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DATE : 2024/11/23 (Sat)
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DATE : 2008/04/16 (Wed)
スリーネーションズリサーチHPに

刑事事件控訴審判決に対する記者会見配布コメント

が出ています。

弁護団の記者会見で配られた植草さんのコメントですね。

こちらにも転載させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

控訴審での本日の判決は不当であり、強い憤りを感じます。公判においては私の無実を証明する目撃者が決定的な証言をしてくれました。
これに対して検察側目撃者の証言には重大な誤りが含まれていることが明らかになり、根本的な疑いが多数あることから、その証言はまったく信用することができません。

繊維鑑定の結果も私の無実を証明するものになっております。弁護団は控訴審において私の無実を立証したうえで十分な審理を求めましたが、東京高等裁判所はすべての証拠調べ請求を却下し、本日の判決を下しました。

 私は事件発生当初から、私の知るすべてのことを供述し、無実の真実を主張し続けてきました。無辜の人間に罪を着せることは許されることではありません。私は直ちに上告し、無実の真相を明らかにするために、闘い抜いて参る覚悟です。

 メディア報道においては、第一審での弁護側目撃者の私の無実を証明する決定的な証言、弁護団の完璧な無実の立証、控訴審での弁護団のさらに詳細な無実の立証がまったく報道されておりません。
私の裁判、報道に対して、大きな力が加えられていると考えざるをえません。

 「無罪推定」を大原則とする刑事裁判が現実には「有罪推定」の原則に立ってしまっている現状、警察捜査の不正、取り調べの可視化など、日本の警察、司法制度の問題点が論議の対象になっているなかで、私の裁判について客観的で公正な視点から、事実を正確に報道していただきたいと強く要望いたします。

私が罪を犯しているなら、正直に事実を認めて罪を償っております。
無実の主張を貫くことが困難な状況のなかで、無実の主張を一貫して貫いているのは、人間としての尊厳を重視し、いかなる困難を伴うにせよ、無実の罪を認めることはできないと考えるからです。
私はどのような迫害を受けようとも、無実の真相を明らかにするために闘い抜いて参ります。

2008年4月16日
植草一秀
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

↓ひとつ下のエントリーは弁護団の会見内容です。

植草さんのコメントと合わせてご覧ください。

追記:ライブドアPJニュースの記事も出ていました。
http://news.livedoor.com/article/detail/3600987/

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★検察がT氏を出した理由
NAME: 熊八
mojoさん、こんばんは。

>この証人を出さなくても、他の当事者である「被害者」と「二人の逮捕者」の計3人が、状況的には植草さんを犯人とするような供述をしているとすれば、あえて危なっかしいT氏に証言をさせなくても、裁判では十分言い分を聞いてもらえるでしょう。

そう簡単ではなかったと思います。
逮捕者は犯行を見ていないので意味がありません。
もし、犯行の目撃者がいなかったのなら、≪痴漢被害≫を証言できるのは被害者だけになってしまいます。
そうなれば、被害者の尋問を非公開で済ませるなんてことはできなかったのではないかと思います。被告人が犯人だとする唯一の証言ということになりますから。

つまりT証人は、いわば被害者のかわりとして、公判に出されたのだろうと思います。

***

それに、被害者・逮捕者等の証言だけでは「無理スジ」だった、という事情もあると思います。
事件直後、警察において考えられていた容疑内容は、

<被害者の右後ろに密着して、左手首に傘を掛けながら、左手で、被害者のスカートをたくし上げて右お尻を触った>

というものだったようです(当時の報道より)。
これは、被害者が振り向いたときに被害者・逮捕者等が見た植草氏の様子から、考えられた容疑内容だったと思います。
つまり、このとき植草氏は、被害者の右後ろに立っていて、左手に傘を持ち、右手では触れなかった状態(おそらく吊り革を持っていた)だったのでしょう。
この植草氏の様子(それを描写した被害者・逮捕者等の供述)から、「左手首に傘を掛けて左手で右お尻を」という「犯行内容」が<逆算>されたのだと思います。

しかし、ちょっと想像すればわかりますが、とてもやりにくい「犯行内容」です。
とてもやりにくい上に、こんなやり方をすれば、傘の柄が被害者のお尻に当たるはずですが、固い物が当たっていたというような被害者の供述は無い。

いささか無理な「犯行」ゆえ、警察・検察においては、植草氏がやったとの立証は難しそうだと考えられていたのではないでしょうか。9月15日までは。

そこへ、被害者の真後ろにいた不審な男を見ていたと言うT氏が現れた。
T証言により、この「真後ろの男」が犯人であり、植草氏は無実だということがハッキリとした。
しかし、これで植草氏を無罪放免にすればメンツまるつぶれです。「真後ろの男」はもう捕まらないわけですし。
そこで、この「真後ろの男」が植草氏だったことにしよう、という話になったのだろうと思います。つまり、<無罪の証明者>を逆手に取って利用することにした。

●<右後ろから左手で>という犯行は、<真後ろから両手で>に変更されました。
●T氏を「犯行の目撃者」とするために、T氏が横から、やや距離をとって被害者のほうを見ていたことにされたのだと思います。
●9月15日に再現写真を撮ったものの、やはり実際の植草氏の位置と違うところに犯人がいる写真はマズかろうとなって、再現報告書は隠蔽することと決定される。15日にT証人が警察に出頭したことそのものを隠蔽。
●植草氏の本当の位置を言ってしまいそうな逮捕者K証人は、公判に出さないことにする。
●ボロが出てしまいそうな被害者の尋問は非公開とする。

そのように検察は方針を固めて、裁判に臨んだのだろうと思います。

***

要するに、検察側に、目撃者無しでは植草氏を有罪にする自信が無かったので、大きなリスクはあるものの、T証人を出すことにした、というのが実情だったのではないかと思います。

>実際は、検察側のトップバッターとして登場しているので、検察がT氏の証言に「無実の証明」が含まれているとは思っていなかった気がします。

検察は植草氏が無実であることを承知していますから、T証言にも「無実の証明」が含まれていることは終始わかっています。
被害者・逮捕者の供述では植草氏を有罪にできないので、犯人を見ていたT氏を利用しただけです。
T氏が「犯人が逮捕された」と思い込んでいたので、利用できると考えたのでしょう。
URL 2008/05/09(Fri)00:34:37 編集
★一点だけ、
NAME: mojo
T氏が、送検までに容疑を固めねばならない大事な時期の貴重な証人だとして、その「目撃談」に沿った再現では

>犯人が植草氏ではないことをハッキリと現してしまっていたからだと思います。

と、検察の望まない結果が出たとします。

もしも、この証人の目撃談で植草さんの無実が証明されるのであれば、再現報告書の日付を隠すよりもT氏に証言させないほうが、まだリスクは小さいような気がします。

この証人を出さなくても、他の当事者である「被害者」と「二人の逮捕者」の計3人が、状況的には植草さんを犯人とするような供述をしているとすれば、あえて危なっかしいT氏に証言をさせなくても、裁判では十分言い分を聞いてもらえるでしょう。

最も確実に「15日の再現」の事実を隠すのなら、T氏を公判に出さないのが一番。そうすれば「犯人が植草氏ではないことをハッキリと現す」ような証言そのものが、誰にも知られなくてすむんじゃないかという気がします。

実際は、検察側のトップバッターとして登場しているので、検察がT氏の証言に「無実の証明」が含まれているとは思っていなかった気がします。
2008/05/08(Thu)22:46:19 編集
★もちろん「検察の事情」でしょう
NAME: 熊八
mojoさん、こんにちは。
「ずらした」と「隠した」の、説の違いですね。(笑)

私は単純に、15日付の再現報告書があって、16日付のT証人の供述調書があるのだから、T証人は15・16日と2日連続で警察に行ったのだろう、と考えました。
そして、15日に作られた再現報告書の存在を追及されることを避けるために、検察は、T証人の15日の警察出頭の事実を隠したのだと思います。
(「15日には何も書類を作らなかったのか?」と追及されてしまうから。)

>でも、そもそもT氏の証言が偽証で訴えられる事はあるのでしょうか?

確かに、偽証罪の起訴権限は検察が独占していますから、検察側目撃者T証人が偽証罪で起訴されるということは考えにくいと思います。
しかし、明らかな偽証をさせれば、T証人の信用性にもかかわってきます。それに、T証人が警察に何月何日に警察に出頭したかなんてことは、事実として検察にはわかりきっているはずなので、T証人がそれを偽り検察が指摘しなかったとなれば、検察の態度があまりにも怪しいと思われてしまいます。(裁判所も検察を守りきれなくなります)
そういう事情があるので、検察は、15日を隠しつつ、明らかな偽証にもならないような<質問の工夫>をしたのだろうと思います。

>ーーーーーーーーー
1422.○証人 そのとき痴漢の現場を見ていたので、自分の持っている情報が力になればという内容で話したと思います。
1423.○弁護人4 そうしたら、警察は何といいましたか。
1424.○証人 ちょっとどう答えたかは覚えてないです。
1425.○弁護人4 蒲田署には何回行きましたか。
1426.○証人 蒲田署には1回です。
1427.○弁護人 蒲田署には1回だけ。話をしていた時間はどのくらいですか。
1428.○証人 6~7時間だったと思います。
1429.○弁護人4 調書は何通とりましたか。
1430.○証人 1つです。
>ーーーーーーーーー

>これは何度見ても、電話で話をした翌日(16日)の出来事のように見えます。

いえ、翌日(16日)に初めて警察に行ったとは、どこを読んでも答えていません。
(警察は、今日(15日)すぐに来てほしい、と言ったのだと思います。それをT証人は1424.で、記憶にないとしてごまかしているのでしょう。)
弁護人は、警察に行った回数と、供述調書の数を尋ねているだけです。
先にも言いましたように、2日連続で行ったのを1回と言えば言えなくもない。供述調書は16日に取った1通。とすれば、偽証になっていません。
(「6~7時間」というのは、15・16日トータルで話した時間という意味かもしれませんね。)

>このT氏は、事件当日(13日)会社からまっすぐ帰って夜10時に電車に乗ったようなので、金曜日も同様でしょう。

必ずしもそう言えるでしょうか?
警察に早く来てくれと言われて、早く行った可能性もあると思います。

>普通なら、警察もそんな遅くに来てくれというよりも、「翌日に来てくれ」となると思います。

捜査がどのように行なわれるのか知りませんが、一刻も早く事情を聴きたいため、今すぐ来てくれと警察が要求することもあるのではないでしょうか。
送検までに容疑を固めねばならない。貴重な目撃者ですし、何かあったり、気が変わったり、植草氏側に行ってしまったり、マスコミに行かれたりすれば厄介です。
目撃者なので逮捕・勾留するわけにはいきませんが、早くT氏の身柄を確保したい、というぐらいに警察が思っていたとしても、おかしくはないと思います。

>少なくとも、公判では「(電話をした)その翌日に蒲田署に行った」と、ハッキリと言っている以上、

ですから、翌日(16日)に蒲田署に行ったとは言っていますが、その日が初めてだったとか、その前日(15日)には行かなかったとは言っていないわけです。

>素直に考えれば、この「再現報告書」を作ったからこそ、6~7時間かかったのだと思います。つまり「実は、警察に行ったのは15日の話」ということ。

ン?
mojoさんは、T証人は実は15日だけ行った、とお考えなのですか?

>そうなると、どうして16日にしなければならなかったのかという、別な疑問が出てきます。

>(忙しくて、遅くまで仕事をしていたからこそ「事件を目撃した」ハズのT氏が、警察に出向くために「早退」するよりも、一日ずらして「休みの日の出来事」とする方が“自然”だと検察が思ったのかもしれません。)←2回公判当時の判断

その可能性も無いではないでしょうが、ではなぜ再現報告書が15日付になっていたのでしょう? これも16日付にしておけばよかったのではないですか?

>やはり、偽証うんぬんではなく「電話した当日に行った」のを一日ずらさなければならない『検察の事情』がポイントだと思います。

15日に取った供述調書を16日付に変更するというのは完全に違法な行為です。バレれば、T氏の信用性にもかかわりますし、検察の姿勢も疑われてしまいます。裁判所も守りきれなくなるでしょう。ですから、そこまでするのは余程のことです。
土曜日に話を聴いたというほうが自然なので土曜日にT氏が出頭したことにした、というのは、事情としては薄弱すぎると思います。そんなぐらいのことで、バレたらかなりヤバい書類変造、偽証を行なうでしょうか?
(T氏の知り合いの証言などから、15日の警察出頭がバレる危険性は優にあります。)

私は、15日付の再現報告書、16日付のT氏の供述調書があるのだから、15日・16日と2日連続でT氏が警察に行ったというのが事実であり、その15日の出頭を検察が巧みな質問で隠した、というのが真相だと思います。
そして、なぜ15日の出頭を隠したのかといえば、15日に作られた再現報告書の存在を隠すためだと考えます。そして、なぜ再現報告書を隠したかったのかといえば、そこに添付されている再現写真が、犯行後の犯人が被害者の真後ろ2歩ほど離れたことを示しており、当時植草氏がいた位置(振り返った被害者のすぐ右後ろ)と違うので、犯人が植草氏ではないことをハッキリと現してしまっていたからだと思います。
URL 2008/05/08(Thu)18:19:45 編集
★T氏よりも「検察の事情」でしょう
NAME: mojo
熊八さん、

>2日連続で行ったことを「1回」と言えば、言えなくもありません。

控訴審で「実は前日に警察に行っていた」という話題が出て以来、熊八さんはこのような立場だというのは理解しています。問題を整理してみましょう。以下は、名乗り出た頃の話です。

ーーーーーー
660.○小出検察官 それで、あなたはどうしたのですか。
661.○証人 蒲田署へ電話しました。
662.○小出検察官 それが9月15日だったと、そういうことになりますか。
663.○証人 はい、そうです。
664.○小出検察官 実際、その後、あなたは蒲田警察署に出向いていって、刑事さんに事件を目撃した状況について詳しくお話をしたということがあったのですか。
665.○証人 はい、ありました。
666.○小出検察官 それはいつのことでしたか。
667.○証人 その翌日です。
668.○小出検察官 9月16日ということですか。
669.○証人 はい、そうです。
ーーーーーーー

この9月15日は金曜日です。翌日は土曜日なので、じっくり話せます。

T氏は仕事の合間に「ヤフーニュース」を見て、京急に電話をし、さらに蒲田署に連絡をしたというのが、公判での『シナリオ』です。

(A):「蒲田署へ電話した」のが9月15日

(B):「詳しくない」けど蒲田署には行った←この時(マネキンなどを使って)T氏の立会いで再現した、写真付き調書の存在が今回指摘された

(C):「蒲田警察署で、目撃した状況を詳しく話をした」のが16日

熊八さんは、この(B)が、後で『言い逃れ』できるように、あえて「詳しく」というのを入れて検察側証人が偽証に当たらないよう、周到な準備をしているという事をおっしゃっているのだと思います。

でも、そもそもT氏の証言が偽証で訴えられる事はあるのでしょうか?

検察が偽証にならないように準備している/いないに関係無く、T氏が蒲田署に行って最初に名乗り出たやりは「1回だけ」だったように見えます。

ーーーーーーーーー
1422.○証人 そのとき痴漢の現場を見ていたので、自分の持っている情報が力になればという内容で話したと思います。
1423.○弁護人4 そうしたら、警察は何といいましたか。
1424.○証人 ちょっとどう答えたかは覚えてないです。
1425.○弁護人4 蒲田署には何回行きましたか。
1426.○証人 蒲田署には1回です。
1427.○弁護人 蒲田署には1回だけ。話をしていた時間はどのくらいですか。
1428.○証人 6~7時間だったと思います。
1429.○弁護人4 調書は何通とりましたか。
1430.○証人 1つです。
ーーーーーーーーー

これは何度見ても、電話で話をした翌日(16日)の出来事のように見えます。

仕事をしている15日に会社から電話したのなら、蒲田署に行くのは会社が終わってからということになります。

このT氏は、事件当日(13日)会社からまっすぐ帰って夜10時に電車に乗ったようなので、金曜日も同様でしょう。
普通なら、警察もそんな遅くに来てくれというよりも、「翌日に来てくれ」となると思います。

少なくとも、公判では「(電話をした)その翌日に蒲田署に行った」と、ハッキリと言っている以上、上記の

>蒲田署には1回です。(←出向いた回数)
>6~7時間だったと思います。(←話をした時間)
>1つです。(←調書)

私は公判での証言は、全て16日の前提での話だと思います。


問題となるのは、T氏立会いの「再現報告書」という書類が作成されたのが15日ということなのですが、警察署でマネキンを準備して、他にも警官を使ったりして「私はココ、女性はこのあたり」とかやりながら状況を撮影して、目撃した様子を話ながら事件の正式な報告書を作るのを

「翌日(16日)と含めて、警察に行ったのは一回」

という解釈(検察の言い訳)は、チョット無理がありすぎな気がします(笑)

素直に考えれば、この「再現報告書」を作ったからこそ、6~7時間かかったのだと思います。つまり「実は、警察に行ったのは15日の話」ということ。
そうなると、どうして16日にしなければならなかったのかという、別な疑問が出てきます。

(忙しくて、遅くまで仕事をしていたからこそ「事件を目撃した」ハズのT氏が、警察に出向くために「早退」するよりも、一日ずらして「休みの日の出来事」とする方が“自然”だと検察が思ったのかもしれません。)←2回公判当時の判断

やはり、偽証うんぬんではなく「電話した当日に行った」のを一日ずらさなければならない『検察の事情』がポイントだと思います。
2008/05/08(Thu)14:06:42 編集
★検察の小細工
NAME: 熊八
mojoさん、こんにちは。
ご指摘のように、検察側が小細工を行なった跡が各所に見られますよね。

mojoさんが言及されているもの以外では、第2回公判、T氏の証人尋問で、逮捕者が被害者に近づいて声をかけたシーンのあと約5分間もの話が、ごっそりとさりげなく飛ばされてしまったことも、検察の不審な小細工の一つに挙げられると思います。

(詳しくは私のブログをご参照ください。
 「飛ばされた5分間」
 ttp://livealot.exblog.jp/6844742/)

***

おっしゃるように、T証人が事件2日後9月15日に警察に出頭して、再現に立会い、再現報告書が作られていたことは隠されていましたね。

第2回公判での検察官とT証人とのやりとりを見ると、検察官が<9月15日のT証人の警察出頭>を意図的に隠した(隠させた)ことが容易にわかります。

(詳しくは私のブログをご参照ください。
 「隠されていたT証人の警察出頭・再現報告書」
 ttp://livealot.exblog.jp/6928887/)

秀逸だったのは、検察官の

>664.○検察官 実際、その後、あなたは蒲田警察署に出向いていって、刑事さんに事件を目撃した状況について詳しくお話をしたということがあったのですか。

という質問ですね。実は15日にも警察に行ったけれど、供述調書を取りながら≪詳しくお話をした≫のは16日だったので、≪詳しくお話をした≫のは16日だったと答えれば、偽証にはなりません。初めて警察に行ったのは何日か?とは尋ねられていないからです。
15日を隠すための、検察官の<工夫した質問>でした。

後のほうでT証人は、蒲田署に行ったのは1回、と言っていますが、2日連続で行ったことを「1回」と言えば、言えなくもありません。微妙なところですが、うまく偽証を避けているのではないかと思います。

***

ただ、T証人が本当は被害者の「前」に立っていたのだとすれば、真横から見ていたような公判での供述は、明らかな偽証だということになりますね。

警察・検察がT証人を目撃者として役立たせるために、犯人の犯行(つまり、犯人の手)が見えていたことにしようとして、「前」からではなく「横」から(しかも、ある程度様子を見渡せる距離から)見ていたことにしたのではないか、と私は推測しています。
URL 2008/05/07(Wed)16:08:47 編集
[No name] Re:検察の小細工
こんにちは。

熊八さんのサイトではとても細かく一つ一つ書いてくださっていますので
是非皆様一度訪問してみてください。
【2008/05/07 16:30】
★コロコロ変わる、検察とT氏
NAME: mojo
3月の控訴審において弁護側は、新たに重大な事件捏造の『疑惑』を提示しました。

検察が目撃者として準備したT氏の証言について

(1)(公判で9月16日に初めて出頭したハズなのに)
実はその前日の15日に、蒲田署内でマネキンや警官などを配置して、T氏本人の立会いのもと行った「再現報告書」という書類の存在。←T氏の偽証?

(2)(公判では「被害者の真横」からの目撃なのに)
このT氏が「事件直後」に友人に送ったとされるメールに
ーーーーーーーー
「今電車の中で痴漢が起こった。俺はほぼ確信できるような状況を目にしなが ら、女の子が自ら泣きながら訴えるまでその男を注意できなかった。 情けないよ自分が。何回か、女の子が前にいる俺の方を見たんだ。助けを求めるサインだったのに、そうじゃないかと思っていたのに、俺は結局単なる思い過ごしとして処理した。」
ーーーーーーーー
>訴えるまでその男を注意できなかった。
>女の子が前にいる俺の方を見たんだ。
>女 性が何回か自分の方を見た

これは、弁護団も指摘しているように「初期の供述と公判での証言の食い違い」を示しています。

つまり、検察は起訴する段階でのシナリオと、T氏のメールの内容や「再現報告書」での状況がどうしても合わなくなったから、この書類を隠すために、一日ずらして「16日に蒲田署に行った」と、検察側の都合でT氏に証言を“変更”させたのです。

(「16日」と検察官の質問に答えさせているので、わざとそう言わせたのでしょう。何も不都合が無ければ、T氏が15日と言えない事情は無いのだから。)

・被害者の証言は、当初から非公開としていた
・(植草さんの言い分とは無関係に)T氏の証言そのものの「矛盾」←これは私たちのブログで細かく検証しています。
・細かい鑑定を(あえて)しない『繊維鑑定』の結果
・事件とともに、植草さんを貶めるような『ウソの情報』を流したのは、現職の警察官
・ネットでは「警察関係者が書き込んで何が悪い」とウソぶくアンチさんの存在

今回の裁判の間に、「単なるチカン事件」の割には、これだけの「おかしな点」が出てきました。

仮に植草さんを陥れたい人物が「別に存在した」という話を仮定したとしても、少なくとも、事件の捜査を通して、

>検察や警察が「不審点」に気付かないハズはない

ということです。
つまり、植草さんが巻き込まれた騒動を客観的にみた場合「この事件はオカシイ」というのは、彼らも当然知っているのです。(それを押して、植草さんを犯人としなければならない、何らかの“事情”があるのでしょう。)

ーーーーーーーーーー
 現実に痴漢被害が存在したのなら、真犯人は場所を移動し、女性が声を挙げたのちの私の行動が誤解を招き、私が犯人であると誤認されてしまったということになる。弁護側が提出した再現DVDはこの仮説が十分に成り立ち得ることを鮮明に示した。誤認でなければ事件は謀略、捏造ということになる。
(「知られざる真実」P226)
ーーーーーーーーーー

>現実に痴漢被害が存在したのなら、・・・私が犯人であると誤認されてしまった
>誤認でなければ事件は謀略、捏造ということになる。

裁判では、(都合の悪い証拠を握りつぶせる立場の)検察が出す証拠に対しては「正しい/間違っている」という議論になります。つまり、被告の『無実の証明』は最後まで出て来ない。

したがって、検察が「お前が犯人だ」と決め付けている以上、そういう事実があったということも前提条件になり、それを否定するというのが『法廷戦術』として必要なのです。

つまり、本当に「何があったのか」という『真相の究明』するべき警察・検察が(週刊誌に中傷する情報をリークしたりして)植草さんを犯人視させるようなでっち上げをやっている以上、検察の主張は「一つひとつ細かい検証」をする必要があります。

(検察の主張の矛盾から目を離すと、事件の真相が見えなくなる)

仮に植草さんが真犯人だとしたら、冒頭の(1)や(2)のように、検察が「1日ずらして」事実を隠したり、「メールでは前なのに」横から見ていたように、事実とは違う主張をする必要は無いと思います。

このようにT氏の証言に「本当の事実では無い」内容が含まれているという事からも、検察が意図的に「事件を捏造している」というのは間違いないと思います。

そして、そもそも、「品川〜蒲田」までの車両での『騒ぎ』そのものが、目撃者T氏の言ったような内容ではなく、多分

・女性が声をあげた
  ↓
・その騒ぎで、近くにいた植草さんが(その場に居合わせて人に)拘束された
  ↓
・それぞれの証言を「かき集めて」シナリオを作りあげた
  ↓
・手には繊維が付着していなくて、焦って服やネクタイの「繊維鑑定」を追加で申請した

これが、一連の検察による『おかしな主張』になった原因だと思います。


T氏はメール文の最後で

>俺は結局単なる思い過ごしとして処理した。

でも、公判の証言では「途中から、痴漢だと確信した」と証言しています。
ーーーーーーー
430.○小出検察官 あなたとしては、痴漢行為だと確信したのに、なぜおじさんに注意したり、女子高生を助けたりしなかったのでしょうか。
431.○証人 注意したことで、相手が暴れしたりしたら嫌だなというふうには考えました。また、注意しても、女子高生の方が自分に賛同してくれなかったら困るなというふうにも考えました。
ーーーーーーーー

ここでも、検察官の質問に答える形なので「事前打ち合わせ」して、名乗り出た直後とは違う内容を答えた場面です。
2008/05/07(Wed)10:46:47 編集
[No name] Re:コロコロ変わる、検察とT氏
こんにちは。

15日付けの再現報告書があることは重大な問題だと思います。

16日に初めて出頭したとはっきりT証人は述べているのですから。

これだけでもT氏の証言がおかしいことは明らかです!

この話はもっと伝わらないといけませんよね。
【2008/05/07 16:29】
★「十分な情報」があって「正しい判断」が可能
NAME: mojo
植草さんの裁判には出てこなかったけど、事件直後の15日のスポーツ紙の記事の、

>警察に「嵌められた」と言っている

これって、誰が流したのでしょう?

少なくとも、蒲田署の誰かというのは間違いないけど、明らかに事実無根であり、前回の品川事件を意識した「悪い印象を与える」ことが目的だったのは間違いありません。

検察官の聴取での取り上げ方も解せないです。
(本によれば)報道を見て植草さんに聞いたようなのですが、供述調書じゃなく新聞記事で植草さんに質問したのでしょうか?
この検察官は、自分が得ている情報よりも詳しい供述の「嵌められた発言」が新聞に乗っている(リークされた)事に疑問は感じなかったのでしょうか?

(自分達でリークして、その記事を根拠に自白を強要するのは、よくあるパターンです。)

女性セブンやフライデーの「示談7回」の情報源が「検察関係」だということだから、もしかしたら今回も・・・(笑)

まぁ先日、女性セブンのほうは記事そのものが「事実無根」として謝罪記事を出すことで一応収まったので、そちらは別として「情報源」のほうは、事件の真相を知る上で大事だと思うので、さらに情報収集が必要です。



◎「十分な情報」とは?

さてさて、私たちにとって正確に真実を知るためには、それに合った「十分な情報」が必要だと思います。

天木直人さんの文章に、
ーーーーーーー
世論が間違った意見を持つとすれば、それは十分な情報が与えられていないからだ。正しい情報を与えられるのならば、世論はおおむね正しい判断をするものだ。それを信じるのが民主主義である
ーーーーーーー
こういう記述がありました。この文章は「世論調査」に関連した話ですが、この「世論」を「ムード」に変えれば、冤罪事件にもピッタリ当てはまります。

私は、判断に必要な情報を「正確に」与えられた場合、多くの人が「同じ結論に至る」と思っています。

逆に、私たちの判断を誤らせる要因として「一部だけを強調した情報」や「情緒面に強く訴える」ことで、ある程度「意図する方向に誘導可能」という事です。この際、大きな影響を与えるのが「報道=ジャーナリズム」だと思います。

(ネットでは、アンチが「誹謗・中傷」をひたすら行うのが「工作員」と呼ばれるのは、上記のようなメカニズムを知っている人にとっては一目瞭然でしょう。)

この天木直人さん文章の中には、さらに

>「権力そのものが悪だ」というジャーナリズム精神を忘れ、世論を見下している政治家や官僚のお友達であるかのようだ。

という記述があります。
現在「マスコミ批判」される理由の大部分が、マスコミの報道が「権力側に立った情報」を流しているように映るからだと思います。

この「権力そのものが悪」というのは、全くその通りで、どの時代、どのような政体(資本主義・共産主義などに関係無く)でも、そのときに「権力を持った者」が、まず指向するのが『情報をコントロール』することです。具体的には、

・情報を優先的に集まるようにする
・(取捨選択して)都合の良い情報を流す

<一歩すすんで、場合によっていは>
・(流す情報に合わせて)煽る騒動を起こす・・コレは、小泉政権で乱用された
・(都合の悪い情報は)事実を曲げて流す・・・ライブドアや、耐震偽装の関係者の不審死などが分かりやすい

「権力を持つ」というのは、仕組みとして情報が集まるようになっていて、それは時には、都合の悪いモノもあるでしょう。
「都合の良い情報は流したい」し「悪い情報は隠したい」と思うのは当然です。

◎「真実」の裏付け

このように「都合の良い情報だけ」を流そうとする権力に対して、真実かどうかのチェックをするのが『ジャーナリズム』だということだと思います。

例えば植草さんの事件でも、事件直後には、
(1)「現行犯」
(2)「民間人」
(3)「反対方向」
(4)「酔って覚えていない」

このような断片的な報道しかされませんでした。(全て、情報源は捜査機関から)でも、この程度の情報はむしろ権力(この場合は警視庁?)が“流したい”情報の範囲内です。これでは彼らの「広報・PR」の範囲です。上記の内容の検証として、

(1)→「どのようなシチュエーションで?」
(2)→「どのような人たちに?」
(3)→「どうして、その蒲田方面に乗った?」
(4)→「本当に(そのニュアンスの)言葉を言ったのか?」

このような追跡取材を独自にやった上で「(現時点で)事実として伝えるべき内容」を取捨選択する事が『ジャーナリズム』だと思います。

◎無責任なリーク

冤罪事件として後で問題になるのが、被疑者の「供述内容」で、これは裁判では、全く言っていないような事が、警察のリークで「大筋で認めている」と流されて、後日、矛盾が出ると、全て被疑者が裁判対策でウソを言っているように“正当化”する事もあります。

でも、これは「捜査の実情」から見れば、捜査官の側を疑うべきです。そもそも、供述調書は文章を捜査官が書いて、その記述を認めるなら「サインする」だけの被疑者の状態では「やっていない」という調書が残らないのは当たり前です。(そして、この時「高圧的」な取調べもあるので、本心かどうかが次に問題になる)

場合によっては「検察官の判断」で必要無しとして公表されない。つまり、ウソの発表をしても、いくらでも「モミ消せる」のです。でも「ウソを発表された被告側」は非常に不利な立場になります。

やはり「取調べの可視化」によって「きちんと調書に残っている」かどうかもチェックできる仕組みを作る必要があります。

◎「悪意?」それとも・・・

冒頭に述べたように、植草さんの場合「(酒に酔っていて)覚えていない」に続いて「警察に嵌められたと言っている」と報道されました。つまり「植草教授は、嵌められたと言っているよ」と蒲田署の誰かが記者に流したのです。

裁判で有罪・無罪とは関係無く、このような「ニセ情報」を流した人間は、それなりに責任を取るべきでしょう。ウソを流したという事は事実なのだから。

これは植草さんが、前回の品川事件も含めて、悪意を持つ人間によって貶められている証拠だと思います。

女性セブンの「ニセ記事」に関しては、その情報源が『検察関係者』だと公になりました。けど「(証拠そのものが無いから)出せない」という事で、結局、小学館だけが悪者になった形ですが、この場合「権力側のリーク」をもっと問題視しなければならないでしょう。

さらに、この「名誉毀損裁判で和解」を伝える毎日新聞の記事の書き方には、まるで「3回示談した(ように思わせる)」文章が問題になりました。

この場合、毎日新聞社としては、たとえ身内の「サンデー毎日」が裁判中とはいえ、ハッキリと

>小学館が、事実無根の記事に対し、慰謝料とともに『謝罪記事』を出す事で和解した。

このように書くべきだと思います。

毎日新聞が事実関係を「歪めて」伝えてしまった事は、この新聞社の評価が、むしろ「大衆紙(ゴシップ紙)」的な臭いを感じさせる結果につながり残念でなりません。我が国でも従来から一般紙というのは「ウソは書かない」と認知されていたので、その信頼を壊すことにつながります。

仮にもジャーナリズムや報道機関を標榜するならば、

・権力側の情報の(一方的な)垂れ流し
・偏った“価値観”での記事←身内に甘いとか

これは、戒めなければならないと思います。
2008/04/22(Tue)14:57:32 編集
★現代の「姥捨て山」
NAME: mojo
そういえば、「後期高齢者(姥捨て山)制度」って、最近、お年寄りの天引きなどがテレビで取材されていて、

>何で、こんな年寄りの無いお金から取ろうとするのか?

>「天引き後」の金額だけ“しか”書いて無いのはサギみたい。

>年寄りは死ねと言っているんだねぇ〜 ←これこそ『姥捨て山』

年金しか収入が無いお年寄りが、このように嘆いている映像を見ると、悲しくなってきます。


大量の「団塊の世代」の前に「絞り取れる制度」を作っておかなければならないという「お役所」の意図が実現した形です。

ところで、この、現代の「姥捨て山」を強引に作ったのは「小泉・竹中両氏」であり、竹中氏が「郵政民営化すれば、日本の未来はバラ色」と絶叫した「郵政選挙」で出て来た、多くの「小泉チルドレン」が野党の強い反対を無視して『強行採決』に賛成した結果です。

(作った人間の責任も、当然あるけど「考えたヤツ」は誰だ?)

それに加えて、つい最近まで、厚労省を初めとして「姥捨て山」を考え出した人たちは

>負担増になるのは「一部の高額所得者だけ」

と、説明していたようです。

イザ、制度が導入されて『混乱』しているのではなく、つい最近まで私たちは『騙されていた』ということです。

いずれ、天引きなどが始まればバレるのに、どうして?と思うのですが、やはり

>始まっちゃえば、ブツブツ言いながらも従うのが(バカな)国民だよ

「お上意識」というか、昔から、お役所の私たちに対する見方は変わらない。(そして、その言いなりになる「自民・公明」の政治家と支持者たちの無知さも実証されている。)


まぁ、メディアを含めて国民(特にお年寄り)が、いくら騒いでも「通しちゃったら、こちらのモノ」と思っているでしょうが、これは昨年の参議院選挙の『民意』が示すように、私たちが社会を変える事が可能なのです。

このような『悪法』は、一刻も早く廃止するべきだし、これに関しては民主党を初め野党はみんな「廃止法案」を出すようです。


(姥捨て山で分かるように)弱者に苦しみを強いる小泉政権の方針を批判していた人たち(植草さんや森田実さん、あと「イラク戦争」で政権批判で外務省を辞職された天木さん、他)の主張に、改めて耳を傾けるべきだと思います。

今回の「後期高齢者医療制度」目先の名前を変えて「長寿医療制度」というのは、苦笑させられますが、この制度、最も正確な呼び名は、やはり『姥捨て山』だと思います。


◎物語での「姥捨て山」

「姥捨て山」のお話のほうは、映画の「楢山節考」などは「親子愛」を中心に描いてあったと記憶しますが、元々は仏教説話が基になっているハズです。(まんが「日本昔ばなし」のほうが、それに近いかも。)
後半が少し違っているので、ご紹介します。

ーーーーーーーー
(母親が、捨てなければならない年齢になって、山に捨てに行き)
山から戻るときに、母親を背負ってきたハシゴを捨てようとした時に、その息子の子ども(つまり小さな孫)が、ハシゴを持って帰ろうとしているのを見て、

息子)もう、ハシゴは要らないから捨てろ

孫)イヤ、おっとうを“捨てる時”に必要になるだろ

息子)・・(ゾゾ〜ッ)・・・

そして、息子は母親の所に戻った。
ーーーーーーー

というような話だったと思います。



いずれは『我が身』ですね。
2008/04/18(Fri)10:50:45 編集
[No name] Re:現代の「姥捨て山」
こんにちは。
この後期高齢者制度、心底頭にきます!
よくもまぁ、ずっとずっと日本を支えて作り上げてきたお年寄りに対し、
こんなクズ制度に従えと言えるものです。
私の両親・祖母もこれに該当する年齢の年金生活者です。
この制度だけは本当に頭にきます。
【2008/04/18 11:18】
★JANJANで、詳細な傍聴記が・・・
NAME: mojo
今、気付いたので、こちらにご紹介しておきます。

「「控訴棄却判決は不当」植草被告が上告へ」
ttp://www.news.janjan.jp/living/0804/0804165053/1.php

ひらのさん本人は直接傍聴できなかったようで、傍聴した方のお話のようです。

>その方のお話によると、田中康郎裁判長の声が非常に小さく聞き取りにくかったとのことでした。

この「声が小さかった」というのは、一審の神坂裁判長の時と同じですね。

けど、不思議です。この裁判官、テレビの映像では、そんな神経質なタイプには見えなかったのですが???
2008/04/17(Thu)12:28:34 編集
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