category: 植草一秀氏
DATE : 2007/08/21 (Tue)
DATE : 2007/08/21 (Tue)
本日、東京地裁で植草一秀氏の事件の最終弁論がありました。
(追記:最終弁論に関連してライブドアPJニュースに記事が出ていました。
「植草事件」名乗り出た目撃者の信ぴょう性を立証=弁護側が最終意見陳述)
最終弁論の概要は以下のようなものでした。
事件は被害者といわれる女性が振り返った際に、真犯人と植草氏を誤認。
検察側目撃者・逮捕者が被害者の判断に影響を受けて、植草氏が誤認逮捕されたものである。
①被害者は痴漢をした犯人の手を見ておらず、手を掴むこともしていなかった。
振り返った際にその犯人は逃げており、植草氏が犯人と誤認された。
②検察側目撃者が痴漢の犯行を見たと名乗り出ているが、犯人は別人である。
検察側目撃者は実際の犯行(犯人)を見ていたのかもしれないが、それが植草氏であったと誤認している。
検察側目撃者は被害者の後ろの男の犯行を目撃したと証言している。
被害者は後ろの男に臀部左側面と右側面を触られる痴漢被害に遭ったと供述している
よって痴漢被害にあったことは肯定できるが、その犯人は植草氏ではない。
検察側目撃者は植草氏がかけていた眼鏡を覚えておらず※、植草氏が手に持っていた傘も見ていない。
また、事件当日から10キロほど痩せた植草氏を第2回公判で見ても、当日と全く変化はないと答えており、証言は信用性に欠ける。
※弁護側は検察側目撃者がメガネを覚えていないことに関連して、心理実験を実施。
結果、植草氏がかけていたメガネは青いセルロイドのめがねであり、覚えていないことが非常に不自然であると言える結果がでています。メガネに関する心理実験が行われた事に関するエントリーはこちら。
よって、検察側目撃者の犯人識別の信用性はない。
③逮捕者K氏の証言は重要な点で植草氏の供述と一致し植草氏の証言を裏付けている。
植草氏の立っていた位置に関して、
植草氏が立っていたと供述している位置と逮捕者K氏が植草氏が立っていたと証言した位置はほとんど同じであること。また、植草氏が掴まっていたとされるつり革の位置は被害者が言っている位置と異なっているが、逮捕者K氏は植草氏の証言を裏付ける位置を証言をしている。
逮捕者は被害者が振り返り抗議した終りのあたりから見ていたが、その後植草氏は位置を変えていない事も証言しており、植草氏の供述と一致している。
検察側目撃者は、犯人は抗議の声が上がった後、『後ろに下がった』と証言している。
(↑これが真犯人の動きである。)
逮捕者は植草氏は右に向きを変えたと言っており、これは植草氏の供述・初公判での意見陳述、『絶対に関わり合いになりたくない」と思い、少し右を向いて、元の姿勢のまま目をつぶって立っておりました。 』と一致している。
このことから判断する限り、真犯人は別におり、植草氏が犯人と誤認されたものであると考えられる。
④弁護側目撃者の証言に関して※証言の詳細は7月4日公判での重要証言をお読みください
弁護側目撃者は品川を出発してからから約2~3分間の植草氏をはっきり植草一秀氏と認識した上で目撃しており、それは眠ったようにぐったりとつり革につかまり立っていたというものでした。
品川を出発して2~3分というのは被害者が痴漢をされたとい時間帯であり、起訴状にもそう書かれている犯行時間帯です。
弁護側目撃者はその間の植草氏の状況をはっきりと見ており、植草氏の無実を証明する重要な証言である。
その2~3分のあと、青物横丁あたりで目撃者は眠ってしまっている。
その後騒ぎで目が覚めたのは女性の抗議の声ではなく、おそらくもう一人の逮捕者の騒いでいる状況で目が覚めたと証言しているが、女性の抗議の声で目が覚めなくても不思議ではない。
被害者といわれる女性から抗議の声があり、目が覚めなかったのは、逮捕者の証言からも裏付けられる。
逮捕者は、被害者の抗議の声は『びっくりするような大きな声ではなかった』と証言している。
被害者は座っていた証人から見て背中を向けるような形で抗議の声を発し、その声は大きなものでなかったので眠っていた弁護側目撃者が電車の音などに紛れたその声に気がつかなくても何ら不思議はない。
⑤繊維鑑定に関して
検察側が提出した繊維鑑定は、色・形が『類似』しているものであるということだったが、
色は冴えた青だった、明るい青だったなど鑑定人の主観が大きく左右する鑑定であったこと。
これに関しては霞っ子クラブさんの傍聴記も参考にしてください。(後半部分に書いてあります。)
これに対し植草氏弁護団は大学に繊維鑑定を依頼しており、植草氏が揉み合いになった京急職員の制服の構成繊維と非常に類似しているとの鑑定結果を得ています。
しかし、この繊維鑑定の証拠申請と、鑑定をした大学教授への質問は検察不同意で却下され、証拠として提出することができないままである。
なので、この繊維鑑定を判決の根拠として用いることはできないはずである。
最終弁論の『概要』だけ、上記のような感じです。
この後、植草氏の意見陳述が行われました。
意見陳述で触れられた部分に関してはまた改めて別エントリーで書かせていただきます。
とりあえずここまで。
※検察側目撃者の矛盾については参考サイトmojoコメント備忘録・・・目撃証言の矛盾の図解をご覧ください。
ライブドアPJニュース転載・・・・・・・・・・
【PJ 2007年08月22日】- 電車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして東京都迷惑防止条例違反に問われている元大学教授の植草一秀被告(46)の公判が21日、東京地裁で開かれ、弁護側が最終の意見陳述を行った。この中で弁護人は、犯行時間帯に植草被告が誰とも接触してなかったとする7月4日の第9回公判目撃証言の信ぴょう性を裏付けた。
この事件は2006年9月13日夜、京浜急行下り列車内で女子高校生の尻を触ったとされるもの。同年12月6日から公判が始まり、7月18日の第10回公判で検察側が懲役6カ月を求刑している。
この日の公判で弁護側は、被害者が犯人を植草被告と間違えたに違いないとの主張を展開。プロジェクターを使い、事件時の現場状況を人の動きも含め動画で分かりやすく説明した。その上で、電車に乗り合わせたと名乗り出た第9回公判の目撃者証言が信用できるものであるとする7つの論拠を示した。
(1)証言に至った経緯は極めて自然である。彼は事件の目撃の後、植草氏が痴漢の犯人にされていることをニュースで聞き驚いた。かかわりたくないという気持ちや、植草氏に対するマスコミの報道ぶりを見て、名乗り出る決心がなかなかつかなかった。しかし、弁護士と話す機会があり、植草氏の弁護人にコンタクトを取るよう勧められ、植草氏の事務所にFAXを入れた。
(2)証人は事件に関する予備知識がなかった。植草氏とも話しておらず、植草氏の弁護人から、検察の主張や被告証言など裁判の経緯を知らされておらず、自分の知っていることをありのまま話した。
(3)証人の証言は詳細かつ具体的で、植草氏を近接した距離で確認している。
(4)証人は被害者の声を聞いてないとしても不自然ではない。被害者は少し大きめの声で「子どもがいる前で」などと植草氏の方、つまり証人に背を向けて話しているだけ。これは青物横丁駅から大森海岸駅の間と思われ、証人がうとうとしているころに当たる。
(5)被告人の姿はよく見えたが被害者の姿は見えなかったとの証言も、周りの人の位置関係を考えれば理解できる。
(6)時間の経過に関する証言内容が、具体的な駅名を基準とするものだから信用性が高い。
(7)位置関係に関する証言も進行方向の左側ドアの2人目の座席に座っていたというものであり、極めて正確な位置や向いていた方向の指定ができており、信用性が高い。
一部報道は、この目撃者がうとうとしていて痴漢を目撃していなかったと伝えている。しかし、この目撃者は品川駅から青物横丁駅までの約3分間植草氏の様子を見ていたと証言しており、被害者の主張する犯行時間帯「品川駅出発から2分間」を含む。検察側は第10公判で犯行時間帯を明言しており、この点で争うのをすでにやめている。
次回公判は10月16午前10時に開かれ、判決が下される予定。わが国の刑事訴訟法では、被告事件について犯罪の証明がないときは、判決で無罪の言い渡しをしなければならないと規定されている。犯行を裏付ける証拠が何一つない中で、司法がどれだけ公正な判断ができるかが試される。【了】
パブリック・ジャーナリスト 高橋 清隆【神奈川県】
(追記:最終弁論に関連してライブドアPJニュースに記事が出ていました。
「植草事件」名乗り出た目撃者の信ぴょう性を立証=弁護側が最終意見陳述)
最終弁論の概要は以下のようなものでした。
事件は被害者といわれる女性が振り返った際に、真犯人と植草氏を誤認。
検察側目撃者・逮捕者が被害者の判断に影響を受けて、植草氏が誤認逮捕されたものである。
①被害者は痴漢をした犯人の手を見ておらず、手を掴むこともしていなかった。
振り返った際にその犯人は逃げており、植草氏が犯人と誤認された。
②検察側目撃者が痴漢の犯行を見たと名乗り出ているが、犯人は別人である。
検察側目撃者は実際の犯行(犯人)を見ていたのかもしれないが、それが植草氏であったと誤認している。
検察側目撃者は被害者の後ろの男の犯行を目撃したと証言している。
被害者は後ろの男に臀部左側面と右側面を触られる痴漢被害に遭ったと供述している
よって痴漢被害にあったことは肯定できるが、その犯人は植草氏ではない。
検察側目撃者は植草氏がかけていた眼鏡を覚えておらず※、植草氏が手に持っていた傘も見ていない。
また、事件当日から10キロほど痩せた植草氏を第2回公判で見ても、当日と全く変化はないと答えており、証言は信用性に欠ける。
※弁護側は検察側目撃者がメガネを覚えていないことに関連して、心理実験を実施。
結果、植草氏がかけていたメガネは青いセルロイドのめがねであり、覚えていないことが非常に不自然であると言える結果がでています。メガネに関する心理実験が行われた事に関するエントリーはこちら。
よって、検察側目撃者の犯人識別の信用性はない。
③逮捕者K氏の証言は重要な点で植草氏の供述と一致し植草氏の証言を裏付けている。
植草氏の立っていた位置に関して、
植草氏が立っていたと供述している位置と逮捕者K氏が植草氏が立っていたと証言した位置はほとんど同じであること。また、植草氏が掴まっていたとされるつり革の位置は被害者が言っている位置と異なっているが、逮捕者K氏は植草氏の証言を裏付ける位置を証言をしている。
逮捕者は被害者が振り返り抗議した終りのあたりから見ていたが、その後植草氏は位置を変えていない事も証言しており、植草氏の供述と一致している。
検察側目撃者は、犯人は抗議の声が上がった後、『後ろに下がった』と証言している。
(↑これが真犯人の動きである。)
逮捕者は植草氏は右に向きを変えたと言っており、これは植草氏の供述・初公判での意見陳述、『絶対に関わり合いになりたくない」と思い、少し右を向いて、元の姿勢のまま目をつぶって立っておりました。
このことから判断する限り、真犯人は別におり、植草氏が犯人と誤認されたものであると考えられる。
④弁護側目撃者の証言に関して※証言の詳細は7月4日公判での重要証言をお読みください
弁護側目撃者は品川を出発してからから約2~3分間の植草氏をはっきり植草一秀氏と認識した上で目撃しており、それは眠ったようにぐったりとつり革につかまり立っていたというものでした。
品川を出発して2~3分というのは被害者が痴漢をされたとい時間帯であり、起訴状にもそう書かれている犯行時間帯です。
弁護側目撃者はその間の植草氏の状況をはっきりと見ており、植草氏の無実を証明する重要な証言である。
その2~3分のあと、青物横丁あたりで目撃者は眠ってしまっている。
その後騒ぎで目が覚めたのは女性の抗議の声ではなく、おそらくもう一人の逮捕者の騒いでいる状況で目が覚めたと証言しているが、女性の抗議の声で目が覚めなくても不思議ではない。
被害者といわれる女性から抗議の声があり、目が覚めなかったのは、逮捕者の証言からも裏付けられる。
逮捕者は、被害者の抗議の声は『びっくりするような大きな声ではなかった』と証言している。
被害者は座っていた証人から見て背中を向けるような形で抗議の声を発し、その声は大きなものでなかったので眠っていた弁護側目撃者が電車の音などに紛れたその声に気がつかなくても何ら不思議はない。
⑤繊維鑑定に関して
検察側が提出した繊維鑑定は、色・形が『類似』しているものであるということだったが、
色は冴えた青だった、明るい青だったなど鑑定人の主観が大きく左右する鑑定であったこと。
これに関しては霞っ子クラブさんの傍聴記も参考にしてください。(後半部分に書いてあります。)
これに対し植草氏弁護団は大学に繊維鑑定を依頼しており、植草氏が揉み合いになった京急職員の制服の構成繊維と非常に類似しているとの鑑定結果を得ています。
しかし、この繊維鑑定の証拠申請と、鑑定をした大学教授への質問は検察不同意で却下され、証拠として提出することができないままである。
なので、この繊維鑑定を判決の根拠として用いることはできないはずである。
最終弁論の『概要』だけ、上記のような感じです。
この後、植草氏の意見陳述が行われました。
意見陳述で触れられた部分に関してはまた改めて別エントリーで書かせていただきます。
とりあえずここまで。
※検察側目撃者の矛盾については参考サイトmojoコメント備忘録・・・目撃証言の矛盾の図解をご覧ください。
ライブドアPJニュース転載・・・・・・・・・・
【PJ 2007年08月22日】- 電車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして東京都迷惑防止条例違反に問われている元大学教授の植草一秀被告(46)の公判が21日、東京地裁で開かれ、弁護側が最終の意見陳述を行った。この中で弁護人は、犯行時間帯に植草被告が誰とも接触してなかったとする7月4日の第9回公判目撃証言の信ぴょう性を裏付けた。
この事件は2006年9月13日夜、京浜急行下り列車内で女子高校生の尻を触ったとされるもの。同年12月6日から公判が始まり、7月18日の第10回公判で検察側が懲役6カ月を求刑している。
この日の公判で弁護側は、被害者が犯人を植草被告と間違えたに違いないとの主張を展開。プロジェクターを使い、事件時の現場状況を人の動きも含め動画で分かりやすく説明した。その上で、電車に乗り合わせたと名乗り出た第9回公判の目撃者証言が信用できるものであるとする7つの論拠を示した。
(1)証言に至った経緯は極めて自然である。彼は事件の目撃の後、植草氏が痴漢の犯人にされていることをニュースで聞き驚いた。かかわりたくないという気持ちや、植草氏に対するマスコミの報道ぶりを見て、名乗り出る決心がなかなかつかなかった。しかし、弁護士と話す機会があり、植草氏の弁護人にコンタクトを取るよう勧められ、植草氏の事務所にFAXを入れた。
(2)証人は事件に関する予備知識がなかった。植草氏とも話しておらず、植草氏の弁護人から、検察の主張や被告証言など裁判の経緯を知らされておらず、自分の知っていることをありのまま話した。
(3)証人の証言は詳細かつ具体的で、植草氏を近接した距離で確認している。
(4)証人は被害者の声を聞いてないとしても不自然ではない。被害者は少し大きめの声で「子どもがいる前で」などと植草氏の方、つまり証人に背を向けて話しているだけ。これは青物横丁駅から大森海岸駅の間と思われ、証人がうとうとしているころに当たる。
(5)被告人の姿はよく見えたが被害者の姿は見えなかったとの証言も、周りの人の位置関係を考えれば理解できる。
(6)時間の経過に関する証言内容が、具体的な駅名を基準とするものだから信用性が高い。
(7)位置関係に関する証言も進行方向の左側ドアの2人目の座席に座っていたというものであり、極めて正確な位置や向いていた方向の指定ができており、信用性が高い。
一部報道は、この目撃者がうとうとしていて痴漢を目撃していなかったと伝えている。しかし、この目撃者は品川駅から青物横丁駅までの約3分間植草氏の様子を見ていたと証言しており、被害者の主張する犯行時間帯「品川駅出発から2分間」を含む。検察側は第10公判で犯行時間帯を明言しており、この点で争うのをすでにやめている。
次回公判は10月16午前10時に開かれ、判決が下される予定。わが国の刑事訴訟法では、被告事件について犯罪の証明がないときは、判決で無罪の言い渡しをしなければならないと規定されている。犯行を裏付ける証拠が何一つない中で、司法がどれだけ公正な判断ができるかが試される。【了】
パブリック・ジャーナリスト 高橋 清隆【神奈川県】
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●この記事にコメントする
★検察:「真犯人は『架空の産物』」 とは
NAME: 熊八
検察は、痴漢事件が無かった、と言ってるんですかね?
被害者は真後ろに密着され触られたと言っている。しかし植草氏は誰とも密着せず別の位置にいた。だとすれば他に真犯人がいたとしか考えられない。というのが弁護側の主張でしょう?
真犯人は架空の産物、と検察が言うということは、つまり、痴漢事件そのものが存在しなかったということですかね?
もし、無実の植草氏が正当に無罪になれば、逮捕者・警察・検察の対応の問題になります。
検察は、「被害者が、誰にも触られていないのに触られたと思い込んだ」ということにするつもりでしょうか?
被害者は真後ろに密着され触られたと言っている。しかし植草氏は誰とも密着せず別の位置にいた。だとすれば他に真犯人がいたとしか考えられない。というのが弁護側の主張でしょう?
真犯人は架空の産物、と検察が言うということは、つまり、痴漢事件そのものが存在しなかったということですかね?
もし、無実の植草氏が正当に無罪になれば、逮捕者・警察・検察の対応の問題になります。
検察は、「被害者が、誰にも触られていないのに触られたと思い込んだ」ということにするつもりでしょうか?
[No name] Re:検察:「真犯人は『架空の産物』」 とは
いや、ただ、植草さん以外にはいませんというだけだと思います。
★朝ズバは自分も見ていますが・・・
NAME: 敏久
みのもんた氏はいつもあんな感じですよ。
TBSが捏造した不二家関係の虚偽内容を同番組内で放送した時はもっと酷かったですが。
恐らく彼はコメンテーターではなくて、台本に書いてある事をそのまま喋ってるブックスピーカーなので、この場合は彼個人に噛み付いても仕方が無いと思います。
ボクシングの亀田選手の件でもそうですが、TBSにはブックスピーカーがかなり多く見られるので、やはりそういう社風なのだと思います。
会社の体質を変えないとまずいでしょう。
TBSが捏造した不二家関係の虚偽内容を同番組内で放送した時はもっと酷かったですが。
恐らく彼はコメンテーターではなくて、台本に書いてある事をそのまま喋ってるブックスピーカーなので、この場合は彼個人に噛み付いても仕方が無いと思います。
ボクシングの亀田選手の件でもそうですが、TBSにはブックスピーカーがかなり多く見られるので、やはりそういう社風なのだと思います。
会社の体質を変えないとまずいでしょう。
★「報道」ですか?
NAME: 熊八
『改めて無罪主張』って、一転して自白するとでも思ってたんですかね。
『真犯人は別にいる』と主張していることも、もうわかってますよね。
読売新聞の『電車内痴漢の植草被告』って表題は何ですかね。
産経新聞の『論告によると』。またこれです。論告は検察側の主張に過ぎないのに。(論告と検察側の主張とを別物のように思わせるプロ技が使われています。よく読んでみてください。)
毎日新聞、最後の一文『検察側は弁護側が主張する真犯人を「架空の産物」と反論している』。検察は昨日反論したんじゃないでしょ?検察の主張に対し弁護側が具体的にどう反論したんですか?それが昨日の公判でしょう?
この裁判の一番の争点は、弁護側目撃者についてです。それが一切書けていません。
品川から青物横丁までの間で、吊り革につかまり誰とも密着していない植草氏の姿を、この目撃者が一度でも見ていれば、植草氏は無罪となります。
だからこそ、前回の公判で検察側は、この目撃者が信用できないとする理由を並べ立てました。(なお、そのことは主要紙では報じられませんでした。弁護側目撃者が争点であるということ自体、隠蔽したいからです。)
それに対して昨日、弁護側は、しっかりと反論を加えたようですね。
一番大事な点を書けないようなら、マスコミ席は要らないですよね。もっと多くの一般人が傍聴できるようにすべきです。
『真犯人は別にいる』と主張していることも、もうわかってますよね。
読売新聞の『電車内痴漢の植草被告』って表題は何ですかね。
産経新聞の『論告によると』。またこれです。論告は検察側の主張に過ぎないのに。(論告と検察側の主張とを別物のように思わせるプロ技が使われています。よく読んでみてください。)
毎日新聞、最後の一文『検察側は弁護側が主張する真犯人を「架空の産物」と反論している』。検察は昨日反論したんじゃないでしょ?検察の主張に対し弁護側が具体的にどう反論したんですか?それが昨日の公判でしょう?
この裁判の一番の争点は、弁護側目撃者についてです。それが一切書けていません。
品川から青物横丁までの間で、吊り革につかまり誰とも密着していない植草氏の姿を、この目撃者が一度でも見ていれば、植草氏は無罪となります。
だからこそ、前回の公判で検察側は、この目撃者が信用できないとする理由を並べ立てました。(なお、そのことは主要紙では報じられませんでした。弁護側目撃者が争点であるということ自体、隠蔽したいからです。)
それに対して昨日、弁護側は、しっかりと反論を加えたようですね。
一番大事な点を書けないようなら、マスコミ席は要らないですよね。もっと多くの一般人が傍聴できるようにすべきです。
[No name] Re:「報道」ですか?
こんばんは。
真実は伝えない、昨日の公判のことは伝えず、論告の話ばかり。
これが意図的でないならなんなんだと思います。
昼間は会社で見れませんが、ワイドショーもひどかったのでしょうか?
教えていただいた朝ズバッだけしかわかりません。
こんなマスコミに簡単に世の中は左右されるんだと思うと悲しいです。
真実は伝えない、昨日の公判のことは伝えず、論告の話ばかり。
これが意図的でないならなんなんだと思います。
昼間は会社で見れませんが、ワイドショーもひどかったのでしょうか?
教えていただいた朝ズバッだけしかわかりません。
こんなマスコミに簡単に世の中は左右されるんだと思うと悲しいです。
★すごい!傍聴できたのですね!
NAME: ひらりん
吉祥天さん、傍聴券を当てたのですね!
一般傍聴席にもマスコミが入っていたとは…。
そのマスコミさん達、吉祥天さんのように詳しく伝えてくれてないですし。
スポーツ新聞には、今回の公判よりも前回の検察側論告求刑の方を詳しく書いてるところありますよね。
そんなもの、傍聴しなくても書けるのに。
役に立たない報道しかしないマスコミで席を埋めて、公正に伝える一般傍聴者を一人でも減らそうとの算段でしょうか?
一般傍聴席にもマスコミが入っていたとは…。
そのマスコミさん達、吉祥天さんのように詳しく伝えてくれてないですし。
スポーツ新聞には、今回の公判よりも前回の検察側論告求刑の方を詳しく書いてるところありますよね。
そんなもの、傍聴しなくても書けるのに。
役に立たない報道しかしないマスコミで席を埋めて、公正に伝える一般傍聴者を一人でも減らそうとの算段でしょうか?
★無実の人を無罪にできるか
NAME: 熊八
弁護団は、きっちりと弁論してくださったようですね。
報道は、犯行時間帯に犯人とは別の位置に植草氏がいたことを証明する証言があったことに触れていませんね。日本のマスコミってこんなものですね。ただ、いくらマスコミが警察・検察にべったりだからって、ここまで偏向するのは何だろうという気もしますが。
ともかく、次回はもう判決ですね。裁判所が無罪判決を書けるかどうかですね。
報道は、犯行時間帯に犯人とは別の位置に植草氏がいたことを証明する証言があったことに触れていませんね。日本のマスコミってこんなものですね。ただ、いくらマスコミが警察・検察にべったりだからって、ここまで偏向するのは何だろうという気もしますが。
ともかく、次回はもう判決ですね。裁判所が無罪判決を書けるかどうかですね。
★追加です
NAME: hero
ゆうたまさん、おはようございます。
みのもんたは、国民の味方みたいなスタンスを表面ではとっていますが、国家がらみ、警察がらみの事件については、決して核心に触れず、表層的に批判して、視聴者をだましていますね。僕も彼は大嫌いです。
一方、植草さんの事件ではありませんが、4chの小倉さんは警察の無理心中事件についても、声を大にして「もっと大きくとり挙げるべきだ」と批判していました。「マスコミは警察の事件を取り上げることに遠慮している」とも。同じライオンズファンとしても(笑)彼には好感を持っています。
このブログの趣旨とは少しはずれてしまいましたね。それでは。
みのもんたは、国民の味方みたいなスタンスを表面ではとっていますが、国家がらみ、警察がらみの事件については、決して核心に触れず、表層的に批判して、視聴者をだましていますね。僕も彼は大嫌いです。
一方、植草さんの事件ではありませんが、4chの小倉さんは警察の無理心中事件についても、声を大にして「もっと大きくとり挙げるべきだ」と批判していました。「マスコミは警察の事件を取り上げることに遠慮している」とも。同じライオンズファンとしても(笑)彼には好感を持っています。
このブログの趣旨とは少しはずれてしまいましたね。それでは。
[No name] Re:追加です
>みのもんたは、国民の味方みたいなスタンスを表面ではとっていますが、国家がらみ、警察がらみの事件については、決して核心に触れず、表層的に批判して、視聴者をだましていますね。
まさにおっしゃるとおりだと思います。
それにまんまと騙されているというか、疑いを持っていない人がいることがどうも信じられません・・・。
まさにおっしゃるとおりだと思います。
それにまんまと騙されているというか、疑いを持っていない人がいることがどうも信じられません・・・。
★第11回公判を傍聴して
NAME: 吉祥天
植草氏の第11回公判を傍聴してきました。その概要をお知らせいたします。 裁判長 神坂 尚 裁判官 宮本 聡 裁判官 大村るい 書記官 石川百合子 検察官 岩山伸二開廷時間 10:00~12:00 希望者177名に対し傍聴できたのは24名でした。参考までにいいますと、同じ429号法廷で予定されていた午後の公判は、傍聴人数が38名でした。つまり今日の法廷には十数名もの報道関係者がいたということです。しかし今までの報道をみるかぎり、記者が何人いようと、まともな報道を期待するほうが無理というものでしょう。 以下、最終弁論のおおまかな流れです。 ①痴漢被害は肯定するものの、被害者が植草氏を犯人と間違えた、とする主張 ②検察側目撃証言および逮捕者証言(検察側証言者)への疑問と、 その信用性を問う ③弁護側証言者の信用性を7項目にわけて列挙した ④繊維鑑定も含めた一連の検察側証言者の供述の信用性はない、よって「被告は無罪」である、との主張で弁護団はしめくくった。法廷の前方右側にプロジェクターがおかれ、説明は動画を組み込んだパワーポイントの画面を用いて行われた。事件発生時の人物の位置関係と動き、一連の報道では一切省みられることのなかった被告側の主張が、4人の弁護士により、順番にそして明快に示されました。 おおざっぱですが、公判内容は以上の通りだったと思います。手帳を見直しても、細かな箇所には自信がありません。後から訂正事項がでてくるであろうことを、お断りしておきます。途中11:15頃、パソコンの調子がおかしくなりましたが11:18にはパワーポイントによる説明が再開されました。 11:38 植草氏が法廷中央に進み出て、最後の意見陳述を行いました。初めて聞く植草氏の肉声。語られた内容にあらためて驚きました。もし私が同じ容疑をかけられたら無実を証明するために当然するであろうことを、ことごとく証拠申請を却下する裁判官。彼らはその理由をあきらかにしなくても、何も問われることはない。12時前には閉廷しました。 次回の公判は10月16日 午前10時から とのことです。
[No name] Re:第11回公判を傍聴して
吉祥天様おはようございます。
傍聴されたのですね。教えてくださってありがとうございます。
傍聴されたのですね。教えてくださってありがとうございます。
★朝ズバで
NAME: hero
おはようございます。
今朝の朝ズバで、ものもんたが植草さんの事件について「何回同じことすれば気が済むの?ご家族のことをかんがえなよ。」みたいなコメントをしていました。頭から犯人確定扱いですね。
今朝の朝ズバで、ものもんたが植草さんの事件について「何回同じことすれば気が済むの?ご家族のことをかんがえなよ。」みたいなコメントをしていました。頭から犯人確定扱いですね。
[No name] Re:朝ズバで
hero様。
教えて下さってありがとうございます。見ていませんでした。
みのもんた、ほんと悪質だと思います。あの人は全く反省が無いんですね。
『何回おなじ過ちを繰り返せば気が済むの?報道被害者の事を考えなよ』と言ってやりたいです。
朝ズバに苦情のメール入れます。
あれほど自己の発言の責任を考えない人がいることに驚きます。
支持している主婦層にも呆れますが・・・。
教えて下さってありがとうございます。見ていませんでした。
みのもんた、ほんと悪質だと思います。あの人は全く反省が無いんですね。
『何回おなじ過ちを繰り返せば気が済むの?報道被害者の事を考えなよ』と言ってやりたいです。
朝ズバに苦情のメール入れます。
あれほど自己の発言の責任を考えない人がいることに驚きます。
支持している主婦層にも呆れますが・・・。
★無題
NAME: ひらりん
ゆうたまさん、昨夜は遅くまでご苦労さまでした。
すみません、わからないのですが…。
弁護側の繊維鑑定と鑑定者の証人申請を却下したから、検察側の繊維鑑定もまた判決を下す上での判断材料にはできないというルールがあるのですか?
また、判決が二ヶ月も先というのは普通のことなのですか?
まあ確かに、無罪判決を書くのはものすごい勇気とエネルギーを要するのはわかりますし、本件で有罪判決を書くのも、これまたたいへんな労力が必要だと思います。
有罪とするなら、弁護側が指摘した、検察側目撃者の数多くの矛盾点について、ひとつひとつ説明がなされるはずであり、どんな説明をするのか、みんな興味津々ですからね。
すみません、わからないのですが…。
弁護側の繊維鑑定と鑑定者の証人申請を却下したから、検察側の繊維鑑定もまた判決を下す上での判断材料にはできないというルールがあるのですか?
また、判決が二ヶ月も先というのは普通のことなのですか?
まあ確かに、無罪判決を書くのはものすごい勇気とエネルギーを要するのはわかりますし、本件で有罪判決を書くのも、これまたたいへんな労力が必要だと思います。
有罪とするなら、弁護側が指摘した、検察側目撃者の数多くの矛盾点について、ひとつひとつ説明がなされるはずであり、どんな説明をするのか、みんな興味津々ですからね。
[No name] Re:無題
こんにちは。
弁護側は検察側の証人尋問、鑑定結果を弾劾するために、鑑定を依頼し、その証拠は検察側の尋問や鑑定結果を否定するのに十分なものであったにも関わらずこの証拠を全て却下。
その状態で検察側の尋問と鑑定結果だけに基づいて判断することは著しく公平、公正さを欠くし、きちんとした判断はできないであろうという事だそうです。
弁護側は検察側の証人尋問、鑑定結果を弾劾するために、鑑定を依頼し、その証拠は検察側の尋問や鑑定結果を否定するのに十分なものであったにも関わらずこの証拠を全て却下。
その状態で検察側の尋問と鑑定結果だけに基づいて判断することは著しく公平、公正さを欠くし、きちんとした判断はできないであろうという事だそうです。
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