DATE : 2007/03/02 (Fri)
②の採取された繊維が京急の制服である可能性。
この可能性は充分にありえると思う。植草氏と揉み合ったという事実もありますし。
逮捕者2人の衣服の可能性だってあると思います。
しかし、あれからもう半年が経過しようとしているので逮捕者が着ていた服はわからず仕舞いになってしまうのだろうか。京急の制服である可能性に関して、前弁護団は何も対応しなかったのだろうか。
警視庁科学捜査研究所に取材に行った方のレポートを読んだ時、その研究所の技術者が空気中に漂っている繊維の中には何故か紺色のものが多いと話していました。
今回被害者と言われる女性が着用していたスカートも紺色、植草氏が女性と話をしたいと訴えた時駅員と揉み合った。その京急の職員の制服も京急HPを見る限り紺色のようです。
女性の紺色のスカートの繊維はよりあわせたものでそれをほぐすと繊維は4種類に分かれるそうです。
そのほぐして分けた4種類の中の1種類のみに『類似』しているものが多くの採取された繊維の中から3本だけ見つかったという鑑定結果を証人として出廷した技術者は出したようなのですが、
皆さん色々なニュースで聞いたことないでしょうか。
たとえば殺された被害者の衣服についていた繊維と容疑者の車のシートの繊維が『一致した』というニュース。
この技術者の証言によると、私は一致とは言わないとかなんとか言っていますが、
今の時代、そんなもの一致するものか違うものかぐらいわかるでしょう。
他の方が鑑定すればはっきりするのではないかと思いますが・・。
それに、可能性のあるものは本来警察側で検査・比較すべきだと思う。
それを警察とこの鑑定人はしていない。
可能性のあるものを排除して特定することもせず、多くの可能性をうやむやにしたままただ曖昧な鑑定結果を言うのはおかしいのではないか。
明確にする義務があるのは警察なのではないだろうか。
富山の冤罪事件と同じく検察側に不利になる証拠は出さないのが検察・警察の常識のようですが、そういうやり方は捜査機関としては間違っている。
ところで、裁判官の大村るいさんですが、交代してしまって3人の判事の中にはもういらっしゃらないようですね。
この大村裁判官には注目していたのですが。
この大村裁判官は植草氏が持っていた傘を証人は見ていないと証言していることから、
『当日は雨は降っていたか?』『自分は傘を持っていたか?』と目撃したと言う証人に質問をしていました。
メールの電池残量の事や、送信・受信メールの保存件数などを質問したのもこの判事でした。
ある方も、『女性は女性の嘘などを男性よりはるかに上手に見抜くのではないか』とおっしゃっていてこの女性判事に注目しているとおっしゃっていたんですが・・・。
ありがとうございます。
「ひっそり」と書いても、応援ブログの周辺の言動を妙に気にしている人たち(=嫌がらせをする人)が「何を気にしているか」が分かりますね。←「植草さんが無実かも?」という事が、第三者に伝わるのが困るみたいですね。
この事件の裁判は、植草さん側の主張は報道されない。(先日の公判は、「記者は、以前の公判よりかなり減り今回は7名しかいなかった」という報告からも、最初から報道する気はないみたいです)
こちらのブログで、その「報道されない部分」を紹介していただけたり、裁判で出てきた証言などを(弁護側からみて)納得いかない点を指摘したり・・・
全くおかしな点はないのに、何故か一部の人たちが(応援ブログに)嫌がらせをするとともに、管理人さんや植草さん寄りの発言する人間を目の敵にしている。
私たちが、応援ブログに求めるものは「報道で、出てこない事実関係」や、報道にフィルターがかけられていないか? もう一方の当事者の、言い分や情報を提供されている場所として、非常に助かっています。
むしろ、こちらのブログのような情報が無ければ、もともと「当局の発表は信じない」と考えている人は、最初から信じないでしょう。そして、恣意的な情報のチェックも出来なくなってしまうと思います。
mojoさんが反論をお書きになったことを非難する趣旨では、全然ないですよ。
吊り皮の話は突然出てきたことではないと、丁寧に説明してくださって、ありがたいと思っています。私は余計にも、仮に吊り皮の話がいま突然出てきた話だとしてもおかしくないじゃない?とフォローを入れたと思ってください。あんまり良いフォローではなかったですが…
誤解を招く書き方ですみませんでした。またご意見をお願いしますね。
植草さんの裁判も、現実には「本人がそう思っただけの証言」とか、「大事な部分の記憶が曖昧な目撃者」「“同一素材の証拠”のない繊維鑑定」とか、こういうのをいくつ積み上げられても『有罪の証拠』にはならないでしょう。
そういえば、ブログの記事とともに「裁判官変更のコメント」を、どなたかが「阿修羅」に紹介されていました。有難いことです。もしかしたら、またジックリと「速記録」を読み直して、私と同じような感想を持つ方が増えるかもしれない。
『女性の目』って、意外に真実を見抜きます。被害女性が、もしも「検察に都合の悪い事を言わないように」と、強く言い聞かされていたとしても、そういう部分は間違いなく(ウソならウソと)感じると思います。せめて、被害女性の証言が公開されれば、ハッキリするのですが。いつの間にか終わったようだし→誰がトクしたの?
(嫌がらせをする人について)
裁判記録を見て『えん罪かも?』と感じる人が増えたり、応援ブログの嫌がらせの行為を見て『何か、あるのかも』と思う人が増える。「嫌がらせ行為」が、検察の足を引っ張ってますね。(一般の人が「えん罪かも?」と感じちゃ、仕方ないだろうに)
熊八さん、こんにちは。
(「ひっそりと反論」のコメントへのお返事を、自分のブログに追記しました。あとで、寄ってください)
一般に、何の恨みがあるのか植草憎しとばかりに氏を誹謗中傷したりして攻撃するのは、なぜか圧倒的に男性が多いような気がしますし、女性のほうがかえって冷静にこの事件を見ておられることが多いような気がするので、裁判所が男性だけで構成されるのは、うーん、どうかなぁという感じがします。
まぁ、しかし、裁判官もプロですから、性別のバイアスのかからない判断をしてくださることを期待します。
mojoさん、こんにちは。
ブログで、植草氏の主張へのツッコミへの反論をされてますが、私は単純に、被告人には供述義務が無いんだから、ずーっと黙ってたっていいんだし、詳しいことを後から言ったっていいじゃないの?と思ってました。
たとえば、被告人側の反証が後に行なわれ、被告人質問が、通常、証拠調べの最終盤に行なわれるのは、被告人がいわば「あと出しジャンケン」できるようにという配慮からだと思います。
なので、被告人が後で詳しい内容を述べたとしても、何らおかしくないと思ってました。別に先の意見陳述書と矛盾もしてないようですし。
(取り押さえられ方が「左側とうしろ側」だったのが「左側と右側」に変わった点ぐらいですかね。右うしろ、という感じだったのかもしれません。)
「ここまで言おう」という方針が、旧弁護団と新弁護団とで違ったんだろうなと思います。それだけのことではないでしょうか。
すみません。ひっそりと反論されてるのに…
http://bc.kasumikko.com/?eid=476316#sequel
やっぱり、同じように感じていたのですね。
大村裁判官、あの証人に対する質問の『内容』が速記録でかなり具体的に出て来たときに「この裁判官、けっこう疑問視している」と感じました。
もともと「有罪と決めている」なら、むしろ質問して(不自然さを)クローズアップさせたくないという気持ちが働きます。そういう部分は、あえて細かく聞かないで、「さっさと」終わらせようとするでしょう。
当初の傍聴記の時には「形だけの質問かもしれない」と思ったのですが、速記録で、質問の細かいニュアンスが分かった時に「あれっ? (裁判官は)検察の出した証拠を疑っているみたい」と感じました。
裁判官の変更も、多分「よくあること」なのでしょう。
まさか「無罪を出しそうだから変更した」なんて、まさかこの日本では有り得ないハズです。「無罪判決で喜ぶのは、被疑者だけ」なんていうのは、あくまで映画の中のフィクションで、現実にそういう思惑で大村裁判官が変更になるワケが無いですね。仮にそうだとしたら、他の裁判官もそうしなきゃいけなくなりそうだし・・・
(追記)
上記、一点のみ間違いがありました。
「無罪判決で喜ぶのは、被害者だけ」
当たり前ですが、“被害者”ではなく“被疑者”ですね。
一応、「それボク」に出てくるセリフを引用したつもりでしたが、一番大事な所を間違えていました。
多分、ツッコミを入れて読んだ人も多いと思いますが、失礼しました。↑の文章も修正しておきました。