捕者は行為自体は何も見てなかった人なので証言については何も疑問はないのですが、
電車が駅に着いてから通報まで3分しかなかったという事実も照らし合わせると、なんでここだけ違うんだろうと思う。
霞っ子クラブに傍聴記出てました。
DATE : 2007/04/16 (Mon)
3月28日に出廷した逮捕者は植草氏を押えた時の状況をこう話している。
女性の声がして振り向いた。
自分は行為自体は見ていない。
女性が抗議しているのは植草氏に対してだと思ったし、植草氏だけ浮いているように見えたので犯人だと思って取り押さえた。
(弁護士さんの質問で女性は抗議しているとき、振りかえっていたが、女性の視線の先は見えたのですか?との質問に見えてはいないと言っている)
こういう立場の人が植草氏が『女性と話をさせてください』といった時に拒むという事をしても良いのかどうかが私は疑問だ。
痴漢に間違われた時など、よく聞くのが、名刺など身分を証明できるものを渡し、逃げも隠れもしないという事を明らかにして一旦その場から立ち去り、後に話し合う機会を持つべきだという事だ。
とにかく間違いであれば、警察に行ってしまった時点で犯人にされてしまう可能性が極めて高い。
痴漢冤罪事件の多くの被害者の訴えを書いた本を読むと
警察は被害者と話をさせてもくれなければ、無実の訴えをまともに聞くこともないだろうと確信を持てる。
そういう事を知ってか知らずか、この逮捕者は植草氏に女性と一切話をさせなかった・・・。
実際、行為を見ていない逮捕者であれば尚更、取り押さえて話もさせないというのはいかがなものか。
自分も見ていて間違いないと言うのであれば問答無用というのもわからないでもないけれど・・・。
警察が全く公正に『調べ』をするのであれば問題はない。
しかし、植草氏の取調べ又は富山の冤罪事件の状況を聞いていると、そうではないのです。
容疑をかけられてしまった人が無実であるかどうか逮捕者が知らない場合、
間違いがないのかどうか・せめて話し合いの機会を奪うという事が無いように配慮もするべきだったと思う。
この人は男性。
もし自分が間違えられ、見てもいない第三者に押さえつけられ、話すらさせてもらえないまま警察へ連行されたらどう思うだろう。責めているのではなく、自分に置き換えた場合も正しかった思えるだろうかと思って。
DATE : 2007/04/15 (Sun)
青色獣毛繊維(ウールだと思いますという鑑定人の証言アリ)で、
さえた青色だとか・明るいとか・強いとかいう表現で表されています。(公判で鑑定人が実際そう言っている)
冴えた青色とかっていう表現自体がとっても曖昧だと思いませんか?この色!と特定するものではない。
何種類の青色の中から似ているなどと判断したのか、弁護士さんがそれを聞いた質問にも証人になった鑑定人ははっきり答えなかったようです。
冴えたと感じるには個人差があるし、明るいと感じるにも個人差があるでしょう。
要するに鑑定する人で差が出てしまうような科学捜査とは名ばかりの鑑定ではないか。
植草氏の時に行われたこの繊維鑑定というのは200倍程度に拡大した顕微鏡写真で似ているか似ていないかの鑑定をするものです。
【科学捜査】とは個人的に感じる見た目の似てる似てないで判断するものではない。
顕微鏡の拡大写真で見て似てるなと(個人的に)思ったら類似と言っちゃっていいでしょうか?
違うと思うなぁ。
サリンの事件の時、どこかの大学教授がサリンを同定するにはガスクロマトグラフィーという分析器を使って分析し、分析結果のグラフのピークが一致するかしないかでなんのガスか特定すると言っていた。
これなら科学捜査でしょう。
人の勘に頼らない科学分析だと思います。
植草氏の事件の繊維鑑定に出された鑑定結果はどう考えても科学的でない。
民間の繊維を扱う企業ならもっと精密で【科学的な】鑑定結果が出せるはずだと思う。
しかし、いつものことながら、植草一秀氏の事件を伝える一部の報道機関の悪意と意図的な印象操作が目に付きます。
DATE : 2007/04/14 (Sat)
それを見てここに来ている方も多いと思う。
初めて植草氏の事件の繊維鑑定の事を知る方も多いかと思うので、改めて。
教えていただいたサイトによると、
鑑定は特殊なテープを使い、容疑者の両手の指の表裏、手のひらと甲から付着物を採取する。
被害者からもスカートやズボン、下着などを提出してもらい、同種の繊維がないか顕微鏡などで調べる。
汗の有無や繊維の質にもよるが、一般的に軽く触れた程度では繊維は付着しにくく、
一定時間こすったりつかんだりした場合に付くことが多いという。
との事だ。
植草氏が被害者といわれる女性とくっついていたという検察側の言い分が正しいのであれば
当然植草氏のスーツには被害者と言われる女性の洋服の繊維がついているはずである。
2分間もその状態が続いたのであればついてないほうがおかしいはずだ。
それなのに、植草氏のスーツの鑑定結果を提出しないのはなぜだろう。
検察は自らの主張を証明したくないのだろうか?変ですね。
植草氏の繊維鑑定は以前にも書いたようにスカートを作っている4種類ある繊維の内の1種類に似たものが3本あったと言われているが、この一種類の繊維は青色をしたウールだと思われるとの事。
京急職員の制服の繊維も青色でウール混であることから、植草氏と2度もとっくみあいになった京急職員の繊維である可能性が高いのだ。
それに、4種類の繊維はほぼ同程度(ほぼ4分の1づつ)にスカートに含まれているそうなので、その中の1種類だけが(それもたった3本)見つかるというのは不自然極まりない話です。
今日は初めて見てくださる方が多いかなと思ったので以前にも書いたことですが、書かせてもらいました。
警察は身内の科学捜査が優秀だと言いたいのでしょうが、植草氏の事件の繊維鑑定の話を傍聴した方から聞き、これほど杜撰なものかとあきれるばかりです。
鑑定には素人の裁判官も『太さが違うように見えますが・・・』と質問していたようですしね。
ほとんど植草氏の言い分を伝えないマスコミ報道だけを聞いて信じてしまわないで下さい。
旧ブログにもたくさん書いていますので一度読んでみてくださいね。