category: 植草一秀氏
DATE : 2007/10/11 (Thu)
DATE : 2007/10/11 (Thu)
mojoさんが今日、コメントをくださいましたが、世間には植草さんが犯人だと事件当初からなぜかずーっと言い続けている人たちがいるのです。
その方たちがmojoさんの図を訂正しろと何度も言っているそうです。
そこでちゃんと説明をしたいと思うのですが、mojoさんの書いてくださっていた図は、
【検察側証人の証言を基に】書いてくださった図です。
植草さんの証言を基にした図ではないですよ。
要するに検察側の主張を忠実に再現すると、おかしな部分がいっぱい。こういうことです。
mojoさんは検察側の証言を忠実に再現して矛盾を明らかにしようとしてくださっているのです。
mojoさんに図を、訂正しろと言っても・・・こちらでは訂正しようがありません。
検察側証人の証言ですから。
もしかしたら今まで見てくださった方もmojoさんの書いてくださった平面図が検察側証人の証言とわからずに見ていた方もいらっしゃるかもしれませんので、改めて是非訪問してみてください。
http://koufu.exblog.jp/6032733/(目撃証言の矛盾:mojoコメント備忘録より)
(リンク先にまたリンクがありますので見てください)
http://koufu.exblog.jp/4833753/(当時の状況:mojoコメント備忘録より)
【検察側証人の証言】はおかしいんだということがわかります。
その方たちがmojoさんの図を訂正しろと何度も言っているそうです。
そこでちゃんと説明をしたいと思うのですが、mojoさんの書いてくださっていた図は、
【検察側証人の証言を基に】書いてくださった図です。
植草さんの証言を基にした図ではないですよ。
要するに検察側の主張を忠実に再現すると、おかしな部分がいっぱい。こういうことです。
mojoさんは検察側の証言を忠実に再現して矛盾を明らかにしようとしてくださっているのです。
mojoさんに図を、訂正しろと言っても・・・こちらでは訂正しようがありません。
検察側証人の証言ですから。
もしかしたら今まで見てくださった方もmojoさんの書いてくださった平面図が検察側証人の証言とわからずに見ていた方もいらっしゃるかもしれませんので、改めて是非訪問してみてください。
http://koufu.exblog.jp/6032733/(目撃証言の矛盾:mojoコメント備忘録より)
(リンク先にまたリンクがありますので見てください)
http://koufu.exblog.jp/4833753/(当時の状況:mojoコメント備忘録より)
【検察側証人の証言】はおかしいんだということがわかります。
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●この記事にコメントする
★「えん罪」の有力な証拠が出ましたね。
NAME: mojo
この時期というか、最終弁論でやっと出て来たと言うべきでしょうか?
ほとんどの「えん罪事件」で共通する要素が、今回の植草さんの裁判でも出て来ました。
裁判では「不当判決」が出る事もありますが、いわゆる「正しい裁判」には無くて「えん罪の裁判」に、よく見られる特徴・・・つまり、検察側の『供述内容の変更』です(当然、有利になるように変更される)
以下、最終弁論の速記録より
ーーーーーーーーーーーーーーー
Tさんは、被害者から離れた犯人の動きについて、先ほど言いましたように、「1~2歩後ろのほうに下がって、乗車したドアと反対のドアのほうを向きました」と述べています。したがって、このような動きになります。これが公判供述の場合です。ただ、Tさんが後につくった供述書によると、この動きはちょっと変わります。このように右後方に下がったことになります。いずれにしても、Tさんの供述によれば、犯人と、被害者が抗議していた相手の男は同一人物だったということになりますが、実は被害者が抗議をしていた際の相手の男の位置について、Tさんの具体的な供述は存在していません。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
昨年12月の「公判供述」のあとに「Tさんが後につくった供述書」として、供述の内容が変更されたようです。
冒頭の証拠調べで、この調書は検察側で作られた証拠だと分かります。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
○I検察官 これは同意いたしますが、この証拠は、かつてうちのほうで甲54で請求していた書証ですので、これを改めて請求させていただきます。
○神坂裁判長 じゃ、概要だけ述べてもらって。 ○I検察官 Tさんが本件の状況について目撃した際のことを再現した内容です。
ーーーーーーーーーーーーーーー
(変更された内容)
犯人の重要な動きに関して「犯行後、うしろに1・2歩下がった」が「右後方に下がった」と、動きの幅が小さくなり、しかも「右後方(=植草さんの位置に近くなる)」と、供述内容が変更されているようです。
この変更によって、何が変わってくるのか?
(6回速記録より)
> 271. K証人 少し間隔はあけていましたが、向きを大幅に変えたり、位置を大幅に移動できるほどすいてはいなかったので。
ー>逮捕者K氏の証言に近くなる
ということです。
証人に対して、再び聴取する事は、おかしくありません。
弁護士が聞く事もあるでしょう。問題なのは、アンチがよく批判する「後だしジャンケン」なのです。どうも、検察が何か事情があって、証言内容を都合良く変更したように見えます。
・当初、被害者同様「後ろに2・3歩下がった」だった
・2回公判後、速記録の証言に疑問が出された
(検察は「犯行の様子」を練り直し)
・T証人の証言が修正される(場合によっては、被害者も)
・“修正”の結果、“偶然にも”逮捕者K氏と近いものになる
(証言のスリ合わせが行われたと推測される)
この検察の証人は重要な場面で「証言の変更」を行いました。
検察官が「少し、変えた方がいいかな?」と思い、事実関係の変更が可能だとしたら、それは「真実ではないこと」を意味します。←そんな、コロコロ変わるワケがない。
(安易な変更の有無は「真実かどうか」を見分けるポイントになる)
検察側目撃者は、警察に3日後に名乗り出た時点で「犯人がどのように動いたか?」は、重要なので、かなり詳細に聞かれているハズです。6時間も聴取されたと証言しているのだし。
起訴状の作成には、当然この「目撃証言」も、参考にしているはずです。
それが公判で証言をした後に「実は犯人は、右後方にチョット下がっただけでした」と、重要な変更をしたのです。これは、明らかにおかしいと思います。
後日、聴取されて思い出すのなら、公判の時に、そう証言すればいいのです。(公判後、いろいろな“情報”によって、誰かが「これじゃマズい」と感じたのでしょう。)
一般的に、検察官などの取調べをする人は、死刑を争う事件でさえ、時には無実の人から「自白」を誘導してしまう事もあるのです。つまり、その道のプロです。
例えば、再聴取の際、T氏に対して
「よーく、思い出してください。違うんじゃないのかな?」
「本当に、後ろに下がってドアの方を向いたの?」
「そうそう犯人はこっちの方に“少しだけ”移動したんでしょう」
彼らが納得行く内容になるまで、上記のようなやり取りを繰り返し「逮捕者K氏の証言に近い内容」に変更された可能性も無いとはいえない。(一般的には「証言の誘導」と言うのかな)
植草さんや弁護側証人は、それぞれが見た事を、そのまま証言しています。これは、アンチが「相互に矛盾しているんじゃないのか?」との発言を見ても、それぞれが独立した「あくまで、自身が経験した事」を証言しているからです。
ところが有罪を示す「検察側に有利な証言」では、T氏が「犯人の動きの記憶」を変更した結果で、別の証人(K氏)を補強するような内容に変わりました。
「真実ではない主張」は、安易な変更をしがち
(少しでも本当らしく見せようと、塗り重ねるのが特徴)
対して
「真実を語る者」は、見た事を語るのみ
(矛盾の有無とは無関係に独立している)
私は、植草さんと弁護側が『真実を語っている』と思います。
ほとんどの「えん罪事件」で共通する要素が、今回の植草さんの裁判でも出て来ました。
裁判では「不当判決」が出る事もありますが、いわゆる「正しい裁判」には無くて「えん罪の裁判」に、よく見られる特徴・・・つまり、検察側の『供述内容の変更』です(当然、有利になるように変更される)
以下、最終弁論の速記録より
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Tさんは、被害者から離れた犯人の動きについて、先ほど言いましたように、「1~2歩後ろのほうに下がって、乗車したドアと反対のドアのほうを向きました」と述べています。したがって、このような動きになります。これが公判供述の場合です。ただ、Tさんが後につくった供述書によると、この動きはちょっと変わります。このように右後方に下がったことになります。いずれにしても、Tさんの供述によれば、犯人と、被害者が抗議していた相手の男は同一人物だったということになりますが、実は被害者が抗議をしていた際の相手の男の位置について、Tさんの具体的な供述は存在していません。
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昨年12月の「公判供述」のあとに「Tさんが後につくった供述書」として、供述の内容が変更されたようです。
冒頭の証拠調べで、この調書は検察側で作られた証拠だと分かります。
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○I検察官 これは同意いたしますが、この証拠は、かつてうちのほうで甲54で請求していた書証ですので、これを改めて請求させていただきます。
○神坂裁判長 じゃ、概要だけ述べてもらって。 ○I検察官 Tさんが本件の状況について目撃した際のことを再現した内容です。
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(変更された内容)
犯人の重要な動きに関して「犯行後、うしろに1・2歩下がった」が「右後方に下がった」と、動きの幅が小さくなり、しかも「右後方(=植草さんの位置に近くなる)」と、供述内容が変更されているようです。
この変更によって、何が変わってくるのか?
(6回速記録より)
> 271. K証人 少し間隔はあけていましたが、向きを大幅に変えたり、位置を大幅に移動できるほどすいてはいなかったので。
ー>逮捕者K氏の証言に近くなる
ということです。
証人に対して、再び聴取する事は、おかしくありません。
弁護士が聞く事もあるでしょう。問題なのは、アンチがよく批判する「後だしジャンケン」なのです。どうも、検察が何か事情があって、証言内容を都合良く変更したように見えます。
・当初、被害者同様「後ろに2・3歩下がった」だった
・2回公判後、速記録の証言に疑問が出された
(検察は「犯行の様子」を練り直し)
・T証人の証言が修正される(場合によっては、被害者も)
・“修正”の結果、“偶然にも”逮捕者K氏と近いものになる
(証言のスリ合わせが行われたと推測される)
この検察の証人は重要な場面で「証言の変更」を行いました。
検察官が「少し、変えた方がいいかな?」と思い、事実関係の変更が可能だとしたら、それは「真実ではないこと」を意味します。←そんな、コロコロ変わるワケがない。
(安易な変更の有無は「真実かどうか」を見分けるポイントになる)
検察側目撃者は、警察に3日後に名乗り出た時点で「犯人がどのように動いたか?」は、重要なので、かなり詳細に聞かれているハズです。6時間も聴取されたと証言しているのだし。
起訴状の作成には、当然この「目撃証言」も、参考にしているはずです。
それが公判で証言をした後に「実は犯人は、右後方にチョット下がっただけでした」と、重要な変更をしたのです。これは、明らかにおかしいと思います。
後日、聴取されて思い出すのなら、公判の時に、そう証言すればいいのです。(公判後、いろいろな“情報”によって、誰かが「これじゃマズい」と感じたのでしょう。)
一般的に、検察官などの取調べをする人は、死刑を争う事件でさえ、時には無実の人から「自白」を誘導してしまう事もあるのです。つまり、その道のプロです。
例えば、再聴取の際、T氏に対して
「よーく、思い出してください。違うんじゃないのかな?」
「本当に、後ろに下がってドアの方を向いたの?」
「そうそう犯人はこっちの方に“少しだけ”移動したんでしょう」
彼らが納得行く内容になるまで、上記のようなやり取りを繰り返し「逮捕者K氏の証言に近い内容」に変更された可能性も無いとはいえない。(一般的には「証言の誘導」と言うのかな)
植草さんや弁護側証人は、それぞれが見た事を、そのまま証言しています。これは、アンチが「相互に矛盾しているんじゃないのか?」との発言を見ても、それぞれが独立した「あくまで、自身が経験した事」を証言しているからです。
ところが有罪を示す「検察側に有利な証言」では、T氏が「犯人の動きの記憶」を変更した結果で、別の証人(K氏)を補強するような内容に変わりました。
「真実ではない主張」は、安易な変更をしがち
(少しでも本当らしく見せようと、塗り重ねるのが特徴)
対して
「真実を語る者」は、見た事を語るのみ
(矛盾の有無とは無関係に独立している)
私は、植草さんと弁護側が『真実を語っている』と思います。
[No name] Re:「えん罪」の有力な証拠が出ましたね。
そう。これなんですよね。
新しく今夜にでもエントリーにしようと思いますが、
また都合よく、目撃者まで供述をかえているような気がします。
これは重大な変更ですよ。
新しく今夜にでもエントリーにしようと思いますが、
また都合よく、目撃者まで供述をかえているような気がします。
これは重大な変更ですよ。
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