忍者ブログ
[140] [139] [138] [137] [136] [135] [134] [133] [132] [130] [129]

DATE : 2024/11/23 (Sat)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


DATE : 2007/08/01 (Wed)
18日に行われた論告で、弁護側の目撃証人を否定するため検察が言ったことの中に、
 
①証人は本件電車に乗車しておらず、仮に証言内容に近い状況があったとすればそれは本件とは全く別の機会であったと考えるのが自然である。

②証人が被害者の声に気付かなかったことは不自然である  

という二つがある。

①に関して、
この検察官の論理にはかなり無理があると思うのですが、
弁護側目撃者は起訴状に記されている犯行時間帯(10時8分から10時10分までの間)はっきりと植草一秀氏だと認識した上で植草氏が容疑のような事を行っていないのを見ている。

Web上のニュースサイトなどはこの事を明らかに隠した報道を行っているので、弁護側目撃証人が役立つ証言を出来なかったように勘違いされている方も多いだろうと思います。
正しい証言内容を知っていただきたいと思います。

目撃証人が眠ってしまっていた事ばかりが報道で取り上げられているが、それに関しては何も問題は無い。
京急路線図
目撃証人は青物横丁あたりから眠ってしまった。騒ぎで目を覚ましたときは大森海岸駅あたりだったと証言していますが、この時間帯は起訴状の犯行時間外であることは明らか。
被害者と言われる人物も、自分が触られたのは品川を出てからすぐの2分ぐらいの間だったと述べていることから証人が青物横丁あたりで眠ってしまっても植草氏の無実証明には何ら問題は無いのです。
起訴内容が完全否定される証言であったことを知っていただきたいと願います。

どうして眠ってしまったのが青物横丁あたりだったと言えるのかと疑問を持つ方もいるようですが、
傍聴できた方に確認したところ、弁護側目撃証人は、これについて、 

【青物横丁近くの沿線の特徴のある建物を見た記憶がある。】と公判で証言したそうです。 

そして、同様に大森海岸駅あたりで目を覚ましたと言える根拠については、

【大森海岸駅の掲示板を目にした。】との事です。
半分眠った状態で、気配で目を開けたところ、大森海岸駅の掲示板を目にしたと証言したようです。

これだけの記憶があり、はっきりと植草氏だと認識した上で見ていた光景が、検察の言う
『全く別の機会』であったと考えるほうが難しい。そんな風に考えるのはとても不自然です。

②に関しては
植草氏自身も『子供がいるのに』というやや大きな声しか聞いていません。
 
被害者と言われる女性が『泣いた』というのが事実であっても子供が泣くようにワーワー泣くことは常識的に考えてもありえず、涙が出たというだけの可能性が高いのではないでしょうか。
検察側の証人の証言にも逮捕者の証言にも大声を上げて泣いたような表現は見当たりません。
検察側目撃者によれば、『最後は涙声だった』と表現されています。 

電車の騒音の中、半分眠っていた弁護側目撃証人が被害者と言われる女性の声に気付かなくても何ら不自然なところはないと思います。 


この証人の証言に特に不自然なところがあるでしょうか?
特に不自然なところがなかったからこそ『別の機会だったのでは・・』という突飛な論法しか使えなかったのではないでしょうか。
植草氏以外の人との見間違いの可能性もとても低いはずです。

検察の論告に、弁護側目撃証人を否定する説得力は全くなかった。
植草氏が無実であるという現場を見ていた証人を否定できなければ、きちんと無罪判決が出されるべきだと思います。
冤罪で裁かれることは決してあってはならないと思います。
PR
●この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
★無題
NAME: hero
mojoさんはじめまして。

>>逮捕者→顔は分からなかったけど、ネクタイを掴んだ時に「Uekusa」の刺繍を見た

これ本当ですか?刺繍がどこに施されているかわかりませんが、そんなものじっくり観察するものでしょうか?

そもそも逮捕時の態勢から考えると、刺繍は逆さまに見える可能性が高そうですが、日本語ならともかく、ローマ字で書かれているものを、そんなにしっかり認識できるものなのでしょうかね。僕が当事者ならば、そもそも刺繍を確認しよういう気さえ起きないでしょう。

かなり胡散臭いです(mojoさんの書き込み内容が、ではなく、逮捕者の証言の信憑性が)。
2007/08/03(Fri)17:23:50 編集
[No name] Re:無題
電車を降りるときに見えたそうですよ。
公判でそう証言していました。
わざわざ確認しようと思ったわけではなくたまたま見えた事を話されたようですよ。
【2007/08/03 18:07】
★検察は「捜査権限」もあるし・・・
NAME: mojo
熊八さん、こんにちは。
ブログの記事は、私たちがこれまで議論してきた事を、かなり簡潔にまとめてあり、非常に分かりやすいです。これからも、参考にさせていただきます。


ところで、先日の公判で、弁護側の目撃者に対して、検察は「過去の出来事」に触れたり、待ち合わせていた人の名前を質問したようです。

検察が「当時、本当に乗っていたのかどうか」も含めて『下調べ』をしたのは当然だと思います。(約束の相手を事前に調べて、あえて言わせようとした?)実際に現場で調べるのは警察の方だと思いますが。

普通、目撃者に最初に聞く事は「どうして、その電車に乗っていたのか?」だと思います。あまり、しつこく聞かなかったようなので、すでに「事件の電車に乗っていた」という結論だったのでしょう。

乗っていた理由を、可能性の高い順に考えると「通勤・通学経路」→「知人と約束」→「遊びの帰り」→etc.

この証人は「知人と約束をしていた」という事で、知人からも裏付けが取れていたのだと思います。

◎解せない「論告求刑」の内容
このように「電車に乗っていた事実」は、検察もひっくり返せないからこそ「過去、巻き込まれた事件」などを出したりして、証人の印象を悪くしようとしたのだと思います。でも9回の公判でさえ、矛盾を引き出せなかったのに、論告求刑で

>『別の機会のことなのではないか』

というのは、どうも無理があると思います。「別の機会じゃない事」は、検察官自身が“調査済み”なのだから。

◎「矛盾」とまでは言わないけど

(弁護側の証人)
・当時、植草さんと同じ車両に乗っていた
・その人物が、植草さんだと「ハッキリと」覚えている
・ある時点(青物横丁)まで、植草さんがどのような体勢かも記憶している

(検察側の証人)・・・逮捕者も含めて
・目撃者→植草さんの顔はよく知らない
・逮捕者→顔は分からなかったけど、ネクタイを掴んだ時に「Uekusa」の刺繍を見た
・青木巡査→免許証を見て、植草さんだと分かった
・被害者→「非公開」のため、不明

神坂裁判長・宮本裁判官でさえ「植草教授だと分からなかったのですか?」と証人に質問しています。弁護側の証人が「すぐに分かった」というのは、この裁判官の認識と共通しているのでしょう。

検察側の証人が揃いも揃って「植草さんを知らない人ばかり」だというのも、この裁判の『不思議な現象』の一つです。
URL 2007/08/03(Fri)13:13:07 編集
★「青物横丁」が重要?
NAME: 熊八
mojoさん、こんばんは。

よく利用する電車なら、だいたいどのあたりを通ってるとか、ふつうにわかりますよね。

論告で検察側も、そんなツッコミを入れてたんでしょうかね?青物横丁駅あたりとか大森海岸駅あたりなんてわかるわけがない!と。
たぶん、あまりにもバカらしいので、そんなツッコミは入れてないと思うんですけどね。
(入れておられたらごめんなさいですが。)

大森海岸駅に至っては、もし勘違いであってもいいわけです。それほど重要でない。

青物横丁駅通過あたりまで見てた、ってことにも何の疑問も無いんですが、そもそも、植草氏が無罪だと言うためには、厳密に「青物横丁」でなくてもいいわけです。とにかく、品川を出てから数分の間に、右手で吊り革を持ち誰とも密着していない植草氏の姿を、この証人が一度でも見ていればいいわけですから。
(というのも、品川を発車する前から犯人が被害者の真後ろに密着して両手を前に出し、その状態を犯行終了まで続けていた姿を、検察側証人が目撃していたわけですから。)

アンチの方?は、何をそんなにやいのやいの言ってるのでしょう。
URL 2007/08/02(Thu)22:37:37 編集
★青物横丁は、分かりやすい
NAME: mojo
こんにちは。
私の方も、電車の通過時間などについて、資料を整理していました。グッドタイミングな話題です。

弁護側の証人が「青物横丁」を通過した際の、具体的な根拠まで証言されていたという事は、ネットの記事では全く触れてませんでしたね。やはり「マスコミが検察をバックアップしている」という構図なのでしょうか? もう少し、慎重な報道を心がけていただきたいものです。

でも、ゆうたまさんが「傍聴情報」として『重要な証言内容』を公開していただけるので、事件の『真相』を知りたい者としては大変有難いと思っています。

検察側の証人と同様、私たちは、この証言についても、慎重に検証する必要があると思います。


◎私の経験では・・・

京急の場合、「品川ー蒲田間」は、昼間は120キロで走行することもあり、快特なら6分30秒くらいで蒲田駅に到着します。(これは、私が実際に乗った車両の記録です)

事件の起きた(当時の)電車は、品川を出て蒲田駅に到着するまで10分かかっています。昼の運行よりも、3分30秒も長く(ゆっくりと)走るようです。

<テーマ>
「京急に乗った人が果たして、通過する駅(青物横丁)を認識可能かどうか?」

結論から言うと、この答えは、もちろん「イエス」です。
私自身の記録も併せて、次にその根拠をまとめます。

(1)【ホームの長さ】←大きな駅(=ホームが長い)
京急では、特急の停車する「青物横丁」や「平和島」のホームは、車両12両(うち屋根のある部分は8両分)つまり、ホーム全長は216メートル(屋根は144メートル)あることになります。・・一両の長さが18メートルから算出

(2)【ホームを通過する際、スピードを落とす】
「青物横丁」を出てすぐに「急カーブ」があるので、駅のホームを通過している時には減速している。

(3)【実際のホーム通過時間】←10秒もかかる
昼間の120キロ走行(6分30秒で、蒲田に着く)の時の、青物横丁のホームに入ってから、通過し終わるまでの実時間は、(私の記録では)ちょうど10秒ほどかかります。つまり、青物横丁駅のホームを通過する時間が10秒あるということです。(2)で減速している事を考えても、当時これよりも短い時間で通過する事はありません。←つまり、時間もタップリあり、スピードも減速している。

(4)【駅そのものが、覚えやすい】
「青物横丁」は、京急を時々利用するならすぐに覚えます。・・・理由は、「品川駅を出て、次に特急が止まる主要駅」だからです。
(始発駅を出てすぐに特急が止まるような、大きな駅に関しては、乗っていて「ああ、今このあたりか」という目安として記憶しやすい。これは、他の私鉄でも同様でしょう。)

(5)【駅直前の様子】←駅直前で線路脇に沿ってビルが並んでいる
「品川ー蒲田間」の沿線には、お寺やお墓のような「空き地」があります。でも、(青物横丁駅の直前には)地図で見れば分かりますが、国道15号線との間に、ビルが並んでいます。しかも500メートルほど続いています。
電車のすぐ脇にビルが並ぶような場所は、この「青物横丁」駅直前以外には無いようです。
しかも証人は、このビル列が見える方を向いている。(夜なので、ビルのすぐ脇を走れば、むしろ目につくでしょう。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここまでは、私がブログで(アンチの反論として)記事にしようと考えて整理していた情報です。・・・「大森海岸駅」の方は、これからですが

ところで・・・

>青物横丁近くの沿線の特徴のある建物を見た

記事を読んだ直後は、上記の(5)のビルのことを指しているのかなぁ? とも思ったのですが「特徴のある建物」という表現が、少し違うような気もします。

「建物そのものが記憶に残った」という意味なのでしょうか?

もしかしたら、この並んでいるビルのどれかが「特徴がある」のかもしれません。

私の実感としても、この証人が「青物横丁」あたりを通過したという証言について「自分の記憶に基づいて証言している」という感じがします。・・・唯一「初めて乗った」のでなければという条件は付けておきますが。
決して、××アンチの言うような

>ウトウト寸前の状態で夜中の暗闇で青物横丁だとはっきりわかる建物???高速通過の大森海岸駅の掲示板を寝起きの状態で識別???

これは「ピント外れのコメント」と指摘しておきます。
「青物横丁」という駅は、利用する人にとっては、比較的、分かり易い駅だという結論です。


上記アンチのコメント、
>是非とも、mojo様の緻密な検証をお願いしたいものです。(微笑)

との事ですので、リクエストに答えて、もう少し「本腰を入れて」調べて、後日ご報告したいと思います。
URL 2007/08/02(Thu)19:40:17 編集
[No name] Re:青物横丁は、分かりやすい
時間については同じ時間帯でも随分まちまちなんですね。
事件のあった当日は若干の遅れがあったという事が公判でも出ていたようですが、私の知り合いの方が夜10:08発の京急に乗ったときには品川でドアが閉まってから京急蒲田で開くまで8分30秒だったということでした。

ビルが記憶に残ったのか『特徴ある建物』という表現にあてはまるような具体的な建物を指していたのかはちょっとわかりかねますが、京急沿線の青物横丁の近くはそういうビル群が立ち並ぶ場所なんですね。
教えてくださってありがとうございます。
mojoさんのエントリー待ってます。
【2007/08/02 20:55】
★無題
NAME: マイネル
そういえば、植草氏のHPが閉鎖されています。何があったのでしょうか?とても心配です。
とにかく裁判所には「普通」の判決を望みます。検察が示した起訴事実が否定されているわけですから。

「違う時間だったのでは?」

のような、都合が悪くなると起訴の中身を替えてくる後出しジャンケンのようなことをまかりとおしてはいけませんよ。最近・・・そのようなことを良く目にします。
URL 2007/08/02(Thu)09:56:17 編集
[No name] Re:無題
こんにちは。
HPは何かトラブルみたいですね。
早く直るといいですね。

10:26追記:今見たら直ってました
【2007/08/02 10:26】
●この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]
7月4日公判:目撃証言はこちら
■平成19年7月4日■
新たな目撃証人が植草氏の無実を立証する極めて重大な証言を行いました。
是非お読みください。
 
 7月4日公判での目撃者証言
 ↑こちら  
リンク
旧ブログもご覧下さい。↓
■AAA植草一秀氏を応援するブログAAA
■植草一秀氏の事件は冤罪です
◆リンク◆

植草一秀氏:スリーネーションズリサーチ(株)

■植草一秀氏のコラムは  こちらから。

直言:uekusaレポートPlus

直言:特別鼎談:植草一秀氏・平野貞夫氏・宮崎学氏

講談社:直言


☆植草一秀氏の事件は冤罪です:HP

JR品川駅高輪口写真

2004年示談とは完全に否認している事を理解してもらった上での示談なのです。

■ライブドアPJニュース


■一秀くんの同級生のブログ
■mojoコメント備忘録
■植草一秀氏の事件
■HIBIKI-KURENAI-SOKONEW

■頑張れ藤田東吾
■雑談日記
■Benjamin Fulford公式HP

■平成16年8月30日付冒頭陳述の要旨
■平成17年2月21日付弁論要旨(要約
■平成17年3月1日付弁論要旨(補充)(要約) (プレス向け
■2004年8月30日記者会見
■植草一秀氏コメント

My Yahoo!に追加
RSS新着情報
■『植草事件の真実』に関して
植草事件の真実
は数名が個々の考えを書いたものを一冊にまとめたものです。
私は全体を通してのチェックはしておりません。 他の方がどのような内容を書かれているかも一切関知しておりません。
私は2004年に起きた事件の事を書いており、今回の事件に関しては言及していません。
※なお、この本の出版・内容・主張は植草一秀氏も関知しておらず、一切関係ないことをお断りしておきます。

植草氏逮捕は国策逮捕だな、3+10+10=23日越えて勾留だって?法的根拠は?言えるものなら言ってみろ(笑)バナー

このブログに関して。 このサイトは植草一秀氏を応援するためのものです。
植草氏に対する誹謗中傷または 当ブログの趣旨に反する と思われる書き込みと 判断した場合、削除させていただく場合があります。 予めご了承くださいませ。
尚、ブログ内での私の発言は植草氏とは関係なく全ての責任は私にあります。
今後は植草氏、植草氏を支援する方々と連携し、様々な情報が寄せられるサイトにしてゆきたいと 思っております。
Copyright (C) 2004-2007 yuutama1 all rights reserved.
AAA植草一秀氏を応援するブログAAA

植草一秀氏を応援するブログ



track feed

ブログ内検索