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DATE : 2024/11/22 (Fri)
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DATE : 2009/05/30 (Sat)
驚くべきことにココログのブログランキングから消えた!とのこと。
はい。今日には元に戻ってますね。

今回ランキングに名前が戻ったのも『我々監視している者がいる以上、政府もうかつなことは出来ないことがわかったのであろう』とでも言うのでしょうか。

みなさんわかるんじゃないかと思いますが、これもまた普通によくあることで。
一時的にコメント欄が書き込めなくなることや、2~3日何かの都合でPingが通らないこと。
『恣意的な何かが働いているのでは?』と書かれていることは全てbugとしてよくあることです。
不思議な現象でもなんでもありません。

ネットで検索すればこんなトラブルはやまほど出てきます。
みなさん謀略だとは思っていません。それが普通の対応だと思います。

他の人はbugでも植草氏の場合は違うのでしょうか?
そのbugがよく起こることを利用して政府がやったのでしょうか?
違うでしょう(笑)
普通の人にも起こるbugがたまたま植草氏のブログでも起きただけ。
そう考えるのが普通じゃないですか?

政府が監視していてやったんだ!というこの大騒ぎっぷりは滑稽極まりない。

私がこういうことを言うのは、もったいないとおもうからだ。
今回の事の様に、何でもないことまで謀略だと騒ぎ立てれば、そのうち変わった人として扱われるようになるだろう。
そしてそういう何でも政府の陰謀と思う人たちだけで閉鎖的なコミュニティを作ってしまい
折角の良い政治的発言が霞んでしまう。一般の人から受け入れられなくなってしまう。
これをもったいないと思うのだ。

大体、読んでて引きますよ。Pingが通らないと政府の陰謀なんですか?
政府も翌日ランキングに戻すぐらいならはじめから消せと指示しないだろう。
bugと普通に考えればいいことではないだろうか。

植草氏がbugかどうかの確認もないままに、自分から騒ぎ出し、煽るようになったことをとても残念に思うし、私はこんな馬鹿馬鹿しい論理には一切同意しない。
腹抱えて笑っちゃうよ。
こんなどーでもいいこと書いてないで、ほかに書くことあるだろう。

追記します。


以下、参考サイト。
ttp://bikennraku.cocolog-nifty.com/greenchef/2008/12/post-c0e8.html

こちらの方が、去年12月にブログランキングの字数制限が20字になって警告を受けたことを書かれています。

この方もランキングではTOP10に入っていたそうなので、下位は放っておいても、上位の方は当然チェックするでしょうね。違反がないかどうか。

普通のことです。

ちなみにこの方は謀略だとはおっしゃっていません。

ずっと前から20字の制限だったみたいですよ。
この度始まったことではないことがはっきりしています。

何でも自分が嵌められたことに利用するのは結構ですが、読者は何でも『そうかそうか』とは思いませんよ。
読者を馬鹿にしていませんか?

皆さん黙っていても、筋の通ってないこと、荒唐無稽な主張には敏感だと思います。


こういうのを何でも陰謀論と言うのですよ。

逆に今まで違反をしながらも上位にいられたことを感謝すべきですね

逆恨みです。

植草氏は陰謀などと言わずに、この方と同じように

読者のみなさまの応援クリックを、無駄にしてしまっててごめんなさい

というべきだったと思います。
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★無題
NAME: 法律家
それから半可通のmojoさんが、民事と刑事は別などと珍説を唱えているので一言。
それは下級審の話で、最高裁には民事も刑事もありません。
2009/06/29(Mon)16:44:30 編集
★無題
NAME: 某技術屋
平成海援隊BBSで拾いました。
なるほど納得。↓

近藤崇晴氏「東村山事件」控訴審で朝木らに損害賠償命令
http://ranhou.hp.infoseek.co.jp/simin2.htm
2009/06/28(Sun)12:24:37 編集
★選挙前の大事な時期に来るかな、とは思っていました
NAME: 熊八
あまりに予想どおりの時期・内容の不当判決で、何の感想もわかないというのが率直なところです。

あの対サンデー毎日(毎日新聞社)の不当判決も、同じ裁判長でしたか。
あれも、「セクハラ癖」の証拠が一つも出ていないのになぜ認定できるんだろう?と理解に苦しみましたね。

裁判所って、証拠から合理的に判断するところだとばかり思っていましたが、そうではなかったようですね。
URL 2009/06/27(Sat)17:46:19 編集
★「民事」と「刑事」、ともに近藤崇晴裁判長?
NAME: mojo
今、ニュースで知ったのですが、植草さんの刑事の判決が出たようですね。


植草被告の実刑確定へ=電車で痴漢、懲役4月−最高裁
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009062700152
ーーーーーーーー
 電車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反罪に問われ、一、二審で懲役4月の実刑とされた元大学教授植草一秀被告(48)について、最高裁第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は25日付で被告の上告を棄却した。実刑が確定する。
 植草被告は無罪を主張したが、一審東京地裁は2007年、「被告の供述は信用できず、被告が犯人との認定は揺るがない」と判断。「再犯の恐れも否定できない上、真摯(しんし)な反省が全く認められない」とし、翌年の二審東京高裁判決も実刑を支持した。
 一、二審判決によると、植草被告は06年9月、品川−京急蒲田駅間を走行中の電車内で女子高校生の尻を触った。(2009/06/27-10:55)
ーーーーーーー

一瞬、先日の「サンデー毎日の件?」と思ったのですが、「実刑が確定」となっているので、どうやら刑事のようです。


本来、刑事と民事(名誉毀損)って別だと思うのですが・・・
ーーーーー
ご存じのように刑事事件と民事事件は別個な裁判です。
そのため、別々なところで別々に進みます。しかし、その中で、刑事事件では民事事件を、民事事件では刑事事件を参考にする場合があります。鑑定などは同じことを2度もしないで済むからです。立証部分も同じです。
現実には、当事者の申請によって裁判所が採用するかどうかの判断をしますので、全部が全部それぞれ援用するとは限りません。
ーーーーー

『政権交代』直前で、しかも選挙の期間などには、現在の与党の政策に、今でも厳しい批判を続ける植草さんは活動できなくなるということです。

まぁ、『政権交代』が困る人たちが、本気で焦っているからこそ「批判者の口封じ」だということかもしれません。


同じ人が、植草さんの『民事』と『刑事』で、裁判長だったというのは、これこそ『恣意的な判決』を誘導したと、今後ずっと批判されることになるでしょう。司法不信が高まっている時期に、愚かなことをしたと私には映ります。(そして、立て続けに判決を出したことと、名誉毀損での毎日新聞側が、何も根拠を出せないのに、そちらの言い分を認めた近藤裁判長の『解釈』からも、今回は明らかに「おかしな判決」だと考える人がほとんどだと思います。)


これからは、私たちが「植草さんの名誉」を回復するために、一人でも多くの人に「この事件そのものが、おかしい」と知ってもらえるようにしていかなければならないですね。


【追記】

そういえば、今回の事件直後、ゆうたまさんのサイトが『炎上』になったのは、テレビニュースから6分後でした。それが「あまりに早すぎる」ということで、前回の品川事件からの『支援サイト』が目ざわりな人間が、(6分というのは早すぎなので警察の事情を事前に知っているグループが)最初から狙い撃ちにしたのではないかと思い、当時ブログでも記事にしました。)

ある事件が報道されて、2ちゃんの「ニュース速報板」で炎上状態になるのは分かるし、植草さんの当時のスリーネーションにアクセスが行くのは分かるけど、6分後には、「応援ブログが攻撃」された事も、『単純な痴漢事件じゃないのかな?』という感じを受けました。


そして・・・実際の裁判では、検察側の証人が「非公開(被害者)」であったり、目撃者T氏は「前日出頭を隠した」り「証言を、後日変更」したりと、いわゆる『ねつ造』を疑われるケースです。

植草さんというよりも、捜査側の主張に「疑わしい要素」がいっぱいである以上、本来なら、この事件は『無罪』になるべきところが、そうはなりませんでした。

ただ・・・正しい人間は、一時的に『苦境』に陥ることはあっても、それを乗り越えて『一回り大きくなる』ということなので、植草さんにとっては試練に耐えることで、より支持者が増えると思います。

少なくとも、大臣までやった人間が、その当時の『イカサマ』が暴露されはじめてオロオロしている『竹中平蔵氏』とは、全く逆だということです。
2009/06/27(Sat)11:26:49 編集
★どちらも『ガセネタ』リークは捜査関係者
NAME: mojo
ゆうたまさん、こんにちは。

植草さんの『逮捕』とともに、複数のマスコミに「示談7回のウソ情報」をリークして得をするのは『起訴側(捜査関係者)』しかいません。・・・個人的に、記事で褒美をもらっているのなら、その記者もですが。

98年の示談記録を知っている(もと海部総理のSPだった)警官が、品川で現行犯直後に現れたということは、むしろ「事件を指揮した」のが、この警官だということでしょう。

植草さんの行動を監視して、何らかの形で「迷惑防止条例」で逮捕して、裁判になった際に『過去(98年)にも、ハレンチな行為の記録がある』と公判で出せば、裁判で植草さんが不利なのは明白。

品川の場合、何時間も植草さんの行動を尾行し、さらに横浜から品川まで尾行した上で逮捕しているので、明らかに『逮捕ありき』で、志賀・末長警官たちは、植草さんが女性のそばに位置するタイミングを待っていたのでしょう。
そして「植草逮捕」の連絡を受けて、この『元総理SP』の警官が交番にやってきた。


このような『逮捕のされ方』で、さらに逮捕直後にフライデーやサンデー毎日が『事実無根』の記事をかき立てる・・・

(フライデーにウソ情報を流したのが『現職警官』というのは裁判でフライデー側が認めているのです。)

つまり、警察官なら、そんなガセ情報を流さないで「98年の記録」を示せばいいものを、そちらは『公判の中で出すため』にとっておき、マスコミにはウソ情報しか渡さない。要するに、一連の事件がすべて『警察の思惑』で起こされているということです。


今回の「蒲田事件」でも、事件直後に女性セブンほか、テレビまでもが「うそ情報」をタレ流しました。

民事では、他のマスコミが敗訴なのにサンデー毎日だけが、記事を裏付けるでも無く「垂れ流し記事」なのに植草さんの訴えが認められなかったのは、どうも不思議な印象です。

今回では、女性セブンの記事も「情報源である“検察”が答えてくれない」ということで『関係者のリーク』だったようです。

仮に、植草さんが本当に痴漢行為を行っていたのだとしたら、わざわざ検察が週刊誌に「ウソ情報」を流す必要があるでしょうか?

(マスコミが「勝手に流した」のなら事情は違ってきますが、フライデーや女性セブンは「捜査関係者が情報源」だと自ら言っているのだし、サンデー毎日も「同じ人脈」からの情報というのが、真相に近いのかもしれません。)


こういう風に、一連の事件を『俯瞰的』に見た時、非常に不自然な点が多い事件だという印象を持ちます。
2009/06/26(Fri)13:00:21 編集
★無題
NAME: ゆうたま
よく有名人があることないこと書かれて、訴訟を起こしていますが、いい加減な記事でも裁判所は情報源すら追及しないで判決を出せてしまうのでしょうか?
情報源が誰だったのかは気になるところですね。
なんか、あることないこという人には心当たりがありますけどね・・・。
2009/06/25(Thu)17:15:06 編集
★奇妙な『判決』
NAME: mojo
すでに報じられてますが、結局最高裁の結論は、植草さんの訴えを認めなくて、サンデー毎日の記事が「名誉毀損」に当たらないということみたいですね。

この裁判、記事は04年ということで、前回の「品川事件」が起きた時にサンデー毎日が『植草さんの“友人”によると』ということで、根も葉もない話の記事で、名誉を毀損されたというものです。

要するに、情報源はその『友人』であり、その話が

被告(毎日)側は→「業界では有名」なのは事実
原告(植草さん)側は→そんな事実は無い

これが争われたのです。

(場合によっては「真実でも名誉毀損に当たる」こともあるそうですが)普通に考えれば、サンデー毎日の記事が『真実かどうか?』は、毎日側が『事実だと思った』という、その友人なり補強する人物を登場させれば良いということです。・・・一説には、毎日新聞と親しい「ぐっちーさん」だという話もありますよね。


確か、同じ時期の記事を訴えられた『フライデー』のほうは、「示談7回のウソ情報」を記者に流したのは、結審した裁判の記録によると、

ttp://news.livedoor.com/article/detail/3750089/

ーーーーーー
裏付けのない捜査情報の記述を指弾
 争点になったのは、余罪があるとする情報が、記事を書いた記者にどのようにもたらされたかだった。4月21日の公判では、執筆した記者の証人尋問も行われた。警視庁担当の新聞記者から情報を入手し、旧知の警察関係者から「まあ、そうだ」との言葉を得たと打ち明けた。警察内部で過去の犯罪歴にアクセスできる人からこの関係者が聞いたとしている。

 同様の情報は取材班のほかの複数の記者も警察関係者から得ていたと主張したが、本人が情報の裏付けを取らなかったことも明らかにされた。情報の真偽を自分で確認しなかった理由について、「(この警察関係者を)信頼していたから」と答弁している。

 公判で被告側代理人は、記事の情報源である検察に「記録を見せてほしい」と申請しているが応じてくれず、可否についても返答がないことに苦慮していることを強調してきた。
ーーーーーー

「情報の真偽」は別としても、このフライデーの場合、警察からリークされた情報をそのまま記事にしたのだろうという流れは、比較的「よくありそう」な話で、要は警察から利用された面があったのは事実のようです。


「サンデー毎日」の裁判では、記事の根拠という面を、最初から出す気が無いように見えます。

毎日側は『友人』とか『脚本家』とか、なんか漠然とした情報源を言うだけで、ほとんど具体的な話は出てきませんでした。(つまり「情報源」そのものを隠したいのか、元から存在しないのかも分からない。)

「友人から聞いた話」で記事を書いて、それが『名誉毀損』で訴えられるとすれば、その話が『事実無根』か『真実か』も、大きなウエイトになります。

フライデーのほうは「警察から聞いた」と具体的な情報を出しているのに、サンデー毎日のほうは『どの程度の友人か?』などを全く明らかにせず、これでは『業界では有名』だという話の信憑性は判断出来ません。

こういう場合、多くの人が記事が『ねつ造』だと判断するでしょう。


どうして、サンデー毎日は「友人」を公表しなかったのかは疑問ですし、それで「業界では有名な話」を書いたほうの主張を認めた裁判官の判断にも疑問が残る判決です。
(これが通るのだとすれば、記事の情報源が「友人によると」だけで、裁判になっても『情報源を明らかにしない』ほうが、出版社に有利になるという、非常にイビツな話になります。)

一連の名誉毀損裁判で「控訴したのは毎日だけ」というのも、毎日新聞社が、自分に有利な判断を勝ち取れるような、予感があったのでしょうか?


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

そういえば、似たようなケースというか、パターンは逆なのですが「不可解な判決」の例があるのでご紹介しておきます。

(これは、出版社側が「専門家の見解」や「詳細な反証」をしたにもかかわらず、名誉毀損裁判で敗訴したパターンで、一般の評価としては『奇妙な判決』とされるものです。)


「竹中平蔵氏の住民票操作」
ttp://blog.goo.ne.jp/sinji_ss/e/60818aa09b1f61e24bfbce9e49cc69b4
  ↑
竹中氏の「脱税疑惑」を整理

「住民税脱税犯における偽計行為(続)」
ttp://www.zsk.ne.jp/zeikei517/ronbun.html
  ↑
控訴審のための、専門家による鑑定所見書の概要

ーーーーーー
竹中氏が、毎年年の暮れになると住所をアメリカに移し、日本における1月1日現在の住民票の記載を意図的に消してしまい、住民税をごまかしていたという記事です。これに対して、竹中氏は、名誉毀損で、出版社と編集者に対して、損害賠償等の裁判を起こしました。

北野先生は、フライデーが疑惑報道をする際に税法学の専門家としてのコメントを求められていた経緯もあり、被告とされた出版社の要請に応じて、フライデーの報道は決していわれなき誹謗中傷ではなく、竹中氏の一連の行為は税法学的には明白な脱税行為であるとする鑑定所見書を作成されたのです。
ーーーーーー

要するに、フライデーは「竹中氏の行為は、脱税行為だ」という記事を出し、竹中氏が名誉毀損だと訴えたケースです。

このケースでは、竹中氏自身が

「地方税は米国にて納めておりました。」
「所得税については確定申告により日本に全額納付していました」」

ということで、その行為について専門家の見解は、

「日米両国で収入を得ている場合、住民票とは別に、税法上どちらの居住者になるかを選択できる。」
「竹中氏は所得税を日本で支払っていると説明しているから、米国では非居住者扱いとなっていると思える。」
「その場合、、米国で支払う住民税(州税や市税)は所得全体ではなく、米国で得た収入だけに課税される」

つまり、
>上記のような納税では、日本で得た収入に対する住民税分を、脱税or節税している

と解釈されても仕方なく、この裁判で言えば、記事内容そのものは『事実/またはそれに準じる内容』であり、竹中氏の行為の「脱税疑惑」そのもの事実か、週刊誌が「事実と思った」ことに行き過ぎがあったとは言えなさそうです。

(ちなみに、当時国会でも問題にされて、質問した議員さんが「竹中大臣の台帳課税主義……こんな原則を適用すればですよ、もう脱税し放題ということになってしまうわけですね。」と指摘されたようです。)

例によって、竹中氏らしい『マイルール』で強引な解釈で『脱税行為』を正当化していますが、世間から見れば『脱税・節税』をしていたと思われて仕方ないような行為を行っていたのだけは(本人の“説明”からも)事実みたいです。


『税法』の専門家から見て、竹中氏の場合は「税務調査する必要がある」と感じたようですが、どうも裁判所の

>この事実を立証するための被告代理人の「人証」の申立てにもかかわらず、裁判所はこの点について全く証拠調べをしようとはしなかった。

この辺りには、私たちが疑問を感じる部分です。


要するに、この竹中氏のケースでは「名誉毀損」で訴えられたフライデー側は、専門家の見解などで『精一杯の立証』を行って、記事内容の『正当性』を裁判で訴えようとします。

サンデー毎日も、「記事(友人の話)が正しい」として、『誰が言った』とか『どういう関係だから、信用した』など、その記事を載せた根拠を示すべきで、「お金を取る雑誌」の記事が、出どころの怪しい「人から聞いた」だけのもので、特定の人の名誉を毀損するような記事を公表すべきでは無いというのは、むしろモラルの問題だと思います。

要するに、サンデー毎日は「竹中裁判」でのフライデーとは違って、最初から『ウソ情報』だと知っていて記事にしたのでしょう。


・『脱税(に近い)行為』を、認めた竹中氏
   や
・(情報源を誰かも示さず)「業界では有名」と聞いただけで記事にして、植草さんを貶める記事を書いた『毎日新聞社』

こちらが『勝訴』し、

・警察リークがウソで「そういう事実は無い」として、他の民事訴訟では主張が認められた『植草さん』

・竹中氏自身の説明が、専門家によれば『違法性が疑われる』と、記事内容が『真実』だという立証をしたフライデー

こちらの主張を認めない。


いったい、どうなっているんでしょうか?

裁判員制度は『市民感覚の導入』を売りにしています。少なくとも、植草さんやフライデーの方を守るのが『正義』だと思います。


竹中平蔵氏は、このように『問題』が指摘されても、脱税疑惑などで国税が動くことが無いのは「西松問題」で、小沢さんだけが狙われて、それ以外の『与党議員』は全く手をつけないのと、同じ『意思』が働いていると思われてもしかたないと思います。
2009/06/25(Thu)13:26:04 編集
★防衛医大教授『逆転無罪』判決文
NAME: mojo
先日(4月14日)話題になった「防衛医大教授の事件」で、最高裁が逆転無罪判決を下しましたが、その『判決文』が公開されているのを見つけました。

ttp://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/tikanngyakutennmuzaisaikousai.htm

(ちなみに、色々な「痴漢えん罪事件」を整理されているサイトです)
ttp://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/tikanmuzaihannketu.htm
  ↑
冒頭に紹介されている「98年、JR総武線」冤罪のケースでは、「 男性には、4人の弁護団がついた。」ということで、アンチに言わせれば、この人も「莫大なカネで、弁護士を雇った」ということになるのでしょうか(笑)


この防衛医大の最高裁の判決文(裁判官の判断)を読むと、むしろ私たちの感覚に近いような気がします。
(思い込みによる「一方的な決めつけ」にならないよう、慎重な判断が必要だと強調されています。)

有罪とした原判決については、
ーーーーーー
4 第1審判決は,Aの供述内容は,当時の心情も交えた具体的,迫真的なもので,その内容自体に不自然,不合理な点はなく,Aは,意識的に当時の状況を観察,把握していたというのであり,犯行内容や犯行確認状況について,勘違いや記憶の混乱等が起こることも考えにくいなどとして,被害状況及び犯人確認状況に関するAの上記供述は信用できると判示し,原判決もこれを是認している。
ーーーーーー

・当時の心情も交えた具体的,迫真的なもの
・勘違いや記憶の混乱等が起こることも考えにくい

これは、植草さんの一・二審の判決と全く同じです。・・・きっと「おかしいけど、有罪だ」と思った裁判官なども、有罪判決なら、このように書かざるを得ないのでしょう。

(要するに、アンチの神聖視する『判決要旨』なども、視点を少し変えただけで『全否定』されてしまうということです。)

そういえば、最近植草さんを中傷するアンチが「被害者も“目撃者”もいるから、間違いない」を強調していましたが、この裁判の判決で「被害者の供述が唯一の証拠である場合も多い」ということで、その違いを強調するために「植草のケースは違うぞ」と言い出したのでしょう。


具体的な内容も大事ですが、裁判官が『補足』として、非常に重要な指摘をされています。

ーーーーーー
1 冤罪で国民を処罰するのは国家による人権侵害の最たるものであり,これを防止することは刑事裁判における最重要課題の一つである。刑事裁判の鉄則ともいわれる「疑わしきは被告人の利益に」の原則も,有罪判断に必要とされる「合理的な疑いを超えた証明」の基準の理論も,突き詰めれば冤罪防止のためのものであると考えられる。
ーーーーーー

足利事件の菅家さんの「失われた17年」は取り戻すことが出来ません。犯人を逮捕するのも大事ですが、それ以上に『えん罪を生まない』ことが大事です。


◎植草さんのケースと同じ

先日も触れましたが、検察目撃者T氏や被害者が「検察のシナリオに沿って証言しているのでは?」ということや、それに近い事があると言及されています。

ーーーーーー
イ被害者が公判で供述する場合には,被害事実を立証するために検察官側の証人として出廷するのが一般的であり,検察官の要請により事前に面接して尋問の内容及び方法等について詳細な打ち合わせをすることは,広く行われている。痴漢犯罪について虚偽の被害申出をしたことが明らかになれば,刑事及び民事上の責任を追及されることにもなるのであるから(刑法172条,軽犯罪法1条16号,民法709条),被害者とされる女性が公判で被害事実を自ら覆す供述をすることはない。検察官としても,被害者の供述が犯行の存在を証明し公判を維持するための頼りの綱であるから,捜査段階での供述調書等の資料に添った矛盾のない供述が得られるように被害者との入念な打ち合わせに努める。この検察官の打ち合わせ作業自体は,法令の規定(刑事訴訟規則191条の3)に添った当然のものであって,何ら非難されるべき事柄ではないが,反面で,このような作業が念入りに行われれば行われるほど,公判での供述は外見上「詳細かつ具体的」,「迫真的」で,「不自然・不合理な点がない」ものとなるのも自然の成り行きである。これを裏返して言えば,公判での被害者の供述がそのようなものであるからといって,それだけで被害者の主張が正しいと即断することには危険が伴い,そこに事実誤認の余地が生じることになる。
ーーーーーー

>このような作業が念入りに行われれば行われるほど,公判での供述は外見上「詳細かつ具体的」,「迫真的」で,「不自然・不合理な点がない」ものとなる


◎「T氏の供述変更」こそが、冤罪の証拠

(逮捕者K氏が登場しなければ)
裁判が始まった時、検察の「起訴状シナリオ」と、目撃者T氏や被害者の指摘する『犯人』は植草さんであり、その二人だけで結審していれば、被告である植草さんの言い分である「つり革を持って立っていた」というのは無視されたでしょう。

基本的に「女性の背後で密着して、両手で触って、女性の抗議で後ろに下がって“反対側”を向いた」というシナリオです。

でも、弁護団が交代して実現する逮捕者K氏の供述では「植草さんの位置」は、被害者の『斜め後方』だとなります。

もともとそうだからこそ、検察官も裁判が始まる前から「事件を見ていない」と裁判の証拠にしたくなかったのでしょう。

つまり、逮捕者の証言が「証拠」となると、植草さんが被害者の背後で「両手で」触っていたという「起訴状シナリオ」(=T証言&被害者)そのものが疑問になる。

結局、逮捕者が法廷に呼ばれるようになった。

 すると、なぜか
  ↓
検察の証人T氏が『供述内容の変更』をしました。

>実は「犯人が後方に下がった」は間違いで、女性の「斜め後方に、少しだけ移動した」のを思い出しました・・・

T氏は、こんな風に変更したようです。


それこそ、公判が事件から3ヶ月経過して公判に出廷して証言。
その時には「犯人」の持ち物も覚えていなかった。

被害者の「真横」で「一部始終」を見ていて、犯人が「後ろに下がって、反対のドアを向いた」と言っていたのが「斜め後方に、少しだけ」って、全然違う動きに変更している。

「有ったハズ」のカサやカバンを覚えていないのに、『犯人の動きは、違っていました』と思い出したのでしょうか?

きっと「逮捕者K氏の証言」が無ければ、この移動が違っていた事も『思い出す』ことは無かったのでしょう。


つまり、この『供述変更』によって、「犯人が、こう動いた」ではなく「結果的に“その”位置になった」としたいのでしょう。検察官には有り難いでしょうが・・・


上で引用した判決文に

>検察官の要請により事前に面接して尋問の内容及び方法等について詳細な打ち合わせをすることは,広く行われている。

>捜査段階での供述調書等の資料に添った矛盾のない供述が得られるように被害者との入念な打ち合わせに努める。

この文章そのものは「被害者」ということですが、検察の証人という意味では「目撃者」も同様だと思います。

もともと「矛盾のない供述」のために打ち合わせる事はあるでしょうし、公判が進んで弁護側から「矛盾が指摘された」場合には、それを『修正』するということは考えられます。

でも、矛盾が出て『修正』するということは、もともとの証言が『あいまい』か『事実ではない』ということです。

【各証人の、植草さんの位置】
・当時の「位置や立ち方、持ち物」について、被告である植草さんに変更はありません。
・「場所」については、逮捕者や弁護側目撃者も、植草さんの言う場所とほぼ同じ。
・被害者が「振り返ったら犯人(=植草さん)がいた」も、検察は「真後ろ」と言うけど、真後ろというより、少し斜め右後方。・・・少なくとも、真後ろというよりは、斜め後ろだと思われる。

・(T氏だけが違って)「被害女性の真後ろで、後方に2・3歩下がって、反対のドアを向いた」という、一連の犯人の動きを見ていた?

このように検察の目撃者T氏は「背後に密着して、真後ろに下がった人物」として犯人の一連の動きを証言しました。このT氏を除けば、他の関係者の証言では植草さんの位置は「女性の斜め後方」だということになります。

本来、T氏が「間違いない目撃者」だとすれば、他の人が何と言おうと「自分が見た犯人は、真後ろに2・3歩下がって、反対のドアを向いた」ことは変わらないハズです。

でも、上記のようにT氏のほうが、植草さんをはじめとする証人たちの指摘する「植草さんの位置」にスリ寄る形で『供述変更』をしました。

 検察が「矛盾を埋めるために、T氏に変更させた」

T氏が、公判での証言のあとに“わざわざ”供述内容の変更をしたというのは、彼自身というよりも、起訴した『検察の都合』で変えたということです。
2009/06/23(Tue)13:22:36 編集
★えん罪防止「8つのお願い」
NAME: mojo
「誤判(冤罪)防止コム」
ttp://www.enzaiboushi.com/

こういうサイトが出来たそうです。

どうやら、戦後の我が国での代表的なえん罪事件(免田、財田川、松山、島田)を担当された元弁護人の有志の方たちが立ち上げられたようです。


>このサイトは、裁判員裁判制度を論ずるものではなく、もっぱら誤判(冤罪)防止の立場から情報を発信するものです。

過去の再審事件(冤罪事件)を教訓に、役に立てばということで「制度の是非」ではなく「えん罪の防止」が目的のようです。


サイトそのものはまだこれからみたいですが、ドキュメントが公開されていました。

「誤判を防ぐための8つのお願い」
ttp://www.enzaiboushi.com/appeal.pdf


我が国の司法制度が欧米から「遅れている」と批判されている事と「有罪率99%」は無関係ではありません。要するに、このようなポイントが軽視されてきた事が原因なのです。

今後、私たち自身が裁判員となる可能性があるので、こういう原則を頭に入れておいて損は無いと思います。

ーーーーーーーー
(1)「被告人は無罪」という推定の下に裁判を

(2)検察官に有罪の立証責任あり

(3)有罪の確信持てなければ「無罪」

(4)違法な捜査や信用できない証拠には“No!”を

(5)取り調べは適正だったかを確認

(6)鑑定は適正か確認できたか

(7)有罪・無罪の判断は被害者の心情とは離れて

(8)論告・最終弁論に耳を傾けて
ーーーーーーーー

大事なことは、私たちが、検察やメディアの「一方的な情報」だけを鵜呑みにしないことです。(無条件で正しいと思わない)


最後に、植草さんの事件では、双方の言い分である(8)を見比べれば、多くの人が「植草さんは無罪だ」と実感してくださると思いますので、ご紹介しておきます。

「一審、最終弁論メモ」
ttp://benjaminfulford.com/UekusaSaisyuMemo.html
2009/06/22(Mon)17:54:23 編集
★「記憶にございません」のTとK
NAME: mojo
週末の『再現DVD』の話題は、アンチも叩きづらいようですね(笑)

確かに
(荷物が邪魔になってしまうので)
「被害者の証言では『犯行は難しい』」

ということで、ここのところ続いている『痴漢えん罪』の無罪判決と同じで「被害者の証言だけでは、犯人とは言えない」と全く同じケースになるので、そういう無罪を証明するような話題は『見なかったこと』にするのが、アンチの一つの特徴でもあります。



ところで、今回は『証人の記憶』についてです。

被害者は、(検察が、都合の良いところしか公表したがらないので)非公開だったので明らかにはなっていませんが、植草さんを逮捕したK氏や、名乗り出た目撃者T氏は、全体に植草さんの『持ち物』について

『口を濁している』

ほぼ、このパターンです。

(逮捕者K氏に至っては、ネクタイを掴んだときに一瞬見えた刺繍から「Uekusaという名前が分かった」というほどの“能力”がありながら、自分が拘束した人物の「カサも、カバンも」記憶が無いと証言しました。)


<当時の、植草さんの持ち物>

・スーツにネクタイ ←繊維鑑定 ※
・特徴のあるメガネ ←弁護側目撃者
・左手にカサ    ←被害者の証言 ※
・右肩にショルダー ←報道、公判資料など

とくに「※」の項目は、裁判で検察の主張の中にも含まれているので、これは争うまでもありません。



【目撃者T氏の証言】
以下、速記録から抜き出してみます。

>1196.弁護人A これと違うような眼鏡をかけているとかというのはわかりますか。
>1197.T証人 眼鏡については余り記憶がありません。
>1510.T証人 目がうつろっぽいという印象は受けましたが、ふらふらはしていませんでした。

(↑「目がうつろ」が分かるとすれば、眼鏡を通してでしょう?)

>1314.弁護人B あなたは男性が傘を左手首にかけていたということについて気づきましたか。
>1315.T証人 いえ、気づいていません。

>1098.T証人 手の甲、それは一体として見えていました。

(↑痴漢の左手は、自身の目の前です。被害者は左手に「木製の取手が見えた」と証言しており、このT氏が犯人の左手が『一体として見えた』のなら、当然その手首にかけている「カサ」も女性の腰あたりにあり、非常に目立つでしょうし、記憶にも残るでしょう。)

ーーーーー
1511.宮本裁判官 この犯人が傘を持っていたかどうかというのは記憶はないんですよね。
1512.T証人 はい。
1513.宮本裁判官 かばんを持っていたかどうかは記憶はあるのですか。
1514.T証人 それも余り記憶ありません。
1515.宮本裁判官 ただ、右肩は見えたといいましたよね。
1516.T証人 はい。
1517.宮本裁判官 右肩にかばんをかけているとか、そういう記憶はないですか。
1518.T証人 そうですね。ないです。
ーーーーー

目撃者は「車内の混雑」とか「触られ方」は検察の主張に沿っているし、三ヶ月後の植草さんを見て(10キロ痩せて、見た目も違うハズなのに)以下のように「やつれていない」と明言しています。・・・むしろ、裁判長が念を押して確認しているほど。

ーーーーーー
1583.神坂裁判長 そのときにあなたがごらんになった範囲で、被害者の後ろに立っている人物と、きょう法廷でごらんになっている被告人との違いについて、先ほど弁護人の方からも聞かれていましたけれども、顔だとかということについて、違いがあるとお感じになりましたか。
1584.T証人 いや、特にないです。

1585.神坂裁判長 例えば当時よりも顔つきがやせているのではないかとか、やつれているのではないかというふうな印象は、特にはお持ちにならないですか。
1586.T証人 そういう印象はありませんでした。

1587.神坂裁判長 今お持ちになっているかどうかなんだけれども、当時あなたがごらんになられて、電車の中でごらんになった男ときょう法廷でごらんになった男と比べると、特にきょうの方がやせているとか、やつれているとか、そういう印象はないということでいいですか。
1588.T証人 はい。
ーーーーーー

本当はT氏も「痩せていて、感じが変わっている」と言ったほうが自然と思える部分にもかかわらず「犯人に間違いない」と断言しています。
(ここが「本当に知っていたの?」と疑問視される部分)

でも当時の「持ち物」のほうは、逆に何ひとつ言及していません。これは、逮捕者も同じです。

ただ「ネクタイを掴んだ」という、ミクシイ女性の件もあってネクタイだけは、二人とも触れていますが・・・


【逮捕者K氏の証言】
次に、逮捕者のほうも見てみましょう。

ーーーーー
368.弁護人2 今例えばK3の位置に移動して、左手でその男性の腕をたたくようにしたというふうにおっしゃいましたね。
369.K証人 そうですね。触れる、たたくというほどではないんですが。
370.弁護人2 そのときに例えば何か男性がバッグを持っていたとか、傘を持っていたとか。
371.K証人 その時点で持ち物に注意がいったり、気づいたかどうかは、ちょっと覚えていません。
ーーーーー

当然、このK氏が植草さんを逮捕して駅事務所まで連行したのだから「植草さんを誤認」などということは有り得ません。

私が解せないのは、この逮捕したK氏は、被害者の声がして以降(発車2分後として車内8分、ホームに降りて事務所まで3分として)10分以上も植草さんに「注意していた」にも関わらず、荷物や眼鏡は「覚えていない」なのです。


◎実はよくある『現象』←えん罪パターン

事件全体を見渡すと、検察や警察が「何者か」に騙されてというよりも、彼らも植草さんが『えん罪』だと知っているということは間違いありません。

これは、多くのえん罪事件でも同様の傾向があり、先日の足利事件なら「DNA鑑定の“恣意的”な読み替え」など、彼らは「起訴した以上、何としても有罪にする」ことに、異常な執念を持っているようです。

きっとT氏もK氏も、検察官から「持ち物については、言葉を濁すように」と指示されていたのでしょう。・・・逮捕者K氏は「弁護側が呼んだ」ように言いますが、実は「検察側“も”、急遽証人申請」して、一度接触できる機会を、わざわざ作らざるを得なかった。


◎整理すると・・・

真犯人と植草さんを「同一人物」だとすると、証人が持ち物を『無かった』と言うことは出来ません。

(これは「押収物」などのリストを見れば「持っていた」か「持っていなかった」かは『客観的な証拠』があるため、それと矛盾してしまうと被告が別人だということになる。)

つまり曖昧にしろ「カバンを持ていなかった(ような気がする)」みたいな証言は「被告の無実の根拠」として利用されてしまう。


こんなややこしいことをせず、検察の調書や資料などに合わせて「持っていたと言えばいいのに」とも思いますが、これは「ねつ造」であればあるほど、ハッキリと明言するのは具合が悪い。「ねつ造」であればあるほどです・・・

『ウソは、どこかに矛盾が生まれる』

実は、これを最も良く分かっているのは(犯罪者を取り調べる)捜査員や検察官です。

もし荷物を「持っていた」と言ってしまうと、それがひっくり返ったときには、それこそ足利事件の「DNA鑑定」のように、完全に「意図的なでっち上げ」だということで批判されてしまう。すると「検察官まで関わっていたのか」と批判されてしまうので、あえて『断言』をしないよう、彼らと打ち合わせたというのは、十分考えられます。


◎どうして、そう言えるのか?

「弁護団交代」により、逮捕者が呼ばれることになったあとの『検察側のナゾの行動』

(1)目撃者T氏は、証言後にわざわざ「犯人の移動」部分を変更している
(2)逮捕者K氏は、弁護側の証人申請に合わせて、(意図不明な)検察側まで証人申請をして「打ち合わせる機会」を作る必要があった。

要するに、当初予定に無かった「逮捕者の証言」が実現することになり、逮捕時とは犯行シナリオを『変更』して起訴している検察官。←T氏と被害者だけなら、矛盾は気づかない。


「犯人の移動」を、植草さんの位置と矛盾しないように、T氏に変更させ、K氏には「目撃者/被害者の証言」との擦り合わせをするためだと考えれば、この(1)(2)のような、本来なら検察官がわざわざしなくても良いことを『しなければならなくなった』ということが分かります。
2009/06/22(Mon)13:32:24 編集
★『都議選』敗北で、内閣総辞職
NAME: mojo
私は、麻生内閣が出来た直後、世の中のムードがほぼ解散一色だった頃から「解散しない(できない)」と言ってきました。

そして、現時点ではその予測は『外れていない』ということです。


一つは「麻生太郎氏」の性格面、そして「小泉氏との“距離”」なども影響して、早々と小泉氏が「引退表明」をしたことが、麻生総理の「解散先延ばし」に向かわせたと思います。

と、いうことで「一生懸命頑張ったけど、選挙(都議選)で負けた責任を取って、総理・総裁を辞める」と言うのが、最も麻生総理の「プライド」を保てると考え始めたようです。


つまり、「衆議院選挙で敗北」して、政権を手放した『責任』を、一人で負うような『ババは引きたくない』ということでしょう。

私は、麻生総理が「解散」ではなく「総辞職」を選択するような気がします。・・・そして、その絶好のチャンスが『東京都議選』ということです。
2009/06/20(Sat)19:44:36 編集
★小沢さんは、実は「クリーン」
NAME: mojo
こんにちは。

こんなタイトルでコメントを書いていたら、意外に長くなっちゃったので自分のブログでエントリーにしました。

小沢さんは、実は「クリーン」
ttp://koufu.exblog.jp/10466111/


とりあえず、メディアは相変わらず「説明責任」を言っていますが、すでにネットでも検察の今回のスタンスとして「自民党の話が全く出て来ない」「異様な裁判」などという意見が出ています。

まぁ、毎度の事ですが、週末に『緊急世論調査』があって、「民主党の支持率低下」というお決まりの『演出』はあるでしょうが、私は彼らの期待よりは、かなり低い結果しか出ないと思います。
(1回目の党首討論で麻生総理が「西松問題」を出した時でさえ「いい加減にしたら」という意見をけっこう聞きました。)

せっかくなので、一点だけ・・・


質問:昨日の「西松建設」の裁判で、一番困っているのは誰でしょう?

(以下、「検察の冒頭陳述」のシナリオ通りとして整理してみます)
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090619-OYT1T00826.htm

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(1)国沢被告が政治資金を統括していた当時(95年)に、受注に便宜を計ってもらうために、小沢氏に献金しろと「説明を受けた」←説明した人

(2)同年(95年)中に、旧新進党に1300万円寄付

(3)96年、岩手県の「一般国道283号秋丸トンネル築造工事」で25億の工事を受注

(4)97年、年間2500万円を継続して小沢氏側の政治団体に寄付する申し合わせ(←東北支店長が報告し了承)

(5)その際(↑)1500万円は西松から、1000万円は下請け企業から寄付ということで、「献金のしかた」を決めた。
ーーーーーーーー

つまり「献金の仕組み」が出来たのは、95〜96年頃、ではその頃の秘書は大久保さんではなく、例の・・・「20年以上、小沢の秘書を努めた男」そう、高橋嘉信氏(55)だということです。

ーーーーーー
自民党ベテラン秘書は「古いタイプの自民党秘書。とにかく迫力がある。小沢氏の名代として政財官界に影響力を持ち、『小沢の影に高橋あり』といわれた。小沢氏も和子夫人も信頼して『高橋、高橋』とかわいがっていた」と語る。
ーーーーーー

つまり、逮捕された大久保秘書は「引き継いだだけ」であり、仮に検察や西松の元社長の言うシナリオなら、むしろ交渉相手だった高橋嘉信氏こそが、小沢氏側の『当事者』だということです。

裁判でも、大久保氏は「単に、毎年献金してくれた先として、引き継いだだけ」という“理屈”も十分使える(笑)

まぁ、高橋嘉信氏も「聴取」されているので、大久保さんの裁判では「それらしい供述」を出してくるのかな?

と、いうことで

答え:(裁判で、一番困っているのは?)

高橋嘉信氏は、今度の選挙で小沢さんの「対抗馬」として選挙を争うようですので、彼が小沢さんを不利にしようと(地元で)適当に吹聴して回った話が、尾ひれがついて思いのほか大きくなり、しまいには「中央政界を揺るがす」事態に発展したのかもしれません。

多分、麻生政権の「低支持率」を挽回するには「民主党のスキャンダル」しかないということで、西松周辺を調べていた当局の耳に入り『絶好のネタ』だと検察も飛びついたのでしょう。

そして『叩けばホコリが出るハズ』と、とりあえず秘書を逮捕したけど、調べても「裏献金/談合/口利き」などの証拠は全く見つからなかった。

特捜部も「一体どうなっているんだ?」とむしろ、高橋氏の話がオーバーだった事に気づいたけど、世間で大きくなりすぎてしまった・・・


つまり、本当に困っているのは、地元の怪しげな『怪文書』を流していた人間と、それを真に受けちゃった『地検特捜部』の人たちです。

(普通に考えれば、高橋嘉信氏が「自分がシステムを作った」「そして、引き継ぎをした」という証言でも出ない限り、大久保秘書が有罪になることは無いでしょう。)



あと、その大久保秘書ですが、検察が「西松建設側の献金と知っていた」と言う根拠も裁判で披露しているようです。検察によれば、

ーーーーーー
西松側
「うちの経営も厳しい。献金を打ち切らせてほしい」
    ↓
大久保秘書
「これまでのご支援、ありがとうございました。業績が回復したらまた小沢を支援して下さい」と応じた
ーーーーーー

このやり取りをもって「実は知っていた」という風にしたいようですが、多分「NHKリーク問題」の言い訳でしょうが、一瞬「冗談?」と思ったくらいです。


この中で「 」内の表現が調書にある発言なのでしょう。

現行法では、小沢代表も言ったように「企業からの献金なら政党支部で受け取ればいいこと」ということになっています。

あくまで「ダミー献金」か「正式な献金」かは、『献金する側(西松)』が判断することであり、このやり取りも、企業が全面的に「献金を止める際」のやり取りだとすれば、別に普通の会話です。

西松:我が社も経営が苦しくて、方針として「政治献金はしない」ということになりました。

秘書:ああ、そうですか。分かりました。これまでの・・・


要するに、「小沢さんの秘書」に西松から「献金を止める」という旨の連絡を受けた場合、普通に政治家秘書の応対として「今後とも、小沢をよろしくお願いします」と答えます。
(つまり、大久保秘書としては「西松建設」が民主党への献金を止めた連絡に「普通の応対」をしただけとも考えられます。)


「西松建設からの献金そのもの」が、政党支部にも無かったというのなら、それこそ、知らなかったも『ウソ』と疑われても仕方ないけど、「政党支部に西松建設からの献金」の話だと考えれば、「毎年いただいていたけど」という感じかもしれません。

検察の根拠そのものが「証拠とは言えない」

・西松建設の担当者←被告の前社長とは別人
・「よし、分かった。西松にしてやろう」←落札の事実は無いので、口利きそのものが「一方的な作文」の可能性。
・「全面的に検察の主張を認める」←こういう場合、被告も「メリット」を検察と相談しているケースもある。



昨日から今日にかけて、テレビを見ていて感じたのは、自・公側が最も目ざわりなのは、『第三者委員会の報告』みたいですね(笑)

どうも過剰にこだわっているように見えます。

やはり「客観的な意見」として、メディア/検察に批判が向かうと、与党が不利になるからでしょうか。

『二匹目のドジョウ』は難しい気がします。
2009/06/20(Sat)13:01:30 編集
★『再現DVD』公開して欲しいです
NAME: mojo
こんにちは。
せっかく作った「再現DVD」なので、裁判が終わったら公開してほしいですね。

少なくとも「被害女性が、どう言っているのか」は明らかになります。検察が「不同意」ということは、公判には無関係というか「職務上で知り得た」という守秘義務とも無関係でしょうし。

これは「植草さんの位置」とともに「被害者の動作」がベースになっているので、弁護側の『痴漢行為は不可能』という主張が、合理的かそうでないかも、私たちの実感と照らし合わせて判断することが可能になります。


先日「★T証言だけが、犯人は別人みたい(笑)」でコメントしましたが、

ーーーーー
★被害者が「植草さんを犯人だと思った」

これは、別にそれでいいと思います。
  ↑
痴漢冤罪事件では、被害女性は「その男性」を犯人だと思ったからこそ訴えるのでしょう。
ーーーーー

このコメントの後、久しぶりに当時の状況を再現して試してみました。公判資料によると、

(二人の格好)
 ・植草さんは、左手にカサ、右手にカバンを持っていた
 ・女性の背後で、2分以上、両手で触る
 ・女性はヘッドホンと、右手にカバンを持っていた

(抗議する様子)
 ・まず、右は「自分のカバンで見えなかった」ので左を見たら、触っている手首に木製のものが見えた。(←カサの柄?)
 ・ヘッドホンを外して、右回りに振り返った
 ・犯人に抗議をした
 ・犯人は、一瞬のけぞった

だいたい被害者の主張はこんな感じです。

実際にこの通りにやってみました。←当時は、ハイエナが狂ったように『反論』を書き込んで荒らしましたよね(笑)


今回は「その後の証言や情報」も加えて「被害者の持ち物」なども加えて、二人でやってみました。・・・ポイントは『カバン』です。



進  ◎鞄 ←被
行 傘◎鞄 ←植




どうも女性は「右回りで抗議」したということで、女性の言う通りの『動作』なら、本人のカバンが犯人のほうにグイッと、振り返ると同時に向かってきます。


公判が進んで、植草さんが持っていたカバンやカサなども分かってきて、当時は4キロ程度のショルダーだったようです。

上記のように、女性が「右手にカバン」を持っていたのは、本人の証言のようですし、植草さんも(女性が、犯人の左手はカサだったと言っているので)右肩にショルダーをかけていたことになります。

すると、どうなるか?

密着しようとすると、二人の『カバン』がくっつく形になって『手が入らない』のです。

さらに、無理に手を被害者のお尻に当てようとすると、今度は「自分のカバン」が邪魔して、自分のカバンを『引っぱる』ような状態になって、どうしても『すぐに、ずり落ちる』感じです。

(何度やっても、すぐにカバンが落ちてしまう。)

これは、一体どういうことでしょう?

植草さんを「犯人の位置」として、被害者の「言うとおり」に再現した場合でコレなのです。

再現DVDでは、ある程度「女性の振り返り方」が証言に沿って再現されているハズです。私が「判決要旨」などで出てきた『被害者の証言どおり』に行うと

(二人のカバンがくっつくので)
『手を入れることさえ、かなり難しい』

という結論しか出ません。

すると、
「真後ろで、密着して」
「左手のほうは、一体として見えた」
「揺れる車内で、2分以上触っていた」
「犯人は、右手をモゾモゾと自分の前でやっていた」

こういう、検察側証人の「T目撃談」は、真実では無いということです。


さらに、再現してもう一つ分かったのは、(手が女性のお尻を触るのが難しいことを無視して)

>女性が「真後ろで密着していた人物」を、見誤ることは無い。

ということが、同時に分かりました。これは難しいパズルのようです。

「女性の言う通り」だとすると『犯行が不可能』だけど『植草さんが間違われた可能性も低い』という相反する『条件』を同時に満たす必要があります。


植草さんが真後ろで触っていた(つまり真犯人)だとすると、その『持ち物』から、触り続けることが、そもそも不可能・・・


つまり、このパズルを解くには「植草さん以外の人」の証言にも「事実誤認」という要素が無い限り難しいのです。つまり、

 >「犯人」の犯行態様が『検察のシナリオ』とは違う
 >当事者の位置や向きなどが事実とは違う

被害者が、間違いなく振り返って確認した「後ろの人物が植草さん」だと言うのが『真』なのであれば、「触り方」か「触った手」が違う。

振り返って犯人だと“思った”のが植草さんだったのが『真』であれば、これは逆に「触られていた」ことだけで、実は「背後で密着」とか「両手」というのは、検察官のアレンジの疑いが強くなります。


どうして、全てでも30秒程度の映像を、特に被害者の言い分の入っている部分を、検察官は「不同意」にこだわったのでしょう。

これは「被害者の証言」そのものが『非公開』にされたのと無関係じゃないと思います。


このように「一方の当事者である被害者」の証言が隠されてしまうことで、何か検察に都合の悪い事情があると勘ぐられないためにも、(著名人である)植草さんの裁判などでは、最初から『情報公開』をしておけば、むしろ

「ああ、単なる被害女性の勘違いだったんだなぁ」

と、普通の「痴漢えん罪事件」で済んだのかもしれません。むしろ「陰謀論」を煽ったのは、検察官の「都合の悪い事実を隠してしまった」からだとも言えるでしょう。


いずれにしても、裁判が終わったら「再現DVD」などの資料は是非公開してほしいものですね。せっかく作ったのにもったいない。

公開されると、一部困る人が出てくるのは、それは仕方ないでしょう(笑)
2009/06/19(Fri)13:19:44 編集
★『植草事件の真実』は貴重な資料
NAME: mojo
個人応援者さん、こんにちは。

私は、今回の「蒲田事件」が起きてから、むしろ前回の事件も詳しく知ることになりました。

とくに、今年の連休はヒマだったので「植草事件の真実」を、改めて読み直してみました。すると「怪しさいっぱい」だということが良く分かりました。・・・この本の後半というか半分は、前回の事件の『資料』として、大変貴重です。


今回の事件で「真犯人」だという根拠が「累犯」とか「3度目」などと言われていますが、品川の「2度目」がえん罪だとしたら、今回は「累犯(犯行を止められない)」とは違うということになります。

そうなると、痴漢としての『累犯』ではなく、前回の事件と同じ『背景』で、今回も逮捕された可能性が高くなるのです・・・

と、いうことで「蒲田事件」の『新たな疑問』をご紹介します。←別コメントで
2009/06/19(Fri)13:19:03 編集
★mojoさん
NAME: 個人応援者
お返事ありがとうございます。

私は、植草氏の品川駅における手鏡事件が報道された時から、これは冤罪ではないかと、あくまで個人的な「勘」のようなものに過ぎませんが、強く感じておりました。そして、まるで畳み込むかのように立て続いて京急での痴漢報道があった時には、私自身の中ではほぼ冤罪を確信しました。

その後、『植草事件の真実』という本が出版されるとすぐに購入しました。その中に書かれてある事件当時のさまざまな状況を見るごとに私は植草氏の無実を確信し、同時に国家権力というものに言葉では表現のしようのない恐怖を覚えました。

あのような曖昧な、いい加減な証拠によって国家権力が国民を罪人と認定し、裁くことができるとするならば、それは決して他人事ではなく、我々の誰もがいつ同じ立場にたたされてもおかしくはありません。安易にひとりの人間の人生をメチャクチャにしてしまう国家権力というものに対して、私は強い不信感を否めません。
2009/06/19(Fri)12:13:00 編集
★「平蔵の詭弁」よりはマシ?
NAME: mojo
熊八さん、こんにちは。

党首討論では麻生総理の言い方がマズいのか、「まるで、総理がお伺いしているカンジ」という感想も聞きました。

もともと、麻生氏自身が上品さを嫌って「ワルぶっていた」とか言われていますので、それが染み付いてしまっているのかもしれません。

そういう意味では「失言」として、自身に返ってくるので総理自身の問題だとも言えます。


社会的に「許されない」のは、以下のような『詭弁の輩』です。

竹中平蔵氏の「民営化は民間に」は、どうやら“なんとかの一つ覚え”みたいで、

・竹中氏の著書「構造改革の真実」239ページ
・「聖域なき構造改革を推進する会」での講演(3月13日)
・【竹中平蔵 ポリシー・ウオッチ】政権の正統性を問う(3月16日)
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090316/plc0903160211001-n1.htm

いろんな場面で、こう「触れ回って」いるようです。しかも3月3日にサンプロに出演とか、テレビにも頻繁に顔を出していました。
きっと、3月頃は「かんぽの宿疑惑」の火消し役を担っていたのでしょう。・・・でも同時に、テレビなどには出ても、いざ国会に呼ばれたら「今日も、明日も忙しい。国会が呼ぶなら、ずっと忙しい」などと言って拒否していたところに、この人の『本性』が良く出ています。

ところで「ポリシーウオッチ」では

>正真正銘の「不良資産」なのだ。だからこそ5年以内の処分が法律で義務づけられた。

このように述べています。でも「誰が、そうしたのか」については、植草さんも3月 2日の記事で述べていらっしゃいますが、

ーーーーー
法案に「かんぽの宿」売却を盛り込むことを指示したのは竹中平蔵担当相であったことが、衆議院予算委員会における政府委員の答弁で明らかにされた。
ーーーーー

実は「自分が張本人」でありながら、自分の著書や講演では「そう決まったのだから」と、まるで「議論して決まった」かのような言い回しで誤摩化しています。いかにも「竹中平蔵氏らしい」詭弁です。

このように、自分がそう決めたことを「隠さざるを得ない」ところに『胡散臭さ』がただよっているとも言えます。


鳩山邦夫大臣(当時)も答弁で、

ーーーーー
 民主党は、「かんぽの宿」について、04年には「あり方を検討する」としていた基本方針が、なぜ翌年には「5年以内の売却」に変わったのかをただした。

 民主党・川内博史議員が「誰がどの場で検討し、どのような経緯をたどってこの法律案に至ったのか」と質問したのに対し、鳩山総務相は「当時の郵政民営化担当相は竹中平蔵氏で、責任者としては、当時の竹中担当相」と述べ、竹中氏が責任者であることを明らかにした。

 これに対し、答弁に立った郵政民営化準備室長は「竹中氏が当時どういう指示を出したのか、あらためて回答する」と述べるにとどまった。
ーーーーー

つまり、当時の『内部資料』を見た鳩山邦夫大臣が「売却の経緯が不透明だ」と感じ、かんぽの宿の売却にストップをかけた。

「民営化」を推進し、強引に『5年以内に売却』というきまりを作った竹中平蔵氏や小泉氏が、今になって「不透明さ」を指摘されて『ヤバイ』と感じているのでしょう。

このように、当時の経緯が次々と明らかになってくるほど、麻生総理の大臣のほうを更迭してしまったという判断が『間違った判断』だったことを補強する『事実』が次々と出てくる・・・

(私には関係ないけど)
一刻も早く、総裁を変えたほうが良いのかも(笑)



あと、一連の『暴露事実』や竹中平蔵氏自身の言動(と、焦り具合)を見ていると、小泉・竹中の「郵政民営化」の本当の狙いは、実は、かんぽの宿を始めとする莫大な「郵政資産」をバルクセールするための仕組みを作るためというのが、最大の目的だったようにも見えてきます。

確か、郵政選挙で与党が大勝したにも関わらず「民営化を、一年先延ばし」しましたよね?

あの時「あれだけ、今すぐにでもと言っていたのに、どうして一年も延ばすのだろう?」と素朴な疑問を持ちました。(一刻も早く民営化が必要なら、3ヶ月とかでも良かったはず)

その『延長した事情』にも、なにか「かんぽの宿疑惑」と関係するような隠された事実があるのかもしれません。

「あり方を検討する」→「5年以内の売却」

にしなければならない事情が。

確か、今回の「かんぽの宿問題」でも、郵政側は「5年以内に売却しなければならないから、急いだ」ような事を言っていましたよね?



(Q)かんぽの宿を売却しなければならない理由は何ですか?
   ↓
(A)本来は絶対に売らなければならないというほどのものではないとは思いますが、法律で5年以内の売却が義務づけられたので選択の余地はありません。

「法律で5年以内の売却が義務づけられた」からですか?

でも「あり方を検討する」のハズが、竹中平蔵氏の一存で「5年以内に売却」に変えた。

つまり、「5年以内に売らなければならない」というのは『竹中平蔵氏の都合』だけということになります。

今、必死になっているのも、どうやら『竹中氏に聞く』のが一番みたいですね(笑)


まぁ、麻生総理は「邦夫切り」で、完全に「カイカク派」に取り込まれてしまったようなので、『竹中平蔵、国会で証人喚問』は、政権交代後まで“おあずけ”になっちゃいますね(笑)
2009/06/18(Thu)15:49:29 編集
★過剰な「政権寄り」は逆効果
NAME: mojo
個人応援者さん、こんにちは。

ゆうたまさんのサイトを、今もご覧になられている方の多くは、きっと同じように考えてくださっているだろうなと思います。

確かに、「グーグル八分」のように、特定のサイトが検索でヒットしづらい『現象』も言われているので、可能性がゼロとは言いませんが、やはり「同様の現象」が、政治とは無関係のサイトでも起こっているとなれば、そういう事で騒ぐ必要は無いと思います。

私もすぐに気づいたけど、当時「アレッ?全体にアクセスが減っているな」という感じだったので、植草さんのブログに何か起こったという話とは、全くつながりませんでした。

ネットでは、私の「蒲田事件」と表現したことに“さえ”インネンを付けるような人が、植草さんを「貶める」ために、常にその言動を監視しているのですから、注意は必要だと思います。



それにしても、昨日の「党首討論」、

何人かキチンと見た人の感想を聞いたけど、全体に「鳩山代表が好印象」だったようです。

テレビでは、「母子加算」のことは出ていませんでしたが、アニメ殿堂とか、かんぽの宿、西川社長辞任など、今日は映像を紹介している番組も目にしました。


ところで、そのテレビでも「あの麻生総理が100点満点は無いだろう」など、コメンテーターからさえ批判されていた河村官房長官や、細田幹事長の談話などは「身びいきも、ここまで来たか」という感じでしたが、もう一つ、ほとんどが『微妙な表現』をしている中、産経ニュースの見出しがなかなか・・・

「党首討論 説明責任に徹した首相 スローガン目立つ鳩山氏」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090617-00000638-san-pol

>(鳩山氏は)明言してみせたが、首相はこれを逆手に取った。

>「正義」を振りかざし、西川氏に辞任を迫る邦夫氏を更迭した理由はここにある。

>(周囲の助言に)首相は取り合わなかった。「政権・与党の矜持(きょうじ)」とは政策の説明責任にある。首相もようやくその重さを自覚したようだ。

なんか『不思議な記事だなぁ?』という印象を持ったので、この記事を書いた『石橋文登』という人を少し調べてみたら、納得(笑)

ーーーーー
産経新聞記者の石橋文登氏と言えば、上杉隆著『官邸崩壊』によると、あの阿比留瑠比記者と双璧をなしていた安倍元首相マンセー記者でありましたが、今は阿呆首相マンセーに落ち着いてる様であります。
ーーーーー

一部では、かなり『知られた人物』だったようです。

でも、こういう『イロ』の付いてしまった人が、今回のような記事を書くと、むしろ自民党や麻生総理の足を引っぱることになります。

(これは、小沢代表の問題で、民主党が「小沢氏と距離のある議員」さんなどがTVに出て、時に小沢さんに批判的なコメントをすることを、党として容認していたのとは対照的です。)

やはり、現在「勢い」のある側は余裕があるし、逆に自民党のほうは、いよいよ後が無くなって来たということでしょうね。


産経(フジ)を除くと、従来なら「自民応援団」の読売新聞なども、(邦夫大臣擁護とか)少し自公政権からは距離を置きはじめたのかもしれません。・・そうなると、「郵政選挙」で小泉政権を勝たせた、最大の功労者である『メディア』も、今回は慎重なスタンスになるかもしれません。


現在の与党は、『苦しい』のは確かです。でも、腐っても権力の側なのは確かです。

西松事件の小沢さんのケースと同じで、次第に「郵便割引不正」で、民主党議員を聴取か逮捕して、いっせいにバッシングするムードも確かに感じます。(とっくに実名が出ているのに、「今はまだ」言いたがらないのが、その証拠。)

検察が手をつける人と、付けない人を選り分けているのは、西松事件で明らかです。つまり、解散のタイミングと合わせて「政治事件」化すれば、民主党にダメージを与えると同時に、これこそ一つの『国策逮捕』の重要な証拠と言えるでしょう。

まぁ、最後の最後には、権力が「あらゆる手」を使うのと、それを「乗り越える」ことによって、本当の『市民による政権交代』が実現すると信じましょう。

これも、私たち「政権交代」を望む人間みんなが力を合わせて「無法な行為」に抵抗する良いキッカケになるでしょう。


それとは別に・・・

この事件のシナリオは、たぶん男性が考えているのでしょうが、ニュースを見ると村木厚子という局長が、関係者をつなぐキーパーソン扱いのようなのですが、(このシナリオは)今後かなり苦労するでしょうね。

民主党の側は、そんなに心配しなくても良いでしょう。とりあえず権力側の「やりたい」ようにやらせても大丈夫。きっと面白い“流れ”になると思いますよ(笑)
2009/06/18(Thu)15:17:07 編集
★「国民のために」との誠意を全く欠く麻生首相 & 竹中平蔵氏の詭弁
NAME: 熊八
前回と同様、麻生首相のおっしゃることには誠意が無い、と感じました。

「国民のための政治」というのは、どの政治家にとっても目的であるはずです。国民のために最大限の努力をする、というのが、政治家でしょう。

ところが、麻生首相の口からは、そういった誠意ある言葉が聞かれず、うすら笑いを浮かべて、だって現実こうなんだから仕方ないでしょう、という開き直り・言い訳・小学生のような揚げ足とりに終始していたような印象があります。
印象が非常に悪い。

まぁ、討論が下手な人なのかもしれません。印象を良くするには、鳩山代表の言うことに逆らわず、おっしゃることはごもっともです、国民のために最大限の努力をしたいと思う、野党にもご協力願いたい、と言っておけばよかったのではないかと思います。

とにかく、麻生首相の発言には、国民に対する誠意が欠けていた。対して、鳩山代表の発言には、国民に対する誠意があふれていた(あふれすぎですよ、と思うぐらい)。

麻生首相は財源財源とおっしゃってましたが、鳩山代表は、すぐに増税じゃなくってまずムダを徹底的に無くすことでしょう、とおっしゃってました。いかにも正論で、話も具体的であり、麻生首相からは有効な反論ができていないと思いました。

そして日本郵政の問題。麻生首相は、純然たる民間会社のようにおっしゃっていました。これにはあきれました。
(鳩山邦夫氏も、誰に入れ知恵されたか知らないが…と残念がっておられた様子。)
植草氏もブログでおっしゃっているように、読売の記事が正論です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 日本郵政は、政府が全株式を保有する「国有企業」である。法律にも人事の認可権を総務相が持つと明記されている。

 業務改善命令に対する対応が不十分なら、認可しなければよい。それは「介入」どころか、行政の「責務」であろう。首相は西川社長の経営責任に明確なけじめをつけるべきだ。 
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「日本郵政は、政府が全株式を保有する国有企業で、法律にも人事の認可権を総務大臣が持つと明記されているでしょう」という一言を鳩山代表が持っておられたらなぁ、と惜しまれるところです。
 
ところで、今日の植草氏のブログ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-cc03.html
を読んで驚いたのですが、竹中平蔵氏は著書の中でこんなことを言っておられるのですね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
辞書によると、民営化とは、「民間の経営に任せること」とある。文字通り郵政民営化とは、郵政の経営を民間に任せることであり、政府はそれが可能なように、また効率的に行われるように枠組みを作ることである。これで、西川氏に、経営のすべて、民営化のすべてが委ねられることになった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんという詭弁でしょうか。「辞書によると」って・・・

おそらく正確には「民営化」とは国営企業を私企業にすることであって、私企業とは私人が所有する企業ということでしょう。つまり私人が株主になるということです。
ですから、企業が取締役の私物になるとか、取締役の好き勝手にできるという意味は、「民営化」の中にはありません。(当たり前でしょう・・・)

仮にも学者がお書きになったものとも思えません。
郵政民営化というものが、壮大なインチキの上に成り立っているということが、この一節からも十分にわかるように思います。
URL 2009/06/18(Thu)14:09:34 編集
★はじめまして
NAME: 個人応援者
こんにちは。はじめてコメントします。
私は、個人的に植草氏の一連の事件について関心を持ち、植草氏は無罪と考えている一市民です。

>今回の事の様に、何でもないことまで謀略だと騒ぎ立てれば、
>そのうち変わった人として扱われるようになるだろう。

この記事に書かれているbugを陰謀と騒ぎ立てた人たちがどういう意図を持っていたのかはわかりませんが、たとえば、植草氏を有罪としたい意図を持った人たちが、植草氏の無罪を信じる立場にある者に成りすまし、執拗に監視だの陰謀だのと騒ぎ立てることによって、それを見た多くの第三者に対して「植草氏応援者=変人」というイメージを刷り込もうとする人たちも一部には存在すると思います。こうした人間の存在は、植草氏の場合に限らず、あらゆるケースにおいて存在します。

植草氏に降りかかった一連の冤罪の背景に国家権力があるとするならば、植草氏応援のサイトにさらに国家権力による陰謀の手がのびても決して不思議なことではありませんが、真に植草氏の無罪を信じ、応援しようという人たちは、間違ってもそのような言動は慎むべきと私も考えます。
2009/06/18(Thu)11:12:42 編集
[No name] Re:はじめまして
こんにちは。
はじめまして。

ああいう発言はもう少し慎重になったほうがいいと思います。
特に植草氏本人がそれを煽るような発言をするのはもっと控えなければならないと思いますね。
コメントどうもありがとうございます。
【2009/06/18 15:05】
★パンがなければ・・
NAME: mojo
残念ながら、今日の党首討論は見られませんでした。でも、植草さんがさっそく取り上げていらっしゃります。

ttp://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-c49a.html
ーーーーー
この4月から生活保護の母子加算が打ち切られた。鳩山代表は小学生の女の子が高校に進学するのをあきらめた話を紹介した。高校生の子が親に修学旅行に行かなくてもいいと話をした事例を紹介した。
ーーーーー

党首討論では、このようなエピソードを鳩山代表が紹介されたようです。これと似たようなニュースを、少し前に見ました。

「母子家庭の高3「生活苦」 40%が進学断念 あしなが育英会 福岡などで募金」
ttp://kosodate.nishinippon.co.jp/news/support/200904/18_008462.shtml

ーーーーーー
父親を亡くした高校3年生の就職希望者の40%が経済的な事情で進学を断念していたことが、あしなが育英会(東京)のアンケートで分かった。
調査は同会の奨学金を受ける高校3年の遺児を対象に昨年12月から実施。約580人が答えた。

それによると、昨年12月時点で就職希望者は27%の162人だった。このうち21%が「経済的に進学できない」と回答。「家計を助けるため」とした人も19%に上り、合わせて40%が「生活苦」を理由に進学をあきらめていた。
=2009/04/18付 西日本新聞朝刊=
ーーーーーー

皮肉なことに「バラまき」の張本人である麻生総理の地元、福岡のニュースです。

麻生総理の選挙区でも生活苦で「進学したいけどできない」まま、就職を選択せざるを得ない子どもたちがたくさんいるということです。(総理自身は、何とも思わないのでしょうか?)


この進学を諦めた子どもたちは「(これまで育ててくれた)親を助けるため」という気持ちが強くて、きっと「自分で、そうすると決めた」のだと思います。

でも、こういう子たちこそ『弱者の気持ち』が分かる人だし、進学して勉強すれば、公務員でも民間企業でも、苦労している分だけ、きっと周りの人たちとうまくやって行ける能力が高いと思います。

そういえば、この「あしなが育英会」は、返済は20年以内と長期なのですが、奨学金を受けて進学をしても、今度はその返済でも苦しんでいる人が多くなっているようです。

奨学金返済猶予、対象者10万人に…日本学生支援機構
ttp://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20090610-OYT8T00289.htm

こういう問題こそ「なんとかする」というのも、政治の課題なのではないでしょうか?


我が国が「経済大国」だと信じている人は、今でも多いのでしょう。でも「勉強したいけど出来ない」子どもたちがいるのも現実なのです。

国が貧しくて、出すお金がどうしても無いのならまだしも、母子加算を「200億」削った一方で、「アニメの殿堂」というハコものに117億円とか、役所の言いなりにタレ流すような『経済対策』は、明らかに政治家の判断として間違っていると思います。

それにしても、この事例一つを見ても、麻生総理が、まるでマリーアントワネットの「パンがなければケーキを食べれば」の感覚と同じような気がしてなりません。

これこそ庶民が一番嫌うパターンであり、それが支持率の低下という形になっているのだと思います。

より確実に『政権交代』につなげるためには、このまま麻生総理が頑張ってくれるほうが良いとも言えますが、生活する側としては一刻も早く・・・


<資料>
街頭募金は、あしなが育英会を通じ遺児に届けられる。クレジットカードでの募金もできる。ホームページはhttp://www.ashinaga.org/
2009/06/17(Wed)19:00:52 編集
★本日15時から麻生vs鳩山党首討論
NAME: 熊八
皆さんご存じだと思いますが、一応。
URL 2009/06/17(Wed)12:54:04 編集
★アンチは、刺身の『つま』みたいなもの
NAME: mojo
ゆうたまさん、こんにちは。

私は「一般市民」さんに限らず、アンチさんの↓のような発言くらいなら、むしろ多くの人に見てもらったほうが良いと思います。

「下品な言動」
「真剣に考えている私たちを揶揄する発言」
「自分に無関係なのに執着する『異常性』」
  ↑
これが、アンチです(笑)


これに対して、植草さんを冤罪だと考える私たちは

・「公判資料」を精査して、『矛盾』を検証
・マスコミの『ウソ情報』に流されない冷静さ
・「事件そのもの」での議論では、アンチの完敗・・だから、ハレンチネタに持って行こうとする
・アンチの必死の挑発にも「大人の対応」
・本来、ネットのエチケットとして「成り済まし」はルール違反だけど、かなり大目に見てあげている

どちらが「常識的」か、すごく分かりやすい構図です。

要するに、私たち『支援者』の側は、横綱相撲というか、アンチが「軽くあしらわれている」というのが、見ている人には一目瞭然です。(←これがネットでは大切です。)


最近は、2chでも「冤罪と思っている人」の書き込みに、アンチが押されているようです。

ネット全体で見ても、植草さんを「痴漢の犯人だ」と、本気で思っている人は、かなり少なくなっています。・・・大部分は、新しい情報も無く「過去の事件」として話題にする要素が無いからでしょう。

まぁそんな中、執拗に中傷を続けるアンチさんの場合は、『特別な事情』もあって、決して私たちの主張を認めるワケには行かないようなのですが(笑)



(ネットを利用していない人でも)最近は「冤罪事件」や「逆転無罪」のケースが大きく報じられているので、2006年当時に「痴漢で捕まった」としか報じられなかった植草さんが

「最高裁まで争って『無実』を訴えているんだ〜」

3年近くも争っていた事を知れば、最近の風潮で「もしかしたら、植草教授も冤罪なのかな?」と思ってくれる人が増えるでしょう。

このように「冤罪ムード」が高いなかで、「一般市民」さんのような、支援者に対する『無意味な中傷』をいつまでも続けるような人が『アンチ』として存在していることこそ「何か、裏事情があるのかも?」という風に感じるでしょう。

以前も言いましたが「一審判決が出たあとまで、執拗に中傷するのは、逆効果」だということです。
2009/06/17(Wed)12:45:14 編集
[No name] Re:アンチは、刺身の『つま』みたいなもの
こんばんは。
そうですよね。ほんと、蒲田事件と言っただけで、ああいうろくでもないチャチャを入れるなんて。
何もかもが気に入らないんでしょうね。
それで何年にも渡って粘着してるなんて・・・。
2ちゃんねるはどなたが頑張ってアンチの相手をしているのか存じませんが、
いつもがんばてっるなぁと思って見ています。
【2009/06/17 14:37】
★こんにちは。
NAME: ゆうたま
一般市民さん。
正式には京急痴漢事件って・・・
誰が正式に決めたの?
あんたは自分が決めた呼び名が正式なものだとでも思ってんの?
厚かましいねぇ。
アホなコメント残さないでくれませんか?
2009/06/17(Wed)11:19:58 編集
★「郵政民営化」に米国の陰・・平沼赳夫さんも言及
NAME: mojo
「麻生首相よ、日本のために西川社長をクビにしなさい」
ttp://news.livedoor.com/article/detail/4202291/

ゲンダイネットの記事なので、「与党批判」的なのを前提だとしても、以下のようにご自身が「経産大臣」当時から、「郵政民営化」に、米国から強いプレッシャーがあったようです。

確か、平沼さんは「郵政選挙」で離党させられて、唯一『復党しなかった人』でもあり、この方が「裏の大きなシナリオ」と言及されている事は見過ごすべきでは無いと思います。

ーーーーーー
「西川さんが辞めないのは、そもそも就任のときから大きなシナリオがあるからでしょう。そのシナリオの中では西川さんは必要不可欠の人物だ。だから、辞めるに辞められないのだと思います。そのシナリオとは、日本の郵貯、簡保資金の開放ですよ。私が経産大臣をやっていたころから、郵政問題は日米の政府間協議に上っていた。何度も政府間協議が開かれましたが、その会合には米国の民間保険会社の社長が来ていて驚いたものです。年次改革要望書でも郵政問題は取り上げられた。そうしたら、米国では研究よりも人脈づくりに励んでいたのではないかと思われる竹中平蔵さんが郵政民営化を推し進め、その竹中さんや米国のゴールドマン・サックスと強い絆がある西川さんが、前任者の生田正治氏に代わって日本郵政の社長に就任したわけです。彼が辞任しないのは、裏の大きなシナリオ抜きには語れない。鳩山大臣も当然、それを知っているから引けないのでしょう」
ーーーーーー

調べれば調べるほど、竹中平蔵氏が『ゴリ押し』して、当時の生田氏を排除して、今問題になっている「西川社長」を送り込んだ構図のようなので、今回の騒動も、当初の麻生政権の「続投を認めない」方針を、小泉・竹中・中川秀と、あらゆる「カイカク人脈」が総出で「鳩山つぶし」に動いたのだというのも合点がいきます。


昨日、テレビの討論で、「鳩山5人衆」の一人と言われる自民党の馬渡龍治議員に、小泉マンセーの山本一太議員が、しつこく噛み付いていましたが、私が見る限り馬渡さんは大臣擁護ではあっても、そんなに間違った事を言っているようには見えませんでした。

他の方も、テレビ討論の割にはそんなに「熱く」はなかったのですが、他の人を遮ったり、司会者のことばを無視して「騒ぎたてる」山本議員の姿には、非常に違和感を感じました。・・・きっと、世間が「西川辞任すべし」が圧倒的なのが不安なのでしょう(笑)


そういえば、同じようなシーンを思い出します。

「郵政解散」で、当時、山本議員は、民営化反対の立場の荒井広幸議員を「ののしる」というか「罵倒」していました。

同じ自民党議員なのに、やりすぎだと思いました。

そして、当時の荒井議員の主張は

>すでに「郵政公社」として、国のお金は全く入っていないのに、どうして性急に民営化する必要があるのか?

という、しごくまっとうな主張でした。・・・私は、当時の荒井議員ほかの「抵抗勢力」の言い分が「そういわれれば・・・」と思ったので、小泉・竹中路線(当然、山本議員はその手先)が、どうして強引に進めるのかには疑問を感じていました。

少なくとも「民営化」した後に、こうして「かんぽの宿疑惑」などが暴露されて、少なくとも「郵政民営化路線」には、隠された『闇』があることだけは明らかでしょう。


そういえば、馬渡議員が興味深いことをおっしゃっていました。(これも、郵政選挙の頃と良く似ている)

>私たち(邦夫大臣の周辺)を誹謗するような『怪しげな』情報が、いっぱい流された。

要するに、抵抗している大臣に対して、そのイメージを貶めるような根も葉も無い情報が『拡声』されて、いっぱい流されたようです。・・・少なくとも、鳩山大臣の周辺はそう感じたようです。


なんか、小泉政権以降、「怪しげな情報」やら、「言った、言わない」という話が多すぎです(笑)

今回も、竹中氏や小泉氏がかなり『暗躍』したということは、この人たちを「利する」ような内容の『怪文書』が随分出回ったのでしょう。

いずれにしても、現在の我が国で『怪しい情報」を流してメリットを得られる人間は、だいたい郵政民営化を初めとする「小泉・竹中カイカク路線」を支持する勢力でしょう。

(それにしても、司会者まで“失笑”させる山本一太議員って? 確か「参院イラク事態特別委員会理事」でありながら、イラクの場所を知らなかったとか、とても議員さんとは思えないのですが。テレビ的には「お笑い芸人」扱いなのでしょうか?)・・・知り合いの中には「あの声がイヤ」と言う人もいます。
2009/06/16(Tue)16:35:02 編集
★T証言だけが、犯人は別人みたい(笑)
NAME: mojo
やっぱり「他の痴漢冤罪」事件と「植草さんの事件」の『共通性』をコメントすると、急にアンチからバッシングされる傾向は変わりませんね(笑)

今朝、急に「個人攻撃」が激しくなりました。

それにしても、今日のアンチは少々『感情的』になっているようですね。深く「事件に関わっていた」とか、そういう事情が無い人が「気になる」ような理由は無いと思うのですが(笑)

ネットのように『匿名』の場合「成り済まし」が可能なだけに、「ある目的」があって継続的に中傷などを続ける場合、どうしても『特徴』が出てしまいます。

そういう意味では、アンチが『感情的になる』のは、特に2006年の「蒲田事件“そのもの”」に関する話題だということが分かります。

(こういう“事情”を考えれば、アンチが「目ざわり」なことは、事実関係の整合性を細かく照らし合わせる、いわゆる『検証』や、それを続ける人間を「貶める」ことなのでしょう。・・・なぜか「陰謀系」は気にならないようですし。)


そういえば、当時の関係者の位置ですが、

★被害者が「植草さんを犯人だと思った」

これは、別にそれでいいと思います。
  ↑
痴漢冤罪事件では、被害女性は「その男性」を犯人だと思ったからこそ訴えるのでしょう。

ただ多くの場合、痴漢の「本当の犯人」は、他人を介してとか逃げ場を作ったりして「他人に押し付けられる」状況で触ると言われています。

植草さんの場合では、触られて女性が振り返ったときに、その『目線』に最初に入ったのが植草さんだということです。


女性が振り返って「植草さんを犯人だと思った」のだとして、女性はあくまで「振り返ったら、立っていた」ということで、「手を掴んだ」など植草さんを、直接犯人とするような根拠は無いようです。

(この段階では、女性の「勘違い」か「本当に犯人」かは半々としておきます。)


では検察側の主張でもある「T目撃談」を見てみます。(「起訴事実」は、ほとんどこの証言の内容と同じです。)

この人によれば、犯人は女性の真後ろで密着し、左手は左側の腰、右手は前でモゾモゾしていたということです。

女性が抗議して振り返る場面は、
ーーーーー
455.検察官1 一方、おじさんの方は、女子高生から抗議を受けてどうしたのですか。

456.T証人 女子高生が振り向いた直後、後ろの方に下がって、乗車したドアとは反対のドアの方を向きました。
ーーーーー
(このT氏、後日、検察に出向いて、逮捕者と矛盾しないように“わざわざ”証言を「後ろの方に下がって」→「斜めに少しだけ」と矛盾を修正。)


公判の段階では、T氏の言う犯人は「後ろに下がって『反対のドアの方』を向いた」ということでした。

女性が「やめてください」と振り返った様子は(こっちは逮捕者しか言及していない)足は前方を向け、上半身だけをひねって抗議したようです。

私たち自身で試しても、足がそのままで後方を見るとしても、良くても「斜め後方の人物」しか見えません。

女性が振り返って(斜め後方)目に入ったのが植草さんだとして、犯人を『勘違い』したのだとしても、それは「被害者」として仕方ないでしょう。

被害者が「目に入った」のが植草さんで、(女性にすれば)「申し訳ないような素振り」をしたのも、弁護側の主張するように「つり革も持っていた姿を勘違い」だったという事も十分考えられるし、双方の言い分も矛盾しません。

つまり、女性から見て「ふり返って、そこにいる人の顔を見た」のが植草さんだということです。


ところで、そうなるとT氏の証言、
>乗車したドアとは反対のドアの方を向きました。

女性は「車両の中央」で「振り向いた時に“犯人”の顔」を見た、それが「植草さん」だということです。

目撃者T氏の見た犯人は「反対のドアを向いた」ということで、絶対位置的には、車両の窓側・・・振り返った女性から見れば、真犯人は左側の「斜め後頭部」を目にしたハズです。

つまり、

・女性が抗議した男性は(自分の方を向いていた)植草さん

・T氏の言う犯人は、女性からは後頭部が見えたハズ

つまり、被害者の言う犯人と、実際に女性の背後で、抗議とともにササッと下がって行って「反対の方」を向いたという『痴漢犯人』を見たというT氏の言う真犯人は別人だという結果を出さざるを得ない。


このように、順に事実関係を追って行けば、出てくる結論は、「被害者」と「T目撃者」の見た犯人は『別人』だということになってしまうのです(笑)
2009/06/16(Tue)13:04:43 編集
★さみしそうですね
NAME: 一般市民
mojoさん、さみしそうですね。
>この植草さんの「蒲田事件」は、誰が見ても
>「怪しいな〜」と感じますョ(笑)

しかし、相変わらず、馬鹿丸出しですね。
蒲田事件なんて呼んでるのはあなたぐらいですよ。
正式には、京急痴漢事件ですかね。
おまけで泥酔もつけますか?
痴漢で民間人に捕らえられた植草が、たまたま降ろされた駅の最寄の警察署が蒲田署だったんですよね?
で、蒲田事件ですか(笑)
ほんと、お馬鹿さんですねぇ。
まあ、残りの人生をこのブログで植草先生のためにチロチロと燃やし続けてくださいな。
まるで山姥みたいですね。
2009/06/16(Tue)13:03:28 編集
★痴漢『逆転無罪』では検察側の「ウソ証言」も指摘
NAME: mojo
鳩山大臣の罷免騒動に隠れてあまり話題にならなかったのですが
「電車内痴漢 男性に逆転無罪 東京高裁」
として、23歳の花田さんが、高裁で逆転無罪になった裁判です。


>「疑わしきは被告人の利益に」とするのは刑事裁判の大前提だ。
>今回行われたDNA型鑑定は、有罪・無罪を判断する上で重要な証拠になり得たはずだ

『冤罪を疑われる』ケースでは、客観的な証拠に基づく判断こそ最も注意をしなければならないポイントです。

一審では「客観証拠が乏しい」にも関わらず、有罪・無罪を判断する上で重要な証拠になり得る「DNA型鑑定」も行われないまま「関係者の証言のみで有罪」としてしまったことが問題視されており「被害者証言以外の客観的な証拠を重視」すべきだというメッセージも込められているのだと思います。


この判決は、先日の「防衛医大教授」の最高裁の逆転判決が影響したと言われていますが、当然、そういう面もあると思います。
そして今後、とくに冤罪が多発しているような『痴漢事件』の場合には、より『慎重な判断』という考え方が主流になればいいなと思います。


ところで、この裁判の一審では「客観証拠に乏しい」ということで、以下を『有罪の根拠』としたようです。

ーーーーー
(1)事件直後に背後にいた花田さんの手をつかみ、当時の状況を説明した被害者の証言

(2)「花田さんに犯行を打ち明けられた」とする、拘置所で同房になった別の放火事件の被告の証言−を信用できるとして、花田さんの有罪を認定していた。
ーーーーー

これに対して、今回の高裁では

ーーーーーーー
(1)
→被害者が花田さんの手をつかんだ状況について、満員電車だったことなどを指摘。犯行や花田さんを直接見ているわけではなく、手探り状態でつかんでいることから、被害者がうそを言っているわけではないが、花田さんを犯人とする積極的な証拠にはならない

(2)
→同房者の証言も「警察に迎合して自分の罪を軽くしたいなどの理由から、わざと警察寄りの証言をした可能性が高く信用できない」とした。

さらに、1審では行われなかった花田さんの指先に付着した微物のDNA型鑑定を2審では実施した。これは、高裁がさらなる客観的証拠が必要と考えたためで、有罪を言い渡した1審は判断にあたり証拠が乏しかったことを示している。
ーーーーーーー

要するに

 「(DNAの結果)触ったような証拠は無い」し、
   ↓
 被害者も「犯行そのもの」を見ていない。
   ↓
 したがって「被告が犯人だと断定することは出来ない」

ということで、ある意味『初動捜査』の不備を指摘しているとも言えます。・・・要するに、捜査側が「コイツが犯人だ」と決めつけて『自白させる』方向に注意が行き、客観証拠の収集をキチンと行っていれば(DNA鑑定など)捜査段階で結果として「この人は犯人じゃない」という結論が出ていてもおかしくない。

要するに『見込みを誤った』ことが、この冤罪事件を生み出したということです。


私が今回注目したのは、『証拠(証言)のねつ造』の部分。

>「花田さんに犯行を打ち明けられた」

要するに、「自白しない」し「決定的な証拠もない」ケースで「認めているような発言を聞いた」という人間が登場することです。

これは、植草さんの裁判で、青木巡査が
>『不快感をあたえるような行為をしました』

と『認めたような発言』のケースと似ています。・・・当然ですが、植草さんは「発言そのものを言っていない」と否定しています。


つまり、どちらも「警察に有利な証言」をする動機は十分有り得ます。

・同房の放火犯→警察に迎合して自分の罪を軽くしたい
・青木巡査→警察官という「組織の一員」として

では、どうして青木巡査が「検察側に有利となる証言」を、わざわざ裁判に出廷してまでする必要があるのか?
   ↓(考えられる理由は、ただ一つ)
植草さんが『有罪』とするほどの『客観証拠』が検察に無い。


先日もコメントしましたが、双方の主張が対立する場合、第三者の私たちが「どちらが正しいのか?」を判断する場合、「主張にウソが含まれる側」を信じることはできません。

つまり、「同房の放火犯のウソ」などは、捜査側が「言わせた」以外には、特別に本人にはメリットが無い以上「警察・検察の意向」での証言だということになります。いわゆる『ねつ造証言』だと言って良いと思います。


『同房者の虚偽証言』・・犯行を“認める”発言を聞いた

こういうケースは少ないのでしょうか? いいえ、似たようなケースの冤罪裁判で「無罪判決」が昨年出ています。


「北九州市八幡西・殺人放火事件に無罪」
ttp://blog.goo.ne.jp/junsky/e/cdfa840f22c35d11f5206066536d98a3

ーーーーーー
今回の事件は、被疑者の拘置所での同房者を警察が『スパイ』に仕立て上げ、この同房者に被疑者が犯行の手口を告白したとして、これを唯一の証拠として起訴した訳である。

今日の裁判で、裁判長は警察のこの手口を厳しく批判し、被疑者の弟殺害と放火について「無罪」判決をくだした。ある意味で、警察のやりたい放題捜査を弾劾した画期的な判決である。
ーーーーーー


私たちは、子供の頃から「ウソをついちゃダメ!」としつけられてきたはずです。

取り調べる側(検察や警察)が、「別の事件でウソを言ったら、お前の罪を軽くする」なんて取引を出せば、すでに捕まっている人間が「少しでも軽くなるなら」と、ウソを言う気になる人も出てくるでしょう。その弱い心理につけ込んで「別の冤罪事件」を作り出すなんて、一体、どうなっているんでしょう?


少し前に比べて、「強要に負けずに、否認を通す」ケースが多くなってきたようです。これも、「正直」な人が実際に取り調べられて「捜査側への不信感」を募らせるからに違いありません。

したがって『自白の強要』とか『公判で、否認に転じる』というパターンが減り、本人は“認めていない”けど、「聞いたという人間」を登場させざるを得なくなっているということでしょうか。

そして、その人選としては「口の堅い身内(警察官)」や、減刑などをチラつかせた「利益誘導」を使うということになる・・・


植草さんの事件で「警察のねつ造」とかを吹聴して、「擁護は反社会的」というイメージを植え付けるために、蒲田署ねつ造コメントをひたすら書き込んでいたのが、

 ・小沢代表秘書逮捕→「恣意的な逮捕」検察を批判
 ・「防衛医大教授」無罪判決→痴漢冤罪に慎重な判断
 ・「足利事件」→DNA鑑定の誤摩化し
 ・今回の「西武新宿線」逆転無罪→虚偽の証言

どうも、アンチさんが『攻撃』していたのが、ここ数ヶ月で急速に『逆風』になってきたようです。



少なくとも、植草さんの事件でも、かなり『怪しい要素』が多いのは事実です。

・警官のウソ証言(疑惑)
・詳細な鑑定を避けて「色が似ている」という繊維鑑定
・手指から繊維が検出しなくて、服の鑑定を後日
・名乗り出たT目撃証言で、重要な犯人の「動き」を後に『変更』←逮捕者証言に沿わせるため?
・そのT氏の証言は「再現」に沿った内容ですが、その「再現調書は15日」なのに、初めて蒲田署に行ったのを「16日です」と断言・・・弁護側から「前日の調書の存在の理由」を、検察は説明せず。
・目撃者T氏は、被害女性と「真横、77センチ」の位置だと証言したのに、事件直後に送ったメールには「前にいるオレ」と言い、さらに蒲田署でも「自分が犯人と思われる」ような位置だったことを供述している。・・・

この他にも、証人同士の内容に「合わない内容」が多いことはみなさんご存知だと思います。


この植草さんの「蒲田事件」は、誰が見ても「怪しいな〜」と感じますョ(笑)
2009/06/15(Mon)11:46:43 編集
★本当の『1位』も目前かも
NAME: mojo
さきほどランキングを見たら、

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1位:
「博士の独り言」→161000、464270、665540

2位:
植草一秀の『知られざる真実』→152530、241040、549130

3位:
新世紀のビッグブラザーへ→121340、250290、503290
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数字の“傾向”も従来に近い状態なので、どうやらランキングも『正常』に戻ったようです。


植草さんも連日「かんぽの宿」を取り上げており、いつの間にか「郵政改革問題=不正売却」のような話題・・・例えば「かんぽの宿疑惑」をググると、植草さんのブログ記事が上位を占めています。
(ちなみに「かんぽの宿」だけで検索だと、それこそ本家というか郵政のサービスがヒットします。)

大手マスコミとは対象的に、ネットで「かんぽの宿」と言えば、思いつく名前として

 ・植草一秀さん
 ・保坂展人さん(社民党)
 ・長谷川憲正さん(国民新党)

これらの人が、継続して「疑惑追及」の筆頭だと言ってよいでしょう。

ここにきて「鳩山大臣更迭」の話題も追い風になりそうです。


このように、確かにネットを中心とした「地味な活動」ではありますが、着実に植草さんが『無視できない存在』となってきているようです。

ダイヤモンドの岸博幸という方の文章の一部をご紹介します。

(岸 博幸:経産省出身、内閣官房IT担当室などを経て竹中平蔵大臣の秘書官に就任。現在エイベックス非常勤取締役、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)

「かんぽの宿」騒動で分かった!
賛否両論なき日本のネットはゴミの山
ttp://diamond.jp/series/kishi/10027/

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皆さんもグーグルやヤフーで“かんぽの宿”を検索してみてください。検索結果の最初の数ページを開いてみると、驚くまでに同じような内容、具体的にはオリックス政商論、小泉—竹中—宮内陰謀論、日本郵政不正論のオンパレードです。それも、評論家と称する一部の人たちの意見の引用と礼賛ばかりが目につきます。もちろん、丹念に探せばそれと反対の意見もネット上に出ているのでしょう。しかし、検索の上位に来なければ埋もれるだけです。
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私なんかは逆で、一方的に『受けるだけ』のテレビとは違って、ネットは『個人の分析力・判断力』も重要だと思うので、少なくとも「ゴミが多いとしても、その中に『宝』も埋もれている」という考え方です。


>それも、評論家と称する一部の人たちの意見の引用と礼賛ばかりが目につきます。

(岸氏が“ゴミ”と言う)ネットで「かんぽの宿疑惑」を追及している『一部の評論家』となると、ご紹介した検索結果からも明らかに植草さんを意識していると思います。

この岸氏の“論理”は、そのまま逆に見ることもできます。

ネットの『埋もれている』情報の中から『宝』を掘り出して、みんなが興味のある事例として評論家が紹介して、それが礼賛されている理由とも言えるのでは?



この岸氏がどう思うのかは勝手ですが、いわゆる「かんぽの宿疑惑」や「民営化の実態への批判」は、どう考えても「ゴミ情報」だとは思えません。

岸氏の文章を読んでみて、なんとなく「自分が気に入らないだけじゃないの?」という印象を持ちました。(経産省から竹中秘書という経歴だから、当然っちゃ当然なのかな?)

ただ、「かんぽの宿疑惑」を持ち出して「ネットはゴミの山だから、無駄」のような一般論に持って行くのは、さすがに無理があるというか、少々冷静さが足りないような気がします。(ニオイとしては「貞子ちゃん」に近い「論理の極端な飛躍」が気になります。)



植草さんが注目されてきていることに、ライバルが危機感を持っているという感じでしょうかね?
2009/06/13(Sat)16:43:58 編集
★鳩山大臣更迭と、裏で“うごめく”人々
NAME: mojo
「郵政人事」に関しては、鳩山邦夫大臣が『パフォーマンス』では無さそうだということで、応援しようかと思った矢先に辞めちゃいました。

 西川続投=「かんぽの宿売却問題」はウヤムヤ

残念ながら、この方針で自民党は固まったようです。


それにしても、つい最近も足利事件で菅家さんが「絶対許さない」という「冤罪を生み出した検察・警察」への批判のコメントを、メディアが大きく取り上げました。
その結果、例えば

>【足利事件】 森下昭雄刑事(75)こと「もりりん」が大炎上&リアルタイム削除中!!

に見られるように、(ネットでは)当時の捜査幹部のブログが批判のターゲットにされています。(これは、“もりりん”ご本人が「晴耕雨読」だの「ボランティア」だのという『きれい事』を書いているのが、余計に「冤罪を生んだ犯人のくせに」という顰蹙を買ったからです。)
  ↑
でも、「炎上」書き込みそのものは、私は否定的ですよ。


今回も、一連の騒動をマスコミが報じたのを見て、辞任後に鳩山邦夫さんの事務所に「大臣が正しい」とか「ガンバレ」という声援が寄せられているそうです。

麻生総理の“下手”なところは、結局「避けられなくなって」から行動を起こすせいで、みすみす「ボヤを大きく」してしまって、自分が批判されてしまう。


今回も同じ「大臣更迭」と報じられるにしても、かんぽの宿疑惑解明に努力している鳩山大臣というニュアンスでマスコミが取り上げる前の(具体的には先月の「党首討論」の後くらいまで)にケリを付けておけば、(事情を知らない国民は)ここまで鳩山大臣が「正義の味方」のような印象を持たなかったでしょう。・・・一般市民は『圧力に抵抗している人』や『正義を貫く』ような人をヒーロー視する傾向が強いので。

あと半月早く「大臣を罷免しました」と言い、その理由を「任命権者である私の方針に従えないとのことですから」と言っておけば、むしろ「リーダーシップがある」と支持する人もが多少は増えたかも・・・もちろん「説明責任」とか「リーダーシップうんぬん」という批判が野党を中心にされるでしょうが、それは『結局、今でも同じ』だということです。

どうも、麻生総理に足りないのは、決断力というか『損得勘定』のようです。

(本当は「小泉・竹中派」が批判されるべきところを、いつの間にか「麻生総理批判」にすり変えられて、仲間を切った上に「バルクセール疑惑」の一味のような印象を国民に与えてしまって、麻生総理が一人で『ババを引かされている』というのが現実です。)


◎本当の『悪者』

今回の「大臣更迭」で、完全に麻生総理が「“カイカク”派」に取り込まれた印象を国民が持ったのは確かなのですが、この問題、「もともと民営化に反対だった」と、麻生総理自身が語ったところから始まっているハズです。

ある程度関連した項目を、時系列で並べてみます。・・・調べていて興味深いのは、「かんぽの宿問題」で疑惑が大きくなると、その都度『反論』も話題になっていることです(笑)

09.1.6:鳩山大臣が「(譲渡は)出来レースと受け取られる可能性がある。考え直してもらいたい」と述べた。

09.1.29:オリックスへの「かんぽの宿」の一括譲渡を断念

09.2.11:麻生首相が「多くの国民の中で4分社化を知っている方はほとんどおられない」と発言

09.2.12:小泉氏が「怒るというよりも、笑っちゃうくらい、ただただあきれている」と述べた


09.3.1:サンデープロジェクトの「亀井 vs 竹中両氏の討論」において、「特捜部に告発する」と言われ、竹中氏が動揺が話題に

09.3.3:小沢民主党代表の大久保秘書が、「政治資金規正法違反容疑」で逮捕

(これ以降は、民主党の報道で「郵政問題」は、ほとんど報じられなくなってしまいました。)


09.4.3:かんぽの宿問題で鳩山総務相が日本郵政に改善命令 出来レースと断定
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090403/plc0904032140024-n1.htm
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日本郵政が当初から落札先をオリックス不動産に決めていた「出来レース」と断定。「国民共有の財産との認識を欠き、企業統治に問題があった」と主張し、6月末までに是正措置を報告するよう求めた。
 鳩山氏は緊急の記者会見で、出来レースの証拠として(1)最終審査前にオリックス不動産への譲渡が決まっていた(2)従業員の雇用条件にオリックス不動産と争った他社との優劣はない-など、譲渡に関する「16の問題点」を列挙した。
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・その後の動き(読売の記事によると)

「首相、当初は「西川交代」…竹中・小泉コンビが封じ込め」
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090613-00000127-yom-pol

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首相の意を受けた鳩山氏は5月に入り、日本郵政の取締役人事を決める指名委員会の一部委員に「首相は西川氏を代えるつもりだ」と伝え、「西川辞任」に向けた多数派工作を始めた。

(だったのに)

竹中氏は小泉氏に相談した。小泉氏は2005年、竹中氏を通じて西川氏と知り合い、社長就任を要請した経緯がある。すぐに指名委の委員を「西川続投」で説得して回り、首相や鳩山氏の動きを封じ込めた。
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だそうです。

『竹中氏が困る』と、別の『何か』が起こったり、元総理がわざわざ「珍しく動き回る」というのも、立場が逆のような気がしてしまいますね(笑)


・・・竹中平蔵が追いつめられると「別の騒動」が起きる


この“現象”だけで見れば、植草さんが06.9.13日に「蒲田で逮捕」された直後、06.9.15に、竹中氏が突然大臣を辞任したというのも、「騒動を起こした」という、いわゆる『竹中黒幕説』も、なんだか現実に有り得そうな気がしてきます。

この時、突然の辞任の理由は「16日発売の週刊誌で金銭スキャンダルが報じられる」ということも言われてましたが、同時に「オリックス宮内はどーなのよ?」と言われました。


一連の流れは

「郵政民営化」→「麻生政権で見直し」→「かんぽの宿疑惑(オリックスの不正取得?)」→鳩山大臣の徹底追及→世間の関心が高まる→竹中平蔵氏が「告発」されそうになる→民主党側のスキャンダル勃発→それでも大臣が「不正」と断定→竹中氏のテレビ露出と、小泉氏の活動→(西川人事を認めない)大臣が徹底的に抵抗→麻生総理が“決断”

このように『竹中平蔵』をキーワードにして一連の出来事を見ると、この「バルクセール疑惑」が違って見えてきます。
2009/06/13(Sat)13:14:37 編集
★民主の『第三者』と、政府の『有識者』会議
NAME: mojo
よく、テレビで『政府の諮問機関』とか『有識者会議』などと耳にしますが、ネットなどで「どういう人?」なのか調べてみると

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具体的にいえば,大学教授などの研究者,評論家・新聞記者などの,関連した分野に詳しい人,その他,官公庁を退職した元・キャリア官僚などでしょう.
政府や,地方自治体の政策決定のために意見を求めたり,審議をしてらったりするような,審議会では,最終的には役人が考えた案に賛成してくれるような人を学識経験者,有識者として委員に委嘱することが多いでしょう.

ただし,政策決定にかかわらず,政策にもとづいて,具体的な施策や対応を考えるような会議では,その道に詳しい,適切な助言や意見を出してくれそうな大学教授,その他の専門家を学識経験者として依頼していますね.

有識者、学識経験者の人選は官僚がするのですが、バランスを気にするそうです。
一例ですが、慶應義塾大学の塾長が、ある審議会の委員をしているすると、別の審議会の委員には、早稲田大学の総長に委員を委託するというような具合です。
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たぶん選ぶ側、選ばれる側という『当事者』は、政府の方針などと「まったく無関係だ!!」と言うし、本人も実際「政府に肩入れしている訳じゃない」と言うのはウソじゃないでしょう。

でも、そもそも「政策に“都合の良い”人」から人選しているという面が強く、本人の人徳・実績よりも「使いやすい」からこそ選ばれているということです。


今回、民主党の『危機対応』として『第三者委員会』が設置されましたが、その人選の段階で、このような「(政府の)第三者委員会みたいなのでは逆効果だ」という考えがあったようで、依頼主である民主党に対して「キツイ事を“言える”人たち」を集めたようです。

むしろ「第三者委員会」が、民主党に対して『諫言』し、それを真摯に受け止めるという姿勢が、国民の信頼を得られるというような、党としての計算もあるでしょう。その上で、きちんと「捜査側」「報道」などに対しても『問題点』を指摘する・・・

「世論対策」として『人選』の段階で、かなり計算されていたとようです。


ところでマスコミですが、「読売系」の日テレですが、NHKでさえ「NHKの誤報問題」に触れていたのに、日テレは「マスコミ批判」の部分“だけ”抜いていました(笑)分かりやすいというか・・・

いずれにしても「与党寄り」であるほど、「第三者委員会」そのものを『批判』する傾向があるようです。

しかし民主党は、冒頭の「有識者会議」に対する「世間の目」を意識して、あえて辛口な内容も含まれている以上、その『報告書』を与党側があまり強く批判してしまうと「なんか、カッコ悪くない」と思われてしまうでしょう。


予想通りというか、敷かれたレールに乗るというか、

「民主の報告書を批判=自民各派」
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009061100758

>「めちゃくちゃなことを言う人たちが何を議論しているのか。何ら意味のない委員会だったことが分かる」(町村信孝会長)

>「(民主党は)一件落着のような気分になっているが、忘れ去るのはよくない」(谷垣禎一元財務相)

>「第三者の口を借り、民主党の恨みつらみを書き連ねたものだ」(伊吹文明会長)

最初から「意味無し」と決めつけたコメントをしています。でも逆に、民主党(選挙担当者)は「シメシメ」と思っているかもしれません(笑)


党首討論で、鳩山代表が指摘したように「(同様の行為は)与党の方に、いっぱいいる」ことも事実「検察が、一方だけしか手をつけなかった」ことも事実です。

そして、これらの『事実』を「小沢バッシング」に比べれば少ないかもしれませんが「森田健作知事の問題」も含めて、マスコミを通して私たちは知っています。

その結果もあってか、西松問題以降に行われた地方選挙でも、民主党はかなり善戦しています。

むしろ「手をつけられなかった側」が、民主党やこの報告を批判すればするほど「やっぱりね!!」という印象が強まるでしょう。

(若いペーペーじゃなく、老かいな小沢さんが代表の時に設置された委員会なので、その結果を「与党側が批判」することも計算ずくなのは決まっています。)

鳩山代表が、自民の「西松献金検証チーム」を立ち上げたことに「どうぞご自由に」と余裕の対応をしているのも、こういう事情からです。

むしろ、自民党としては「他党の事とは言っていられない。国民全体の『政治不信』を払拭するためにも、与野党の垣根を越えて、この『報告書』を活かしていけるように、我々も参考にしたい」な〜んて、自民党の首脳が言えば「やっぱり、腐っても政権政党だな」と見直す人も出たかもしれない。・・・麻生総理だとチョット「とって付けた」イメージになるけど。



もともと、政府や政党が立ち上げるとなると、「都合の良い事“しか”言わないだろう」と世間は思うし、「政府の有識者会議」などは、まさにその通りの『イメージ』になっています。

したがって、そこが『批判的な意見』も言うというのは、「オヤッ?」と、民主党に対しても「懐が深い政党」だと見える。

つまり、民主党が第三者委員会の人選で、最もこだわったのが『中立さ』なのです。

そして一旦「報告書」がまとめられれば、マスコミや与党がいくら批判しようと「報告書をしっかりと精査して、真摯に受け止める」と言い続ければいいのです。


ちなみに、
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あと、報道機関のトップが政府の審議会等のメンバーになることには議論があるようです。
欧米では、報道機関のトップが政府の諮問会議等のメンバーにはあまりならないようです。
個人的には、時には、政府の批判をしなければならないのですから、報道関係者が審議会の委員になるのは賛成できません。
それなりの報酬も出るのですから。
ーーーーーー

ということも言われているようです。

民主党の「第三者委員会の報告書」に対して、特に批判的な『社説』を出した、読売新聞の社主は、確か「厚労省分割」とか自分から提言して、麻生総理も「その気」になったけど、ムードが悪くてすぐに撤回しちゃいました。

(政府の有識者会議のメンバーになっている人物がトップの社が、社説で野党の報告書を強く批判しているとなると、「ああ、やっぱりね」と思うのが当たり前。)


「麻生首相が3大紙の記者らと会食」
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090521/plc0905210319001-n1.htm

このように「ナベツネ」氏に続けとばかりに、橋本五郎氏(読売)、岩見隆夫氏(毎日)、星浩氏(朝日)など、メディアの「お偉いさん」が、総理や政府与党の関係者と会食するだけでもやはり『癒着』とイメージされてしまうでしょうが、この人たちは『いずれ、有識者会議のメンバー』とでも期待しているのでしょうか?


我が国では、司法(検察)も、メディアも、偉くなればなるほど「欧米の感覚」とはズレていってしまうということでしょうね。
2009/06/12(Fri)12:29:47 編集
★起訴側のウソは『冤罪』の証拠
NAME: mojo
ゆうたまさん、こんばんは。

>二人の警官の証言が真か偽か。
>私は自信を持って偽だと言い切れます。

これは、私も最近資料を見直して「ああ、これは絶対ウソだな」というのをいくつか発見しました(笑)・・・だから、最近「再検証」する必要があると思って話題にしています。


私は、当事者同士が「水掛け論」で、その真偽を第三者が判断しなければならない場合、直接関係しない部分でも『明らかなウソ』を言っていることが分かれば、その時点で『アウト』だと思います。

改めて整理しますが、志賀警官たちが「追尾」している部分には、複数の箇所で『ウソ』を疑われる部分があるのですが、逆に「正直に証言」しているのであれば、わざわざウソを言う必要があるでしょうか?

つまり、「追尾行為」の証言にウソがある以上、その人物が『犯行を見た』という証言も、ハッキリ言って信じられないです。

(当時の弁護側をはじめ、ゆうたまさんや高橋さんが検証して「おかしい」と感じるところを、それとは別に改めて「自分なりに見直し」ても、やっぱりおかしいとなると、それは『事実』ではないという事。)


単純でも、明らかに『事実とは違う内容』はウソ

蒲田の事件では、目撃者T氏の証言が「ウソか本当か?」がポイントになると思われますが、この人物が「明らかなウソ」を言っているなら、上記の志賀警官と同じく「植草さんは冤罪」だと断言して良いでしょう。

証言を細かく見ていき、さらに実際の電車のサイズを比較して、証人の言う「電車内の位置」と「女性との距離」は、絶対に有り得ないことが分かりました。(=77センチの矛盾)


つまり、このT氏の証言に『物理的な矛盾』があるとなると、

 ・本人が、個人的に植草さんに恨みがある
 ・検察官が「起訴」に有利な証言をさせた

この、どちらかでしょう。

「ウソ」を言った理由は、それこそ『本人』に聞くしかないでしょうが、わざわざ名乗り出た証人が「事実とは違う証言」をしているのだから、これは「被害者の証言だけでは心もとない」からだったのかもしれません(笑)


単純でも、起訴側に“ウソ”があるのなら、それは冤罪の『証拠』でもあるのです。

(少なくとも、2年以上も執拗に『中傷』を続けているアンチでさえも、植草さんの証言で『ウソ』というのは指摘できていません。むしろ、週刊誌の「ウソ記事」を繰り返しているだけ。)
2009/06/12(Fri)00:51:16 編集
★「邦夫の乱」と『郵政問題』
NAME: mojo
最近、前回の「品川事件」のほうを見直している間に、世間では「鳩山大臣 VS 西川社長」とか「消費税15%、自民党の公約に」など、いろいろ騒いでいるようですので、そちらのほうの話題を・・・

この「話題の人」の鳩山邦夫さん、早くから政治家を目指していたのと同時に、『学生時代から秀才で知られていた』ということで、出身の「東大法学部」はおろか、それ以前の高校時代から模擬試験ではトップだったようです。・・・ちなみに「東大法学部では記録的な数の「優」を獲得」したらしい(笑)

つまり「ボンボン」でも、あまり『賢そうには見えない』現総理とは正反対に「家柄」に劣らず、本人自身が『優秀』な人みたいです。


私は「死に神大臣騒動」とか、志布志事件での「冤罪と呼ぶべきではない」というような、一連の『人権』に関する言動では、むしろ自分の考え方とは相容れない人だと思っているのですが、「邦夫の乱」と言われる「西川社長再任阻止」というのは、正しいというか『市民の側に立っている』と思っています。


東大法学部でトップクラスという事から、彼をバッシングする側の「思いつきで、乱暴な考え方」というイメージとは逆に、実際は『論理的・現実的』な頭脳の持ち主だと思われます。

世代や学部は違いますが「東大での成績」という面だけで見れば、むしろ植草さんと同じくらい優秀な人だと言っても過言では無いでしょう。
 ↑
(※)あくまで庶民の目線ではこうなのですが、これが内部というか「学歴」にこだわる人たちにとっては大違いみたいです。とくに「理系」が「文系」と同じように扱われると、プライドを傷つけられたと怒り出す人も、中にはいるようです


どうして、こういう事を言うのかと言うと、今回の「邦夫の乱」は、鳩山大臣のほうが「庶民目線」なのに、その『擁護派』が、政界などの周辺であまり出てこないことです。

ジャーナルの高野氏(と、竹中平蔵氏がナゼか同じ『論調』です)の言うように、改革に抵抗する「郵政族(官僚)が裏で糸を引いている」のなら、どうして「郵政族」が、鳩山大臣を擁護しないのでしょう?

彼らはすでに「郵政選挙」で刺客を送られた挙げ句「念書を書かされたりと」小泉氏によって力を無くしているので、もともと『抵抗する力』はなく、むしろ一連の「邦夫の乱」は鳩山大臣個人の判断だということだと思います。(つまり、裏でコントロールどころか、自分のことで精一杯なのです。)


◎西川郵政のおかしな『数字』

そういえば、「真相掲示板」に興味深い書き込みがありました。

(参考)ttp://www.soumu.go.jp/main_sosiki/singi/yusei/2008/pdf/080201_1_si2-2.pdf

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郵政民営化(笑) 投稿者:ななし 投稿日:2009年 6月10日(水)14時18分59秒

<郵政公社時代>
経常収益20兆超え
経常利益2兆円超え(日本一の優良企業!)
連結総資産338兆円(民営化直前の数値)
国庫納付2400億円(年平均)

<西川日本郵政グループ連結(21年3月期決算)>
経常収益19.9兆円
経常利益8300億円←ナンダって??
連結総資産306兆円
法人税・事業税等納付額2360億円
ーーーーーー

数字に強い人(例えば税務・会計などをやる人)などは「辻褄合わせ」の数字は、その『数の並び』で『ピン』とくるそうです。

つまり、
 ・毎年「似た数字」
 ・環境や景気によって、売上げなど影響が大きく
  出ると予測される部分が「変わっていない」
 ・一部に「極端に増減」した数字がある

パッと見た瞬間「アレッ? これは“何か”あるな。」という“ニオイ”を感じて、それから細かく見ていくそうです。


(以下、公社時代の平均と、単年度なので単純に比較できないと断っておきますが)

上記の数字を見てみると「民営化」「景気悪化」などで、取り巻く外的環境の変化にも関わらず、あまり『変わらない』項目があります。

・・・・・・・・・
  <民営化前>   <民営化後>
・経常収益20兆超え→経常収益19.9兆円
・国庫納付2400億円→法人税・事業税等納付額2360億円

このように、民間で言う「売上げ額」や「納税額」は変わらず、

・連結総資産338兆円→連結総資産306兆円(32兆円資産が減り)
・経常利益2兆円超え→経常利益8300億円(1兆1700億の減益)

まるで「内部の数字」で『調整』しているようです。

(本業の強さを見るならば営業利益を、財務力を含めたその企業のトータル的な実力を知るには経常利益を見ていくのがよい。)
・・・・・・・・

このようにトータルでの「外部の入りと出」が変わらないとなると『内部資産の評価』や『利益』を付けかえている疑い。・・・この場合はマイナスなのですが「利益粉飾」のような「帳簿操作」とかも、上記の「数字」を見る限り(あくまで一つの可能性として)疑われてもおかしくないということです。

公共事業の『談合』など、ほとんど予定額の100%に近い数字ですよね?

要するに、周囲の環境が変わり、さらに経常利益が半分以下にも関わらず「納税額」の差が、従来と「40億円(1.7%)」しか変化していないのです。

簡単に言えば「先に納税額を決めて、帳簿の数字を合わせている」という感じでしょうか。


一般常識で企業の『粉飾決算』などは、『経営者の責任』を問われるハズです。もしも「帳簿の誤摩化し」が判明すれば、それだけで西川社長が辞めるべき『条件』に当たるのです。


竹中氏や高野氏は「郵政官僚の抵抗」と、根拠を提示せずに推測で吹聴しているようですが、西川社長の辞任に強く反対しているのが中川秀直氏や武部氏など、小泉・竹中路線で郵政改革を「牽引したグループ」だということは、それらの人が西川社長に『辞められると困る』からなのは確かでしょう。・・・中川秀直氏は大手新聞などに影響力が強い

西川社長から、批判的な人が新社長に交替されて、本当に「困る人」は、実はこの人たちなのです。


◎「邦夫の乱」は、正しい

まぁ「人権発言」はいかがなものかとは思うけど、私たちの多くが知りたいのは、孤軍奮闘して抵抗を続ける鳩山大臣が「本気なのかどうか?」なのだと思います。

(私は、鳩山大臣の「パーソナリティ」という面で「言い出したら止まらない」という一途さが「聞く耳を持たない」ような形で出ており、今回の「孤軍奮闘」を、私たち『庶民』がバックアップするべきだと思います。)

お兄さんの由起夫民主党代表と違って、政界での邦夫氏は「迷走」という言葉にふさわしいくらい波瀾万丈みたいです(笑)

つまり、その場その場での「判断」で突っ走るタイプで、そこに優秀と言われる人ならではというか周りの意見よりも『自分の“感じたこと”を曲げない』ということでしょう。(←これは、植草さんにも、似たような傾向があるようにも見えます)


以下、今回の問題で鳩山大臣が2月の段階で「抵抗する動機」を話されている部分がありますので、ご紹介をします。


「新報道2001」(2月15日放送)より
ーーーーーー
黒岩氏 「ようするに小泉構造改革という大きな流れ、民営化のこの流れ。改革の流れを抵抗してきてる。ドーンと止めてきてるのかと、そんな見られ方もされないわけではない。これについてはどう思いますか?

鳩山総務相  「自分は郵政民営化に賛成した人間ですからね。そんなことあるわけないじゃないかって。 郵政民営化反対しようとする人間が、そういう話をするから。 ようするに日本の素晴らしい財産である郵政をアメリカのエサにしようとしてると、随分言った人がいますよ。 いや、そんなことはないはずだ。そんなことはないよって言った私が、こういう今度のことで、 あれ?そういう要素があったのかなと…(黒岩:そういうことあったと思う?)、思い始めるますね。」

黒岩氏 「じゃ、その手先が小泉総理だったんですね?」

鳩山総務相 「いや、まあ小泉さんかどうかは分からないけど。だけど、ちょっと異様に郵政民営化全体への疑問は出てきます。」
ーーーーーー

> 郵政民営化反対しようとする人間が、そういう話をするから。
  (もともと周囲で「民営化反対」の話はあった)
    ↓
> いや、そんなことはないはずだ。と思っていた
  (「かんぽの宿」の事実などを見て)
    ↓
「こういう今度のことで、 あれ?そういう要素が
 あったのかなと思い始めるましたね。」
 (その結果として)
    ↓
>異様に郵政民営化全体への疑問は出てきます。


むしろ自身が総務大臣として知った『事実』から「(小泉・竹中の)民営化には問題あり」とともに、一連の「かんぽの宿」の売却には不透明というか問題があると感じたというほうが正しいでしょう。


中川氏などの“エセ”改革派や霞ヶ関が、この「邦夫の乱」を逆に利用しようとすることはあると思いますが、とりあえず鳩山大臣の「邦夫の乱」は、本人なりの『正義感』からだという風に、“素直に”見てよさそうです。

私たち庶民は、マスコミによって鳩山大臣が『間違ったイメージ』を付けられないようにチェックを怠らないほうが良いでしょうね。

もしも竹中氏の言うように、郵政官僚が黒幕で“悪者”なら「改革阻止」ではなく、逆に「現状で利権をむさぼれる」形、例えば「民営化しても天下り先として関連会社を作れる」とか「資産売却先を息のかかった企業に限定させる」ほうが一旦変わってしまった民営化を、わざわざ『改革を逆行』させるよりは、ラクに利益を得られるでしょう(笑)

むしろ「強引に民営化」して、その“ほころび”が出てきても、相変わらず「抵抗勢力」だの「アイツらが悪い」だのと言い続ける『竹中平蔵氏』がどうして「そんなに必死なの?」という言動のほうが、『闇』の実態を示していると思います。
2009/06/11(Thu)16:01:58 編集
★『志賀証言』が怪しい理由
NAME: mojo
※『品川事件』では、検証する会の『植草事件の真実』の巻末に、かなり詳しい『資料』や、当時の現場の資料写真などもあるので、植草さんの事件に疑問を持つ人は、是非見ていただければと思います。

「2004年(品川の事件)があるから、
 2006年(蒲田の事件)が起きた」

やはり、これが「有り得なくはない話」だということが理解していただけると思います。・・・そして、この本を「トンデモ本」として、何とか『人目につかないよう』に強く望んでいる人たちが、ネットに存在していることも、その“背景”が同じだからでしょう。


ところで、
ちょっと、2ちゃんのほうがおもしろくなっていますね。

「警察もマスコミも現場は植草が冤罪と承知している」

ーーーーーー
369 :名無しピーポ君:2009/06/09(火) 22:05:04
警察はなんで植草をあらかじめ尾行してたの?
警察はなんで防犯カメラの映像を消しちゃったの?
警察はなんでわざわざ嘘の情報を流す必要があったの?
警察は何で事件直後に1998年の事件を把握していたの?
なんで植草をでっち上げようと思ったの?
ーーーーーー

この『素朴な疑問』が出されてから、どうもアンチのほうが必死に反論しているような感じです。
まるで『火消し』にやっきになっているという感じで・・・

でも、これって2004年の『品川事件』の話題なんですよね?

アンチって、基本的に「今回の事件から」という建前のハズなら、むしろ前回の事件にまで必死に反論するほうが不自然じゃないかなぁ?

アンチ自身も、けっこう「前回は冤罪っぽいけど、今回“は”痴漢に間違いない」と言っている人が多かったのだし(笑)



つい最近「そうか!!」と気づいたのですが、植草さんを有罪と決めつけて、事件から2年半以上も執拗に中傷している、いわゆる「アンチさん」がよく言うセリフ

>「言うことがコロコロ変わる」植草を、擁護はどうして信じるんだ?

このセリフ、てっきり今回の事件だと思っていましたが、アンチの指しているのは『品川事件』のほうみたいです。

私は、2006年の事件直後から見ていますが、検察と「言い分が違う」部分はあるけど、植草さんは別に「言い分がコロコロ変わる」どころか、ずっと「大体同じことを言っている」ようにしか感じていなかったので、「アンチは、何のことを言っているんだろう?」と常々思っていました。


犯罪者が「言うことがコロコロ変わる」ことはよくあるのは分かります。
これは被告が「検察に矛盾を指摘されて」言い訳に言い訳を重ねた結果、矛盾が出てしまうというケースで、まあよくある場面と言ってもよいかもしれません。

でも植草さんの場合、私の記憶では『内容が変わった』のは一点のみ。

「女性との距離」が、初公判の際に「1〜1.5m離れていた」を、再現映像作成の際、当時の位置を正確に再現した結果として「50〜70cmくらい」と変更しています。

これも検察は「女性に密着していた」と言っているので、植草さんの変更は検察に追いつめられてではなく、単に「正確な数字が、“記憶”よりは近かったことが明らかになった」から変更したというような内容です。・・・いずれにしても「検察の主張とは合わない」ことに変わりはありません。

(もともと植草さんは当初から、酔っていて記憶が「無い部分」と「覚えている部分」とを整理されているので「後から、やっぱり違いました」とか変更できる部分も多くは無い。)

上記の「女性との距離」以外で、植草さんの変更というか、言い分が大きく『変わった』と思えるような部分も無く、どうしてアンチが「コロコロ変える」と感じていたのかが不思議でした。

視点を変えて、その前の事件である「2004年、品川駅」のほうになると『一部の関係者』にとっては、『矛盾は、植草のせい』にせざるを得ないくらい『ボロボロ』だったことが分かります(笑)

公判では、むしろ「矛盾を指摘され」て「言い分がコロコロ変わった」のは、被告ではなく『尾行・逮捕者』のほうみたいです。

最近、裁判所も『慎重な判断』を下す傾向があるので、2004年の事件は間違いなく『警官の偽証』として、植草さんの冤罪だということが明らかになっていたでしょう。


改めて、植草さんを直接逮捕した『志賀』という警察官の証言を見直してみると、その証言そのものが、かなり『雑』だったということが分かります。

私は、当時の資料を今見直しているのですが、それでもいくつもの場面で『ウソ証言』をしているのが分かります。

(「品川事件」の公判資料や支援者の情報を整理して、とくに「志賀証言」を中心にして見てみると)

(1)植草さんは、横浜駅で尾行されていた事は分かっていた。ただし「勝野洋さん」似の男を含めた複数の男に尾行されていたということで、品川で逮捕した志賀・末長両警官が、それに含まれていたかどうかは(植草さん側からは)ハッキリしない。

(2)「3F→2F」への逆方向のエスカレーターで「目つきの怪しい男」を見かけたから尾行を開始したというが、この証言は『事実では有り得ない』

(3)植草さん自身が、横浜駅の時点で「ヘンな男に付け回されている」と感じて、それから逃れようという気持ちがあった。

(4)警官は、その「怪しい男(植草さん)」を尾行途中、何度か『見失った』り『探しまわった』りしながら、結局、逮捕したのは品川駅。

(5)何点か、明らかに『事実ではない』部分が、この志賀警官の証言には見受けられる。←これは双方の「言い分が異なる」という水掛け論ではなく、志賀・末長警官の話そのものが「事実では有り得ない」ということ。


これらを総合すると、単純に私としては、

「横浜駅では、志賀・末長両警官はいなかったのでは?」

むしろ、そういう印象さえ持ってしまいます。


つまり、「横浜駅」で植草さんの行動を監視・追跡をしていた人たちが、横浜駅で植草さんを見失い、「立ち回り先」として、警官が品川駅にも配備されていて、(改札を出た後の)植草さんを“発見”したというような可能性も無いとは言えません。・・・当然、品川駅での追跡は、志賀・末長両警官なのは間違いないけど。


つまり、横浜駅にしろ(発見前までの)品川駅までの志賀警官の証言が『ボロボロ』なのは、実際には『知らないから』じゃないかと・・・

・実際に横浜駅で追跡していた“神奈川”の担当者の「報告」=勝野洋似の人たち

・適当に作った話=(後で検証のしようが無い)エレベーターに乗っていた人

・植草さんの証言=「作り話」をする際、最も重要な要素

・↑これらを踏まえた上で、自ら「現場」を見て、エスカレーターの構造や書店までの道のりなどを整理する

事前に、これらの『情報』を総合して、志賀警官なりに『シナリオ』を作っていたのかもしれませんね(笑)



そうそう、品川事件を調べるには、『植草事件の真実』の資料が「知られざる真実」とともに、事実関係を調べるのに、とても役に立っています。

アンチがこの本を「トンデモ本」だと宣伝するのも、「植草の言い分がコロコロ変わる」と言うのも、『その逆の理由』を考えてみると面白いです。

・「真実本は、トンデモ本」→品川事件の、詳細な『公判資料』が載っている

・「植草は、コロコロ変わる」→実は、尾行した志賀警官たちの証言がボロボロ

・ネットで品川事件の話題が出ると、詳細に(ムキになって)反論せずにいられないアンチが登場する。

つまり、アンチの『植草憎し』というのも『品川の失態』から始まっているということではないでしょうか?



◎資料:2004年当時の「初期報道」

ーーーーーーーー
<のぞき>早大大学院の植草一秀教授を現行犯逮捕

 早稲田大大学院教授の植草一秀容疑者(43)が女子高生のスカートの中を手鏡でのぞいたとして、警視庁鉄道警察隊に東京都迷惑防止条例違反(粗暴行為)の疑いで現行犯逮捕されていたことが12日、分かった。植草容疑者は「申し訳なかった」と大筋で容疑を認めているという。
 調べでは、植草容疑者は8日午後3時ごろ、JR品川駅高輪口の上りエスカレーターで、持っていた手鏡で前に立っていた都立高1年の女子高生(15)のスカートの中をのぞいた疑い。警戒中の同隊員に見つかり、現行犯逮捕された。
 植草容疑者は東大卒業後、京大助教授や野村総合研究所主席エコノミストを経て、03年4月から現職。テレビの報道番組のコメンテーターとしても知られる。
 早大広報室は「現在、事実を確認しているが、教育者としてあるまじき行為であり大変遺憾。今後の捜査当局の判断を見守りたい」と話している。
【宮川裕章】(毎日新聞)[4月12日14時34分更新]

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「スカートのぞいてない」植草教授「不当逮捕」主張

 女子高校生のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとして、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕された早稲田大大学院教授植草一秀容疑者(43)が、東京地検の調べに対し「手鏡は持っていたがのぞこうとしていないし、のぞいていない」と容疑を否認していることが14日、分かった。
 植草容疑者は19日までの拘置が決定しているが、裁判官の拘置質問に対しても容疑を否認し「不当逮捕」と主張したという。
 植草容疑者は8日午後、JR品川駅のエスカレーターで、前にいた都立高校の女子生徒(15)のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとして、同容疑者を尾行してきた神奈川県警の捜査員に現行犯逮捕され、警視庁に引き渡された。
(共同通信)[4月14日19時24分更新]
ーーーーーーーー

>警視庁鉄道警察隊

直後の報道(12日)は、こうだったようです。
(逮捕は8日)

>同容疑者を尾行してきた神奈川県警の捜査員に現行犯逮捕され、警視庁に引き渡された。

それから2日後になって「神奈川県警」から警視庁に引き渡されたという話が出てきたようですね。

・・・まぁ、特別な『意味』は無いのですが、一応、ご紹介しておきます。
2009/06/10(Wed)13:09:31 編集
[No name] Re:『志賀証言』が怪しい理由
こんばんは。志賀と末永は大うそつきです。
私は高輪口の事件はこれは絶対に警官が嘘をついていると思います。
今回の事件と少し違って、警官が現認したというのが物理的に無理な状況にあるからです。
あの本では、私が撮った写真も一部使われていますが、高橋清隆氏が植草氏の役をして写真をわかりやすく撮り直してくださっています。
もし高輪口に行かれることがあったら、是非確認してほしいですね。
二人の警官の証言が真か偽か。
私は自信を持って偽だと言い切れます。
【2009/06/11 22:49】
★テレビの前から「知られた顔」?
NAME: mojo
昨日の「品川は公安事例」で、一つ言い忘れていたことを思い出しました。
(ついでなので、昨日のコメントの引用もあるので『元文章』も上げておきます。)

これに関しては、高橋清隆さんのインタビューでも触れていました。

「植草一秀元教授に聞く 痴漢えん罪事件と権力の闇(6)」
ttp://news.livedoor.com/article/detail/3336523/


この逮捕直後に交番にやってきた、海部首相のSPだったという『警視庁のエリート』警察官の言葉には、一カ所ひっかかる部分があって、少し周辺事情を調べてみたのでした。

ーーーーー
「前に一度新幹線の中でお会いしたことがあるんですよ」と話しかけたことだ。その警官は海部元首相のSPをしていたとのことだった。その時期に新幹線で私を見かけたと言った。
ーーーーー

海部内閣は

第一次「1989年、8月〜1990年、2月」
第二次「1990年、2月〜1991年、11月」←総理辞任

ということで、91年の11月に終わっています。となると、上記の植草さんを見たのは、総理のSPをやっていた時期ということなので、91年より以前の話だということです。


では、植草さんの経歴はというと・・・

植草さんが「テレビに出始めたころ」というのは、「民事裁判」のニュースに出ていますが

ttp://www.asyura2.com/08/senkyo53/msg/372.html
>「京大から戻りテレビに出始めたころ」は1992~1993年に当たり、1998年とは5、6年のずれがある。

というように、時期的には1992年以降のようです。これは、先日の神州さんのブログで“ひろさん”という方が、

>昔、植草さんが論壇に出始めた頃、1992年頃に、何度かT国ホテルの北京という中華料理屋さんの個室で、お話を聞きました。

すでに『業界内(経済)では知られた人』だったのは確かでしょうが、植草さんが一般に知られるようになる「テレビに出始めた」というのは「海部政権が終わったあと」からであり、しかも植草さん自身はまだ30前後の頃の話だということになります。

ちなみに経歴は
ーーーーー
・1983年 4月、野村総合研究所に入社し、経済調査部を担当。
・1985年 7月、大蔵省財政金融研究所研究官
・1991年 6月、京都大学経済研究所助教授
・1993年10月、スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー
(野村総研は96年以降)
ーーーーー

少なくとも、上記の「総理SPの頃に見かけた」という警官の話は、植草さんを「テレビで知った」からというのでは無いようです。考えられるのは、

(1)この警官の「エピソード」がウソ
(2)警視庁内々では、植草さんは知られていた
(3)この警官が「個人的な事情」で、植草さんを知っていた
(4)「テレビに出始め」る前から、すでに有名人だった
(5)「東大・京大助教授」などは、警察がカバーしている

常識的には、私たちが「お見かけしたことがあります」なんて言うとしたら「テレビで顔を見る」ようになってからでしょうが、それ以前の段階で、総理のSPが「お会いしたことがある」というのは、それなりに警察内で「リストアップ」されていたからかもしれません。


(あくまで、推測だと断っておきますが)
今回の裁判の検察の持ち出した「プライバシー暴露」は、かなり昔の内容が含まれていたようです。(←スポーツ紙の記事を読む範囲では)

時期的には平成11(1999)年、12(2000)年ということみたいなので、むしろ「東海道線事件」の直後から、かなり細かいところまで当局によって『私生活のチェック』がされていたようです。

そして、その話が被告が「身に覚えの無い」という「迷惑防止条例違反」の裁判で『検察側』が出し、スポーツ紙が記事にする・・・


植草さんのことを、テレビで顔を知られる前から「総理SP」のような人が知っているとなると、やはりある種の「注意人物(著名人予備軍)」だったという事なのかもしれません。何か「トラブル」があれば、それを『弱点』として記録するとか。

でも、残念ながら、そういう背景があってだとなると品川の事件は、(タイミングを見計らって)志賀警官が無理矢理逮捕したという『警察のでっちあげ事件』だという疑いが、極度に高くなってしまうのですが・・・
2009/06/09(Tue)12:29:35 編集
★★『品川』は公安事件
NAME: mojo
2009/05/21(Thu)11:48:19

熊八さん、
連休が終わった頃「過去の裁判資料の閲覧」が話題になった事がありましたよね?(民事は公開されるけど、刑事は検察の裁量なので、ほとんど見せてもらえないとか。)

この話題との関連で、おもしろい『事実』が明らかになりました。どうやら、

「98年東海道線→04年、品川駅→06年、京急蒲田」

これら一連の事件が『全体像』として、一つにつながり始めました(笑)

さらに特定のアンチが「自分たちの失態」を、全て被告である植草さんのせいにしようとしているからこそ、↓怪しげな書き込みを、いつまでも“せざるを得ない”という構図です。・・・これは、裁判が結審しても「彼らはあきらめない」ということでもあります。


熊八さんがご説明して下さったように「過去の裁判資料」は、刑事に関しては検察が保管するようです。そして、私たちが「見たい」と言っても難しいのですが、『内部』の人なら、比較的自由に閲覧はできるというのは、警察・検察は一体として「事件の捜査機関」であるので、おかしな話ではありません。

ーーーーー
15 弁解録取
 交番奥の部屋に案内され、暫く座っていた。この時、何も質問されていない。交番内での唯一の会話は、警官の一人が「前に一度新幹線の中でお会いしたことがあるんですよ」と話しかけたことだ。その警官は海部元首相のSPをしていたとのことだった。その時期に新幹線で私を見かけたと言った。警官は「そういえば、前に神奈川で事件を起こしてますね」と話した。98年の事件を警官が知っていた。非常に不自然だった。
(「知られざる真実」P253より)
ーーーーー

まぁ、矛盾をすべて「何もかも、植草がウソを言っている」と決めつけるアンチさんには気の毒ですが、上記の記述を「植草さんの作り話」と考えるには、少々難しいと思います。このエピソード“そのもの”には『植草さんの“容疑”を晴らす』ためには、特別メリットが無いので・・・

確かに、蒲田駅での青木巡査のように「犯行の認否」などは、お互い「言った/言わない」となり、どちらかがウソを言っていることになりますが、この場合(相手の警官が、一方的に「知っています」とエピソードを語ったようなケース)は、植草さん自身も「深い意味」ではなく、文脈としては、当時「この程度しか話をしていない」という意味合いで紹介しているようです。ただ、植草さんが内容に「違和感」を感じたからこそ、記憶に残っていたのでしょう。

でも、その警官は、

・「98年の事件」を、志賀警官たちに連行された「品川駅階段下の交番」の段階で知っていた(パトカーで、高輪署に連行される前の話)

・その警官は「海部元首相のSP」の経験がある

海部さんが首相だったのは、1990(平成2)年12月28日まで、ということですので、当時(2004年)で考えると14年前。(そして、海部総理に付いている時に、「その時期に」新幹線で見かけたと言っているので、総理のSPとして働いている時です。)

SPというのは「警視庁警備部警護課」ということで、警察組織の中でも、当然かなりのエリートです。(総理のSPそのものが、かなり「選ばれた人」です。)

14年前に、総理のSPをやっていて、さらに退職せずにそのまま警察にいるのですから(当時30歳だとすれば、14年後は44歳)トップとは言えないけど、順調に出世を続けていたでしょう(笑)



つまり、

【ナゾ、その1】
品川駅で、志賀/末長両警官に呼び止められ、そのまま行った品川駅近くの交番にやってきた『別の警官』が(14年前の時点で)『総理大臣のSP』という経歴。

【ナゾ、その2】
その『警視庁のエリート』が、植草さんが「迷惑防止条例違反」で捕まった直後に『植草さんの聴取』をしにやって来た。

【ナゾ、その3】
>「そういえば、前に神奈川で事件を起こしてますね」
その『警視庁のエリート』が、このように植草さんに対して言っていること。


つまり、警視庁のエリートが、植草さんの「98年の記録」を知っており、拘束された直後に交番にやって来た・・・


冒頭に述べたように『刑事事件の記録』は

>「過去の裁判資料」は、刑事に関しては検察が保管する
(98年事件の所轄は「神奈川」なので、神奈川県の検察の保管する「6年前の記録」なので、とても“偶然”とは言えない。)


例えば、植草さんが起訴されて『過去の資料』を探しているうちに『98年の過去』が判明したというのであれば、問題はありません。

ただ、見てきたように

・『拘束された直後』に
・『警視庁のエリート』が
・『98年、しかも神奈川県(管轄外)の事件記録』

これを知っていたということは、単なる偶然じゃないと思います。

植草さんは、志賀/末長両警官とは別に、勝野洋似のグレーのスーツの人物を見ているし、横浜では3人から4人の人物に尾行されていたように感じたとおっしゃっています。

つまり『98年の事件』を知っていたうえで、『ハレンチ事件』を狙ったと見て良いのではないでしょうか?



何度も言いますが、昼から夜まで、ひっきりなしに「ネット監視」をし「被告の中傷」を繰り返すアンチ。しかも、複数のプロバイダーを使って、2年以上も続けるのは、ある種の『動機』が無い限り、おもしろがりだけでの粘着では有り得ません。(↓けっこう、平気でウソをついたり、言う事を聞かない“擁護”を毛嫌いするのも「組織のため」という大義名分があるからでしょう。)
2009/06/09(Tue)12:28:59 編集
★「いたちごっこ」
NAME: mojo
こんにちは。
おもしろい記事を見つけました。

「ネット違法書き込み 隠語で摘発逃れ」
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090606/crm0906060043001-n1.htm

ーーーーーー
背景には、掲示板の運営業者やプロバイダー、捜査当局が、定期的に違法な用語の検索をかけていることがある。「覚醒剤」「援助交際」など直接的な表現は検索に引っかかり削除されやすいが、隠語であれば検索の“網”をかいくぐる可能性が高いからだ。
ーーーーーー

記事そのものは「不適切用語」を、プロバイダーが見つけて削除しても、犯罪者側は次々と隠語を考え出すことで「いたちごっこ」だという内容です。

ここでは、一カ所だけ

>捜査当局が、定期的に違法な用語の検索をかけている

「捜査関係者」が、いわゆる「違法行為」に関連するキーワードをネットでチェックしているのは別に不思議では無いし、ネットで安易に匿名性が高いことで犯罪の取引に利用されている事も多いと思うので、各警察単位でも「サイバー犯罪対策室」などを作って、治安・捜査活動を行うのは当然です。(むしろ、その『行為』が、行き過ぎにならないように市民が関心を持つほうが大事です。)


ところで、警察官も人の子、自分たちの『組織』に対して批判的な意見があれば「気になる」のは、“人情”としてこれまた当然です。

つまり『検索』のキーワードを、上記の記事のように隠語などを探すのと同時に、一般でも話題のキーワード・・・足利事件なら「冤罪」や「ウソの鑑定」などを打ち込めば、当然「それ関係のサイト」などが出てきます。

例えば「冤罪」なら

ーーーーーーー
冤罪のニュース検索結果
菅家利和さんと免田栄さん、冤罪撲滅へ共闘誓い合う‎
栃木県足利市で1990年、当時4歳の女児が殺害された「足利事件」で無罪が確定的となり釈放された菅家利和さん(62)と、元死刑囚として初の再審無罪を勝ち取った福岡県大牟田市の免田栄さん(83)が5日、面談し、 冤罪 ( えんざい ) 撲滅 ...
読売新聞
ーーーーーーー

こういう風に、話題にしている「ニュース」とか「ブログ」などがヒットします。

さらに別のキーワードとして「ねつ造」というのだけでは、幅広すぎるのですが「ねつ造」に「蒲田署」や「植草」などを加えると、何と!!、私の発言としてアンチが『転載』したコメントがゾロゾロと上位を独占しています。

ーーーーー
宮崎哲弥は、テレビで植草に謝罪すべきです
投稿 11 件 - 最新の投稿: 2008年6月7日
蒲田事件の状況から判断すると「事件のねつ造」が蒲田署段階で行われたのは確かなのですが、・・・
ーーーーー

アンチが「けしかける」ためなのか支援者に対する「世間の悪印象」のためかは、そのアンチの素性次第なのですが、興味深いのが、この「蒲田署ねつ造コメント」をある時期からピタッとアンチが転載しなくなったことです。

(2ちゃんで、更新が頻繁な「被害者激白、34」板では、No18の「2009/05/28(木) 06:22:05」が最後で、むしろ逆に、張り付けテンプレが新しく変更されたようです。)

どうしてでしょうか?

一つの仮説として考えられるのが「足利事件で、菅家さんが釈放」されたのが6月5日、するとマスコミが一斉に「捜査批判」を流すし、「DNA鑑定」そのものも、『古いから』ではなく『もともと型が違っていた』という事も指摘され、そうなると完全に『証拠のねつ造』だということになります。(すでに、釈放前から「再審開始」の話題が出ていたので、再審になると無罪の可能性が高い=DNA鑑定がねつ造証拠として、それが大きく話題となることも分かりきっている。)

もしも「mojoのバカ発言」(=ねつ造)の転載を止めた理由として、何かアンチの側にあるとすれば「冤罪確定=証拠のねつ造」という話題と、植草さんの『冤罪疑惑』を切り離したいからという事も十分考えられます。・・・過去の書き込みはキャッシュなりをクリアするしかないけど、とりあえず“増やさない”ということ。


私が、5月22日の「★アンチの『省略部分』こそが大事」というコメントで『疑問』を呈した部分

ーーーーーー
彼らが「どうして前回の事件を(総理SPだった)警官が知っているのか?」とか「裁判の前に、『検察情報を書き込み』したなどの、本当に『事件を知る手がかり』は、絶対に2ちゃんに転載しません。・・・キャッシュに残ることで、「応援ブログ」を知らない人に『偶然』見つかる可能性が出てくる。
ーーーーーー

要するに「他の話題の検索」で「植草事件の疑惑」の部分がヒットしないよう、アンチが『細心の注意』を配っていることが分かります。
(その証拠に、私の「品川は公安事件」コメントも、2ちゃんでは“あまり”膨らませたい話題では無さそう。)


実は、今回は月変わりとともに「ピタッと」無くなったのですが、「オヤッ、蒲田署ねつ造を言わなくなってきたな?」という印象はチョット前から感じていました。

それは、3月の小沢代表秘書の逮捕のとき、翌4日の会見で代表が「検察批判」を行った時です。

当時「ナルホド、全くの『植草擁護だけ』ならバッシングに使えるけど、野党党首が捜査批判となると、それに影響される“庶民”も出てくるからかなぁ?」というのも「蒲田署ねつ造コメント」の頻度が減った理由じゃないかと思っていました。・・もちろん、可能性の一つとしてです。


今回、足利事件の『冤罪ムード』とともに、釈放によって事件そのものの『証拠ねつ造』が問題になる。すると「証拠のねつ造」を検索していて「植草事件」のほうにも同様な疑問点が出されている事を、(すっかり事件を忘れている人が)目にする可能性も出てくる。

そうなると、植草有罪を決めつけるアンチとしては「ヤブヘビ」ということになるので『蒲田署のねつ造』というコメントを転載するのを控えているのではないかと・・・あくまで、私の印象ですが(笑)


と、いうことで捜査員が「サイバー犯罪防止」のために『検索』をしているのは間違いないのだから、自分たちの組織に『批判的』なサイトをチェックして、やはり『目障りな輩』は、要注意人物としてリストアップされていてもおかしくない。(で、直接関係が無くても「報告書」などで上司に報告くらいはするでしょう。それでなくても「植草冤罪説」のほうが、世論に浸透してきているのはネットを見ている人には一目瞭然ですから。)

それに、ゆうたまさんの所は、前回(品川事件)では、K庁や神×川のアクセスが妙に多かったのに、“今回”は全く無いというのも、来なくなったじゃなくて「分からないホスト」に変えたと判断する方がスマートだと思います。


(ところで「冤罪」を主張する支援者を「逆の側」から見た場合)

「足利事件」でさえも、今でも当時の捜査関係者は「適正だったミスは無い」と言っているのだから、植草さんのように「今のところ、有罪」のケースでは、『冤罪だったかも?』なんて、思っても口に出せないでしょうし、そうなると「支援者が気に入らない」と逆恨みされかねません。

仮に、アンチが本当に「一般市民」なのだとしたら、ことさら悪く思わせて警察を刺激して「遊び道具」に使おうとしているのでしょうか?
  ↑
逆に、市民ならサイテーの行為と批判されても仕方ない。


最後に、改めて「品川は公安事件」の頃のコメントを
ーーーーーー
アンチが

(1)転載する場合も「キャッシュ」に残って問題ない内容にアレンジ

(2)何となく、「品川事件」と「98年の事件」を正当化したがっている

(3)植草さんが、憎くて仕方ない

(4)なのに、自分を「一般市民」だと強調する

(5)怪しげなホスト(串ではない)で、マズいコメントを「流す」

これらの特徴が明らかになっている以上、彼らが『そのスジ』なのは間違いないと思います。


(前回が「公安事例」だと思う根拠)

・『拘束された直後』に
・『警視庁のエリート』が
・『98年、しかも神奈川県(管轄外)の事件記録』

これを知っていたということは、単なる偶然じゃないと思います。

つまり『98年の事件』を知っていたうえで、『ハレンチ事件』を狙ったと見て良いのではないでしょうか?
ーーーーーー

今回の「蒲田事件」では、判決要旨でも「同じような罪」を根拠にしていますが、前回の「品川事件」が「逮捕した警官が意図的にウソを言った」のだということになれば、当然、植草さんが“巻き込まれた”一連の事件そのものが・・・



ここまで読んでいただいて有り難うございます。

上記の私の『主張』を頭に入れていただいて、以下のアンチの書き込みを読んでみてください。

ーーーーーー
548 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/06/08(月) 12:38:14

植草擁護は、何べん言ってもわからないようですが、彼らとアンチは立場が違うのです。
植草擁護アンチは対等ではないのですよ。
アンチは、世間一般、ヤジ馬なんです。
植草と植草擁護の舞台を見ている観客なんです。
おかしいからおかしいと指摘し、いい訳が見苦しいから非難してるんです。
悔しかったら、説得力のある演技をしてください。
観客に対して、工作員とか馬鹿とか失礼ですよ!
ーーーーーー

>アンチは、世間一般、ヤジ馬なんです。
>植草と植草擁護の舞台を見ている観客なんです。

「何べん言ってもわからない」のに「観客」ねぇ〜(笑)

(事件直後の「炎上」から、ずっと支援者の言動の活動・監視を続けている人なのに。)
2009/06/08(Mon)16:57:52 編集
★「嘘リーク」は決め手が無いから
NAME: mojo
私は以前から「目撃者T氏の証言には、意図的に真実を歪めている」ということで、その人がどうして『名乗り出た』のかの動機には興味があります。

同時に、実際に逮捕した、民間人という二人(K氏とN氏)の行動や、公判でのK氏の証言にも「???」と感じる部分があり、その内容の“全て”が正確なものだとは、とても思えません。

そしてネットでは「三頭身」という、逮捕者K氏の友人を名乗りながら、植草さんはおろか、民主党バッシングや、いわゆる「ネットウヨ」系の発言を代弁するかのような発言を繰り返していますが、この人物、実は事件直後にもネットで「当事者の知り合い」だとして書き込んでいたことが発覚。

こういう不思議な人たちが活躍する「普通の痴漢事件」というのは、あまり聞いたことがありません(笑)


蒲田事件が起きた直後(2006年)に、その前の2004年の品川事件での「フライデーの報道」と良く似た内容で「捜査関係者によると、示談7回の過去」のようなウソ記事が一斉に流れて、『いかにも』なムードが煽られたのも周知のことです。しかし、この報道が全くのウソだったことは「民事裁判」を通して明らかになっています。

(記者自身が認めた事実として)
>(ウソ情報の)情報源は、現職の警察官←2004年のフライデー

>(記事の情報源である)検察が答えてくれない←2006年、女性セブン

つまり毎度毎度、植草さんの逮捕に合わせて『捜査関係者が組織的に』被告である植草さんについて(ウソの)中傷記事を流させているということです。


「足利事件」が大きな話題になっていますが、やはり『冤罪』といえば松本サリン事件でしょう。この時、危うく犯人にされかかった河野さんが、自身の当時のエピソードとして、このような「捜査側のウソ情報リーク」の問題を指摘されています。

・お酒を飲まない河野さんが、飲んだ帰りにタクシー運転手に「犯人を匂わす発言」をしたとマスコミにリーク。

・「妻を助けて欲しい。毒を盛られたかもしれない」 と言う言葉が「薬品の調合を間違えたと話した」と、捜査側を通してマスコミで大々的に長される
とか。

(さらに刑事がこの「記事」を見せて弁護士さんに「あんなヤツの弁護は止めろ」と言う、弁護活動への介入に利用。)

リーク記事もそうですが、『自白の強要』に使われるのが身内の「正直にお話しろ」とか“情”に訴える方法です。・・・「家族のみんながお前がやったと思っているゾ」というセリフなどが、最も被疑者には“応える”らしいです。


でも、河野さんは『無実』でした・・・

つまり、このような「リーク報道」や「誘導報道」を警察が行うケースの場合、むしろ『決定的な証拠』もなく『本人の自白』も無いからこそ行われる事が多いということが分かります。(ウソでも自供を始めれば、捜査員の関心は「裏付け」証拠との齟齬を無くすことが中心になる。)

弁護士さんによれば、当時の河野さんも自身がサリン被害で体調も悪く、仮に身柄を拘束されていたら、足利事件の菅家さんや布川事件(桜井昌司さん、杉山卓男さん)のように、警察で自白の強要を強いられて「ウソの自白」をした恐れが高かったと指摘されています。そうなると当然、今以上に「自動的に有罪」という流れだったでしょう。


我が国では、司法改革と言いながら、最も肝心な『取り調べの可視化』は全く進まず(判決の言い訳のための)市民参加だけが強要されるだけの「裁判員制度」が先月、残念ながら始まってしまいました。

『政権交代』が実現したら「捜査の透明化」という欧米からも批判されているような仕組みの改善を、少しでも上位課題にしていただきたいです。・・・「足利事件」や「富山の冤罪」の教訓を活かすためにも


私は、植草さんの今回の蒲田事件を見ていると、一審の繊維鑑定もスポーツ紙の見出しのために、“わざわざ”女性の研究員を登場させて「科捜研の女の逆襲」のように『下品な』方向に持って行こうとしたのが目的だったように映ります。

週刊誌の報道でも、女性セブン側が「情報源である“検察”」と言っていることから『リーク』の事情を知っているのは検察のようなので、「有罪に有利にするための世論づくり」のために週刊誌やスポーツ紙の記事を利用しようとしたのでしょう。


逆に言えば、このように『リークで世論づくり』をするケースでは、事件そのものの『事実関係』だけで争うには、捜査側が自信が無いからです。

つまり、今後も検察が「事件そのもの」とか「事実関係」よりも『世間のムード』を煽るようなケースがあれば「冤罪かも?」という注意が必要だということです。

先日も触れましたが「被告人質問」でも、事件関係は「あなたが犯人じゃないですか?」「いえ、違います」程度のやり取りで、残りの時間を延々と事件とは直接関係の無い「プライベート」な話ばかりを続けて、2時間のワクが、逆に30分ほど余ったようです。




◎さいごに・・事件全般の(裁判以降出てきた)疑問点

「犯人きめつけ」のアンチさんが『根拠』とするのが、

 ・“民間人”二人による現行犯逮捕
 ・目撃者が別にいる
 ・被害者と目撃者の証言から間違いない←被害者の証言は非公開なのに(笑)
 ・「同様の罪」で罰せられたことがある

などを出しますが、注意してみるとこれらの『根拠』って、ベースは「事件直後の警察発表」と、当局リークの「週刊誌報道」のみです。何ひとつ『裁判が始まってから』のことは無視というかスルーしています。そのクセ「被害者の証言」をまるで知っているかのように「正しいもの」というのは、私たち支援者とは『違う情報源』でもあるのでしょうか?


アンチさんは事件直後からずっと事件や支援者の書き込みに「強い関心」を持っているのだから、証人相互の『矛盾』なども知っているハズです。

どうして?
・ ・ ・ ・ ・ ・
「警察がウソをリークする必要があるのか?」とか

「110番通報はいつ? 警官到着が早すぎる」

「逮捕者K氏は、京急直通の浅草線大門駅で乗り換えたのなら、どうして泉岳寺で“一旦”下車する必要があったのか?」(←泉岳寺から乗ったとK氏が証言しているので)

「逮捕者の二人や被害者は、本当に面識が無いのか?」

「繊維鑑定で、わざわざ何日か経って追加でスーツやネクタイの鑑定をする必要があったのか?」←要するに「手指鑑定」では、触ったという証拠が出なかったから追加ということになると「無実の証拠」を隠して「有罪っぽい証拠」を、改めて探したということです。
・ ・ ・ ・ ・ ・

私は、アンチがこれらの『素朴な疑問』に『合理的な説明』をしているのは見たことがありません。

要するに「このままでは擁護から、どんどんKやTの“アラ”を晒されてしまう」からこそ、私たちの書き込みが気になるのでしょうし、その中でも特に『事件そのものの検証』が中心の私たちは気になるを通り越して「憎しみ」を抱いているのでしょう(笑)
2009/06/08(Mon)15:13:43 編集
★『K証言』いくつかの疑問点
NAME: mojo
またまた、アンチの嫌いそうな話題ですが(笑)


植草さんが、事件当時の様子としては両手がふさがっていたのは確かです。

 『右肩にカバン』←つり革を持っていた
 『左手は、カサ』←杖のようにして
   ↑
これは、植草さんが自身の記憶として言っています。
そして、この『荷物の有無』というのは、そのまま拘束されている以上『争いは無い』ということです。

もしも、植草さんが荷物を持っていなかったのに「持っていた」とウソを言っているのだとしたら、それこそ『格好のウソ証言』として、検察に追及されてしまいます。

したがって、植草さんが犯人だとすれば、それらの『荷物を持った状態』で犯行が可能なのかどうかという問題になります。

先日も触れましたが、普通に立っていても、京急の品川ー蒲田間は『揺れが激しい』ので、両手に荷物を持っていれば、非常に不安定です。もしもつり革を持っていなくて手を下に降ろしていれば、少し揺れればバッグのベルトが肩から外れて落ちてしまうでしょう。


◎「ベルト」のタスキがけは、逮捕者が否定

逮捕したK氏によれば、ネクタイを掴む際に
ーーーーーー
753.弁護人1 太いのと細いのがありますけれども、これを一緒につかんだということですか。
754.K証人 はい、締まらないように両方つかみました。
ーーーーーー

仮に「タスキがけ」で、カバンが落ちないようにしていたのだとすれば、ネクタイの上にカバンのベルトが抑えつける形になるので、「ネクタイを引っぱり出した」というような状態がまずあってから、掴んだということになると思います。

このK氏の証言によって「タスキがけ」では無いことが分かります。


さて、まず当時カバンを植草さんが「右肩にかけていた」ことと「タスキがけではない」となると、少し『不思議な話』が出てきます。

ーーーーーー
362.弁護人2 あなたが、その男性に、そういうふうにK3に移動したときですけれども、相手の男性の位置というのは、このイの位置でしたか。それともイの位置とは違っていたんでしょうか。
363.K証人 この時点ではまだこの位置にほぼいたと思います。
364.弁護人2 この段階でつり皮にこの男の人がつかまっていたかどうかというのはわかりますか。
365.K証人 つかまってなかったと思います。僕の左手で男性の右腕を少したたくような感じでしたので、右手はおりていたと思います。
366.弁護人2 あなたはその男性がどんなバッグを持っていたかどうかとか、あるいはどっちの肩にバッグをかけていたとか、記憶は何かありますか。
367.K証人 それはいつ気づいたかとか、そういうことですか。
368.弁護人2 今例えばK3の位置に移動して、左手でその男性の腕をたたくようにしたというふうにおっしゃいましたね。
369.K証人 そうですね。触れる、たたくというほどではないんですが。
370.弁護人2 そのときに例えば何か男性がバッグを持っていたとか、傘を持っていたとか。
371.K証人 その時点で持ち物に注意がいったり、気づいたかどうかは、ちょっと覚えていません。
ーーーーーー

簡単に状況を要約すると、女性が抗議している「犯人」と思われる男性(植草さん)のほうへ行き、対面で向かい合った。(女性と男性の間に割って入った)

その時、その男性は「手は降ろしている」状態で、その男性の右腕を、逮捕者K氏が左手で触れた。

その男性がカバンやカサを持っていたかどうか『覚えていない』ということ。


上記で述べたように、植草さんが「右肩にショルダー、左手にカサ」というのは間違いありません。

K氏は、そのカバンを掛けている側の腕をたたいた(触れた)ということですが、ベルトの下には「4キロ」のカバンがあって腕を触れようとして、ベルトに当たりかねない状況です。ヘタをすると、腕に触れた時に、カバンがストンと落ちちゃうことも十分有り得ます。

その後、ドアの前に並んで降りたという時も、K氏が立ったのは右側でカバンのある側だったのに、ネクタイを掴んでホームを歩く時にも、まったくカバンについての言及がありません。

(当初気づかなくても、検察の言う「犯行時間」が発車直後2分だとすると、それから駅事務所まで10分くらい植草さんを『監視』していたハズなのに???)

10分ほど(逃げたりしないように)注意していたにも関わらず、相手の「持ち物」に気づかないというのは、正直、私には考えられません。


では、このK氏が「記憶が苦手」なのかというと、それが恐ろしく『動体視力』はあるようで、

ーーーーー
842.K証人 電車が着くのを待っている間か、おりる直前にネクタイをつかもうとする動作のときか、ローマ字の字体で「Uekusa」と書いているのが見えまして、ああ、そういう名前の人なのかと。
843.宮本裁判官 思ったわけですか。
844.K証人 はい。
ーーーーー

この一瞬の動作で「正確にいうと、上着の内側の刺繍で、お名前はわかったんですが、」と断言しています。

ちなみに、K氏自身は、植草さんのことを
「手鏡の事件という事件そのものしか知りませんでした。(834)」とか
「顔も知らないです。(836)」
と、ナゼか「知らない」ことを強調しています。


もちろん、「逮捕した本人」であり、そのまま「蒲田署で聴取」したということを、弁護側は争ってはいないのだから、この人が「カサとカバンを持っていた」と言ったからといって、別に怪しまれることは無いのですが・・・

あぁ、確かに公判なので、「どういうカバンでした?」とか「カサに特徴は?」などと聞かれて『違うこと』を答えてしまうと、それはそれで問題が出てきちゃいますね(笑)


K氏もそうなのですが、検察の目撃者T氏の“記憶”も

「痴漢を止めさせようと、顔を凝視した」
    ↓にもかかわらず
「メガネをしていたか分からない」

「触っている手が、一体として見えた」
   ↓と言っているのに
「その手(首)に、カサがあったか分からない」

と、なんか不思議な「目撃談」です。

被害者でさえ、犯人に気づかれないように見て、「左手首に、木製の取手が見えた」らしいのに・・・


このT氏にしろ、K氏にしろ、

・植草さんの「当時の持ち物」は、何故か「記憶が消えている」
・30代で、最も知っていそうな“世代”にも関わらず、「植草一秀氏」について、あまり知らないか、手鏡の事件でチラッと程度だと言う

どうも、「一般的な感覚」とは少し異なる『特質』を持つ人ばかりが、登場しています。


そういえば、K氏によれば、被害者の『抗議の様子』として、

ーーーーー
283.K証人「子供がいるのに恥ずかしくないんですか」。それから引き続き、「謝ってください」。あとは、「次でおりてもらいますから」といったと思いますけれども、そのあたりを順番に、振り返りつつ、少し間隔をあけながら、いっていました。
ーーーーー

「謝ってください」

「次でおりてもらいますから」

まぁ、これでは泣き出すよりも、腕をつかんで降りて行きそうな勢いなのに、こう言っている途中で、“泣き出した”ということみたいです。

ーーーーーー
306.K証人 ほかの乗客と同じように、一瞬あっけにとられて見ていたのですが、抗議の途中から女子高生は涙声になって、その後、泣き崩れており、ほかの人、近くにいる人も、特に声をかける様子がなかったので、何人かの人をかき分けて、女子高生の前に移動しました。
ーーーーーー


そういえば、アンチの毛嫌いする弁護側目撃者の『目撃談』では、事件の様子がT氏やK氏の言う内容とは全く違う様子だったようです。

弁護側証人は、女性が二人いた逮捕者の片方の「知り合いに見えた」とのことで、仮に「知り合い」だとすれば、逮捕者が『脚色』をして、知り合いの女性の主張を『補強』したという可能性も、全くゼロとは言えないのですが・・・
2009/06/05(Fri)19:06:18 編集
★yes man 以外にも目を向けられたら...
NAME: 毎日香
管理人さんmojoさんに陰謀論を見苦しいと指摘されても植草氏はブログを更新されています。書こうか書くまいか随分悩みましたが、私は管理人さんmojoさんと同じ考えで見ています。
植草氏は通常の感覚を持つ人は捨てたのかと感じました。WBSにご出演されていた頃は好きでよく見ていましたが、今は何かにとり憑かれているのではないか〜と思うほど奇怪な発言が目立ちます。
辛いことが多かったのでしょう。ですが、ランキングまで陰謀といい出されれば恐らく大多数は被害妄想だと思うでしょう。このまま進めば植草氏は完全に姿を消すでしょう。
2009/06/05(Fri)18:40:47 編集
★『足利事件』の菅家さん、テレビに引っぱりだこ
NAME: mojo
まず、本当に良かったと思います。

私も「冤罪被害者」が一人でも自身の主張が認められたのは、本当に良かったと思います。(この話題については書きたい事も多いので、それは改めて。)

昨日は、ネットでも「冤罪関係」サイトでは、一時的にアクセス集中とか出たりして、思いのほか『関心』が高いんだなあと思いました。


昨日の夕方の会見以来、テレビでは菅家さんがひっぱりだこみたいです(笑)

テレビや大手メディアは『限りなく冤罪の疑いがある』ケースと『疑いが晴れた』で、その扱いが違ってしまうのは、やはり慎重に扱わざるを得ないというか、報じる側に「それでも有罪判決が出たら」と考えてしまうからでしょう。
(せめてもう少し「疑われている側」からの目線の報道がされれば良いのにと、いつも思います。)

確か、西松事件でまっとうな『記事』を書いた東京新聞が、検察に嫌がらせをされて記者クラブを一時「出入り禁止」にされたりと、役所が「都合の良い情報」だけを出すために記者クラブを悪用していると言われています。

そういう意味では『記者クラブ廃止』を主張する民主党などが政権を取れば、霞ヶ関にとって「マズい情報」も、メディアを通して国民に知られてしまい、これまでのような『癒着』が出来なくなる危機感というのも官僚にはあるのでしょう。

国民に対して『情報統制』がやりずらくなるという意味では記者クラブ廃止は困る。したがって『政権交代の阻止』という利害で、霞ヶ関と与党とで一致したと考えれば、西松事件が民主党の支持率を低下させるために起こされたと言われているのも納得です。(検察は二階氏側の起訴を見送った「理由」で、ますます墓穴を掘った感じですね。)


本来なら、今回のように冤罪だとハッキリした場合「無実なのに長期勾留の是非」とか「ダレ(どの段階)で『冤罪』が生み出されたのか?」という『原因究明』と『責任の所在』によって、二度と起こらないための対処を考えるべきなのに、検察のコメントは「前例がない」とか言ってます。

でも、単に『このパターンでの逆転が』というだけで『捜査の不備による冤罪』なんて、我が国では捨てるほど起きています。

警察官僚出身の亀井静香議員(死刑廃止議連会長)などは、むしろ
ーーーーー
私は警察出身です。だから冤罪がいかに多いかを知っています。しかし死刑は取り返しがつかない。だから反対するのです。
ーーーーー
と、実際に捜査における「冤罪の存在」をハッキリと認めています。

検察も警察も冤罪が多いことは知っているにも関わらず、それが『確定』するまで一切自分たちのミスを認めず、今回の足利事件でも、つい最近まで「DNA鑑定結果」をひっくり返すために「当時の捜査官のDNAの可能性」だの「被害者家族への接触」だのと往生際の悪い『工作』を行っており、それが不発に終わった結果として「冤罪を認めざるを得なくなった」だけです。・・・個別には、マスコミもキチンと追跡取材したり、報じたりしていました。ただ、それを「広げさせない」ような感じです。

(捜査当局も、報道を全く自由にやらせたら、国民世論が「どうなるか」が分かるだけに、あらゆる圧力で『事実』を出しづらくさせているのが実態なのでしょう。)

菅家さんが会見で「絶対に許せない」とか「時間を返せ」と言っていた気持ちは、よく分かります。

少なくとも冤罪を訴える人の多くが『密室の取り調べ』で、非常に高圧的な態度の“捜査官”や、全く耳を貸さない“検察官”に怒りを覚えるのは当然です。・・・その人たちのせいで、菅家さんは「身に覚えの無い罪」で『無期懲役』にさせられていたのですから。


まぁ「KY(空気が読めない)」というのは、安倍元総理以来、我が国のトップというか自民党全体を示している言葉なのでしょうが、麻生総理がまたまた「支持率低下」につながる発言をやっています。

ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090604/plc0906042024009-n2.htm
ーーーーーーーー
--(平成2年の足利事件で殺人罪などで服役していた元幼稚園バス運転手の)菅家利和さん(62)が今日、(DNA再鑑定の結果)釈放されました。再審が始まる前の釈放というのは極めて異例だが、首相の受け止めを
「再審請求に関する、いわゆる司法手続きってのは今から開始されるんだと思いますけれども、私の知ってる範囲でこれは極めて異例っていうけど、前例はないと思いますけどね。まあいずれにしても無実の罪で17年服役してたっていうのは、こういったようなことはあっちゃいかん。これはつくづくそう思いますね」

--この件を受けて、冤罪防止のために、さらなる取り調べの可視化を求める議論が強まると思うが、首相の考えは
「可視化にしたからといって、途端にそれがよくなるという感じはありません」

--そうは言っても、無実の人が捕まって刑に服することはあってはならない
「それ、今、答えた通りです」

--そういった国家のあり方を考える上で…
「国家のあり方ってどういう意味ですか」

--冤罪が起きない国にするために可視化は必要だと思わないか
「ぼくは基本的には一概に可視化すれば直ちに冤罪が減るという感じがありません」
ーーーーーーーー

この記者の質問の意図は、それこそ裁判員制度で他人事では無くなった私たちの『国民の関心が高い事例』としての質問です。

麻生総理のコメントが「検察のスタンス」と全く同じというのは、気のせいでしょうか?

あきれるのが「感じはありません」という答えかた。

>一概に可視化すれば直ちに冤罪が減るという感じがありません
      ↑
「感じがない」って、現に冤罪被害者の方が、可視化やテレビによる監視が「まず“最初に”必要だ」と言っていることを、ボンボン総理の『感じ』だけで発言されても、困るのは私たち市民です。(可視化が本当に困るのは、当然「捜査する側」で、どうして総理が、それを庇うのかが良く分からない。)

まぁ、麻生総理としては検察には「西松事件」で「政敵つぶし」をやってもらってから、官僚には全く頭が上がらなくなちゃったのでしょうから、「検察のスタンス」に従うしかないということなのかもしれません。



それにしても麻生総理、「ブレブレ」と言われても仕方ないですね。

検察に、敵側の秘書を「国策逮捕」してもらって、チョビッと支持率が上がったと思ったら、代表交代されて再び低迷・・・

「郵政の見直し」を言っていたら「引退宣言」した政治家(小泉氏)の恫喝で腰砕け・・・挙げ句に「国民のため」と孤軍奮闘している“盟友”の総務大臣の方を切っちゃおうとしています。

こんな人(麻生総理)が主張する「2年後に、消費税増税」なんて、それこそ悪代官に搾り取られるような「お先真っ暗」な世の中で、夢も希望も無い社会しか無さそうです。


とりあえず、
とりあえず『政権交代』でしょうね(笑)
2009/06/05(Fri)13:36:16 編集
★極端な「善悪二元論」こそ危険
NAME: mojo
こんにちは。

確かに、ご紹介されたサイトの『現象』は全く同じなのに、この管理人さんは

>これがクリック差し止め強制執行でございます。私と人気ブログランキングとのつきあいは、本家ブログのほうでかなり長いので、この手のいちゃもんにはもう慣れちゃった。

とのことで、この方は、「応援クリックを、無駄にしてゴメンね」と、あくまで読者に対する目線を大事にしています。

私は、『ランキング』などの、ネットサービスとは「そこそこ」の距離感を持って接したほうがトクだと思っています。(運営側も、何らかの“メリット”があって運営しているのだから。)


ゆうたまさんは、自身のことばとして、

>折角の良い政治的発言が霞んでしまう。一般の人から受け入れられなくなってしまう。これをもったいないと思うのだ。

私も、一連の話が「騒ぎ過ぎ」と思うのと同時に「ゆうたまさん的な発言」をされる方が、植草さんの周囲には誰もいないことには、正直驚きました。


私は、基本的に「ネットの発言は自由」だという立場なので、今回の件を「陰謀」だと主張されるのも『自由』だと思います。

唯一『植草さん本人』には、もう少し慎重に「自身の発言」に、注意を払われた方が良いのでは、という印象を受けました。

私自身がコメントする際には『注意を払っている』ことが、いくつかあります。そのうちの一つなのですが、

 ・マスコミを「ひとくくりに」して批判しない

ということです。

確かに、マスコミが横一列なのは「西松騒動」で明らかですが、個別の小さな記事の中には“記者の想い”が込められて、地味だけど重要な報道があるのも事実です。
(漆間発言や、総理のKY発言など、最初は「ベタ記事」っぽい情報から、どんどん騒ぎが大きく膨らむパターン。)


私は、植草さんに対する『悪意』のある記事に言及する時には「一部のメディアやスポーツ紙」とか「女性セブン」のように、出来るだけ『限定』して書くようにしています。

直接関係が無いマスコミ人が「ウチは言ってないのに」と感じて、自分まで批判されているように感じさせてしまっては、みすみす敵を増やすことになります。

(私は、その時々で出来るだけ狭くすることを考えながら書いていました。)

ところが・・・
植草さん自身が、安易に『マスゴミ』と書いているのを見て、「あ〜あ、本人からして『ひとくくり』にしちゃって!!」と思いました。

「本人が、マスコミ全部を悪だと言っちゃったら、味方をしたいと思っていた人も『引いちゃう』だろうなぁ〜」

な〜んて感じですね(笑)・・・ちなみに植草さん自身は、最近はメディアという言い方をされているようです。


ゆうたまさんが『残念だ』とおっしゃったのも、植草さんが『極端な善悪二元論』に流されがちな傾向があり、それを憂慮されているからだと思います。

太郎さんの
ーーーーーー
あなたの言うことはとても正論かも知れません。でも世の中、特に日本はご存じの通り「雰囲気」が支配する国ですから、あなたのこの「正論」は、ご本人が痴漢の疑いを晴らす「正論」を邪魔してしまってることになってしまうと思います。
ーーーーーー

むしろ今回の騒動で、植草さんの周囲を取り巻く「雰囲気」と、ネット・ユーザーや事件にはそれほど関心を持っていない人には支持されないであろう『陰謀論』とに乖離がある >> と、私には見える(笑)<< ことで、むしろ『狭いコミュニティー』になっていないかどうかを『見直す』良い機会では無いでしょうか?


植草さん自身が、今の「雰囲気」の中での活動のほうが、世の中を変えたり、自身の「身の潔白」を訴えるのに、最も『効率的』だという判断であれば、それも『当人の方針』で外野がとやかく言うことではないのですが・・・

でも私たちのように、もっと広い層に支持されるには、合理的な『疑問』の積み重ねが必要だと思う人たちがいるのも事実です。そして、それは「何でも陰謀論は危険だ」と考えている立場です。


いずれにしても、植草さんを「中傷」する人が、どうして「応援ブログ」を目のカタキにしているのかを見れば、『世間へのアピール』を阻止したいからだろうなというのは一目瞭然です(笑)

みんなが「陰謀論」で揃ってくれれば、最も喜ぶのはアンチさんじゃないでしょうか?

私が、ゆうたまさんのサイトにコメントするのも、この管理人さんの『スタンス』に共感したからですし、こういうネットでの『よくあること』を、さも『陰謀だ』と騒ぐのは逆に私なんかには(その人たちに比べて、陰謀系の知識が足りないこともあり)ついていけません。

だから、今後も『事件の検証』を通して、ひとつでも『冤罪事件』が減ればいいなぁとは思いますが、「ブログのカウントに細工された」かどうかまで関連づけることが、冤罪を晴らすことにはつながるとは思えないので、『どうでもいいこと』ではあります。


アンチが、私のことを「陰謀論じゃなく警察捏造論者だよ」と言っていましたが、どちらかというと、私は、事件報道や裁判内容が「よくある冤罪パターン」なので、起訴側の言い分の不審点を徹底的に洗い、矛盾が無いかどうかを明らかにすることが重要だと思っています。

むしろ「じゃあ、真犯人は誰か?」なんていう捜査情報を持つ警察側が本来やるべき仕事をせずに、被告側に「出せないだろう」とネットで書き込むような輩のコメントを見ていると、どうしても「出せるものなら、出してみろ」と言う、当事者の“怯え”と裏腹の“強がり”に見えてなりません。


一連の事件が「でっちあげ」だということになれば、それが自然と『何らかの圧力が、捜査側にかかったから』ということにも説得力が生まれるでしょう。だから『植草さんは無実の疑いが高い』ことを、広く知ってもらうことも、決して『陰謀論』の否定にはつながらないような気がします。



ちなみに、
私が「冤罪」を真剣に考えるようになったのは、松本サリン事件の河野さんの件からです。

あれがもし、河野さんが犯人だという方向で「見込み捜査・リーク報道」が進んで起訴されていたら、河野さんが『殺人犯』だとして有罪判決を受けたかもしれません。

この時に、「流れを変えた」のは、河野さんの言葉を借りれば「比較的、自分の話にも真剣に耳を傾けてくれた、地方新聞の二紙」だったということです。

「報道被害」が問題なのは確かですが、冤罪のぬれぎぬを晴らす時にも「メディア」の力は大きいので、自分から『遠ざける』ような発言が、私には残念でなりませんでした。

「マスゴミ」発言に対して、擁護的な方が「ネットでは普通に使われているからだ」とおっしゃっていて、それはそれでいいのですが、私が気になったのは、マスゴミと『言われた側』が、植草さんに対して持つ感情は『良いほうには向かわない』ということで、出版など今後の活動に影響があることまで考えて『発言』は慎重にしたほうが、後々の植草さん自身のためじゃないかということです。
2009/06/02(Tue)14:12:47 編集
★太郎様 字数制限が急に加えられたは大嘘です
NAME: ゆうたま
太郎様、確認せずにうそを書かないように。

以下、参考サイト。
ttp://bikennraku.cocolog-nifty.com/greenchef/2008/12/post-c0e8.html

こちらの方が、去年12月にブログランキングの字数制限が20字になって警告を受けたことを書かれています。

この方もランキングではTOP10に入っていたそうなので、下位は放っておいても、上位の方は当然チェックするでしょうね。違反がないかどうか。

普通のことです。

ちなみにこの方は謀略だとはおっしゃっていません。

ずっと前から20字の制限だったみたいですよ。
この度始まったことではないことがはっきりしています。

何でも自分が嵌められたことに利用するのは結構ですが、読者は何でも『そうかそうか』とは思いませんよ。
読者を馬鹿にしていませんか?

皆さん黙っていても、筋の通ってないこと、荒唐無稽な主張には敏感だと思います。


こういうのを何でも陰謀論と言うのですよ。
2009/06/01(Mon)22:44:11 編集
[No name] Re:太郎様 字数制限が急に加えられたは大嘘です
逆に今まで違反をしながらも上位にいられたことを感謝すべきですね。
逆恨みです。
【2009/06/01 22:46】
★50/49:消されたメールの真相
NAME: mojo
最近は携帯が普及しているせいか、それがキッカケで浮気が発覚したという話も、よく耳にしますが、昔から男性の『ウソ』はバレやすく、女性のウソはまず、男性には見抜けないと言われます。

「発着信履歴、メールの削除などをしている様子がある」

これも、その一つですが女性なら「削除して、別のメールを補充」するなりするでしょうが、男性の場合「マズいメールの削除」だけで安心してしまうのでしょう。

そういえば、検察側証人T氏で似たような部分があります。

ーーーーー
1487.大村裁判官 これは一番初めのメール、25番、表題の載っている写真のメールとそのほかの写真も、同じ機会に撮影されたものですか。
1488.T証人 大体同じ時間に撮影していると思います。

1489.大村裁判官 何でそれを聞くかと申しますと、背景が違うというのと、充電器、バッテリーのところとか、ほかのは写ってないものもあるのですけれども、ほかのは満タンの状態なんですけれども、この25のものだけ、残りのバッテリーが1つなので、同じ機会に撮られた、撮影されたのかなというふうに思ったのですが、これは同じ機会でよろしいですか。
1490.T証人 はい。


1495.大村裁判官 それから、送信メールの方が50/49みたいな表示があるのですけれども、多分これは保存できるのが50だということですか。
1496.T証人 多分そうだと思います。
1497.大村裁判官 つまり、撮影されたのは12月18日とおっしゃったと思うのですけれども、9月13日のメールはあえてその後保存しておいたということですか。
1498.T証人 はい、そうです。
ーーーーー

同じメール画面でも、神坂裁判長は「バッテリーの充電」で、証人と噛み合なかったり、宮本裁判官は「さらっと流す」程度と、それぞれに違います。

『女性』である大村裁判官は、『送信記録』が気になったようです(笑)

まず、前半の質問は背景やバッテリーの状態の違いがあるので「同じ時に撮影された画面なのかどうか?」を確認しています。・・T氏は「はい」と答えているので、違えば偽証。

次に、これはきっと大村裁判官がT氏に対して疑問を感じたであろう「50/49みたいな表示」の部分です。

この表示は、「50コ記録が残せるうち、49の記録がある」ということで、普通は「1通削除したのかな?」と思う部分です。

裁判官が具体的な数字で質問しているので、これはT氏の携帯画面に「50/49」という表示が残っているということでしょう。


仮に、「50/37」などの中途半端な数字なら、滅多にメールをしない人で「50まで達していないだけ」だと思いますが、「49」というのは、冒頭で述べた「男性のウソ」の例のように「(マズい内容の?)メールを、削除した」という疑いを持たれても仕方ありません。


(ここからは、T証言の「多くの矛盾」を考慮した『推測』だと断っておきますが)

大村裁判官は、間違いなくT氏が「1通“だけ”メールを削除した」と感じたに違いありません。

そして「はじめのメール画面と他のメールが同じ機会に撮影されたのか?」にも、疑問が無いわけではない。

仮に「1通だけ削除」する必要があるのだとしたら・・・

 ・送信日時→事件直後
 ・送信相手→“れい”の友人
 ・見出し→おねがいごと

たとえば、このようにその1通が『関係する内容』だとしたら、削除『しておかないとマズい』ということになります。

つまり、「横浜」で送ったというメールが、実は「消された1通」で、現実にはその次の上大岡では「2通目」で、それが裁判で出された「1通目のメール」とされているとか・・・


◎「T証言」の時間のナゾ

以下、メール送信の内容や順番を整理します。

ーーーーーー
579.検察官1 そのメールを送ったのは、電車がどのあたりを走っているころですか。
580.T証人 横浜駅に差しかかっているあたりだと思います。

585.検察官1 そのお友達からは、すぐにメールの返信がありましたか。
586.T証人 はい、ありました。

601.検察官1 その表示によれば、9月13日の22時39分に、○○○さんあてに送られたメールのようですが、それで間違いありませんか。
602.T証人 はい、そうです。

607.検察官1 この表示によれば、9月13日の22時55分に○○○さんから送られてきたというもののようですが、それで間違いないですか。
608.T証人 はい、そうです。
609.検察官1 これらの電子メールは、9月13日以降、現在まで、ずっとあなたの携帯電話にそのデータが保存されたままになっているのですか。
610.T証人 はい、なっていたと思います。
611.検察官1 もちろん、これらのメールのデータの内容を、後から書きかえたり、つけ加えたり、一部削除したというようなことは一切ありませんね。
612.T証人 はい、していません。


(その後、弁護人側から「時間的には、品川から20分後なので、横浜ではなく、K=上大岡」ではないか?と質問されている。)

1374.弁護人C メールの発送時刻を見ると、これは先ほどの甲25を見てください。22時39分という記載がありますね。
1375.T証人 はい。
1376.弁護人C これが発送時間になるわけですか。
1377.T証人 そうですね。
1378.弁護人C 時刻表上は、K(地名)に着く前ぐらいか、と。電車がおくれていなければその程度なのかなと思うのですけれども、あなたの記憶はそうではありませんでしたか。
1379.T証人 実際に送信したときのことを覚えてないので、そうであったのであれば、ああ、そうなんだという程度です。
ーーーーー

T氏の「記憶」とメールの「時間」とに、「消された1通」を当てはめれば、けっこう話が合ってきます。

*******
【22時10分ごろ】:品川から蒲田間
まず「蒲田の痴漢騒動」を目撃
  ↓
【22時30分ごろ、】:横浜あたり
とっさに、友人に
「チョット、事情があってお願いがある。これから、メールを送るから、それに返信してくれ。事情は帰ったら家の電話で説明するから。」
(この程度の簡単な内容を、『まず』送信して、すぐに返信してもらう・・・そして、このメールは検察官と“相談”して削除。)
  ↓
【22時39分】:上大岡
1通目(実は2通目)のメールを送信
  ↓
【22時45分ごろ】:下車駅(金沢文庫)到着
  ↓
【22時55分】:友人から「なぐさめ」のメール
********

さすがに、普段『通勤』で利用しているT氏です。

メールを送り終えて、フト外を見たりしただけでも「今、どのあたり」くらいは分かるでしょう。

弁護側目撃者も「どのあたりかは、何となく分かります」と言っているように、普段利用している駅の場合、ハッキリ見なくても「今、どのあたり」というのは、かなり正確に覚えているものです。

それに、横浜駅では乗り降りが激しいので、その前後を『勘違い』するというのは、どうしても解せないのです。

つまり、メールを送った時に、横浜駅のあたりだったのも正しいけど、メールの『記録』は、それよりも10分ほど経過した『上大岡』あたりになっている。

車両故障などで、ダイヤが乱れない限り、1〜2分程度の狂いはあっても、10分も変わることはありません。

したがって「横浜あたり」で送ったというメールが、実は『別の意味』があるとすれば、時間も記憶も辻褄が合うのです。・・・ただし、それは明白な『偽証』ということになる。

だからこそ「携帯会社のメール記録が消される」までの、3ヶ月以上経過させる必要があったのでしょう。これは品川事件の「消されるまで待った、防犯カメラ映像」と、よく似たパターンです。


◎整理すると

T氏はまず「横浜あたり」で友人に「これから送るメールに『すぐに』返信してくれ」という依頼メールを送った。・・・これが「削除された1通」

次に「いま、痴漢事件がおこった」というメールを、10時35分に送信。(上大岡あたり)

友人は、事情がわからないまま?に、「たいへんだったね」のような無難なメールを返信する。(10時55分)

検察官と「画面の撮影」の際に、直前に友人宛の“別の”メールがあると「これはマズいだろう」ということで、撮影する際に削除した。

そもそもT氏の証言には、逮捕者や他の証人とも合わない部分が多いので、このようにメールを利用した「トリック」を使って『車内にいた証明』も必要だと考えて、工作したという可能性も十分考えられます。・・・ウソを言った理由は「本人に聞かないと分からない」のですが(笑)


おおざっぱに言って「50/49」という数字から、ある種の『疑惑』として、女性である大村裁判官の目に止まったのだと思います。当然、女性特有の『直感』が働いてということですが・・・
2009/05/30(Sat)15:58:48 編集
★まず「内輪で解決を」がベスト
NAME: mojo
(別の投稿をしようとしたけど、一言だけ)

確かに、私も自分のブログが『開けない』時、真っ先に考えるのは

>あれっ、メンテナンス中?

と思います。それで、とりあえずエキサイトや他のサイトを見たりして、『不具合』がどこにあるのかを確認したりはします。

これまで2年半、自分のブログが表示されなかったりする現象はけっこう体験していますが「圧力で読めなくさせられた」なんて言うのは、もう少し慎重でいいような気がします。(少なくとも、メールとか「非公開」で周囲の人と確認しあってから、詳しい人などの意見も聞いてからのほうが、適切な対応や解決策を見つけるのも早い気がします。)


確かに、今回は『騒ぎ過ぎ』のような気がしてなりません。
そして「特定の主張」に、極端に偏ってしまっている。


せっかく「かんぽの宿」や「西松事件」で、植草さんの名前が、これまで目にしないようなサイトでも目にするようになり「オピニオン・リーダー」としての認知度が広がっていただけに、今回の騒ぎを格好の『ネタ』にして、アンチが「こんな風に(植草が)何でも陰謀だと言っている」というイメージ作りを助けてしまっているのが実情です。

私は、「事件そのもの」が不審な点が多いのは確かで、どう見ても「植草さんは犯人では有り得ない」とは思いますが、今回のネットのケースは「ネット・ユーザー」から見れば「普通に、よくあるんじゃないの?」と感じている人のほうが多いと思います。

そういう人から見ると、「こういう事まで陰謀と関連づけるようじゃ、ダメだな」と印象づけてしまったと思います。

(つまり「毎日新聞バッシング」で、ぐっちーを叩いたのはネット・ユーザーであり、今回はその同じ人たちが「植草叩き」に向かう可能性が高い。)


植草さんが、本当の意味での「ネットの怖さ」を知るキッカケになれば、それはそれで『ケガの功名』となると思います。それを期待して、あえて『苦言』を述べさせていただきます。
2009/05/30(Sat)15:52:38 編集
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