DATE : 2007/09/20 (Thu)
裁判では、訴追する側が一点の合理的疑問もなく被告人が有罪であると、立証しなければないのであって
被告に無実の証明を強いることはないはずなのが基本ルールだ。
公開されているこの裁判を多くの人が見守っています。
約一ヶ月後に判決が予定されているが、見守っている人たちの中で検察側は合理的疑いを超える証明をできたと言える人はいるのだろうか。
ほとんどの人が裁判の詳しい情報を知れば検察の立証に疑問を感じるだろう。
すでに詳しく裁判を追っている人たちは、植草さんの無実を理解している。
この裁判は絶対に無罪判決が出されるべきなのです。
(裁判の詳細はこのブログにずっと書いてきました。一度目を通していただけると嬉しいです)
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熊八さんのサイトやコメントは、いつもビシッと筋の通った指摘をされているのですが
今回も熊八さんのサイト『植草一秀氏の事件』の最新エントリーもそうでした。
DATE : 2007/09/19 (Wed)
ひらりんさんのサイトの件を心配されてコメント下さった方、もう直っているのでいただいたコメントは表示しないことにします。直ってて良かったです。
DATE : 2007/09/14 (Fri)
しばらくはコメントをいただきましても表示することができませんのでご了承ください。
DATE : 2007/09/10 (Mon)
記者会見に植草氏は出席されなかったようですが、
会見場で配布された植草一秀氏のコメントを入手いたしましたので公開させていただきます。
・・・・・・・・・・植草一秀氏コメント・・・・・・・・・・
【名誉棄損民事提訴についてのコメント】
今般の名誉棄損損害賠償請求訴訟は、これまでのテレビ報道のなかに事実無根の情報を流布して私の名誉を著しく毀損するものがあり、これについて提訴したものであります。
当該報道においては、虚偽の事実を報じて面白おかしく当事者を貶めており、その行為は報道の自由の名の下に保護されるものではないと判断いたします。
こうした行為が繰り返されることは報道に対する市民の信頼を失わせると同時に、深刻な人権侵害をもたらすものであると考えます。
事実無根の虚偽の事実の公表によって私はいわれなき辱めを受け、かつそれによって私に対する偏見が一般視聴者に植え付けられ、私は筆舌に尽くし難い精神的苦しみを受けております。
このような行為によってもたらされた精神的苦痛に対する慰謝を請求する為に今般、名誉棄損損害賠償請求訴訟を提訴いたしました。
なお、私は本年4月19日に同様の趣旨で過去の週刊誌等の報道に対して名誉棄損の損害賠償請求訴訟を提訴しておりますが、今回の提訴と合わせて闘って参る所存です。
2007年9月10日
原告 植草一秀
・・・・・・・・・・・・【弁護団会見内容】・・・・・・・・・・・・・・
本日、弁護団が行った会見内容もわかりましたので、こちらに公開させていただきます。
・・・ここから・・・
人目をひく週刊誌と新聞の見出しと記事を、取材の裏づけなしに、貼り付けで画面に流して、他者を傷つけるような報道の意味を問う。本件訴訟はこうした目標をもっています。
原告に対して刑事事件の手続きがとられたほかに、7回の痴漢があったとの放送内容はまったくの虚偽です。
報道される人物の肖像を繰り返し流し、その肖像の上に活字メデイアの扇情的な見出しの言葉をかぶせた画面を流したことの影響は深刻です。
水におちた犬はたたけといわんばかりの弱いものいじめの報道は、それだけで、公益性と公共性に疑念をさしはさみたくなります。
くわえて他のメデイアの取材の結果に乗じ、その報道の直後であって確認、裏づけの時間的余裕もなく、かつ実際にも裏づけ取材がされていないような、真実性、真実相当性のかけらもない、紙面直接引用型の放送はすみやかにやめていただきたい。
被告会社のみならず、すべての放送メデイアが、被害にあった当事者の体験にもとづく訴えに真摯に耳を傾けてくださるよう要請する次第です。
この訴訟提起と手続きの進行は、放送メデイアにそのような意味で猛省をうながすものであると信じます。
DATE : 2007/09/10 (Mon)
2006.9.21に朝日放送の番組『ムーブ』にて、小学館の『女性セブン』の記事を取り上げ
事実無根の内容を放送したことに対する名誉毀損の裁判です。
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私もこの放送は当時確認しましたが、大変悪質です。
何度も書いていますが、TVでの影響力は大変大きなもので、それによって傷つけられた名誉の回復は大変困難なものです。
植草氏や、植草氏の関係者の精神的苦痛に関しては計り知れないものでしょう。
番組を直接ご覧になった方もいるでしょうが、ネットでも誰かによって動画配信がされた事実があったので、番組の放送エリア外の方も多く見ているはずです。
植草氏が蒙った被害と苦痛は大変大きなものであることがわかります。
わざわざこの動画を出すことなどはしませんが、
番組には弁護士の橋下徹、宮崎哲弥、大谷昭宏が出演しており、女性セブンの記事を画面で紹介し、その記事に対しこの3名がコメントするという内容でした。
※小学館:女性セブンの記事も事実無根の内容による名誉毀損として現在係争中です。
番組は、週刊誌の記事の事実確認もせずそれをあたかも事実であるかのように放送し、無実を訴えている植草氏を嘲笑の的にした。
結果その事は事実無根であり、植草氏の名誉を傷つけ、植草氏の周りの人も傷つけた。
無責任でとても悪質だと思います。
視聴者は放送されたことだけで、それを事実と思ってしまう事は放送関係者なら理解していて当たり前のことではないでしょうか。
関係者にはきちんと反省してほしいと思います。
紹介された内容を受けて、前述した3名は植草氏に対する誹謗中傷のコメントをしていました。
宮崎哲弥氏は完全に悪意を持ったコメントをしていました。
まるで事情通であるかのように、あることない事発言する。
法的な処罰とは別に、そういうのは必ずしっぺ返しがくるような気がします。
弁護士の橋下徹氏に関しては弁護士にあるまじき発言でした。
事実関係も確認しないまま病気だなんだと弁護士がTVで発言しても良いとみなさんは思われますか?
これは私個人の思いですが、2004年の事件の際、ある番組に橋本徹弁護士が出演しており、その時、植草氏の事件が取り上げられました。
その時、他の出演コメンテーターが植草氏が犯行を犯したと決め付けて発言する中、ただ一人、弁護士らしく慎重に、
『色々言われていますがこの事件はまだ係争中ですから・・』
と他のコメンテーターの決め付けた発言を注意していた事があったのを覚えています。
どうしてその感覚を失ってしまわれたのでしょう。
今回の発言は弁護士という立場の人間なら常識的に言わないであろう発言でしたので、残念で腹立たしい思いです。
弁護士という職にあるものが先頭切って公の場で人の名誉を傷つける発言をしたこと。
提訴された事実を重く受け止めて欲しいと思います。
TVでの発言には影響力があります。
宮崎氏も大谷氏も同じ。どうしてその感覚が欠如してしまっているのでしょうか。
TVが自分たちの活躍する普通の場になっても、そこはやはり友達同士が雑談をする場とは違うのです。
植草氏は、何かの事件に対してコメントを求められても、いつも慎重で、決して事実関係を確認しないまま他人を中傷する発言などはしませんでした。
当り前のことなのですが。
TVで一人の人間をターゲットにし、中傷して、面白おかしく報道することが楽しいでしょうか?
誹謗中傷のコメントに時間を割き、なぜ、植草氏の無実の訴えは何も伝えないのでしょうか。
今日は民事訴訟の弁護団の方たちが記者会見したようですね。
詳細が分かり次第、またこちらで書かせていただきます。
DATE : 2007/09/09 (Sun)
知られざる真実の感想が、JANJANというインターネットサイトに書かれていると教えていただきました。
阿修羅にも紹介されていたようです。
ひらのゆきこさんという方がお書きになっています。
市民記者の方のようです。
植草氏は国策捜査の犠牲に? 「知られざる真実 拘留地にて」を読んで
ぜひ一度ご覧になってください。
DATE : 2007/09/07 (Fri)
振り返ったときに見た植草氏と被害者と言われる女性の距離は52センチ(裁判所の証人席の長さ)よりも若干近かったと思う。
振り返った瞬間は、植草氏は抗議の声に反応して(被害者の方を)向いていた。その後やや外すような感じで進行方向右側のドアの方向を向いた。
抗議のあった後、植草氏はその場を動いていない。向きを大幅に変えたり位置を大幅に移動できるほど空いてはいなかった。
逮捕者(自分)と被害者と植草氏は一直線上に見えた。(後述しますが、mojoさんの図解参照のこと)
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逮捕者の証言は植草氏が証言した自身の行動とほぼ一致しています。
逮捕者の証言は検察側目撃者の証言と違っています。
これが重要です。
逮捕者は植草氏を捕まえた(拘束した)人ですから、その人の証言と植草氏の証言とが一致するということは極めて重要で重大な一致であり、相互の証言の信用性が高いことを示すのです。
①逮捕者の証言する被害者と植草氏の距離は、検察側目撃者の言う距離と合わない。
検察側目撃者は【犯人は】1~2歩下がったと言っている訳ですから、逮捕者の言うように被害者と植草氏が50センチ程の距離にいたのであれば立ち位置・距離的に【犯人】と植草氏は別人であると言うことの証明。
②植草氏は動いていない
逮捕者も植草氏も証言しているように、植草氏は女性が声を上げ振り返ったあとも、その場を動いていません。
検察側目撃者は【犯人は】1~2歩下がったと言っている訳ですから、動きからしても【犯人】は植草氏とは別人であるということの証明。
③逮捕者が見た植草氏が向いた方向が植草氏の証言と合致
逮捕者は植草氏は外すような感じでちょっと右に向きを変えたと言っているのですが、これは植草氏が関わりあいたくないと思い少し右を向いて・・・という証言と一致しており、植草氏の当時の行動の証言が真実であることの証明。
④逮捕者・被害者・植草氏が一直線に並ぶ状況は植草氏が被害者の右後ろにいたことの証明
mojoさんの図解を参考にしていただきたいのですが、逮捕者は自分から見て、
自分と被害者と植草氏が一直線に並んでいたと証言しています。
これは植草氏が【犯人のいた位置】=被害者の真後ろ ではなく、被害者の右後ろにいた別人であることの証明。
被害者も検察側目撃者も【犯人】は被害者の真後ろに立っていて、1~2歩ないし2~3歩下がったと証言している。
それが犯人です。
植草氏は自分は被害者と言われる女性の右斜め後ろにいたと言い、逮捕者の見た車内の様子もそれを裏付けている。
植草氏は犯人ではなく、間違えられた【別人】なのです。
別人を無実の罪で裁いてはいけないと思います。