DATE : 2007/07/05 (Thu)
スリーネーションズリサーチ(株)HPに出版のお知らせが出ていました。
タイトル 『知られざる真実-勾留地にて-』
著者 植草 一秀
出版社 株式会社イプシロン出版企画
時期 2007年7月末予定
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追記:
私も今から読ませていただくのですが、mojoさんがブログに第二回公判でのやりとりに関してエントリーを出してくださったようです。mojoさんのブログ(mojoコメント備忘録)も是非一度訪問して見てください。
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初期報道で伝えられていた通り、植草氏が巻き込まれた事件は10:10分ごろに発生し
ている。
どこかの報道では、事件はちょうど青物横丁あたりで起きたと書いている記事があった
のを記憶している。
青物横丁を通過するあたりがちょうど10:10ごろ(所要時間の誤差を入れると、10:10~11ごろ)なのです。
(時間を計測した方が教えてくださったのですが品川から青物横丁までは2~3分だそうです。
被害者は電車出発からすぐ2~3分ほど触られたと証言しているようです。公判でそのような話が出ていた。)
被害者と言われる女性はそれまでの間2~3分間ほどさわり続けられ、そのあと、振り向き抗議している。
それが10:10ごろです。
昨日からの公判の報道をご覧になったでしょうか?
初期報道で『事件は10:10頃発生した』『それまで2~3分間もの間触り続けられた』と
書いていたのは昨日の公判の報道をした記者たちです。
なぜ、揃いも揃って昨日の公判を傍聴し、『役立つ証言できず』と書けるのだろうか。
記者がそう感じたから書いたのだろうか?私は違うと思う。
この記者らは起訴状の内容ももちろん知っている。
知った上でこのような書きかたをしているのだ。
今まで何度か取り上げた、富山の冤罪事件、鹿児島の冤罪事件。
取調べの滅茶苦茶さ加減が植草氏の場合と共通していると思いました。
しかし、富山の冤罪事件にも鹿児島の冤罪事件にもない問題が植草氏の事件にはあるのです。
マスコミ各社による虚偽の報道による世間への印象付けです。
植草氏は有名人だから報道される。ただそれだけだろうか。
昨日から今日にかけての報道を見て、私はそれだけでない意図を感じてしまう。
これがまともな報道かどうか一度考えて見て欲しいと思います。
昨日、証人は植草氏の無実証明に決定的と思われる証言をした。(7月4日エントリー参照)
公正な報道であればそれを記事にしているはずだ。
何かの報道を見てこのサイトに来てくれた方は是非今までのエントリーや旧ブログも是非一度読んでいってください。
(当ブログ左サイドバーの下にあるブログ内検索窓にキーワードを入れると記事が検索できるようになっています。)
決定的物証と書かれた繊維鑑定が本当はどのような内容だったか。
事件は警察のでっちあげ発言が嘘だったこと。
当初犯行を認めていた発言が警察官の嘘であること。
間違いないと報道された検察側の目撃証人の証言の数々の疑問点や矛盾点。
すべて大手マスコミの報道と事実の違いを一度だけでも読んで欲しいと思います。
私は今回の事件があったことで、逆に2004年の事件も冤罪であったことが明らかになると確信している。
昨日の公判で証言された方、本当に感謝ですね。
今回「弁護側の証人」として「当時、何があったのか」を証言してくださった事は、検察側(捜査側)のフィルターのかかった情報とは別の、とても重要な“事実”が含まれていると思います。
本当に、証人のかたには「おつかれさまでした」と言いたいです。
証人自身が「見たままを証言する」・・・当たり前の事ですね。
ところで、上記の「見たままを証言する」に関連しますが、どうやら、検察側がこの裁判で最初に用意した目撃者(2回公判)は、昨日の証人とは対照的に
「検察の都合に合わせて、事実とは異なる証言をした可能性が高い」
ということが判明しました。
先日予告させていただいたのは、この件についての内容です。
ようやく「立体図」を含めた記事を公開しましたので、是非ご覧になってください。
どうして証人が、こんな証言をしなければならなかったのか、動機面を考えていただければこの事件の真相に近づけるのではないかと思います。
「目撃証言の矛盾」
http://koufu.exblog.jp/6032733