DATE : 2007/03/13 (Tue)
東京で息子さんが痴漢事件に巻き込まれ、その無実を訴えている父親がいるという
ニュースが出ていた。
私はこの方の事件は全く知らないけれど、やはり気になるので色々ニュースを見た。
この事件の被害者といわれる女性はその触られたというその時点で腕をつかむなどという
犯人の誤認を避けるための行動をしていない。
被害を受けたと言っている女性を責めているのではないが、【誰がやったのか】という一番決定的な部分が完全に抜け落ちていていいとは思わない。
誰の手かという事の特定は非常に大事で、それは決して省略できない事ではないかと思う。
もし痴漢するなら例え女性が騒ぎ出しても自分ではなく他の人が間違われるように上手くやろうとするのが心理だろう。
例えば後ろに振り返って一番近くに居た男性が犯人だと思ってよいものか。
そういう場合もあれば、それは本当に痴漢をした犯人がうまく盾として使われた男性が何も知らずに立ってただけかも知れないのだ。
だからこそ決定的な(手を掴むなどの)犯人の特定は省けない事だと思う。
この方の事件のことは詳細を知らないのでなんとも言えないが、
それぞれの立場で色々考えることはあるだろう。
女性は、触られて泣き寝入りなんてしたくないし許せないと思うだろう。
(本当に間違われた無実の)男性からすれば、冗談じゃない、やってない。
でも色々痴漢冤罪と言われる事件や今の『それでもボクはやってない』などを見ると、
本当にやってなくても無実がわかってもらえるかどうか半ば絶望的な気持ちにもなるだろう。
今の痴漢冤罪の裁判は、やっていないという証拠を出しなさいという無理難題を男性側に突きつける
納得がいかないものだ。
『やってない証拠』が出せなきゃ『やった証拠』が曖昧でもあなたが犯人ね。
この論理はおかしいよ。
疑わしきは被告人の利益にが原則なんですよね?裁判って。
やってない証拠は出せるものではないですよ。
やった証拠は出せるでしょう。でもそれがあのいい加減な目撃証言とテキトーな鑑定結果なんでしょうか。
前の記事の関連なのですが、こちらに失礼いたします。
私のブログ(mojoコメント備忘録)のコメント欄を見ていただくと分かりますが、親切な方(?)から、ご指摘をいただきました。
「大崎駅のお店」とか「(事務所のある方向の)上り線に乗るつもりだったけど・・・」など、当時の植草さんの供述の詳細が、どうやら、当時(10月4日)のネットの記事に出ていたようです。
(新聞は私が確認したけど、「起訴事実の報道」しかなかったので、ネットだと思われます。←近い内に、その報告はブログでします)
まぁ、該当する記事は、毎日新聞のサイトでも、(時間的に当然削除でしょう)もう見当たらないので、正確な確認は出来ないのですが、一応コメント欄の引用をしておきます。
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「毎日新聞」2006年10月4日
植草被告は逮捕直前、JR大崎駅の駅ビルで知人と飲酒。山手線で品川駅に行き、京急線下り線に乗り換えたが「(事務所のある方向の)上り線に乗るつもりだったが、連絡通路を渡るのが面倒だったので、ひとまず下り線に乗った」などと不自然な供述をしているという。【伊藤一郎】
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可能なら、例の「左手で、被害者の右のお尻を触った」の件も、誰かハッキリとした答えをお持ちの方がいたら、お知らせいただければ、それによって「検察の主張と警察の発表の矛盾」もハッキリします。