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DATE : 2024/04/26 (Fri)
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DATE : 2008/04/26 (Sat)
昨日付けでJANJANにひらのゆきこさんの記事が出ていましたので紹介します。

取材はたった1日だった!「植草一秀氏名誉回復訴訟」証人尋問

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★弁護士費用は、「訴訟費用」に含まれない
NAME: 熊八
判決まで頑張れば、かかった弁護士費用も相手から取れたのに、という誤解があるようですので、ちょっと述べておきます。

確かに、「訴訟費用敗訴者負担の原則」(民訴法61条)というものがあります。訴状に貼る印紙代などの、訴訟に必要な費用、つまり「訴訟費用」は、原則として敗訴者が負担することになっています。

ところが日本では、「本人訴訟主義」といって、弁護士を付けないで民事訴訟ができることになっていますので、弁護士費用は訴訟に必要な費用ではない、つまり、「訴訟費用」ではないことになっています。

したがって、勝訴しても、かかった弁護士費用を相手に負担させることは、原則としてできません。

ただ、今回の名誉毀損裁判のような不法行為の裁判の場合は、相当の額の弁護士費用は、通常生ずべき「損害」の一部として認められます(判例)。
しかし、もちろん、現実にかかった弁護士費用が全部「損害」と認められるわけではありません。弁護「団」となれば、現実にかかった額のごく一部にとどまることが多いでしょう。(今回どれぐらいかかっているのかは知るよしもありませんが)

そして、前にも言ったことですが、日本の名誉毀損裁判の賠償額は、比較的低額のようです。1,000万円請求して100万円の判決、というのも、充分有り得るところだと思います。
そういう判決を予想して、今回の和解が成立したものと思われます。
(刑事事件の二審判決の前に一つ早く解決して、マスコミに釘を差す意味もあったかな、と私は推測しています。)

お金のことだけで言えば、植草氏は大損でしょう。これは和解でなく判決であったとしても変わりません。(むしろ裁判を短くすることで、和解のほうが少しだけ得だったかもしれません。わかりませんが)

しかし、大損ではあるが、「名誉毀損裁判を起こさないということは、記事は事実ってことなんだ」などという、心ない、無責任な声が止まなかったため、ご家族のためも考えて、提訴に踏み切られたのだろうと思います。
URL 2008/05/17(Sat)01:29:48 編集
[No name] Re:弁護士費用は、「訴訟費用」に含まれない
こんにちは。

弁護士費用の話だけになってしまいますが、
それ。知りませんでした。
やっぱり弁護士さんにお世話になったことがないと知らないものですね。
会社でも一度話題になったのですが、民事って勝てば弁護士費用は負けたほうが払うんだよね?というのが常識みたいに考えている社員が多かったです。

なんか違うみたいよ。と言ったのですが詳しいことはわからず、そのままになってました。
今回のコメントいただいたことですごくよくわかりました。
ありがとうございます。
【2008/05/17 12:35】
★植草氏の勝ちです 事実無根です 5
NAME: 熊八
riari-さん、こんばんは。

>判決ではなく和解なのですから書かせることは可能です。正確には書くように要求することが可能です。

要求することはできるでしょうね。相手が要求に応じてくれるかもしれません。(その点で、和解のほうが判決よりも柔軟な解決が望めます。)

しかし、相手がイヤだと言えば、それまでです。

そうなれば和解せず判決にまかせるということになりますが、今まで何度もご説明しているように、「事実無根」と強制的に書かせる判決は出ません。 せいぜい、「事実と確認せず書きました。お詫びいたします」と書かせることしか、判決でも強制できません。

>和解内容を被害者側が要求できなければそもそも和解ではありません

要求はできますが、相手が応じない場合、法的根拠があることしか強制できません。
被害者の要求することを何でも強制できるわけではありません。

>事実無根と雑誌社が書くように要求する。それがなければ和解しないというところまでやってほしかったです。

何度も言っておりますように、「事実無根」と書かせる法的根拠がありません。要求して和解しなかったとしても、「事実無根」と書かせる判決は出ません。

ちなみに私は、はじめっから事実無根、真っ赤なデマだと思っています。再掲します。

***

私は、「痴漢示談7回」など、まったくの事実無根だと思います。
(と言いますか、この期に及んでいまだに事実だと思っている人がいるのが驚きです。。)

正当な情報であるならば、記者は、書類なり、その証拠とやらを警察に提供してもらえばいいだけです。
それができない、ということは、そういう事実が無いということではありませんか?

また、そんな、過去に痴漢して示談したという話が1件でもあれば、前回や今回の刑事事件で検察が必ず言及しているはずだと思いませんか?
被告人の私生活の話なんかよりも遥かに強力な証拠となるはずです。ところが検察は全くそんな話を出していない。それは、≪そんな話が一つも無いからだ≫、と思いませんか?
URL 2008/05/16(Fri)00:31:28 編集
★無題
NAME: riari-
判決ではなく和解なのですから書かせることは可能です。正確には書くように要求することが可能です。和解内容を被害者側が要求できなければそもそも和解ではありません

事実無根と雑誌社が書くように要求する。それがなければ和解しないというところまでやってほしかったです。

2008/05/16(Fri)00:04:49 編集
★植草氏の勝ちです 事実無根です 4
NAME: 熊八
riari-さん、こんばんは。

>熊八さんの勝利と私の言う実質的な勝利は違うようですね。

「実質的勝利」についての私たちの見解は別として、マスコミが情報源や根拠を明示できず、情報の真実性を証明できないということは、法的には植草氏の勝利ですよね。

>どちらにしろ植草氏が得たものが少ない勝利であるのは裁判前と裁判後の状況にたいして変化がないことからも分ります。

裁判を起こさなかった場合との比較ができないので(「たら・れば」論になるので)、何とも言えませんね。

>あと和解なのですから警察リークは書けなくても、本題である事実無根は書かせることは可能です。

いえ、不可能です。
本題は「事実無根のことを書いた」ことではなく、「事実と証明できないことを書いた」ことだからです。
したがって、強制的に書かせることができるのは、「事実と確認せずに書いた」というところまでです。

>雑誌社としてはなんとしても書きたくないでしょうが。

そうでしょうね。

そもそも、「事実無根」との証明は、ほとんど不可能です。それを、書かれた個人に要求するのは酷というものです。
そう思いませんか? たとえば、riari-さんが、今までに痴漢とか万引きなどを一度もしたことがない、と、どうやって証明しますか?
「ある」ことは証明できますが、「ない」ことは証明できませんよね。
したがって、出版社が、「事実無根でした」なんて言うことも変ですよね。痴漢の過去が無かったとどうしてわかるの?って話になります。ですから、事実と確認できなかった、というにとどまるのです。

このように、いったん流されたデマを「事実無根」と証明することは無理な話で、だからこそ深刻なのですが、この植草氏のケースの場合は、限りなく「事実無根」だと推測されると思います。それは以下の事情からです。再掲します。

***

私は、「痴漢示談7回」など、まったくの事実無根だと思います。
(と言いますか、この期に及んでいまだに事実だと思っている人がいるのが驚きです。。)

正当な情報であるならば、記者は、書類なり、その証拠とやらを警察に提供してもらえばいいだけです。
それができない、ということは、そういう事実が無いということではありませんか?

また、そんな、過去に痴漢して示談したという話が1件でもあれば、前回や今回の刑事事件で検察が必ず言及しているはずだと思いませんか?
被告人の私生活の話なんかよりも遥かに強力な証拠となるはずです。ところが検察は全くそんな話を出していない。それは、≪そんな話が一つも無いからだ≫、と思いませんか?
URL 2008/05/15(Thu)20:04:48 編集
★無題
NAME: riari-
熊八さんの勝利と私の言う実質的な勝利は違うようですね。
どちらにしろ植草氏が得たものが少ない勝利であるのは裁判前と裁判後の状況にたいして変化がないことからも分ります。

あと和解なのですから警察リークは書けなくても、本題である事実無根は書かせることは可能です。雑誌社としてはなんとしても書きたくないでしょうが。
2008/05/15(Thu)19:23:49 編集
★植草氏の勝ちです 事実無根です 3
NAME: 熊八
(mojoさん。流れている重要コメントがありましたら、適宜、再掲よろしくお願いいたします。)

(皆様。摘発された3回の知られた事件(東海道線、品川、品川蒲田間)の前に「7回痴漢して示談していた」、と報じられた件が、記者によれば<警察関係者>に聞いたとのことだが、それ以上の情報源・根拠を明示できず、真実だと証明できない情報だった、という話をしています。念のため。
事実無根だと思う理由は、このコメントの「***」以降に記しています。)


riari-さん、ふたたびこんにちは。

>和解と裁判で勝ったというのは効力は同じでも、言葉の力が全然違います。

言葉の力が違うといいますか、「効力が同じだ」という知識が行き渡っていないんでしょうね。

>世間の植草さんの認識を変えるためにも
>1、裁判で勝利
>2、事実無根と書かせる
>3、警察関係者がリークしたと書かせる
>が必要なのですが、そのどれも出来ていません

1、は、実質的に達成されています。
2、や3、は、『★植草氏の勝ちです 事実無根です 2』でもご説明しましたように、強制することができません。せいぜい、「事実と確認せず書きました。事実と確認できませんでした」と書くことしか強制できません。

>表面的には植草さんの勝ちで間違いありませんが、和解して得たものが殆どありませんので実質的に勝ったとはいえません。

「実質的に勝ち」かどうかは各人の評価ですが、真実だと出版社が証明できなかったので、法的には植草氏の勝ちです。

>植草さんの被害は雑誌社がただ謝ればいいというレベルを大きく超えています。植草さんが過去に報道されたようなことをしていないのなら植草さん圧倒的な有利な裁判なのですから、とことんいくべきです。

先のコメントでもご説明しましたが、法的には、とことんいっても、「事実と確認せず書きました。お詫びいたします」ぐらいのことしか強制できません。

>もし裁判に勝って事実無根、警察関係者リークを書かせることが出来ないとしても和解なら出来るはずです。

いえ、判決でも強制できないものを、和解で強制できません。

>そういう条件で和解できないならとことん裁判で完全決着つけるべきです。

ん?
いや、ですから、判決でもそういう条件をつけられないのです。

>そして裁判勝利という事実を積み重ねることが植草さんの名誉回復につながるはずです。

ですから、真実だと出版社が証明できず、植草氏は法的に勝っているのです。
その事実を広めることが、植草氏の名誉回復につながると思います。riari-さんも、よかったらご協力ください。

また、私は、下記のようなことから、当然に事実無根だろうと思っています。
もしこれに共感されましたら、お広めいただければ幸いです。

***

私は、「痴漢示談7回」など、まったくの事実無根だと思います。
(と言いますか、この期に及んでいまだに事実だと思っている人がいるのが驚きです。。)

正当な情報であるならば、記者は、書類なり、その証拠とやらを警察に提供してもらえばいいだけです。
それができない、ということは、そういう事実が無いということではありませんか?

また、そんな、過去に痴漢して示談したという話が1件でもあれば、前回や今回の刑事事件で検察が必ず言及しているはずだと思いませんか?
被告人の私生活の話なんかよりも遥かに強力な証拠となるはずです。ところが検察は全くそんな話を出していない。それは、≪そんな話が一つも無いからだ≫、と思いませんか?
URL 2008/05/14(Wed)18:53:01 編集
★無題
NAME: riari-
和解と裁判で勝ったというのは効力は同じでも、言葉の力が全然違います。
痴漢裁判をしている植草さんが必要なのは効力ではなく、一つ一つの事実です。

>、強制的に書かせることができるのは、せいぜい、「事実と確認せずに書きました」ぐらいなのではないかと思います。

このぐらいでは世間一般の植草さんの認識は変わりません。

世間の植草さんの認識を変えるためにも
1、裁判で勝利
2、事実無根と書かせる
3、警察関係者がリークしたと書かせる

が必要なのですが、そのどれも出来ていません

表面的には植草さんの勝ちで間違いありませんが、和解して得たものが殆どありませんので実質的に勝ったとはいえません。

植草さんの被害は雑誌社がただ謝ればいいというレベルを大きく超えています。植草さんが過去に報道されたようなことをしていないのなら植草さん圧倒的な有利な裁判なのですから、とことんいくべきです。

もし裁判に勝って事実無根、警察関係者リークを書かせることが出来ないとしても和解なら出来るはずです。そういう条件で和解できないならとことん裁判で完全決着つけるべきです。そして裁判勝利という事実を積み重ねることが植草さんの名誉回復につながるはずです。
2008/05/14(Wed)18:26:54 編集
★植草氏の勝ちです 事実無根です 2
NAME: 熊八
riari-さん、こんにちは。

>出版社が謝罪で、〔事実無根でした〕と書いてくれるのですか?多分そのように直接的には書かないでしょう。
>そこまで書いてくれなければ実質的に勝ちとはいえないでしょう。

いえ、植草氏の勝ちです。
下の「★植草氏の勝ちです 事実無根です」にも書きましたが、この民事裁判の争点は、出版社が、その情報の真実性を証明できるかどうかです。
そして、情報源・根拠も明示できないということは、真実性の証明に失敗したということです。
ですから出版社の負け、植草氏の勝ち、です。

具体的に出版社が謝罪をどのように書くか(書いたか?)知りませんが、判決でも、「事実無根でした」と強制的に書かせることはできません。
<事実無根なことを書いた>責任ではなく、<事実だと証明できないことを書いた>責任が問われた裁判だったからですね。
ですから、強制的に書かせることができるのは、せいぜい、「事実と確認せずに書きました」ぐらいなのではないかと思います。

>ただ取材方法の誤りや、名誉毀損に関して謝罪するだけなら確かにこの裁判で勝ったと同等ですが、

名誉毀損裁判ではありますが、争点は「真実性の証明」でした。
出版社のほうが、情報の真実性を証明すれば、責任を免れるケースだったと思います。しかし出版社はそれができなかった。したがって、出版社の負け、植草氏の勝ち、です。

>植草さんのメインはあくまでも痴漢裁判です。和解で満足する状況ではないでしょう。

和解ですが、効力は確定判決と同じです(民訴267条)。
出版社が負け、との判決の見通しがついたので、刑事裁判の控訴審判決の前に一つ決着しておこうと思われたのではないかと思います。マスコミを牽制する意味で。

>植草さんの方が圧倒的に有利な裁判なのですから、

名誉毀損になっていれば植草氏が勝ち、とお思いですか? 何度も言っておりますが、話はそう簡単ではありません。
マスコミは、記事が名誉毀損になっていても、正当な報道目的で、真実を報道していれば、責任を免れます。
いちおう有名人の刑事事件に関する報道ということで正当性は(微妙ながら)クリアできるとして、それが真実であると証明できるのか、というのがポイントでした。
そして出版社は、その証明に失敗したということですね。

>法的に裁判勝利という事実を獲得して

何度も言っていますが、植草氏は法的に<勝ち>なのです。

>さらに
>1、雑誌に事実無根とはっきり書かせる

上で説明しましたように、出版社が自発的に書くならともかく、それを強制することはできません。
強制できるのは、「事実と確認せずに書いた。事実と確認できなかった」までだと思います。

>2、その嘘情報は警察関係者からリークされた。と書かせる

それも強制できません。それを書かせる権利は植草氏にはありません。

>ぐらいまで粘ってほしかったです。

いくら粘っても、1、2、のような判決は出ません。

>今回の和解ではメインの痴漢裁判に裁判的には勿論、世間的にも全く影響がないでしょうも

刑事裁判への影響はわかりませんが、世間的には影響があると思います。
やっぱりガセネタだったんだなぁと思う人が増えるのではないでしょうか。

ちなみに、私は、最初から、当然に、事実無根だと思っていました。下に書いたことを再掲しますね。

***

私は、「痴漢示談7回」など、まったくの事実無根だと思います。
(と言いますか、この期に及んでいまだに事実だと思っている人がいるのが驚きです。。)

正当な情報であるならば、記者は、書類なり、その証拠とやらを警察に提供してもらえばいいだけです。
それができない、ということは、そういう事実が無いということではありませんか?

また、そんな、過去に痴漢して示談したという話が1件でもあれば、前回や今回の刑事事件で検察が必ず言及しているはずだと思いませんか?
被告人の私生活の話なんかよりも遥かに強力な証拠となるはずです。ところが検察は全くそんな話を出していない。それは、≪そんな話が一つも無いからだ≫、と思いませんか?
URL 2008/05/14(Wed)17:42:42 編集
★無題
NAME: riari-
出版社が謝罪で、〔事実無根でした〕と書いてくれるのですか?多分そのように直接的には書かないでしょう。

そこまで書いてくれなければ実質的に勝ちとはいえないでしょう。
ただ取材方法の誤りや、名誉毀損に関して謝罪するだけなら確かにこの裁判で勝ったと同等ですが、植草さんのメインはあくまでも痴漢裁判です。和解で満足する状況ではないでしょう。

植草さんの方が圧倒的に有利な裁判なのですから、法的に裁判勝利という事実を獲得してさらに
1、雑誌に事実無根とはっきり書かせる
2、その嘘情報は警察関係者からリークされた。と書かせる

ぐらいまで粘ってほしかったです。

今回の和解ではメインの痴漢裁判に裁判的には勿論、世間的にも全く影響がないでしょうも
2008/05/14(Wed)15:22:12 編集
★植草氏の勝ちです 事実無根です
NAME: 熊八
下の、「★はじめから事実無根」でも書いたことですが、まだ誤解があるようなので、再び書かせていただきますね。

和解は逃げではありません。植草氏の勝ちです。
この民事裁判は、真実の情報である(または、真実の情報だと考えてもやむを得なかった)と、マスコミの側が証明しなければ、マスコミの負けです。
事実無根であると植草氏側が証明しなければ植草氏が負ける、のではありません。事実であるとマスコミが証明しなければ、マスコミの負けなのです。
したがって、マスコミが情報源・根拠を明らかにできないということは、事実だと証明できないということであり、マスコミの負け(植草氏の勝ち)ですよね?

民事裁判は、和解で終わることも多いです。
当事者間で判決の見込みがつけば、裁判を続けることは不経済ですので、和解が結ばれることがあります。
早い事件処理は裁判所にとっても好都合なので、裁判所も和解を勧めます。
和解とはいえ、効力は確定判決と同じです(民訴267条)。

出版社が合意したので、刑事事件の二審判決の前にマスコミに釘を差す意味も込めて、一つ和解で早く解決されたのではないかと私は推測しています。
(日本の名誉毀損の賠償額は低いので、1,000万円請求して100万円の判決というのも充分に有り得るところです。)

出版社の情報源であるという<警察関係者>を追及すればいいじゃないかと言う人がいますが、それはできません。
この裁判は、出版社が「情報の真実性」を証明できるかどうかが争点であり、それができなければ終わり(出版社の負け)です。
出版社に対して植草氏の勝ちである以上、それ以上の追及はできないんですね。
(むしろ、賠償金を払わされる出版社が、その<警察関係者>に対して責任追及する利益がある、ということになります。)

「リーク」の責任を刑事的に追及するということも考えられなくはないでしょうが、その<警察関係者>が誰かもわからないし、それに、<警察関係者のリーク>という事件を、警察が真剣に捜査してくれるとも思えません。

***

私は、「痴漢示談7回」など、まったくの事実無根だと思います。
(と言いますか、この期に及んでいまだに事実だと思っている人がいるのが驚きです。。)

正当な情報であるならば、記者は、書類なり、その証拠とやらを警察に提供してもらえばいいだけです。
それができない、ということは、そういう事実が無いということではありませんか?

また、そんな、過去に痴漢して示談したという話が1件でもあれば、前回や今回の刑事事件で検察が必ず言及しているはずだと思いませんか?
被告人の私生活の話なんかよりも遥かに強力な証拠となるはずです。ところが検察は全くそんな話を出していない。それは、≪そんな話が一つも無いからだ≫、と思いませんか?
URL 2008/05/13(Tue)20:03:51 編集
★実際の被害内容(加筆修正しました)
NAME: 熊八
「とくめい」さん、「こんにちはとくめいさん」さん、こんばんは。

私は、女子高生が痴漢被害に遭われたのは事実だろうと思っています。(確たる根拠は無いのですが…。)

その痴漢被害の≪内容≫が、実は違うんじゃないかという気がしています。ご指摘のように、満員電車でもなくスペースがあり、自分で動いたこともあった(T証言による)のに、逃げずに2分間も触られていたというのが、どうにも不自然に感じられるからです。

実際には、右からスカートをめくられただけだったのではないか?と思います↓


●まず、事件後2日目までの報道によれば、「容疑内容」は、

<被害者の右後ろに密着し、左手で、被害者の右お尻を触った>

というものでした。
事件直後には、両方ではなく「右お尻を触られた」と被害者は言っていたのではないでしょうか?


●検察側目撃者T証人は、犯人は右に重心がかかっていた、右に傾いたと再三述べています。なぜ犯人はこんな格好をしていたのでしょうか?

自分がやっていると被害者にバレないように、ではないでしょうか。つまり、右のほうに手を伸ばして、右から触り、被害者が振り向いたら(右から触られたら右回りに振り向くでしょうから)姿勢を直して後ろに逃げよう、と考えていたのではないかと思います。

そういうイタズラがありますよね。人の左後ろにいて、右手を伸ばし、その人の右肩をトンとたたいて、サッと手を引っ込める。右肩をたたかれた人は反射的に右に振り向くが、そこには誰もいなくて、あれ?と思う。
それと同様の要領だったと思います。


●真犯人は、痴漢することが目的ではなく、植草氏に罪を着せることが目的だったと思われます。右横にいる植草氏がやったと被害者に思わせるにはどうすればよいか?

被害者の真後ろ、やや左に位置し、右に傾いて右手を伸ばし、右手(より安全な方法としては傘などの道具)で、右からスカートをめくり、被害者がビックリして右回りに振り返る際に、後ろに退避したと考えられます。これで被害者は、右にいる植草氏が犯人だと誤解します。

(触られると予想していない人が、瞬間触っただけの犯人の手(または道具)を掴めるはずはありません。
それに、被害者は右腕を曲げてカバンを掛けていたので、右から触って手(または道具)を掴まれることはないという確信が、犯人にはあっただろうと思います。)

真犯人は、姿を見られていても、すぐに消えなくても、犯行している右手さえ誰にも見られなければ、自分が犯人だと言われる心配はありません。いったん、右にいる植草氏が犯人だと誤解されれば、植草氏が犯人としてトントンと話は進みます。
半眠りの酔っ払いを嵌めるぐらい、実に簡単なことだったと思います。
(真犯人の「仲間」が周囲にいたとすれば、より一層簡単だったでしょう。)

(補足します: 被害者の真後ろにいた不審な男を見ていた人が何人かいたとしても、その男の犯行(手)が見えなければ、その男が痴漢をしたとは言えません。被害者が別の男の人に抗議して、その男性が大人しく逮捕されるに至れば、「さっきの男がやってたんではないんだな」と納得してしまうと思います。話がそれで納まっているのに、その場であえて異議を唱えることは難しいでしょう。

そしてT証人は、「真後ろの男」が逮捕されたのだろうと思い込んだ貴重な人だったので、検察は活用したのだろうと思います。)


被害者は、急に驚いてヘッドホンをはずし振り返ったような感じであり、その後はしっかりした抗議を始めていますから、おそらく、2分間も触られていたのではなく、スカートをめくられたぐらいではなかったかと思います。
真犯人は植草氏を嵌めようとして犯行したと思われますから、そんな長時間触ったりはしないと思います。

スカートをめくられた、というだけでは何なので、「犯行の悪質性」を強調するために、警察の誘導によって、被害者の<記憶が変遷した>のではないかと考えています。「スカートをめくられる前にも触られてたんじゃない?よく思い出して」「うーん、そういえば…」のように。


***


ちなみに、T証人は犯人の犯行を、実は見ていないのではないかと思います↓


●まず、事件から3日後、9月16日付のT証人の供述調書には、被害女性と目が合ったが声をかけることができなかった理由について、

「逆に自分が被害者の高校生の女の子に逆に、怪しく見られているのではないかと思い、判断がつきませんでした」

と記述されているとのことです。(控訴審第一回公判傍聴記p.11)
なぜ自分が怪しく見られていると思うのでしょうか? 犯行(犯人の手)は見えていなかった、ということではないかと思います。


●T証人は、事件当日友人に送ったメールの中で、以下のように述べているそうです。

「今電車の中で痴漢が起こった。俺はほぼ確信できるような状況を目にしながら、女の子が自ら泣きながら訴えるまでその男を注意できなかった。
情けないよ自分が。何回か、女の子が前にいる俺の方を見たんだ。助けを求めるサインだったのに、そうじゃないかと思っていたのに、俺は結局単なる思い過ごしとして処理した。」(控訴審第一回公判傍聴記p.8)

女子高生の真後ろにスーツ姿のおじさんが密着し、そこでそのおじさんが女子高生のスカートを触る手が見えていれば、「思い過ごし」として処理せず「痴漢だ!」と思うでしょう。やはり、犯人の手は見えていなかったのではないかと思います。

それにT証人は、メールの文面からすると、被害者の「前」に立っていたようです。T証人は183センチと長身でもありますから、スカートがくぼむぐらい触っている犯人の手など見えないのではないでしょうか?


以上から、T証人が犯人の犯行(犯人の手)を見ていたというのは、かなり怪しい話だなと思います。
T証人は、メールでは、被害者の「前」にいたと書いているのに、公判供述などでは被害者の「左横」にいたように言っています。しかも、公判供述で言っているような、被害者との距離77センチでは、被害者は電車のだいぶ右側に寄ってしまうことになり、ほぼ電車の中央にいたという諸供述と合いません。

T証人は、犯人の犯行を見ていたことにするために、警察・検察の要請により、実際の立ち位置(被害者の「前」)とは違うように供述しているのではないかと思います。
URL 2008/05/12(Mon)22:21:10 編集
[No name] Re:実際の被害内容
被害者の高校生の女の子に逆に、怪しく見られているのではないかと思い

というT証人の話はすごくひっかかります。
被害者とT証人の距離的にもそうなのですが、熊八さんの書かれたとおり、犯人の手、見ていなかったからこそ『怪しく見られているかも・・・』そう考えたんじゃないでしょうかねぇ。

納得できます。

T氏の証言って、犯行の証拠とするにはすごく変遷が多いし、
辻褄も合ってないんですよね。。。

なんか昨日は一日メンテだったみたいですね。
熊八さんがコメント下さった後も、私はずっとブログの表示が変でした。
【2008/05/13 10:08】
★無題
NAME: こんにちはとくめいさん
怖くて動けなかったという か弱い証言と、電車内で言った、次で降りてくもらいますから!という気の強い実際の発言は同じ人のものとは思えないんですが。

実際は気の強い人なんだろうと思いませんか?

逮捕者のどっちかが知り合いのようにみえたって言った証人がいましたけど弁護士はそういったことも調べたんでしょうか?

2008/05/11(Sun)15:35:06 編集
★無題
NAME: とくめい
被害者の証言は、「助けを求めて近くの人に目線を送ったがだめだった。両手でさわられた。」というものです。助けを求めなくても、自分が動けばすむのもので、怖さで動けないなど考えられません。動く電車の中で、両手で2分間もころばずにさわり続けることも考えられません。それにふつうは片手でさわるのが痴漢です。
これらのことから、私は被害者はうそを言っている、痴漢はなかったと思いました。
2008/05/11(Sun)14:24:34 編集
★捏造すれすれの「アレンジ」は(悪者の)常套手段
NAME: mojo
アンチさんが、おもしろい事を書き込んでくれました。
ーーーーーーーーー
205 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/05/10(土) 07:26:57
最初の一報は、

>植草氏が泥酔して電車の中で痴漢をして逮捕された
>電車は自宅とは逆方向だった

これだけの情報を聞いて、植草氏の痴漢は無実だと思う人はおかしくないかい?
ああ、またやったのかい・・・と思うのが普通だよね
ーーーーーーーーー

最初の一報“だけ”というところがミソです。

確かに事件翌日(14日)の発表は上記のようなものでした。その翌日(15日)には、さらに悪質な

>警察にはめられたと主張している

という作り話をして、世間に「往生際が悪い」ような印象を与えようとしました。そして9月の下旬に、問題の「女性セブンのウソ記事」が出る。

この女性セブンの記事をネタにして(これも訴えられている)関西の番組「ムーブ」が取り上げたのが9月21日なので、逆算するとほとんど事件直後に、女性セブンがニセ情報を(小学館側が情報源だと主張する)検察官からもらって記事にしたのが分かります。

つまり、冒頭のアンチの言うように、「痴漢に間違い無い」と思わせるような事情のみを報道させて、さらに出版社にも「ウソ情報」をリークしてテレビで騒ぐ。・・偏った情報によって、イメージを作り上げるのが、最近の事件報道によく見られます。


確かに、全体の事実のうち、何の説明もなく(そして中抜きされた作文を)見せられたら、「これは間違い無い」と感じる人も多いでしょう。ここで「ウソ情報を流すメリット」が警察・検察に有ることが分かります。

このように、フライデーや女性セブンが、どうして「ウソの情報」を記事にしたのかは、自分たちの「もうけ」ではなく「捜査当局に有利になる」ことを記事にしたのです。

◎持ちつ持たれつ

(フライデー裁判での情報源は、現職の警官でした)

>「これまでもいろんな情報をもらったが、みんな正しかったから」

フライデーのウソ記事を出した構図は、女性セブンにも当てはまります。

K記者が明かした“情報源”の「旧知の警察関係者」と同様、女性セブンの記者も「旧知の(懇意にしている)関係者」から記事にしてほしいと頼まれたというのが、今回の「示談7回」のウソ記事が出された理由でしょう。

記者と捜査関係者が「旧知の関係」なら、普通は持ちつ持たれつなので、いつも「いろんな情報」をもらっている「おかえし」を記者の側がする場合もあるでしょう。

女性セブンの記事は、記者にとって「いつもいろんな情報をもらっているおかえし」として、警察に有利な記事を書いたのでしょう。

◎今回の構図(事件との関係)

つまり、13日に起こった「騒動」の事実関係でも「おかしい」と思わせるような内容を組み合わせて発表したあとに、週刊誌やテレビで「過去に同様の犯罪歴がある」(←これはウソ情報)と週刊誌に書かせて犯行は間違いないというムードを作る。

事実無根の「示談7回」という記事を週刊誌が流した理由も、このように見れば辻褄が合います。

当然ですが、事前にこういうムードを作っていれば、検察が裁判で有利になるという意味もあります。

>「『女性セブン』の記事を事実無根とする原告側の訴えに対し、被告側は『検察から聞いた』としか言えず事実関係を立証することができない」

個人的には、女性セブンの情報源が「検察」かどうかは今でも疑問なのですが、小学館のほうが、あくまで検察から聞いたと言っているので、それも考慮すれば、送検されてスグに東京地検の「誰か」が女性セブンの記者に「これこれの事実がある」と話し、それを聞いた記者も「これは記事にしなきゃ」と思ったのでしょう(笑)


オウム事件の河野さんが、お酒も飲まないのに「酔った帰りのエピソード」という“事実無根”の記事が流され、その記事を弁護士さんに見せて「あんな奴の弁護はやめろ」と迫ったエピソードを思い出します。河野さんに対する「人権侵害」を、今も捜査側は全く反省していないようです。
2008/05/10(Sat)12:24:18 編集
★はじめから事実無根
NAME: 熊八
3回の事件の前に「痴漢示談が7回」あったというデマを、まだ信じておられる人がいるようで、少々驚いています。
というか、工作員アンチさんが、一生懸命、印象操作に励んでおられるようですね。


◎一件も証明できなかった出版社

この民事事件の場合、「真実性の証明」が争点となります。出版社がその情報を真実だと証明するか、または、真実と考えてもやむを得なかったと証明できれば、出版社は責任を免れます。逆に、いずれの証明にも失敗すれば出版社の負けです。

一つ和解で終わっていますが、民訴は和解で終わることも少なくありません。判決の見込みがついたなら、裁判を続けるのは不経済なので、和解が行なわれることも多いのです。確定判決と同じ効力を持ちます(民訴267条)。

出版社が賠償金を支払い謝罪広告を出すことに合意したので、植草氏の実質勝訴です。判決まで行ったとしても同じような内容だったでしょう。(日本の名誉毀損事件の賠償額はそんな高額にはなりません。「書き得」の問題が生じるところです。)

「7回の痴漢示談」のうち一つも、出版社は証明できなかったのですね。


◎刑事事件で検察が言及していない

そもそもおかしいと思いませんか?
もしも、痴漢示談の事実があったならば、前回の手鏡事件や今回の事件の刑事裁判で、検察官が必ずそのことに言及しているはずです。

もし痴漢示談の事実があったならば、植草氏の私生活のことなんかではなく、まっ先に、そちらの事実を出してくるのではないかと思います。

しかし検察官はそんな話を出して来なかった。痴漢事件なのに、痴漢して示談した話を検察が持ち出さないなんてことがあるでしょうか?


◎7件全部、訴追を免れた?

それに、だいたい、痴漢を7回もして、それを警察が把握していたとして、ずーっと訴追を免れていたなんてことは有り得ないでしょう。

条例違反の痴漢は以前から非親告罪です。被害者の告訴は必要ありません。被害者が訴追を望んでいなくても訴追は可能です。(現に手鏡事件がそうでしたね。)

程度がひどく強制わいせつ罪に至っていれば親告罪であり告訴が必要ですが、7件全て強制わいせつ罪に至っていて、いずれも被害者の告訴が得られず、みすみす警察が植草氏を免れさせたということでしょうか? とても考えにくいことではないかと思います。


◎事実無根でしょう

いずれにせよ、「痴漢示談7回」のうち一件も、刑事事件において検察が持ち出さず、出版社も証明できなかったということは、全くの事実無根だったということでしょう。


***

問題は、もしも、記者が言うように、警察官が流したデマだったとすれば、そんなデマを流した意図は何だったかということですね。
URL 2008/05/09(Fri)19:21:08 編集
★無題
NAME: みんと
正義の味方さま、私のコメントがお気に触ったのでしたら、申し訳ありませんでした。

mojoさま、ご意見をありがとうございます。何分、言葉足らずで申し訳ありません。

ゆうたまさま、有田氏には私もがっかりしました。松本サリン事件で無実の人を犯人扱いした警察やマスコミは、当時のことを反省していないのかと思います。
起訴されれば99・9%の有罪率の中で、有罪になったからと植草さんを黒と決めつけるのは、おかしいと思います。
私は、植草さんの事件を調べる中で、冤罪の可能性を強く感じるようになりました。

アンチの人々は、一度もこの事件について検証をしようとしていないと思います。はなから植草さんを犯人と決め付けて、行動しているように見えます。
偏向報道ばかりするマスコミや職業評論家たちと一緒になって、植草さんを叩きのめし、それを楽しんでいるだけだと感じます。
この事件を真剣に検証し、植草さんを応援するこのブログを荒らしにくるなど、悪趣味は早くやめていただきたいと願います。
2008/05/05(Mon)23:39:04 編集
★警察がデマを・・・ 政治事件のようですね
NAME: 熊八
mojoさん、こんにちは。

本題に戻りますが、被告出版社によれば「示談7回」というウソ情報の出どころが≪現職の警察官≫らしい、ということに、少なからずショックを受けています・・・

裁判で有罪にするために警察がいろいろ不正をやる、というのは、あってはならないことでありつつも、まぁわからなくもないのですが、警察が根も葉もない「示談7回」を記者にリークするというのは、何が目的だったのだろう?と思ってしまいますね・・・

『世間に対する、植草氏が痴漢だとの印象付け』
としか考えられませんよね。でも、なぜそんなことを警察がするんでしょうか?

私は、被害者・目撃者・K証人は善意の人だと推測しているのですが、真犯人は痴漢が目的ではなく植草氏を嵌めようとして犯行したと考えられるし、警察がデマを流したのは奇怪すぎるし、事件についてのマスコミの報道全般がおかしかったし、そしてどう見ても工作員と思われる「アンチ」の人たちが継続して<植草は痴漢>との印象操作に一生懸命励んでいるようだし・・・

鈍くて疎い私でも、さすがにこれは、植草氏の言論の影響力を抑え込むための、政治がらみの事件なのかな、と思うようになりました。
URL 2008/05/03(Sat)12:57:43 編集
★両者の違いは、自身の「ジャーナリズム精神」
NAME: mojo
正義の味方さん、

>★職業評論者は信じません。

確かに有田氏は、先日の参議院選挙に出馬した実績、その前は読売系列の日テレでコメンテーターを務めていたので、正義の味方さんの言う「職業評論者」と言うべきですね。

>特定政党名を載せるのもよくない

これは「元共産党員だった」という文章を指すと思いますが、単に「共産党員」と入っているからけしからん、という意味では無いですよね。じゃないと、自民党とか民主党というのさえも(入っていると)アウトになっちゃうのでナンセンスです。

◎「ふさわしくない」場合とは?

正義の味方さんの批判を整理して、どういう場合には「ふさわしくない」のかを考えてみました。

この場合、単純に「共産党」ではなく、有田氏が「元共産党員だった」という文章の『事実関係』の有無によると思います。

もしも有田氏が現実に「共産党員だった」ということが、広く知られている“事実”なら、ミントさんのコメントの

>彼も除名されたとはいえ、元共産党員ですし、

この文章の事実関係を調べれば済むことです。
仮に、有田氏が「元共産党員」だったというのが事実なら、

>特定政党名を載せるのもよくないと思います。

というほど、過敏になる必要は無いと思います。
と、いうことでネットで「有田芳生」と検索しました。

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/有田芳生
この、ウィキペディアの冒頭の来歴に

>1977年に日本共産党系の新日本出版社に入社
>党規律違反に問われ、除名にまでは至らぬものの1990年に除籍処分を受ける。

ウィキも(微妙に)内容に問題がある事が指摘されますが、このような「経歴」の事実が“捏造”というのは考えづらいので、この場合「党規律違反、除籍処分」となると、何らかの形で「共産党」に所属していたのは事実だと思います。

(結論)
ミントさんのコメントの「有田氏が、元共産党員」というのは、広く知られた事実なので、「特定政党名を載せるのもよくない」というほど(この有田氏のケースでは)問題ではないと思います。

そして、有田氏の本人のブログに
>2年前の逮捕時に、警視庁某幹部が「いずれやりますよ」と語っていたからだ。
と「警察と特別なパイプがある」ようなニュアンスを“売り”にした時点で、ジャーナリストとしては失格です。
(K記者もですが「プロパガンダ」に利用されないように注意する必要があるし、一旦「権力のイヌ」の烙印を押されたら、ジャーナリスト生命は終わり。)

まぁ、自民・公明が与党という“半カルト”状態で政策が決まって行く世の中です。割り切って「元ジャーナリスト」という肩書きで「迎合コメンテーター」としてなら、むしろ良い暮らしが出来るのかもしれません。

◎二人の評価

この有田芳生氏と江川紹子さんとは、オウム事件以降、全く別の道を歩むことになりました。

テレビのワイドショー(ザ・ワイドなど)で、お茶の間に「迎合」するようなコメントを繰り返して、あげくに選挙まで出馬した有田芳生氏。

一方、同じコメンテーターとしても、橋本現大阪府知事に対して「福祉切り捨てにつながるのでは」と議論したり、(公安がかなり積極的だった)オウムの「破防法適用」に反対を表明したりと、比較的スタンスがハッキリしている、江川紹子さん。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/江川紹子

このウィキペディアの「その他」を見ると、時にはメディアのムードに対立しても「一貫して中立的な立場で冷静なコメントをしている」という評価は合っていると思います。(私のテレビでの印象と合っているという意味です)


江川さんのほうが私たちと同じ庶民の目線に見えます。
有田氏はというと、よく言われる『電波芸者』のイメージですね。
2008/05/03(Sat)11:42:31 編集
★職業評論者は信じません。
NAME: 正義の味方
オウム事件を飯の種にして、教団にある意味で寄生していた人間のコメント
を、今更、取上げるミントさん、特定政党名を載せるのもよくないと思います。
坂本弁護士に当初、教団の紛争事を持ち込んだ、江川紹子、さんざんTVに出まくり,本の出版等で、えげつない
稼ぎまくり、殺された坂本さんの遺族に、原因者の一人なのに、1円の報酬
を返してないと聞いてます。国政選挙出馬に色気があつたみたいですが・・
そんな人たちのコメントは、何の助け
になりません。
2008/05/03(Sat)01:24:00 編集
★警察関係者が犯人
NAME: みんと
植草さんに関するデマ情報を流していたのが、民事裁判の中で警察関係者であることが明らかとなりました。
植草さんに関するデマ情報の犯人が警察関係であることをジャーナリスト?有田芳生のブログを見ればさらに濃厚となります。
以下
植草一秀教授が痴漢で逮捕されたというニュースだった。「やっぱりな」と思ったのは、2年前の逮捕時に、警視庁某幹部が「いずれやりますよ」と語っていたからだ。http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2006/09/post_8239.html

有田芳生は、ジャーナリスト?でありながら警察幹部の言葉であるということだけで信じ、さも植草さんを犯罪者のごとく言ってのけてしまうのが、怖いです。
彼も除名されたとはいえ、元共産党員ですし、警察がどういうものであるかぐらいは、わかっていなかったのでしょうか。
根も葉もない情報を流すのは悪質きわまりないと思います。
フライデーのk記者にもわずかにでも良心というものが残っているのであれば、きちんと真実を語って頂きたいです。
2008/05/02(Fri)15:12:11 編集
[No name] Re:警察関係者が犯人
みんとさんこんばんは。
有田氏のあの記事は最初に見たとき、がっかりしました。
完全に鵜呑みで断定的に書いてましたからね。
しかし、デマの情報を流していたことが警察関係者だとはっきりしたことはとても良いことだったと思います。
【2008/05/02 22:53】
★民事が「国策逮捕」を証明するとは(笑)
NAME: mojo
私は、この刑事の事件では検察官による「証拠捏造」があると思うし、植草さんの「無実の証拠」は、逆に隠していると思います。

でも、一般的に検察のシナリオが「真実じゃない」場合には、どうしても細かい矛盾が出てしまう。現に一審で出された検察の証拠や証人には「矛盾点」が多く見られるのも事実です。

以前から、植草さんを取りまく状況には「不自然さ」がつきまとっています。その一例が、マスコミによる(逮捕のタイミングに合わせた)根も葉もない「示談7回」の報道です。

今回、マスコミによる「被告人への中傷ネタ」の情報源が「現職警官」だったという事が判明しました。つまり彼らは、自分たちが集めた証拠ではなく「世間のムード」を利用しようとしたのです。
これは、品川の事件でのフライデーの記事でも同様なので、品川の時も「事実だけでは勝てない」と思っている証拠です。

例えば、アンチの常套句のように「間違いなく植草さんが犯人」だとしたら、どうでしょう?

現職の警官が、わざわざマスコミに「ウソ情報」をリークして、植草さんを犯人「ら・し・く」思わせる必要があったでしょうか?

いいえ、むしろ「手持ちのカードでは、難しい」という焦りがあったからこそ、あらゆる手段を使う必要があったのです。

・マスコミに対して「ウソ情報(示談話)」を流させた
・自宅・事務所のパソコンや(無関係の)書類まで押収した
・一部の支援者に対して「事情聴取」という名の“圧力”をかけた←かなり高圧的に「あいつが犯人に間違い無いんだよぉ〜」とか言ったらしい(笑)

これらが、10月4日の「起訴直前」まで行われていたことが重要です。

確かに、刑事裁判では一審・二審ともに「不当判決」が出てしまいましたが、やはり植草さんに関しては、ひらりんさん同様、私も「国策逮捕」の可能性を考慮すべきだと思います。


民事裁判で「司法による、不当な介入」の事実が証明されたことにより、ますます植草さんの周囲で起きるおかしな事件が「国策の証拠」となるのは、皮肉といえば皮肉ですね(笑)

まぁ、刑事裁判のほうは、起訴できるのは検察だけだし、彼らに都合の悪い証拠は隠せるので、刑事のほうで被告が不利なのは当然ですね。
2008/05/02(Fri)14:16:19 編集
★「国策捜査」と虚偽情報のリーク
NAME: ひらりん
mojoさん、こんにちは。
ひらのゆきこさんの記事は、本当に貴重ですね。
(ひらのさんに感謝♪)

「示談7回の記事はウソでした」と小学館・女性セブン側が認め和解が既に成立。
今回の民事裁判では、講談社・フライデーにウソ記事を書いたK記者を追及して、とうとう判明したネタ元は警察関係者だったとは!

民間人の社会的信用失墜のために、警察関係者が虚偽情報をリークした!!!
(↑太字で強調したいです)
これが民事裁判で明らかになったのですから、アンチさんも大慌てですよね。(笑)

植草さんの弁護団は、情報の裏を取らなかったK記者を厳しく追及し、松本サリン事件を引き合いに出してジャーナリストのモラルについて教え諭したそうですね。
そうしたくもなるでしょう。
K記者の供述で繰り返されたのは「旧知の警察関係者を信頼していた。虚偽情報だとは疑わなかった。」ということで、こんな甘ちゃんに情報発信という権力を持たせては危険だと思います。

講談社は、草薙厚子さんの本の出版に関しては、検察による虚偽情報リークの被害者だそうです。それなのにK記者は、警察の片棒を担いでいたのですね。
今まで「国策」という言葉はむやみに言わないようにしてきたつもりですが、講談社は『検察による講談社への「国策捜査」と虚偽情報のリークがあった』と、堂々と書いています。

http://www.kodansha.co.jp/emergency2/index3.html

ここに書かれている「長時間の、しかもきわめて威圧的な取り調べ」「悪質な虚偽情報のリーク」「逃亡・証拠隠滅のおそれがないのに逮捕」「誤認捜査(家宅捜索)」は、すべて植草さんのケースにも当てはまるものです。
自らが公権力濫用の被害者であるにもかかわらず、なぜ他人も同じ被害者だと思い至らないのでしょうね。

K記者が警察によるリークだと考えなかった理由を問いつめられて、「この事件に関してはリークをする理由がない」と決めつけたとは、記者のくせに不勉強すぎます。
植草さんを大学教授で売れっ子のエコノミストとしか認識していなかったのでしょうね。
植草さんは、小泉政権下の株価操作ともいえるような政策を批判し、政権ぐるみの巨大インサイダー取引疑惑を調査するようにとの警告を発していたのです。その事実を知らなかったのでしょうか。
そこで警察関係者がガセネタで植草さんの信用失墜を計ろうとしていたなら、「国策逮捕」の疑いは濃厚ですよ!

K記者の弁解を聞く限り、この人が自ら公権力の手先になったというより、記者としてのモラルが低かったため「報道被害」という言葉を知らずに公権力に利用されたように思われるのですが・・。
K記者が使命感に目覚め、ジャーナリストとしての責務を全うしようと思うなら、「旧知の警察関係者」の氏名を公表すべきです。その人物を法廷の場に引き出し、背後関係を調べて植草氏の社会的信用失墜を画策した黒幕と、真の理由を突き止めるのに協力して欲しいです。
そうすれば、K記者が犯した罪も少しは償われようというものです。
URL 2008/05/01(Thu)15:38:20 編集
★「示談7回」中傷記事の情報源は、現職警官!!!(再掲)
NAME: mojo
*****
アンチの「荒らす動機」が、ミエミエというか「示談7回」のウソ情報が、現職の警官が流していたという事実を『コメント流し』をしたいようなので、再掲しておきます(笑)

何とか、植草さんの中傷に持って行きたいのでしょうが、実は「ウソの情報」をマスコミに流している人間が、一番「けしからん輩」でしょう。
*****

  <再掲、ここから>

「ウソ記事」で訴えられた、フライデーの裁判の記事が出ていました。

情報がもたらされた日と、原稿の締め切り日とをスリ合わせると、結局4月13日しか取材する日が無く、チョコチョコっと知り合いの警官に話を聞いただけで事実だと信じたようです。

今回は、証人として「記事を書いた本人」が証言しており、このウソ情報の出所が詳しく分かる内容です。

どうやら、この(記事を書いた)K氏の知り合いの「現職の警察官」が、実際にデータにアクセスできる、別の「現職の警察官」に示談の記録があると聞いたと主張しているようです。

ーーーーーーーーー
新聞記者(警視庁担当。K氏と懇意にしている人。共同通信?)
  ↓
K記者が、示談の情報を知る
  ↓
(事実確認)
  ↓
警察関係者(K氏と旧知の人物で、後に出てきますが、裁判長の質問で、現職の警察官。)
  ↓
「犯罪歴のデータにアクセス」して「まあ、そうだ」との回答。←記者の知り合いとは別の警官で、現職の警官
ーーーーーーーーー

K氏本人としては間接情報なのに、これを「真実」と信じた理由として「これまでもいろんな情報をもらったが、みんな正しかったから」と証言。さらに、その補強として、

>「取材班の中で複数(2名)の記者もそれぞれつながりのある警察関係者から同様の情報を得ていた」と述べ、自分だけの情報ではないことを強調しました。

(ちょっと待って!)
K氏以外の2名の記者がそれぞれつながりのあるという「警察関係者」は、一見別人のように見えるけど、それこそイニシャルでも出してもらわないと、K氏の「旧知の警官」と同じ人物が、他の2人の記者にも言った“可能性”もゼロじゃない。

これは、ひらのさんも同様の疑問を感じたようです。

ーーーーーーーー
情報の裏づけを取ったのかという質問に対しては、「懇意にしている」とか、「信頼している」といった説得力に欠ける答弁を繰り返し、その情報が事実であるかどうか、質問者を納得させる具体的事実を示すことはできませんでした。

 K記者は、ほかの2名の記者も同様の結果を得たと言っていますが、その2名の記者もK記者と同じような経緯を辿って情報を入手したのだとしたら、旧知の警察関係者からの情報と同じように、その情報が正しいと信じた理由にはならない、との感想をもちました。
ーーーーーーーーーー

◎微妙に、言い草が変わる
(ここまでは、被告代理人とのやりとり。つぎに、植草さん側の弁護人による質問。)

「過去の犯罪歴にアクセスできる人と直接話をしたのか?」の質問には、旧知の警察関係者からその人に「聞いてもらった」と、最初の話とは微妙に変わってしまいます。裏付けの有無も「とっていない」と、どんどん言うことが怪しくなってきます。

最終的に「正しい情報と思った」根拠は、単に知り合いの警察関係者を「信頼していた」というだけになってしまいました。

ところで、このK記者が当時の様子を話した言葉で、興味深いのが、

>「(自分だけでなく)ほかにも複数の取材班が言っていたから」と答えました。

これは、以前私も触れたことがありますが「(品川事件の時)植草さんの示談の情報が、マスコミにパッと広まった」というエピソードと一致します。・・・つまり、ターゲットに対して、根も葉もないウワサを流して不利にさせるという、公安関係が良く使う手法で、多分、植草さんの「示談7回のウソ情報」もそういう構図なのだと思います。


◎この「ウソ情報」の、本当の問題点

ひらのさんが、最後にまとめていらっしゃいますが、

(1)一方の当事者ともいえる立場(警察)が流す情報
(2)報道姿勢の問題(裏づけもとらず、あたかも事実のような記事)
(3)「おおむね正しいよ」という、思わせぶりな警察官の答え方←意図的に記者をミスリードする意図があったのかも。
(4)(真贋も含め)機密扱いである内部情報を、勝手に外部に漏らす行為そのもの

そもそも、この植草さんの「示談7回」のウソ情報を警察関係者が流した事が一番問題なのです。

このK記者の「懇意にしている警官」と「内部情報にアクセスして、簡単に情報を漏らす警官」には、是非、公判に呼び出していただきたいと思います。

(記者にペラペラしゃべるくらいだから、裁判所なら、もっと色んな事を言ってくれるかもしれませんね)


<ここまで、ついでに「MSN産経ニュース」の話題も>

★どういう基準でしょうね(笑)
NAME: mojo
(一個間にコメントが挟まっていますが、「判決要旨」に関するコメントです)

熊八さん、
確かに、一審の判決の際に「MSN産経ニュース」が、判決の直後に「要旨」を公開したのに比べると、今回は「公表する予定は無い」という感じですね。

(ちなみに、一審の「判決要旨(1)」の日付を見ると「2007.10.16 11:29」となっているので、ほとんど終わってスグに記事が出た感じです。)


ついでなので、このニュースサイトで、どんな裁判の「判決要旨」が取り上げられているのかを見てみました。ここには「裁判記録」という分類があり、新しい記事では、

(裁判記録)
「弁護士・安田好弘被告に逆転有罪判決 東京高裁」

の記事のページに、裁判内容を詳しく紹介した記事の一覧がありました。

この「注目事件の一覧」を見ると、この「MSN産経」がプッシュしている事件の『傾向』が分かります。

ーーーーーーーーー
■あの注目事件、法廷のやり取りを詳報

山口県光市の母子殺害事件
秋田連続児童殺害事件 畠山鈴香被告
東京・渋谷の妹バラバラ殺人事件
2園児殺害事件判決要旨
植草被告への判決要旨
“監禁皇子”判決要旨
ーーーーーーーーー

他の「凶悪事件」に混じって、植草さんの事件だけが『異質』な気がします。他の事件が「残酷な事件」の中で、唯一「痴漢事件」が入っています。もしかしたら「MSN産経ニュース」は植草さんの事件も

>単なる痴漢事件ではない

そういうメッセージかもしれません。(他の事件の「異常性」と共通する『何か』があるという事を、産経ニュースは訴えているのかもしれません。)


そういえば、植草さん関連の「アンチさん」は、上記記事のうち2つに登場する「安田好弘弁護士」は、どちらかというと嫌いみたいで「安田」と呼び捨てていました。(色んな意味で「煮え湯」を飲まされた人がいるから、どうしても逆恨みするような単純な輩も出てしまう。)

でも、キチンと安田弁護士の活動を評価する人が多いのも事実です。それが証拠に、今朝のスパモニでは、今回の東京高裁の「逆転有罪」の話題では、鳥越さんを初め、コメンテーターの方たちが『不当判決』と強調されていました。

確かに、一審でさえ証人の「信用性」を否定されたのを、「信用できる」と言われちゃ、当の安田弁護士じゃなくても「検察寄り」と言いたくなります。
(多分、ネットでも細かい情報が出てくると思います。)

それと「光市の事件」でも、安田弁護士が担当した途端に、マスコミを総動員した「弁護バッシング」が行われました。
これは、先日BPOから「偏った報道内容で、視聴者に不利益」と指摘されています。

「感情的放送は視聴者の不利益=光市殺害事件裁判報道でBPOが意見」
ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200804/2008041500930

こういう意味では、マスコミの報道で『トクをした』のは、検察だけです。
(本村さんが矢面に立っているけど、これは、非常に気の毒な事で、裏でコソコソと「言わせていた」人間や、植草さんの「示談7回」というウソ情報を流したパターンと意図は共通しています。)

いつの時代も、本当に『ズルい人間』は、他人を利用して、物事を有利に運ぼうとする姑息なやり口は変わらない。


ところで、改めて上記の産経ニュースの「裁判記録」の記事一覧を見ると、どうしても、植草さんの事件『だけ』が浮いています。(事件の“質”が明らかに違う)

何か、産経ニュースのスタッフに、理由を聞きたいですね。(実は、この人たちも、ストレートに書けないけど「(痴漢事件とは)別の事情」があることを知っているのかも知れません。)
2008/04/29(Tue)21:58:50 編集
★「示談7回」中傷記事の情報源は、現職警官!!!
NAME: mojo
(私も、この記事を目にしたので、コメントを書きました。)

「ウソ記事」で訴えられた、フライデーの裁判の記事が出ていました。

情報がもたらされた日と、原稿の締め切り日とをスリ合わせると、結局4月13日しか取材する日が無く、チョコチョコっと知り合いの警官に話を聞いただけで事実だと信じたようです。

今回は、証人として「記事を書いた本人」が証言しており、このウソ情報の出所が詳しく分かる内容です。

どうやら、この(記事を書いた)K氏の知り合いの「現職の警察官」が、実際にデータにアクセスできる、別の「現職の警察官」に示談の記録があると聞いたと主張しているようです。

ーーーーーーーーー
新聞記者(警視庁担当。K氏と懇意にしている人。共同通信?)
  ↓
K記者が、示談の情報を知る
  ↓
(事実確認)
  ↓
警察関係者(K氏と旧知の人物で、後に出てきますが、裁判長の質問で、現職の警察官。)
  ↓
「犯罪歴のデータにアクセス」して「まあ、そうだ」との回答。←記者の知り合いとは別の警官で、現職の警官
ーーーーーーーーー

K氏本人としては間接情報なのに、これを「真実」と信じた理由として「これまでもいろんな情報をもらったが、みんな正しかったから」と証言。さらに、その補強として、

>「取材班の中で複数(2名)の記者もそれぞれつながりのある警察関係者から同様の情報を得ていた」と述べ、自分だけの情報ではないことを強調しました。

(ちょっと待って!)
K氏以外の2名の記者がそれぞれつながりのあるという「警察関係者」は、一見別人のように見えるけど、それこそイニシャルでも出してもらわないと、K氏の「旧知の警官」と同じ人物が、他の2人の記者にも言った“可能性”もゼロじゃない。

これは、ひらのさんも同様の疑問を感じたようです。

ーーーーーーーー
情報の裏づけを取ったのかという質問に対しては、「懇意にしている」とか、「信頼している」といった説得力に欠ける答弁を繰り返し、その情報が事実であるかどうか、質問者を納得させる具体的事実を示すことはできませんでした。

 K記者は、ほかの2名の記者も同様の結果を得たと言っていますが、その2名の記者もK記者と同じような経緯を辿って情報を入手したのだとしたら、旧知の警察関係者からの情報と同じように、その情報が正しいと信じた理由にはならない、との感想をもちました。
ーーーーーーーーーー

◎微妙に、言い草が変わる
(ここまでは、被告代理人とのやりとり。つぎに、植草さん側の弁護人による質問。)

「過去の犯罪歴にアクセスできる人と直接話をしたのか?」の質問には、旧知の警察関係者からその人に「聞いてもらった」と、最初の話とは微妙に変わってしまいます。裏付けの有無も「とっていない」と、どんどん言うことが怪しくなってきます。

最終的に「正しい情報と思った」根拠は、単に知り合いの警察関係者を「信頼していた」というだけになってしまいました。

ところで、このK記者が当時の様子を話した言葉で、興味深いのが、

>「(自分だけでなく)ほかにも複数の取材班が言っていたから」と答えました。

これは、以前私も触れたことがありますが「(品川事件の時)植草さんの示談の情報が、マスコミにパッと広まった」というエピソードと一致します。・・・つまり、ターゲットに対して、根も葉もないウワサを流して不利にさせるという、公安関係が良く使う手法で、多分、植草さんの「示談7回のウソ情報」もそういう構図なのだと思います。


◎この「ウソ情報」の、本当の問題点

ひらのさんが、最後にまとめていらっしゃいますが、

(1)一方の当事者ともいえる立場(警察)が流す情報
(2)報道姿勢の問題(裏づけもとらず、あたかも事実のような記事)
(3)「おおむね正しいよ」という、思わせぶりな警察官の答え方←意図的に記者をミスリードする意図があったのかも。
(4)(真贋も含め)機密扱いである内部情報を、勝手に外部に漏らす行為そのもの

そもそも、この植草さんの「示談7回」のウソ情報を警察関係者が流した事が一番問題なのです。

このK記者の「懇意にしている警官」と「内部情報にアクセスして、簡単に情報を漏らす警官」には、是非、公判に呼び出していただきたいと思います。

(記者にペラペラしゃべるくらいだから、裁判所なら、もっと色んな事を言ってくれるかもしれませんね)
2008/04/26(Sat)08:30:33 編集
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直言:特別鼎談:植草一秀氏・平野貞夫氏・宮崎学氏

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☆植草一秀氏の事件は冤罪です:HP

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2004年示談とは完全に否認している事を理解してもらった上での示談なのです。

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■平成16年8月30日付冒頭陳述の要旨
■平成17年2月21日付弁論要旨(要約
■平成17年3月1日付弁論要旨(補充)(要約) (プレス向け
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■『植草事件の真実』に関して
植草事件の真実
は数名が個々の考えを書いたものを一冊にまとめたものです。
私は全体を通してのチェックはしておりません。 他の方がどのような内容を書かれているかも一切関知しておりません。
私は2004年に起きた事件の事を書いており、今回の事件に関しては言及していません。
※なお、この本の出版・内容・主張は植草一秀氏も関知しておらず、一切関係ないことをお断りしておきます。

植草氏逮捕は国策逮捕だな、3+10+10=23日越えて勾留だって?法的根拠は?言えるものなら言ってみろ(笑)バナー

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