DATE : 2007/03/24 (Sat)
山崎氏が
『東京地裁よ、植草事件の「DVD」の上映を認めよ。』のエントリーを出されています。
是非読んでみて欲しいと思います。
再現映像を見れば一目瞭然で証人の目撃証言は完全否定でき、植草氏が無実であることがわかるだろう。
必ず証拠採用してもらいたいと私も思います。
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そして、
『植草教授が「月刊日本」で小泉・安倍売国路線を激しく批判・罵倒している。』とのエントリーがあり、
そこに月刊日本4月号に植草一秀氏の記事が掲載されていると書いてありました。
月刊日本は山崎氏も月刊文芸時評を連載されているようです。
昨年9月に事件に巻き込まれてから、植草氏最初の記事ではないだろうか。
私はまだ手に入れていないけれど、
『安部首相よ!対米隷属経済と決別せよ!』とのタイトルのようです。
前回、月刊日本に植草氏のインタビューが出ていたとき、南丘喜八郎氏が
『インタビューを終えて』とのタイトルで、
『これはデッチアゲ事件だ』
『植草氏は言論弾圧の犠牲者になったと直感した』
とはっきりと書いていらっしゃったのを覚えている。
是非『月刊日本』読んでみてください。私も取り寄せたいと思います。
植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀植草一秀
DATE : 2007/03/23 (Fri)
昨日も書いた再現DVD、百聞は一見にしかずと言います。
今までの速記録や傍聴記を読んでも検察側の証人にはいくつも?マークがつく証言があると思いませんか?
言葉で聞いただけでは『そういう場合もあるのかな』と思える方もいるかも知れません。
しかし、映像で見ればそれが『ありえる事なのかあり得ない事なのか』はっきりわかると思います。
再現DVDは植草氏の記憶に基づき作成されるものだけではない。
出廷した証人の証言に忠実に再現したDVDがある。
植草氏側の主張は今まであまり詳細に公判で話されていないので、一通り通して理解するには植草氏の記憶に基づいた映像は重要な映像になると思う。被告人質問も行われるが、全部でも15分ほどで終わるというDVDで通して見た方がわかりやすいし早いのだ。
証人の証言などに基づき作成された映像に関しては、傍聴できる方にはこのブログのエントリーやコメント欄で何度も出てきていた疑問点を注目して見ていただきたいと思う。
傍聴される方ももちろんなのですが、裁判官の方たちがこの映像を見なければ意味はない。
映像を見て考える事ができるのも、この再現DVDが法廷上映を決定されてこそだ。
証拠採用されなければ裁判官の目にとまることもない。
ひらりんさんもコメント欄に下さいましたが、本来なら『被害者と目撃者の証言が矛盾していることを根拠に、「疑わしきは被告人の利益に」となるはず』しかし、現実問題そうではない。
植草一秀氏は本来は求められないはずである被告側の無実の証明をそれでも何とか証明しようと必死に作成したのでしょう。
この再現DVDをきちんと法廷において上映し、見て欲しいと思います。
この映像の証拠採用は公正な審理をするためにも、植草氏側の無実証明の為にも絶対不可欠なものだと考える。
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個別には書きませんが、傍聴に行かれる方は是非(速記録)も参考にしてこの再現映像を見てください。
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急に話は変わりますが、ネットを見ていたら、その方は誤解されているのか、『植草氏の自宅は品川でしょう?乗り換える必要のない電車に乗っているなんて』と書かれていた。
これは明らかにこの方の勘違いだと思う。
当時から報道でも泉岳寺へいくつもりだったと多少は出ていました。
乗り換えは必要で、その際に乗る電車の方向をただ間違えただけの話なのです。
植草氏のオフィスは泉岳寺が最寄の駅だと住所からもわかります。
もともと大崎から乗り、品川で降りるつもりは無く、泉岳寺へ向かうつもりだったのだと思う。
(植草氏の意見陳述書にも本来の方向とは逆方向とあります)
大学院の後期の日程も当時迫っていたし、夜遅くなってもオフィスでしなければいけない仕事がたくさんあったはず。
顧問をしていた会社での食事会が終わり、自分の仕事を終えるためにオフィスに行くつもりで乗った電車を乗り間違えたのではないでしょうか。乗りかえる必要がなかったのではない。
そして熊八さんがおっしゃるとおり、乗り間違えたことと事件との関係は全くない。
関連させて書くのはおかしいし、その辺、誤解しないでいただきたいと思う。
追記:mojoさんブログ更新されていました
DATE : 2007/03/22 (Thu)
昨日書いた続きにもなるのですが、前回の公判の時に、現場の再現DVDを植草氏側が用意するとの発表があった。
それによって被害者と言われる女性および、目撃証人の矛盾点を明らかにし証言の内容を否定するとの事だった。
この再現DVDは証拠としての提出を弁護団が求めてはいるが、裁判所が採用するか否かは前回の公判時まだ決定してはいなかった。
この再現DVDは是非とも裁判で証拠として採用していただきたいと思いませんか?
・女性の証言に基づいてその通り作成する。
・証人の証言に基づいてその通り作成する。
映像は真実を映すでしょう。
そのDVDで二人の証言が否定されればこれは植草氏が無実であることの充分な証拠になる。
何事も『無い』事を証明することは極めて困難で不可能に近いが、『ある』と主張している彼らの証言を否定できれば、それは何もしていない事の一部を証明したのと同じだ。
植草氏ご本人はもちろん、私も含め植草一秀氏の裁判を見守る多くの方々は、客観的証拠に基づいて審理される公正な裁判が行われる事を望んでいます。
他の痴漢冤罪で闘っている人達も同じだと思う。
ここのコメント欄で出ていた疑問点は全て映像で明らかになるだろう。
言葉を聞き、想像だけではピンとこない方にも一目瞭然の真実が示されるはずです。
再現DVDの証拠採用はとても重要なことだと思う。
DATE : 2007/03/22 (Thu)
どこでどう裁判官が確信するのかわからないが、立証が全く不十分であったり、検察側が無理矢理こじつけた立証をしているにも関わらず、裁判官が『疑わしきは被告人の利益に』の原則を無視し判決を出してしまう裁判の例が痴漢冤罪事件ではいくつもある。
無実を訴える人の事件が全て冤罪だなどと単純に思うことはないが、
本当に無実を訴えて不当な判決を出された人の気持ちを思うとやりきれない。
植草一秀氏が2004年に巻き込まれた事件もまさにそうだったと感じます。
(2004年の件に関しては『植草事件の真実』にも書きましたが、こちらを参照してください。)
立証責任は検察側にある。
それでも今植草氏は自身の無実を証明するためになんとかやっていない事を証明をしようとがんばっている。
その努力を決して軽く扱わない裁判をして欲しいと願います。
植草氏の場合だけでなく、どの裁判でもやっていないことの証明を強いるのは基本的におかしいと思うし、それでも何とか無実を証明しようとする努力をきちんと聞いて欲しいと思う。
無実の人間が不当に裁かれるのは絶対におかしいと思う。
その人にとっては一生をかけた裁判なのです。
例え10人の犯罪者を逃がしても1人の冤罪の者を裁くことがあってはならないとかよくいわれる言葉ですが、どうか裁判所には公正な裁判をしてほしい。
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※2日前に書いたベンジャミンフルフォード氏のサイトに書かれていた出版の件は、どの本が出版されるのかよく読み取れなかったので、またはっきりしたら私のブログでも書かせていただこうと思います。とりあえず、2日前のエントリーは非公開にしておきました。
DATE : 2007/03/20 (Tue)
またはっきりわかったらこちらでも書かせて頂きます。
次回の公判(3月28日)には植草一秀氏への質問が行われる予定のようです。
今までなかなか聞くことが出来なかった植草氏の主張が詳細に聞ける唯一の機会になるかもしれない。
私はこの事件は(2004年の事件も含めて)確実に冤罪であると思っている。
事件直後、何事が起きたのか一時はわけがわからず混乱状態だったが、やはり裁判が進むにつれ、検察側の出す事件の証拠がいかにいい加減であるかがわかってきている。
目撃証人の話は、髪型、服装、装飾品、手荷物 など、客観的に見て、目撃証人が見た人が誰だったのか全く人物が特定できない。
植草一秀氏を見たと言える根拠が全く無い。
科捜研の繊維鑑定の杜撰さにも驚いた。
植草氏が犯行を認める発言をしたという証人の警官の発言もいつの間に付け加えられたのだろうか。
もしそんな事実があったのなら警察が事件直後、報道機関にリークしないわけがないだろう。
起訴後に突然湧いて出たこの話が不自然であることは考えずともわかるのではないだろうか。
※参考までに2004年の事件の際に使われたこれに似たやり方は以下のようなものです。
『被告人が交番で犯意を自白していたのであれば極めて重要な出来事であるが,末永作成の犯罪捜査報告書には全く記載がなく,志賀の検察官に対する供述調書にも全く記載がなく,むしろ,被告人は弁解したり言いわけしたりすることなくほとんど無言だったと記載されている。』参照:最終弁論弁論要旨(補充)
次回の公判は植草氏の反論があると思われるのでとても重要な公判だと思う。
植草氏の事件はワイドショーなどでは言葉の一部分のみ切り取り、一方通行の報道がされている。
報道されない部分の裁判内容証言内容を知れば、植草一秀氏が無実である事は逆に検察の立証により確信する事ができるのではないだろうか。
DATE : 2007/03/18 (Sun)
植草一秀氏の事件では、2004年の際に『現行犯人逮捕手続書』が捏造されている。
これは作成した警官が弁護士さんからの尋問に対し公判で自ら後で事務的に作ったものだという事を認めたものであり、間違いのないことです。
2004年のこの逮捕手続書には『逮捕の理由を告げて本人が了解したので逮捕した』とかかれているようですが、これも公判で逮捕するという事・その理由を本人に告げたかという尋問に対し、警官は告げていないと答えている。
逮捕するとその時告げなくても、本人がその了解をしなくても、後から『告げて本人が了解した』という偽の文書を作成しておけば、節穴のような目を持った裁判官なら見逃してくれる可能性大なのだ。
事実2004年の事件を担当した大熊裁判長は作成した本人が公判で認めたにも関わらず『まぁ、そういうこともあるだろう』などと【捏造手続書】作成をかばっているのだ。
司法の場が警察の不正を見逃して一体誰がこのような不正を正せるのだろうか。
今行われている植草氏の裁判は絶対にそのような不正を見逃さない裁判であってほしいと期待している。
植草氏は今回の事件で、絶対に認めるような発言などはしていない。駅でも会話自体ほとんどしていないと主張しているようです。
公判で出廷したA警官の話は事件当時の詳細なリークに一切出ていないことなどからも、私は後から付け加えられた作り話である可能性が非常に高いと思っている。
こうした『現行犯人逮捕手続書』の捏造など、第三者が誰も確認できないところで作られる警察の不正を聞き慣れてしまっていないだろうか。
警官なんだから悪いことなどしないだろうと思っている人はさすがに少ないだろう。
しかし、どうせ一般人が何を言ってもこの体質は変わらないと諦めているのではないだろうか。
自分に関係がなければ不正も聞き流してしまってないだろうか。
植草氏の事件で行われているかもしれない警察側の不正にもっと多くの人に関心を持って欲しいと思います。