DATE : 2007/10/17 (Wed)
産経新聞が出した判決要旨を少しずつ分けて、判決に対する疑問点を書いていこうと思う。
産経新聞:判決要旨はこちらをご覧ください。
以降グレー字判決要旨。
【理由】(罪となるべき事実)
被告人は、平成18年9月13日午後10時8分ごろから同日午後10時10分ごろまでの間、東京都港区高輪3丁目26番26号所在の京浜急行電鉄株式会社品川駅から大田区蒲田4丁目50番10号所在の同社京急蒲田駅に至る間を進行中の京浜急行本線電車内において、乗っていた被害者に対し、スカートの上からその臀部付近を両手でなで、さらに、そのスカートを右手でたくし上げ、パンティーの上からその臀部付近を右手でなでるなどし、もって、公共の乗物において、人を著しく羞恥(しゅうち)させ、かつ、人に不安を覚えさせるような卑わいな行為をした。
判決でも10時8分~10時10分までの間が犯行時間【被害にあった時間】だとなっている。
この時間帯には植草さんがぐったりと眠ったように立っていたという目撃をしている人がいます。これは重要かつ決定的と言える目撃証言です。
7月4日に公判で証言された証人です。証言内容はこちらをクリック。
この件に関しては判決要旨の後半に書かれているので、後日詳細に書くことにします。
それまでに一度この目撃証人の証言内容を読んでいただきたいなと思います。
証言内容はこちらをクリック。
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判決要旨が出たことで、非公開だった被害者といわれる女性の証言が随分わかってきました。
女性は:電軍が動き出すのと同時くらいに、誰かの上半身が背中に触れるのを感じて、自分の背後の極めて近い距離に人が立っていることに気付いた。
本件車両内は、席が埋まり、多くの人が立っていたが、ある程度、乗客どうしの間に距離が取れる状態であったので、自分と背後の人物との距離は明らかに不自然だったため、確信はできないまでも痴漢かと思った。
判決を最初から引用し一つ一つ自分の意見を書いていくつもりでいますので、
当然被害者と言われる女性に対しても書くことになります。
責めるつもりは毛頭無いですが、自分に理解できる・出来ないという範囲内で言うと、
最初から確信できないまでも痴漢かと思ったなら、なぜその背後の人物との不自然な距離をそのままにしたのか、場所を移動しなかったのかが理解しかねるところです。
他人同士が、距離が取れる状態の場所で自分の近くにだけ赤の他人がくっついて来たら、1歩なり2歩なり離れて距離を取るのが自然な行動ではないだろうかと私は思います。
痴漢をされる前の段階ですから、足がすくんでというわけでもありません。
単なる不快感から来る自然な行動という意味ですが、痴漢かなと思ったなら尚更距離を取る気がします。
裁判長は不自然だと思っていないようですが、私からすれば移動できる場所がありながら移動しようともしなかったのは極めて不自然である。となります。
私は女性を非難しているわけでは決してありません。
どうして場所を変わらなかったのかという疑問を書いているに過ぎません。
判決が、植草さんの証言は信用できないとするなら、私は自分が信用できない・信じられないと思う部分を多くの人に知ってもらい、皆さんに比較検討してもらいたいと思うのです。
ということは、ゆうたまさんは、この被害女性は本物で、実際に(植草さん以外の人間から)痴漢被害にあったとお考えになるわけですか?それだけの根拠を、裁判経過からつかんでおられると?
私が裁判で理解したのはその点です。
女性が痴漢被害を受けていないなどと言う事は、私は言えませんので、それであれば別の誰かがやったということになるだろうという事なんですね。
私には、女性が痴漢されてないと言い切る事はできない。
逆に植草さんはしてないということは言う事ができる。
そういうことなのです。
ご理解ください。
>私は女性を非難しているわけでは決してありません
なんて断らなくても良いと思います。ちゃんと考えられる頭を持ったオンナなら、この「被害者証言」がいかにペテンかわかりますから。
こんなペテンを指摘するまともな人間にイチャモンをつけるのは、「当局側」のやつらか、植草さんを貶めて騒いで遊びたい馬鹿だけです。
判決要旨を見た以上、女性の供述について触れないわけにもいかず、
書いてしまいましたが、私は本当にこの女性を非難したりはしていないつもりです。
私は裁判での詳しい内容を知って、植草さんは無実だと思っています。
だから、痴漢被害を受けたのは事実であるでしょうし、とても苦痛を感じたと思いますが、誰かと勘違いしてしまったということはないでしょうか?と問いかけたいのです。
なので、被害者は、痴漢だとは認識していなかったのではないかと私は思いました。背後に寄り付かれていたことも認識していなかったのだと思います。
(9月16日に目撃者が現れ、「犯人は真後ろの男」ということになったので、検察はその線で被害者を誘導したのだと思います。真後ろの男いたかなぁ→いたような気もする→いました と。)
痴漢だとは思わなかったが、お尻に、人の手ではない何かが当たっている感じがする、ということだったと思われます。
それも、完全に振り返って見るほどではない感じですから、時どき、こつこつと、当たっていたのではないでしょうか。
そして、2分後ぐらいに、スカートがめくられるに及んで、驚いて、声を上げてヘッドホンをはずし右回りに振り返ったのだろうと思います。
満員電車でもないのに2分間も触られていたということを説明しようと思ったら、このようにでも考えるしかないのではないかと思います。
警察からの誘導はあったでしょうね。
きっと明らかにはなりませんが・・・。
被害者供述が少しはわかってきましたが、何せ非公開で行われてしまっているので全て知ることが出来ないのが悔しいです。
判決は完全に検察寄りだったので、被害者供述でもしつじつまが合わない部分があっても判決には書かれていないでしょうし。
「前の段階と後の段階のように分けて供述しているのは誰なのかお考えください。」
ちょっと意味が判らないです。
「段階」とは何を指すのは教えて頂けませんでしょうか。
明らかに意図的な行為で痴漢だと確信したということの違いです。
ゆうたまさんはこの人誰だか知ってる?
僕はしってる。
この自称支援者は人を騙すのが上手。
ゆうたまさんも植草さんも気をつけたほうがいい。
どなたなのですか?
>ある程度、乗客どうしの間に距離が取れる状態であったので、自分と背後の人物との距離は明らかに不自然だったため、確信はできないまでも痴漢かと思った。
判決要旨では、このあと
>直後に、腰や尻、太ももの左右の両側面を着衣の上から、手のひらで触られた。
と続いてますね。
「直後に」痴漢行為がはじまったのですよ。「痴漢をされる前の段階」といえるほど時間があったようには思えませんけど。
いかがでしょうか。
少なくとも私ではありません。
そのことだけを取ってみても、やはり報道機関は不自然だと思います。
普段電車を乗ることがない人が裁くとこういう話を何の違和感もなく聞いてしまうのでしょうね。ぞっとします。
痴漢ってやっぱりするときに他の人にわからないように見えないようにすると思います。
誰がやったかわからないように。
すきすきの電車ではちょっと・・・ですよね。
被害者のコメントには、違和感を覚えました。
自分がそうだからといって、被害者もそうでなければおかしいというのは無理がありませんか?世の中にはいろんなタイプの人がいて、信じられない位気弱な人もいます。
ゆうたまさんもそうですが、被害者を責めているわけではないといいながらあきらかに責めていますよ。実際自分がされてもいないその場での心理状況をどうして、こうでなければ不自然だと決め付ける?人間てそんなに単純な生き物ですか?
では酔ってたとはいえ家と反対の方向の電車にのったのは極めて不自然…。
これも同意なわけですね。
私の考えではそれは納得できないと書いているだけです。
あくまで自分の考えを述べているだけですよ。
そのようにかいてあると思いますが。
お尻に誰かの手がぶつかったとしたらすぐに体を動かします。
10秒だって触られっぱなし、なんてことは有り得ないんです。
痴漢にあった女性が、声をあげられなくて泣き出すのは
すし詰めの電車のなかで、触られているのに、場所を動けない、
触られっぱなしの状態にいるしかないから、次の駅に着くまで
耐えて、耐え切れなくなってなくのです。
肩が触れ合うほどにも込んでいないような電車のなかで
自分の体に触られて、嫌だったら、すぐ、体を移動させます。
2分間も触られっぱなしなんて、そもそもまったく、有り得ない。
触られたらすぐ後ろをみます。
満員電車で通学していて、実際に私も痴漢にあったことがあるので、
被害者のコメントには、違和感を覚えました。
私も同じです。
供述に違和感も覚えますし、
判決もそこがまず矛盾していると思います。