DATE : 2007/04/16 (Mon)
3月28日に出廷した逮捕者は植草氏を押えた時の状況をこう話している。
女性の声がして振り向いた。
自分は行為自体は見ていない。
女性が抗議しているのは植草氏に対してだと思ったし、植草氏だけ浮いているように見えたので犯人だと思って取り押さえた。
(弁護士さんの質問で女性は抗議しているとき、振りかえっていたが、女性の視線の先は見えたのですか?との質問に見えてはいないと言っている)
こういう立場の人が植草氏が『女性と話をさせてください』といった時に拒むという事をしても良いのかどうかが私は疑問だ。
痴漢に間違われた時など、よく聞くのが、名刺など身分を証明できるものを渡し、逃げも隠れもしないという事を明らかにして一旦その場から立ち去り、後に話し合う機会を持つべきだという事だ。
とにかく間違いであれば、警察に行ってしまった時点で犯人にされてしまう可能性が極めて高い。
痴漢冤罪事件の多くの被害者の訴えを書いた本を読むと
警察は被害者と話をさせてもくれなければ、無実の訴えをまともに聞くこともないだろうと確信を持てる。
そういう事を知ってか知らずか、この逮捕者は植草氏に女性と一切話をさせなかった・・・。
実際、行為を見ていない逮捕者であれば尚更、取り押さえて話もさせないというのはいかがなものか。
自分も見ていて間違いないと言うのであれば問答無用というのもわからないでもないけれど・・・。
警察が全く公正に『調べ』をするのであれば問題はない。
しかし、植草氏の取調べ又は富山の冤罪事件の状況を聞いていると、そうではないのです。
容疑をかけられてしまった人が無実であるかどうか逮捕者が知らない場合、
間違いがないのかどうか・せめて話し合いの機会を奪うという事が無いように配慮もするべきだったと思う。
この人は男性。
もし自分が間違えられ、見てもいない第三者に押さえつけられ、話すらさせてもらえないまま警察へ連行されたらどう思うだろう。責めているのではなく、自分に置き換えた場合も正しかった思えるだろうかと思って。
DATE : 2007/04/15 (Sun)
青色獣毛繊維(ウールだと思いますという鑑定人の証言アリ)で、
さえた青色だとか・明るいとか・強いとかいう表現で表されています。(公判で鑑定人が実際そう言っている)
冴えた青色とかっていう表現自体がとっても曖昧だと思いませんか?この色!と特定するものではない。
何種類の青色の中から似ているなどと判断したのか、弁護士さんがそれを聞いた質問にも証人になった鑑定人ははっきり答えなかったようです。
冴えたと感じるには個人差があるし、明るいと感じるにも個人差があるでしょう。
要するに鑑定する人で差が出てしまうような科学捜査とは名ばかりの鑑定ではないか。
植草氏の時に行われたこの繊維鑑定というのは200倍程度に拡大した顕微鏡写真で似ているか似ていないかの鑑定をするものです。
【科学捜査】とは個人的に感じる見た目の似てる似てないで判断するものではない。
顕微鏡の拡大写真で見て似てるなと(個人的に)思ったら類似と言っちゃっていいでしょうか?
違うと思うなぁ。
サリンの事件の時、どこかの大学教授がサリンを同定するにはガスクロマトグラフィーという分析器を使って分析し、分析結果のグラフのピークが一致するかしないかでなんのガスか特定すると言っていた。
これなら科学捜査でしょう。
人の勘に頼らない科学分析だと思います。
植草氏の事件の繊維鑑定に出された鑑定結果はどう考えても科学的でない。
民間の繊維を扱う企業ならもっと精密で【科学的な】鑑定結果が出せるはずだと思う。
しかし、いつものことながら、植草一秀氏の事件を伝える一部の報道機関の悪意と意図的な印象操作が目に付きます。
DATE : 2007/04/14 (Sat)
それを見てここに来ている方も多いと思う。
初めて植草氏の事件の繊維鑑定の事を知る方も多いかと思うので、改めて。
教えていただいたサイトによると、
鑑定は特殊なテープを使い、容疑者の両手の指の表裏、手のひらと甲から付着物を採取する。
被害者からもスカートやズボン、下着などを提出してもらい、同種の繊維がないか顕微鏡などで調べる。
汗の有無や繊維の質にもよるが、一般的に軽く触れた程度では繊維は付着しにくく、
一定時間こすったりつかんだりした場合に付くことが多いという。
との事だ。
植草氏が被害者といわれる女性とくっついていたという検察側の言い分が正しいのであれば
当然植草氏のスーツには被害者と言われる女性の洋服の繊維がついているはずである。
2分間もその状態が続いたのであればついてないほうがおかしいはずだ。
それなのに、植草氏のスーツの鑑定結果を提出しないのはなぜだろう。
検察は自らの主張を証明したくないのだろうか?変ですね。
植草氏の繊維鑑定は以前にも書いたようにスカートを作っている4種類ある繊維の内の1種類に似たものが3本あったと言われているが、この一種類の繊維は青色をしたウールだと思われるとの事。
京急職員の制服の繊維も青色でウール混であることから、植草氏と2度もとっくみあいになった京急職員の繊維である可能性が高いのだ。
それに、4種類の繊維はほぼ同程度(ほぼ4分の1づつ)にスカートに含まれているそうなので、その中の1種類だけが(それもたった3本)見つかるというのは不自然極まりない話です。
今日は初めて見てくださる方が多いかなと思ったので以前にも書いたことですが、書かせてもらいました。
警察は身内の科学捜査が優秀だと言いたいのでしょうが、植草氏の事件の繊維鑑定の話を傍聴した方から聞き、これほど杜撰なものかとあきれるばかりです。
鑑定には素人の裁判官も『太さが違うように見えますが・・・』と質問していたようですしね。
ほとんど植草氏の言い分を伝えないマスコミ報道だけを聞いて信じてしまわないで下さい。
旧ブログにもたくさん書いていますので一度読んでみてくださいね。
DATE : 2007/04/10 (Tue)
乗り降りの時間も考えて10:17分台には蒲田駅に到着していると思います。
この間の逮捕者の証言と青木という警官の証言をあわせると、
蒲田駅に着いてから駅員を呼んできてもらい、
↓
駅員と一緒に駅事務室に行き、
↓
110番通報し、
↓
警邏中のパトカーに無線で指令が入ったのが10:21分。
たった3~4分間でこれだけの事ができるのでしょうか。
この事件の不自然に思える点のひとつでもあると思います。
もう一人の逮捕者・駅員を証人申請すればまた食い違う話が出てきそうです。
植草氏は女性と話をさせて欲しいと何度も言っていた。
駅員を呼んできてもうのにも時間がかかる。話をさせて欲しいと言っている植草氏を駅事務室まで連れて行くのだけでもかなりな時間が経過するように思う。
どうも辻褄が合わないことが多すぎませんか?この事件。
目撃者といい、警官の証言といい・・・。
もちろん真犯人が居て、植草氏は間違えられたのかもしれない。
でも、ただの人違いではここまで不自然な点が多数あることは無いだろうとも思う。
植草氏が作成した再現映像でも出てきたように、真犯人が居るとすればその人が植草氏を陥れた犯人である可能性が高いのではないだろうか。
駅員を呼んでくるまでの間、どのくらいの時間だったのか、駅ホームにいた人も目撃者は多数いるはず。
話を聞いてみたい。
2ちゃんねるにこれ書いた人は見てるんですけどね。
718 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/09/13(水) 22:25:22 ID:L40cmLr6O
たったいま京急蒲田で痴漢タイホ
高校生泣いてる。
言葉じりといえば言葉じりなのかもしれないけれど、泣いて『いる』と書いてるのは今そこでその騒ぎを見てるんじゃないのかな。泣いているのを見てるなら25分にはまだホームに居たんじゃないのかな。
この時間にはまだ警察は駅に来てないはずですし、(警察が来たのは10:30)
書き込まれた時間からすると警察が来てから警察署へ行くときの様子を書いたのではないだろう。
事務室に入ってしまっていれば泣いて『いた』と書くんじゃないかなぁ。
これはなんの証拠にもならないけれど、21分にパトカーにまで連絡が行っているのは早すぎる気がします。
DATE : 2007/04/09 (Mon)
植草氏から当時(13日)駅で電車の中で『不快感をあたえるような行為をしました』などという発言があったと、駆けつけたとされる青木警察官が証言した。公判で証言したものだ。
しかしこれは繰り返し書くが、全くの嘘だ。
植草一秀氏はもちろんこんな言葉は言っていないと証言しているし、認めるような発言も13日以降一度たりともしていない。
しかし、言った言わないでは単なる水掛け論と思う人も多くいるでしょう。
なので、初期の報道を見てみる。
9月14日昼前から15日以降~と植草氏の巻き込まれた事件が報道された。
14日時点ではそれほど詳細なものはなく、概要というか逮捕という事実を伝える程度のものだった。
15日(14日深夜)になり詳細が伝えられ始める。
その中に全く、植草氏が『認めている』というリークは一切ないのだ。
本人の認否は当然報道されており、『否認している』と全ての新聞が報道している。
事件の認否は最重要で、この事を警察が誤ってマスコミに伝えることはないだろう。
駅で一時認めていたなどと報道され始めるのは起訴が決まってからなのです。
この『女性に不快感を与えるような行為をした』発言は、起訴までの間に意図的に付け加えられたものであることが容易に想像できる。
これは植草一秀氏の言うとおり全くの捏造だと考えられる。
植草氏はこの間の公判で、この件について、
『接見禁止についての検察からの準抗告の書面を見て、その書類(認めていたと書かれている)があることを知り驚きました。』と話されています。
今、他の事件でも騒がれている警察の証拠捏造体質そのままではないだろうか。
まったく学習する気も反省する気もない態度に恥を知れと言いたい。
捏造したという証拠が無ければいつまでもこのような事を続けていいとでも思っているのか。
裁判所はこの警官の証言に信憑性がない事を見落としてはならないし、こういうことは厳しく追及してももらいたい。
書類をいくら捏造して辻褄を合わせても、あの話はあとからつけ加えられたものだという事は明白だ。
それに触れないでは、裁判所の存在する価値がどこにも見出せないではないか。